142 紅月の村【人狼vs吸血鬼RP】
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すぐに馴染むさ。 おまえも、村も。 だから、流れに身を任せていればいい。
ああ、ありがとう、 そのくらいでいい。
[差し出された無骨なグラスでワインを味わう。 洗練さとは程遠いが、大地の滋養を蓄えた酸味の強い赤だ。]
(86) 2013/08/30(Fri) 19時半頃
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故郷というものは、離れるほどに美しく感じられるものだね。
…そろそろ噂を聞きつけた村人たちが覗きにくるだろうから、テラスに移動しておくよ。
[そうして、挨拶に来た者たちにささやかな土産を配る。 女たちにはサテンのリボンや薔薇の形の砂糖。 男たちにはウィスキーや葉巻。 子供たちにはキャンディやゴムボール。 代わりにもたらされるのは嬌声と笑顔と、いくばくかの情報。
プレゼントを抱えた者たちが帰ってゆくのを見送り、新たにやってくる人影に眼を細めた。]
(87) 2013/08/30(Fri) 19時半頃
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─ 少し前:道中 ─
[サミュエルと並び、心持ち一歩前へ出て歩く]
夜 に? 教 え て く れ た ら、 迎 え に 行っ た の に。
[サミュエルへしっかり顔を向け、ゆっくりと、はっきり音を区切る様にして話す。 サミュエルの耳を「かわいそう」と思ったことはなかった。 ただ、自分や他の子とは違って、ちょっぴり不便なだけだ。 亡くなった祖父だって、耳が遠かった。誰もがそうなることを、サミュエルは少しだけ早く体験しているだけだと思う]
(88) 2013/08/30(Fri) 20時半頃
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半年じゃあ、そこまで変わった事はなかったよ。
うちの馬が子供を産んだこととか、 シメオン君の隣の家の鶏小屋が、ついに崩壊したくらいかなあ。 鶏を捕まえるのに、皆で走り回ってさ。
ああそうそう、村はずれの森に男の人……ユンさんが住みついたのって、サミュエルが行く前だっけ、後だっけ……。
[会話内容も、ごく普通の世間話。 先生の家について、サミュエルが本を手に取る様子には、にこりとして放置した。 自分とサミィとライジさん。本好き仲間だ。気持ちは分かる]
(89) 2013/08/30(Fri) 20時半頃
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>>89 ×サミュエル ○サミィ君
……くっ、統一できてない。
(-32) 2013/08/30(Fri) 20時半頃
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/* Σ二人がうちに来てくれてた! 時間軸進ませよう。
(-33) 2013/08/30(Fri) 21時頃
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― 村はずれの森・ユンの住処 ―
[鋭い動きで眼前の敵に右拳を打ち込む、さらに追撃するように肩を敵へとぶち当てる]
ハッ 発!
[発剄。それから姿勢を低くして敵の足を刈り取るように足を蹴り上げて、左手で相手の胸を押して倒す]
フン 墳!
[倒れた相手を踏みつけて止めを刺す]
(90) 2013/08/30(Fri) 21時半頃
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[イメージの中の敵が絶命するのを確認して、]
コ 呼ぉぉぉぉ!
[ユンは深く呼吸をして、套路を終了した]
……。
[それから目を瞑り本格的に戦いのイメージを開始する。10秒、20秒、1分、10分、1時間。はたから見ればただ目を瞑って立っているだけのように見えるだろうが、そのユンの額からは滝のように汗が流れている]
くはぁぁ。
[そして2時間が経過したとき、大きく息を吐いてユンは地面に膝を付いた]
また負けたか。
[悔しげにつぶやくのだった]
(91) 2013/08/30(Fri) 21時半頃
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何故、勝てない?
[自問する。何万回と繰り返した自問。その答えはいつだって一つ]
俺が弱いからだ。
(92) 2013/08/30(Fri) 21時半頃
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[棚から薬箱を取り出して、患部に軟膏を塗った。 念の為に軟膏で覆った患部に布を当てて、包帯を適当に巻いた。 その巻き方は不格好なもの。
―先にポットお湯を注いでおけば良かった、と気付いたのは手当てが終わった後で。 青年は要領が悪い自分に一つ溜め息をついて、手に残った軟膏を水で洗い流す。
屋敷に客が訪れたのは、紅茶を淹れ終わった頃だっただろうか。 足音と声でその訪いを知る。]
―ベネット…?
[茶葉を捨てて、台所から顔を出して彼の姿を探す。]
(93) 2013/08/30(Fri) 21時半頃
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― 回想・20年以上前の話 ―
[ユンは極東の地で生を受けた。 人狼には生まれたときから人狼である者と後天的に人狼になるものの二種あるが、ユンは前者だった。 生まれた瞬間から殺戮者。 生まれて半年が経つ時には、狩と称する殺戮を行っていた。 人を狩り、妖精を狩り、魔物を狩った。 特にユンが生まれた群れは『銀狼衆』と呼ばれ、能力の高い銀の毛並みを持つ者ばかりで構成されていた。 いくつもの村や町を滅ぼした、最強の群れ。 時には同じ人狼をも、その牙と爪で殺戮した]
(94) 2013/08/30(Fri) 21時半頃
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[ユンはその群れの中でも生まれついて、強い力を持つ人狼だった。 5歳を数えるときには、一番の若年ながらにして、群れの長を除いてユンに敵う者はいなくなった。 長もユンこそ『銀狼衆』の後継として認めていた。 自分の絶対的な力が誇らしかった。 まさに無敵。 恐れるものは何も無く。 ユンの前に立つものは、ただただ殺戮されるだけの獲物だった。 しかし7歳の時、それは起こった。 群れが壊滅したのだ。 それを為したのは……]
(95) 2013/08/30(Fri) 21時半頃
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>>91 負けたんだwwwww
あかんwww もうwwwwこの空気がwwwタニ様すぎてwww
(-34) 2013/08/30(Fri) 21時半頃
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ああ、ライジさん、こちらでしたか。
[>>93台所から覗くライジを丁度見つけて、駆け寄ったところで]
わ、ライおにいちゃん、 どうしたんです? 怪我?!
[思わず子供のころの呼び方をする。 果物の袋を手近な机に置き、慌ててその手を取る]
包丁で切ったとか? 掃除道具で叩いたとか? それとも洗濯板で擦っちゃったんですか?!
[心配を湛えた眼で見上げた]
(96) 2013/08/30(Fri) 21時半頃
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― 現在・村はずれ住処 ―
野菜を取りに行くか。
[悪いイメージを払拭するように、そう独り言ちる。 ベネットと言う青年は律儀そうに見えた。すでにシメオンに金を払っていることだろう。 払っていなくとも、つけておけば問題無い。 ユンは籠を背負って、人里へと向かう]
(97) 2013/08/30(Fri) 21時半頃
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>>95 狩人 <わたしだ
(-35) 2013/08/30(Fri) 21時半頃
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[ベネットの姿を見つければ、青年は顔に淡い笑みを浮かべてみせる。
本好きで屋敷の常連、そして父の元教え子。 青年にとっては気安い相手。]
…いらっしゃい。
[けれど耳に飛び込んできたのは、懐かしい呼び名と自分を心配する言葉。 慌てた様子の彼に火傷をした手を取られれば、きょとりと目を瞬かせた後。]
……あぁ、ちょっと火傷を。
(98) 2013/08/30(Fri) 22時頃
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/* >>76 嫁になる女子がいない(らしい)哀しい村なので…。けれど結婚願望なさそうだなー。
>>96 …ライジは一体どんだけドジっ子なんでしょうか(真顔)
(-36) 2013/08/30(Fri) 22時頃
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あのユンさんが? 可能性の一つですか。現状で村の医療を考えると怪我や病気の時に薬の蓄えがあれば…正直、助かると思いますよ。
[名前を知っている間柄だったが、ユンに関しては噂以上に知っていることは少ない。 それにしても今日は意外なことばかりが身の回りで起きている気がする]
長旅でお疲れでしょうし、ゆっくり休んでもらわない。 ふふふ、何かルーカスをおちょくれそうな話が合ったら後でこっそりと教えてくださいね。
[袋いっぱいの果実を渡しつつ半分本気で半分は冗談と言った調子で頼みごとしてみる]
大丈夫、無理な品出しはしてませんよ。 ルーカス、ちゃんと僕のことを覚えていますかね。
(99) 2013/08/30(Fri) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/08/30(Fri) 22時半頃
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─ 本屋敷 ─
火傷を? 酷いんですか?
[一瞬薪火に手を突っ込んだのかと青ざめたものの、こぼれた湯に触ったと聞けばほっとして]
気をつけてくださいね。 手は商売道具なんですから。
[不器用な包帯の巻き方を見て困った顔をするが、自分がやってもこれ以上にはなるまい]
じゃあ、葡萄の方が片手でも食べやすいですし、こっち置いておきますね。 シメオン君の所、今年も豊作みたいです。
(100) 2013/08/30(Fri) 22時半頃
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/* 面子はダ抜きで村2:吸血鬼2:狼2ですか…。 割ときつきつな感じ。
サミュくんについては、私はどうしたら良いのだろう。>まだ人間 しかしルーカス君には売られそうな気がするよ。兄さん一番だからねー。(どきどき)
(-37) 2013/08/30(Fri) 22時半頃
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[いつもならば、借りる本を探したり、簡単な書きものや調べものの手伝いならするが、今日は座りもせずに]
実はさっき、弟が帰って来たんです。 後で挨拶に越させますね。
[バートレット先生のお葬式に、弟は出たのだったかどうだったか、と3年前の記憶を掘り起こしつつ、ゆっくり出来ないことを謝って]
それじゃあ、僕は帰りますけれど、もし痛みがひどくなるようなら、ちゃんと看て貰いに行ってくださいね? あと、ご飯もちゃんと食べてくださいね。
[近所のおばさんと同じようなことを言っているとは、自分では知らない。 帰りがけにサミュエルに声をかけて、本を読み続けるか一緒に行くかを確認する]
(101) 2013/08/30(Fri) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/08/30(Fri) 22時半頃
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大丈夫だよ。 うっかりお湯を吸った布巾を掴んでしまっただけだから。
[そしてうっかりと暫くそれを放置していていたのだが、そこまでは話さないでおく。]
…うん。
[年下に言われると立つ瀬がない。 それには青年は微妙な表情で頷いた。 確かに手が使えなければ本も読めないし、字も書けない。―それは困る。 包帯を巻いた手にベネットの視線が向いているのに気付けば苦笑し。 葡萄を見れば、鉄色の瞳を細めた。]
―ありがとう。今度何かお礼をするよ。 …へぇ、それは喜ばしい事だね。
[今度買い求めに行こうか、などと考えながら応じる。 自分から外へ出かけよう、などと考えるのは青年には珍しい事。]
(102) 2013/08/30(Fri) 23時頃
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本屋 ベネットがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(本屋 ベネットは村を出ました)
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─ 村長の屋敷 ─
[果物の袋を抱え、足取りも軽く戻ってくる……]
(103) 2013/08/30(Fri) 23時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/08/30(Fri) 23時頃
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盗賊をするのは初めてだなあ。 お茶目な提案をして下さったえんじゅたまに感謝♪
(-38) 2013/08/30(Fri) 23時頃
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− 村長の家 −
[物見高い村人の波も一段落したようだ。 入れ替わりのように、足取り軽く、重たげな荷物を抱えたベネットが戻ってくる。]
おかえり、兄さん。
父さんの馬を借りて迎えに行こうかと思っていたところだよ。 張り切って買い込みすぎて大荷物になっているんじゃないかってね。
ああ、 予想はしてたけど、立派な収穫だね。 こんなに歓迎してもらえて嬉しいよ。
(104) 2013/08/30(Fri) 23時頃
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[その理由を知っている故に、いつものように長居をする様子がないベネットを屋敷に留めようとはしない。]
あぁ、隣のマリアンヌおばさんから聞いたよ。 けれどその前に兄弟水入らずの時間を楽しんでおいで。
[親しい者に見せる笑顔を彼に向ける。 けれど先程も聞いたような事を口にするベネットには眉を下げ。]
―ん。分かっているよ。
[心配してくれる知り合いの為に、努力はしよう。 サミュエルがもし残るのなら、紅茶でも一緒にどうか、とゆったりとした口調で尋ねるだろう。]
(105) 2013/08/30(Fri) 23時頃
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