120 薔薇のプシュケー
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― 談話室 ―
[涙が伝う頬を親指の腹で撫でる。 少女の涙は美しい。誰かを想って零す涙は、金剛石の輝きにも勝るかのように]
正義の味方の顔をしているよりも、 こうして誰かを想って泣いている方が、君は美しい。
[親指についた涙を赤い舌で舐めとって]
正義の味方なんてやめてしまえばいい。 誰も君にそんな事を強要したりしない。 君は君の望むままに、君の想う世界へと革命すればいい。
[薄氷の瞳を細めて、蛇の誘いを少女へと向ける]
(5) 2013/04/22(Mon) 09時半頃
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君が彼のことを忘れたくないのなら、 彼と二人、此処を卒業すればいいさ。
奇しくもプシュケーはあと二輪、残っているのだから。
[少女の耳元で、テノールの甘い声を響かせる。 ガラスケースの中の薔薇は、 己の存在を主張するように美しく凛とその姿を誇っていた**]
(6) 2013/04/22(Mon) 09時半頃
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― 談話室 ―
[部屋の中央に置かれた赤い薔薇を守るように、 触れることの叶わぬそれを守るように、その傍らに佇んでいる]
世界の殻を破壊せよ――……。
[薔薇を守るこのガラスケースは、 少年たちと世界を隔てる殻であり、守る壁でもある。
問われるまでは多くを語らぬ少年は薄く笑んだまま。 残り二つの薔薇が旅立つ時を今かと待つばかり―――]
(77) 2013/04/22(Mon) 23時半頃
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ルーカスは、皆が此処へ集まろうとしているとは知らず。談話室に佇んでいる。
2013/04/23(Tue) 00時頃
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― 談話室 ―
やあ、ホリーにヴェスパダイン。 珍しい組み合わせだね。
[あまり共に行動しているところを見ない二人の訪れに、 やや気障ったらしい仕草で笑んだあと、勿論と竦める肩]
僕が知っていることなら、なんでも。どうぞ?
(100) 2013/04/23(Tue) 00時半頃
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[二人からの問いに、やれやれというように零す溜息。 軽く両手を上げて]
いくら僕でも一度に答えられないよ。 順に答えさせてもらっても良いかい。
[ホリーとヴェスパダイン、二人を見比べて]
まずはそうだね。 ヴェスパダインの質問から。
幸せの定義とは何なのだろうね。 まあ当人の心がけ次第だろうけれど、幸せになれる事もあると言っておこうか。
(106) 2013/04/23(Tue) 00時半頃
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それから、ホリー。 君たちはこんな詩を知っているかい?
【 卵の殻を破らねば、雛鳥は生まれずに死んでいく。 】
さて、卵の殻とはなんで、雛鳥とは誰のことを指すのだろうね。
[全てを口にすることはなく。少年は淡々と詩の一片を囀る。 ホリー、ヴェスパダインに続いて顔を見せた二人には]
おやおや。皆お揃いで。 プシュケーの味は、さすがに僕にも解らないな。
(107) 2013/04/23(Tue) 00時半頃
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ルーカスは、トレイルへも、構わないというように口端を笑みの形に上げる。
2013/04/23(Tue) 00時半頃
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プシュケーは薔薇の愛。 卵の殻を破る手段を持たぬ雛のために施されるものさ。
[卒業後に、との質問にはイエスと頷き]
プシュケーと共に此処を卒業したものには、 深い絆ができるという。 深い絆は二人を結びつける。 離れていても引き寄せ合う、赤い糸のようにね。
(110) 2013/04/23(Tue) 00時半頃
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ルーカスは、御名答とペラジーへ瞳を細めた。
2013/04/23(Tue) 00時半頃
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[吐息を漏らすヴェスパダインをゆるり見て]
僕は君に忠告しておいたはずだよ。怠惰なヴェスパダイン。 もう残された時間は少ないとね。
この中の薔薇が全て散ってしまえば、卵の殻は完全に閉じてしまう。 君はそれでも、朽ちることすら面倒だと思うのかい?
(115) 2013/04/23(Tue) 01時頃
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僕には必要がないのさ。 僕は雛ではないからね。
[ヴェスパダインから視線を移し、ペラジーへそう答えて]
奪いとった相手に絆なんて芽生えるはずがないだろう。 絆が生まれるのは、愛し合う二人だけ。 無理やり奪われたプシュケーはそのまま卵の中で朽ち果てるのさ。 雛鳥の命と引き換えにね。
(116) 2013/04/23(Tue) 01時頃
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あと、二日。 あと二日で、卵の殻は完全に閉じてしまうだろう。
だから早く、プシュケーを手に入れておいで。
残りはあと二輪。 僕はこれでも、一人でも多くの卒業を願っているんだよ。
(118) 2013/04/23(Tue) 01時頃
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ふふ……。 僕はそんな君だからこそ、結構気に入っていたんだよ。
だから、とても残念だ。
[君が朽ちてしまうのは、あまり見たくないと。 その端正な顔に僅かな揺らぎが浮かぶ。
だけどそれも、一瞬のことだけれども]
(120) 2013/04/23(Tue) 01時頃
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[鶏と言われてさすがに驚いたように瞳を数度瞬かせた。 くつくつと楽しげに笑い、手を左右に振って]
僕はどちらかというと、薔薇のガクと言った方が正しい。
[零す溜息にどうしたのかい?と尋ねて]
悩むことはないだろう? 愛し合うか、奪うか、朽ち果てるを望むか。 選択肢は三つ。どれを選ぶも、君たち次第さ。
(124) 2013/04/23(Tue) 01時頃
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[無理だと口にするトレイルへは、ミルフィへとしたように。 楽園を堕天させた蛇の誘いを向けて]
君が決断をしなければ、 救える命も救えなくなるかもしれないよ。
君たちの手は、愛する人を抱きしめるためにあるのだから。
[そして、欲するものを奪うためにあるのだということは、 あえて口にせず。ただ胸の内だけで呟いた]
(128) 2013/04/23(Tue) 01時頃
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僕は怠惰な赤の寮の寮長だからね。
[怠惰な者を厭うはずがなく、 むしろ愛しく思っていたと笑みを浮かべる。
首を傾ぐペラじーへは、左右に首を振り]
花を支える台のことをガクという。
僕には君たちがなぜ悩むのか判らないよ。 判らないからこそ、愛しくもあるのだけど。
(132) 2013/04/23(Tue) 01時頃
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ルーカスは、寮長とは得てして地味なものさ、と笑う。
2013/04/23(Tue) 01時半頃
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おや、シーシャ。 今日は本当に、来客の多い日だね。
[新たにのぞかせた顔を見て、赤薔薇の少年は楽しげに瞳を細める]
納得のいく理由だろう?
[とは、ヴェスパダインへと]
(137) 2013/04/23(Tue) 01時半頃
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それはすまなかったね。 まさか僕もこんなに来客が多いとは思わなかったから。
[唇を尖らせるのを見て、悪びれた風でもなく口にする]
なに、僕の話は面白みのないつまらない話さ。 卵の殻と雛鳥の行く末について、皆で議論していたんだよ。
[詳しくはトレイルからお聞き、と。 薄氷の瞳をトレイルへと投げた]
(145) 2013/04/23(Tue) 01時半頃
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ああ、いつでもおいで。 怠惰なヴェスパダイン。
[出ていく面々へと薄氷を向けて、 少年はまたガラスケースの中の薔薇を愛でるように、その傍らへと佇んでいる。
彼らが選ぶ決断がどんなものであれ、少年は否定しない。 ただ一人でも多くの者が卒業することを願って、 新たな雛鳥の旅立ちを待っている*]
(151) 2013/04/23(Tue) 02時頃
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わたし、デバガメすぎるね!!
寮長は二人のこと応援してますよ!!
<@><@>
(-18) 2013/04/23(Tue) 02時半頃
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奪ったプシュケーで殻を破ることができるのは一人だけさ。 とても悲しいことにね。
[だからこそ願わくばプシュケー本人と愛し合い、 プシュケーとともに卒業して欲しいと願うのだ。 これでも寮長として、この寮に住まう者たちを愛しく思っているのだから]
……二つ目。 新しい薔薇が訪れるまでガクもまた眠りにつく。 一定の雛鳥が揃うまで、眠り続ける薔薇と共に。
[去っていくホリーの背中へと、ごきげんようと声を送った]
(169) 2013/04/23(Tue) 09時頃
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[――――…そうして。
結ばれようとしているプシュケーと、そして淋しがりやの雛鳥へは。 嬉しそうに薄氷を細めて笑みを浮かべる]
卵の殻を破る決意が出来たならば。 今宵、寮の玄関へ二人で訪れたまえ。
新たな世界へ生まれ、飛び立つための道が開かれるだろう。
[強く結びついた二人ならば、 この学園――卵の殻の内でのことは覚えていなくとも、 その愛を失うことはない。 再びめぐり合い、愛し合えることを告げて]
おめでとう。 君たちに祝福を―――
[トレイルとその腕の中へ収まるシーシャへ、贈る祝の言葉*]
(170) 2013/04/23(Tue) 09時頃
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[慈しむような笑みを二人へと向けたまま]
痛みなどないよ。 新しい世界には全てがある。 だけどそれを見つけられるかは、君達次第だ。
だけど、まあ――…。
[怯えるような仕草をしつつも、寄り添う二人の姿に]
君達二人ならば、なにも恐れることはないだろう。
[幸せにお成り、と。 彼らの行く末に幸あらんことを*願う*]
(213) 2013/04/23(Tue) 14時頃
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