182 【身内】白粉花の村
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…は、え? おい、…大丈夫なのか。
[突然のことにそれなりに慌てながら、一度腰を上げて器具の並ぶ棚へと向かう。 患者の粗相には慣れてはいる。内心では毎度、露骨に顔を歪めてはいたのだけれど。 それでも弟が吐き出すものは、――正しく言うならば、共に吐露されるかもしれない内心やら感情やら、そういった未知の汚い部分は、純粋に見てみたい、とは、思った。]
…貧血、かもしれない。 だから言っただろ、馬鹿。
[名前を呼びながら、結局は盥を持って戻る。余裕があるようならば、そのまま診療室内のシンクへと誘導するのでも良い。 医者として冷静に分析した吐き気の原因は、的外れだっかも知れないけれど。丸められた背に手を当てて、俯く顔を覗き込んで。]
(77) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
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……、無理させて悪かったよ。
[傷つけるのは本意ではない、と。どこか罰の悪い心地で、揺れる身体に小さく声を掛けた。 震える手に目を遣りながら、ゆっくりと冷めてゆく頭で、らしくもなく感情的になった自分を恥じる。
情緒不安定にさえ思える弟に何も口出しできないくらいには、ずいぶんと、みっともない程に揺さぶられた自覚はあった。 弟の背に置いた手とは逆の手で、ついでに自分も落ち着かせるように額を押さえながら。]
(…これじゃあ、続きを聞けなくなったじゃないか)
[それでも未だ残る不満に、小さく嘆息した。]
(78) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
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/* だからなんで三喉になるんだよおおお三喉ってなんだよおおおはずかしい
(-83) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
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/* あ、マリさんになってる…
(-84) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
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――誰? [強い視線を感じた彼女は振り返ると気配の持ち主に呼びかけた。 搾り出すような小さな声>>75は距離の離れた彼女の耳には届かなかったけれど。]
あれは…絵本のセンセ? それと…背中には…
[離れて見えたその儚げな姿に、先程交わした杯を思い出す。 部屋での一件を思い出し、拳の内側にガーゼが巻かれた人差し指をにきゅ と握りこむ。]
(見られた…かしら?)
[普段なら特に気にはしなかっただろうが、一際純真な心を持つ少女にはどういう風に捉えられただろう。 穢い、と思われてしまっただろうか、ただそれが心配で拳の内側に長く伸びた爪を突き立てる]
(79) 2014/07/01(Tue) 02時頃
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[茶化すように言われた問いには、そんな柄じゃないけどね、なんて軽く答えて。不意に呼び捨てで呼ばれたことに、彼女に気付かれないように満足そうに笑った。きっと、無意識なのだろう。]
……楽しいよ?大切な人もいるしね
[今が楽しくないみたい。その返答には少し喉を詰まらせたけれど、普通に答えられただろうか。楽しいと思わないと、自分はやってけないのだ。 部屋の位置を告げられれば、了解!と明るく応えて思考を振り払った。
背中に押し付けられた新たな体温を感じ、やっぱり眠いのかなあなんて呑気に考えていれば。小さく呟かれた謝罪の言葉に眉を顰めた。 随分と距離の近い男女は視界には入っていたけれど、自分には関係ないやと一蹴していた。その一方がローズマリーだとは気付いていなかったのだけれど。]
彼がーー君の王子様?
[レティーシャの意識が彼らに向かっているのに気付いて、思わず口に出た言葉。謝罪の理由は分からないし、踏み込んではいけない問題だったか、と言ってから若干の後悔はあったけれど。 歩みを止めることはなかったけれど、彼女が求めるならばそちらに向かうことは厭わないだろう。]
(80) 2014/07/01(Tue) 02時半頃
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ーーそんなんじゃ、ないよ。
[彼の問いに首を横に振れば否定の言葉を声が震えないように注意しながらぽつり、と述べて彼>>80が見ているわけでもないのに笑みを浮かべた。 これ以上醜態を晒さないように、と偽りの笑みを浮かべると心が麻痺していくようで。ののまま感情を失ってしまえたらどんなに楽だろう、と考える。]
王子様が居たとしてもさ、 幸せになれるとは限らないじゃない?
無条件に自分がお姫様だなんて思っちゃいけないよねぇ……。 他にお姫様は何処かにいて、自分はその召使いかもしれないのにさ。
[そんな嫌な勘違いをするくらいなら、王子様を求めてはいけないんだ、と心の中で続ける。]
(81) 2014/07/01(Tue) 03時頃
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いい加減、現実見なくちゃだね。
[自分は病人で、いつ死ぬか分からないのに王子様を探している暇なんてない。仮にそんな人が出来たとして、死ぬ時に悲しませてしまうのは酷すぎるだろう。
気持ちを切り替えるように、ぺしぺしと頬を叩くと、彼に大丈夫、今は部屋に帰りたいな、と伝える。既に酔いは覚めてきていて、帰ろうと思えば自力で帰れたと思うが、なんとなく1人になりたくなくてぎゅう、と彼の服を掴んだ。]
お幸せにっ!
[声>>79が聞こえて、マリーを見つめれば張り付いた笑顔のまま一言言葉を投げ掛けて、すぐに顔を逸らす。これ以上、なんて声をかければいいのか、どんな表情をして話せばいいのか分からなくて、これ以上彼女が心に踏み込んで来ないことを密かに祈った。]
(82) 2014/07/01(Tue) 03時頃
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/* ×ののまま ⚪︎このまま
(-85) 2014/07/01(Tue) 03時頃
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[投げ捨てた眼鏡が隔たりを失わせて視線が直に注がれる。 邪魔臭いと感じていたそれが奪い取れた事に一瞬すっきりもしたけど。 失敗した。今はひどく居心地が悪い。]
――――…いやだ、
やだ。
[沸き上がった血液が鈍らせた思考は、今度は途端に冷えていく。 どろどろぐるぐる、渦巻いていた感情が落ち着いてしまえば最後に残るのはきもちわるい後味だけだ。 急激に下がる体温は、それはそれで、頭の中を白くさせはしたけど。
聞いてやる>>76、なんて冗談じゃない。聞かれてたまるか。 腰を屈めて俯きながらも、相手との距離が微妙に縮まったのはなんとなく感じて。再び口許を覆った掌の下で、吐き気も、感情も、押し留めるように強く唇を噛み締めた。]
(83) 2014/07/01(Tue) 03時頃
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…だ、いじょぶな、わけないだろ、
[こみあがる嘔吐感に朦朧とする中で、大丈夫かなんて声だけを辛うじて聴きとる。本当は何かを探しに歩く音も、苦言めいた小言も耳には届いているんだけど。ぼやけた頭はそれをうまく知覚できずに容易にすり抜けてく。
血の気が失せて青褪めた顔を覗き込まれると、今頃気付きでもしたみたいに、背中に伸びる腕>>77を力なく払った。払う、なんて言えるほどの動きが出来たかは分からないけど。]
うるさいな…、
[謝られると余計に惨めになる。 自分でも聞き取れるかすら曖昧な微かな悪態を零して、のろりと立ち上がる。こんな時の世話までされるなんて、絶対に御免だ。一歩足を踏み出すのにも、ひどく倦怠感を覚えるけど、そのまま室内のシンクの前へと向かった。]
(84) 2014/07/01(Tue) 03時頃
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えっ?ち、違…
[空中を飛んできた祝福の言葉>>82に、彼女は狼狽する。 どのような誤解を招いたかは、その一言から明確であった。]
(…そう、思っちゃう? 本当に、心が綺麗なんだから…)
[近づく事なくもそもそと動く影から、己の人差し指に視線を移す。 白衣の感触、少女の温もり、猫耳の彼を拒んだ手つき。 真っ白なガーゼにじわり と赤い染みが滲むのを確認すれば、その開いた傷口をぎゅ と押える]
(85) 2014/07/01(Tue) 03時半頃
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[ぎり、ぎり。 胸に強い圧迫感。 思わず掌で押えたくなるそれは「痛み」なのかすら解らなく。 カラダ だけではなく ココロ の痛みまで麻痺してしまった自分を呪う]
…いえ、逃げてるだけ、ね。
[麻痺しているのではない。ココロは正常に痛い。 それが出来なければ「人間」ではなくただの「獣」だ]
(86) 2014/07/01(Tue) 04時頃
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……またそれか。 結局どうしたいんだよ、おまえは。
[繰り返される拙い拒否の言葉>>83に、荒げていた息をやれやれ、と吐き出した。 咎めておいて、求めるようなことも言っておいて、けれど伝えるのを拒まれたんじゃあ、何もしようがない。 相手はここにきて、なせだかずいぶんと取り乱しているようだけれど。それに反するように、沸騰していた思考はだいぶ落ち着いていた。]
…それなら。 僕のやりたいようにやる、から。
[結局、そんな勝手な結論を出す。 相手がそうならば、此方だって。つけ込むような自分本位の案を口にして、クリアになった視界で弟を見た。
どうしてこうも上手くいかないのかと、眼鏡のブリッジを押し上げようとして、その指はそのまま額に当たる。 そもそも上手くやろうとしているのか、それすらも理解らないけれど。 薄らと世界を覆っていたレンズの色がなくなっても、それでもまだ、見たいものは何も見えてはこなかった。]
(87) 2014/07/01(Tue) 04時半頃
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あ、…おい、ガーディ、
[弱々しく振り払われた腕>>84は、そのまま背から退かされる。 ゆっくりとベッドを離れる背中に、離れる直前な聞こえた悪態に、再び眉を寄せることは止められなかった。]
大丈夫なわけない、? …なら、なおさらだろ。
[とにかく反論しておきたかったのか、ろくに推敲せずに吐き出したのか、どちらとも取れないその言葉は、何の拒否にもなっていない。 覚束ない足取りで移動する弟に追いつくことは容易かっただろうか。 食事すらろくに摂っているか怪しい、成長の遅い背に近付けば、歩みを妨げない程度にその身体を支えただろう。]
"医者"の言うことくらい、…ちゃんと聞けよ。
[それが望まれていなかったとしても、きっと関係なんてない。兄である前に、自分は"医者"であるのだから。 敢えて口に出して、それを口実にする。一連の行為がその枠を外れていることくらい、とっくに気付いてはいたけれど。
先駆けて蛇口に手を掛けて、ぐるりと捻る。 一気に溢れ出した水音は、どこか異様な室内の空気を払拭するには至らなかった。 今度は先よりもやや強引に、その背に手を当てる。言葉が届かなくても、行動くらいは伝わるだろうと。]
(88) 2014/07/01(Tue) 04時半頃
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/* セシル調子に乗り出したなあと!おもう! 弟くん退院になったらきっとぼろぼろになるから(優越感得て自分を確立させるための捌け口)いまだけ…いまだけ……
(-86) 2014/07/01(Tue) 04時半頃
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/* にしても修羅場はやっぱり修羅場でしたこわい…この村の女の子こわい……
(-87) 2014/07/01(Tue) 04時半頃
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/* ディン君にあいたすぎてつらい見舞いに!!いきたい!!くそうつらい!!!けど見舞いに行ったら怯えるんだろうなすげー楽しみはぁディン君尊い
(-88) 2014/07/01(Tue) 05時半頃
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/* そろそろ私の尊いコールが始まる時間帯ですかね…尊い;;;;;
(-89) 2014/07/01(Tue) 05時半頃
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/* 私の灰って大抵序盤静かで中盤辺りからすげー荒ぶるよな。。 引かれない程度に荒ぶろう初対面の人もいるんだ(言い聞かせ
いやでもこれヤニクズすぎて初対面の人からの印象すっげ怖くて震えてる
(-90) 2014/07/01(Tue) 05時半頃
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やにくせんせい、
[ふとかけられた声に顔を上げれば、 そこには優しい彼。 いつも柔らかな笑顔で回診をしてくれて、時間があったら絵本も読んでくれる彼に思わず笑顔になる。]
…いいのか?
[そんな彼が食事をご馳走してくれる>>72とあれば答えない手は無い。 嬉しそうな声を上げて、彼の後をついて行く]
(89) 2014/07/01(Tue) 06時頃
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/* だっだめだそいつはだめだデメちゃん
(-91) 2014/07/01(Tue) 06時半頃
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/* 猫耳はもげろ
(-92) 2014/07/01(Tue) 06時半頃
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えぇ、勿論ですよ。
[くるり、と此方を見上げた瞳>>89に、いつものように微笑み返しながら。嬉しそうな声でそう言われれば、決して悪い気はしない。 カラカラ、ペタペタ。点滴を引く彼女の速さに合わせるように歩く速度を緩めながら、共に食堂へと入っていく]
それでは、今日は何にしますか。 俺は…そうですね、オムライスにしましょうか。
[メニューの書かれた看板の前に立ち、傍らの少女に尋ねてみる。 日によって少しずつ変わるこの食堂のメニューが、医者にとって楽しみの一つではあった。 オムライスにした理由は、先日猫耳フードの青年と、禁酒の言いつけを破った少女の食べていたオムライスが中々に美味しそうだったからだろうか。 彼女が食べたい物を伝えれば、医者はその通りに。そして彼女と共に、料理を持ってテーブルについたであろう。
チラリ、と自分よりも背の低い少女の頭を見下ろして。青い鳥を想う、絵本の好きな彼女は、今日は絵本を持ってはいないのだろうか]
(90) 2014/07/01(Tue) 08時頃
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/*セットできてなかった!!!! あぶねー…確認してよかった……
(-93) 2014/07/01(Tue) 08時頃
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[そろそろ発つ時だろうという時刻。 ひっそりとセシルの部屋の扉の下に、便箋を差し込んだ。 柄にも無く書かれた手紙など、どう思われるだろうか。朝顔の約束を思えばそんなことは些細であったけれど]
[朝顔と同じように職員に促され、外に出た際の光の眩しさに顔を伏せる。
車に乗り込むと、嫌味嫌い続けてきたこの病院も名残惜しく感じるもので、発進した車の窓から過ぎ行く建物を木々が覆うまで目で追いかけてしまった。
これで僕の病気も終わるのか。 不安の中に、そういう希望もあって。]
(91) 2014/07/01(Tue) 08時半頃
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"ーーー拝啓
セシル先生。 僕の病気は治療できる見込みがあるらしい。 唐突にも、転院することになった。 ここから出れて清々する。
病気が治れば、外に出られるだろうか。 街にも学校にも遊園地にも、行けるようになるかも知れないな。
悪いとは思うが、一つ頼まれてくれ。 中庭の花壇に朝顔の種を植えた。それの世話を頼みたい。 いつか外に出られるようになれば、その押花を受け取りに行きたい。 お前にこの頼み事を飲む義理は無いが。
最後に。 先生には感謝している。 またどこかで。
オスカー"
(92) 2014/07/01(Tue) 08時半頃
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/* 恥ずかしい(ウルトラ真顔
(-94) 2014/07/01(Tue) 08時半頃
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でめてるもそうする、
[少し背伸びをして、彼と同じものが食べたい事を伝えた。 そして、テーブルの目の前に置かれた黄色と赤のコントラストが美しいオムライスに少し目を輝かせ。
いただきます、といえばそのままスプーンでそれを掬って食べ始めた。 もぐもぐ、と咀嚼している最中に自分の手元などを見ているやにくせんせいに気がつけば、ゆるりと首を傾げて]
なにか、ついているか?
(93) 2014/07/01(Tue) 09時頃
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[僅かに背伸びをし、希望を伝える彼女>>93にニコリと頷けば、二人分のオムライスの注文を済ませる。 料理を受け取り程なくして始まった食事の最中、此方の視線に気付いたのか小さく首を傾げる少女の手元を軽く指しながら]
今日は絵本をお持ちで無いんですね。 美味しいですか、オムライス。
[回診の時には、何度か彼女に絵本を読んだ事もあっただろうか。 病室の外で見かけた時も、絵本を持っていることも度々あったように思う。 一口、二口。スプーンを口へと運びながら、揺れる長い髪を見つめてそう問うた]
(94) 2014/07/01(Tue) 09時頃
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