30 ─今夜、薔薇の木の下で。
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[心から笑う事が出来そうにないと言う事実に、翳る心。 ディーンの声で振り返る。ロビン──そう、立ち上がっているロビンだ。先刻までは閉じられていた大きな瞳は開かれ、人形のようにカールした睫毛がやけにハッキリと見える。状況が動いた事に安堵している自分を見付けた。]
──…ロビン。 トニーを眠りの世界へ連れて行ったのは、君?
(160) 2010/09/09(Thu) 23時半頃
|
|
だ、い じょう ぶ、
[熱い息を殺して、食い縛った歯の間からディーンに向かって制止の言葉を搾り出す。]
誰にも、渡さないから、 これは、僕が欲しがったものだから、
[ぞわぞわと背に向かって蔓を伸ばす茨に抗するように、いっそう強く己を抱く。]
(161) 2010/09/09(Thu) 23時半頃
|
|
[赤い獣は足掻く。 絡みつく茨の棘が食い込もうとも、待つものが居るから。
されど、彼はいまだ気付かぬ。 その身を戒めるのは自己嫌悪と罪悪感の有刺鉄線。]
「同じ、だね。」
[いつかと同じ声が聞こえた気がした。」
(+47) 2010/09/09(Thu) 23時半頃
|
|
と、にー ?
[ラルフの問いが何を示しているのか、一瞬分からなかった。 ややあって、ああ――と呟いた。]
つれていこうと思って、したんじゃない、 僕は、
[ただ、彼が欲しかっただけだ。 だが、トニーが目覚めないなら結果的に同じことなのだ、と悟り口を噤んだ。]
(162) 2010/09/09(Thu) 23時半頃
|
ロビンは、白い額にじっとりと汗が浮かんで流れ落ちる。
2010/09/09(Thu) 23時半頃
|
[華奢な手首に食い込む有刺鉄線を見せて、ユーリィは涙目で笑う。]
「ほら、一緒だよ。痛くて身動きが取れないんだ。
こういう所が似てるから…だから君を選んだのかもしれないね。」
(+48) 2010/09/09(Thu) 23時半頃
|
フィリップは、薄く翡翠の色を開いて、見つめるのは痕をつけた後輩の姿。
2010/09/09(Thu) 23時半頃
|
[制止の言葉に、伸ばしかけた手を反射的に引く。]
……、……―――
[かける言葉が見つからないのは、彼の性癖を識っているからというのも有。 そして、トニーも眠りの世界に在るのだと、識ったからでも有。]
トニーも、起こしに行こう。 ロビンが望むなら、トニーも起きるのではないかね。
[流れ出る汗を拭うこともできず、結局そんな慰めのような言葉しか探すことができなかった。]
(163) 2010/09/09(Thu) 23時半頃
|
|
─ 医務室 ─ まだ苦しいのかい、先輩?
[自分がした事に、どれくらい意味があるのかわからないまま、小さく声を漏らすフィリップに、そう問いかける。]
嫌じゃなかったら
[フィリップの手を取って、]
こうしてていいかな。 何だか、のぼせちまったみたいなんだ。
[自分の上気した頬に、ひんやりしたその手を押し当てた。]
(164) 2010/09/09(Thu) 23時半頃
|
|
君を信じて、待ってるよ。 ──…ディーン。
[笑みを保つ事は今の自分には難しい。 けれども、決めた事だけは伝えなくてはと、明瞭な声で答えた。 夫々の言葉に返ってくるロビンの答えに想う事は、あちら側へ連れて行かない事の意味。それはラルフの知らないドナルドの選択でもあるのだが。]
此処で待ってる。
(165) 2010/09/09(Thu) 23時半頃
|
|
[何時の間にか傾き始める太陽。 西から射し込む光の暑さに、ロビンの物とは異なる単純な汗が薄く肌に滲む。 はり付く前髪をかきあげて、首を傾ける。ベネットは医務室で待っていてくれているだろうか。遅いと不安に成り始めてはいないだろうかと。]
(166) 2010/09/10(Fri) 00時頃
|
|
―医務室―
…なんか、少し…楽になった。
[何が理由なのかはわからない、けれども。 呼気は熱いまま、しかしその香は先程より少し薄れて。 血の気少し失せてひやりと冷たい手を取られても それを拒むことはない。 じんと、熱いルーカスの頬に触れると指先が その頬を包むようにやわく動いて。]
――…ル、カスは…さ。 今、…苦しく ない…?
見てることしか、できなかったの。
[先程聴いた彼の話、蒼薔薇を胸に刻む人の話。 それは恋情だったのか、それとも違う想いなのか。 その手首の蒼は届かなくなった想いに痛まないのかと、 そう訊いて。]
(167) 2010/09/10(Fri) 00時頃
|
|
流石にさ、痛いのが気持ち良いからって言ってもこれはさ……
気持ち良くないよ。
[ざわざわと己が浸食されていく感覚は。]
(-50) 2010/09/10(Fri) 00時頃
|
|
[壊し壊されたかったのは本当。種を渡したかったわけでないのに 結局は、一番近くて、遠くて。大事な相手。 身を巣くう呪いの種を結果的に渡してしまうことになったことは 申し訳なく。でも―――…。]
お前で、良かった―――…。
[お前が封じ込めると言ってくれて、ある意味種を壊してくれて。 自分で出来なくてお前に任せることになってしまったのは――…]
すまん……。
[俺の肩代わりさせて。思えば、最初の種を蒔かせる水を与えたのは ―ユーリィに恋心を抱かせるような助けを差し出した―のは …――俺だ。それを思えば、俺が刈り取るべきだったのに。 俺が耐え切れなくて、すまんと。]
……本当に、莫、迦、だよな。
[俺たちは―――…。 やっぱり似すぎてる―――…。]
(+49) 2010/09/10(Fri) 00時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/10(Fri) 00時頃
|
や だな、これ…… ほんとに、気持ち 好く ない。
[強がるように唇が笑いの形を作る。 「トニーも起こしに行こう」と言われれば、くくっと喉を鳴らし、]
……きらわれた、かも ね? でも、いいよ、それでも。
(168) 2010/09/10(Fri) 00時頃
|
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/10(Fri) 00時頃
|
嗚呼、待っててくれ。
[ラルフに何度でも謂うのは、謂うことで戻ってくるのだと己に言い聞かすように。]
―――……話してみないと判らないだろ。 私も、話さなかったから勘違いしていたこともあるからな。
[強がるロビンに告げる言葉で思い浮かぶのは、プラチナブロンドの……―――。 向こうに行く意味は、そこにもあるのだけれど、ラルフの前では謂いはしない。]
とりあえず、医務室に行かないか。 皆の傍に、あった方が佳いだろう? それとも、トニーの傍が佳いか?
[ロビンに向かって、一度引いた手をもう一度差し出した。]
(169) 2010/09/10(Fri) 00時頃
|
|
>>+39 んーん、僕はまだ子供だよ。 子供すぎるくらいに――ロビンを本気にさせられない位に。
サイラス、大人になると自分の気持ちはいくらでも押し殺してしまえるものなの? 僕には、そうとは信じられない。 本当に『好き』な人がいたら、相手が誰を好きだろうと、何を見ていようと関係ない。 きっと、どうしようもない。というか、どうしようもなかった。
自分の気持ちを押し込めて、ただ心の中で相手を『好き』なだけでいるなんて、僕にはできないよ。
(+50) 2010/09/10(Fri) 00時頃
|
|
ごめん な さい、もう歩けな
[ディーンの差し出した手を取る体力も尽きつつあるのか、ぎゅっと目を瞑る。 ぐったりとフェンスに背をつけて横たわった。]
(170) 2010/09/10(Fri) 00時頃
|
|
楽になったのか、ならよかったよ。
[安堵にゆるんだ頬を撫でるフィリップの指は優しい。]
……そうだなあ。 その人は、俺よりずうっと年上で、俺の事なんか大嫌いで、意地悪したってそんなに責められる訳じゃなかったんだけど、
最後まで、俺に優しくしてくれていたんだ。
だから俺ね、ここではその人だったらどんな風に人と喋って、どんな風に笑って、どんな事をするか、って想像して、それをそっくり真似してた。
自分が、その人みたいだったら寂しかったり辛かったりしないんじゃないかなって気がして。
でも……。
(171) 2010/09/10(Fri) 00時頃
|
|
>>+41 ううん。セシル、それは違うよ。 『好き』で居ること自体が罪だなんて、そんな訳あるはずがない。 あっていいはずがない。
ただ、それが自分自身も、相手も、周りの人間も、幸せにするものじゃないんだったら――そんなものはさっさと投げ捨ててしまった方がいい。どこにも行けない気持ちを抱え込んで、いつまでも自分を苦しめているよりはずっといい。
何もかも上手くはいかない、けれど、『好き』な気持ちは、そんなに簡単に失ってしまえるものじゃないと思う。 本気で伝えずに――向かい合わずに、一人でのた打ち回ってるなんて、まるで理解できやしないんだ。
(+51) 2010/09/10(Fri) 00時頃
|
|
/* しまった、トニーが医務室にいないのPC知らないのに!! ああああああ(個人的にやってしまった感
(-51) 2010/09/10(Fri) 00時頃
|
フィリップは、でも…、…?と反芻するようにルーカスに訊いて。
2010/09/10(Fri) 00時半頃
|
[蒼薔薇の蔓、全身に巻きつき、 絶え間なく膚にざわめきを起こして、囁く。 従え、もっと求めよ、と。]
――煩いな……
(*4) 2010/09/10(Fri) 00時半頃
|
|
[小さな少年に一つだけ、切欠を与えるように]
…執着でも、押し殺してるわけでも、ないさ。 ただ、いろんな形があるってことだけ、さ。
『好き』には、な。
[トニーのそれも間違いではなく。]
(+52) 2010/09/10(Fri) 00時半頃
|
|
一緒に逝こうよ。
君は僕のものだもの。
(*5) 2010/09/10(Fri) 00時半頃
|
|
でも、それじゃたぶんだめだよな。
[何故だろう
話している自分の声が震えているように聞こえる
フィリップの顔がぼやけて滲んで見える。]
(172) 2010/09/10(Fri) 00時半頃
|
|
…莫ー迦。
一度向かい合った結果、だからだろ。 [俺も、セシルも、多分他の皆も―――…]
(+53) 2010/09/10(Fri) 00時半頃
|
|
サイラスより大分軽いだろうけど 運ぶのなら、手伝う。
医務室で、ベネットが待機してくれてる。 多分、薔薇の木を焼く準備をしながら。
(173) 2010/09/10(Fri) 00時半頃
|
|
[医務室だろうと、トニーの傍だろうと、逝ってしまえば変わりはないんじゃないかな…という無粋なことを言うのは止めた。 言葉を喋る気力がもう無かったのもあるけれども。 喋れなくて良かった、と思った。]
(174) 2010/09/10(Fri) 00時半頃
|
|
―――……医務室に運ぶぞ。
[先程まで無体をしたことも手伝って、フェンスに背を預けて横たわる、華奢な少年の身体を支える。触れたからか、裡に巣くう根《呪い》を通して、伝うものがある。]
ロビン……―――
[噛みしめるように名を呟き、一度その頭を撫でた。]
ドナルドは、後になってしまうな。 嗚呼、すまない。私一人だと視界がおぼつかなくてな。
[ラルフの申し出に是と告げ、ドナルドに眼差しだけで謝罪を。]
(175) 2010/09/10(Fri) 00時半頃
|
|
―――…
[頬に触れる指が、その熱が更に高くなるのを感じて]
…泣いて、いいよ。
[痛む、それは形は違うけれども少し、 似てるとも思ったから。 じくりと、触れる掌の傷が痛む。 じくりと、裡の何処かが痛む。
そっと、ルーカスの頬を撫ぜて。]
(176) 2010/09/10(Fri) 00時半頃
|
|
[それにしても。 ディーンとラルフはいつの間に「待ってる」など約束を交わす仲になったんだろう。
それとも自分の知らない以前から、ふたりは好きあっていたんだろうか。
ユーリィとサイラス、ディーンとサイラスのことを知らなかったように。]
(-52) 2010/09/10(Fri) 00時半頃
|
ルーカスは、フィリップの指先に自分の涙が零れたのを感じた。
2010/09/10(Fri) 00時半頃
|
……硝子球みたいに…なれればいいと思ったんだ。
ずっと、目を覚まさず…眠り続けていられたら。 痛みも感じなくて…、きっと…とても綺麗。
[呼気の甘さは完全には消えない。 これが消えた時…どうなるのか。
後輩が目覚めた時…どうなるのか。
わからないまま、ただ――…一度は壊されたはずなのに。
痛みは、苦しみは、消えずに燻ったまま。]
(177) 2010/09/10(Fri) 00時半頃
|
ロビンは、名を呼ぶディーンの声と頭を撫でる手を感じ、微笑した。
2010/09/10(Fri) 00時半頃
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る