35 WWV 感染拡大
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/11/01(Mon) 11時頃
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モ「ありゃー、ヨーランダかー」 リ「投票組された方、ゾーイさんにシビルさん、ユリシーズさん……」 モ「ユリシーズは乗り気じゃないみたいー?」 リ「ゾーイさんは……シビルさん相手ですし」 モ「グロリアがー大ハッスルで2人斬りとかー?」 リ「だから!それは無しだって!」 モ「そしたらー。怨霊となったシビルがー」 リ「真面目に考えなさいよこのクソモーツ!」 モ「そしたらーその場に居たのはー」 リ「……ホリーしかないのよね」 モ「よーしホリー、方針転換だー」 リ「だから直でメタ視点を持ってくるんじゃないわよ!」 モ「ほらー、そこの曲がり角にメスを置いといたよー」 リ「……至れり尽くせりも大概にしときなさいよ」
(-10) 2010/11/01(Mon) 16時頃
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―廊下―
[ ぼんやり歩く/視界は廊下を行ったり来たり。 探し物/記憶/ユリシーズ『伯父様』が手にしていた。]
……ええと、どこかに無いかしら……?
[ 曲がり角/蛍光灯に照らされて鈍く光る銀色=見つけた。 バターナイフに似た形状、しゃがみこんで手に取る。 これで、もう一度――。]
『助けろ』って、一体何なのかしら……?
[ 答えを求めて、引き返す。 ユリシーズよりも小さな手。 握られたメスは、彼の手にある時よりも大きく見えた。]
(10) 2010/11/01(Mon) 16時頃
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モ「とゆーことでー武器ゲットー」 リ「正直、メス程度で暴れる人間を殺せるとも思えないわね」 モ「だいじょーぶ。そのメスの攻撃力ー+100しといたー」 リ「……は?」 モ「ついでにースクカジャにラクンダー」 リ「アンタ馬鹿?」 モ「終末の予言にーレボリューションもサービスー」 リ「いい加減にしときなさいよこのアホ?」 モ「まーまー。これくらいしとかないとー勝ち目ないしー」 リ「……まあ、結果逆引きだしね」 モ「あー、リッツーいーのかなー、そんなメタ発言ー」 リ「アンタにだけは言われたくないってのよこのゴミモーツ。袋詰めして燃える日に出すわよ?」 モ「まーリッツの同意も得られたことだしー。相手の首筋をよーくみてごらんー?」 リ「もう好きにしなさいってのよ……」
(-11) 2010/11/01(Mon) 16時頃
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[ 来た道を辿る/ヨーランダの背中。そして、その向こうに居るユリシーズ。 話しこんでいるのだろうか? ヨーランダは振り返りもせず。 右手に握ったメス/ヨーランダの脇を抜けて、ユリシーズの元へ行く/行こうとした。 何かの拍子に身をよじったヨーランダ/首筋が顕になる。]
……え?
[ 空の左手で咄嗟に首筋を押さえる。 人肌程度に温められた、硬質な手触り/金属製のジャック=充電、プログラム更新用。
硬い金属の表面=ジャックの凹凸/この手触りが当然のものである己。 ここにあって当然なら、家族にあっても『もちろん当然』/脳チップが見せてきた幻影=何故か機能せず。 家族なのに、『血を分けたお姉様』なのに、首筋はあんなにも――]
――何で?
[ 口の中で疑問が爆ぜる/脳チップの介入/エラー、押し留められない。 姉だと信じていた存在は、『私と同じ』ではないという直感。
嘘、やだ――同じじゃなきゃ、やだ!]
(11) 2010/11/01(Mon) 16時頃
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――ァ。
[ 後ろから抱きつくように飛び掛る/裸足、足音は小さい。 右手のメスは『お姉さま』のわき腹=腎臓辺りに吸い込まれた。]
なんで……お姉様、どうして……?
[ そのままの勢いで押し倒し、背中にまたがった。 ヨーランダは驚き、苦悶の表情、もしくはうめき声を上げたかもしれない/全て意識の外。 見つめるのはただ一点/自分と比べて余りにも滑らかな首筋。 自分のものとはまるで違う=異物感、疎外感/ストレスによる過負荷を和らげようとする脳チップ=フル稼働。 ふいに、笑みが浮かぶ/ああ、なんだ。 唐突に与えられた理解に、くすくすと微笑んだ。]
そっか。お姉さまのは、この下に隠してあるんですね。いいなあ。
(12) 2010/11/01(Mon) 16時頃
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[ 言うと同時に、わき腹からメスを引き抜く/紅の弧を描いて高々と振り上げた。 ストレス=早く/『この目で見ないと安心できない』 刃先から紅い滴がしたたる/滑らかな首筋に落ちる。]
ああ、この下にあるんですね?
[ 紅いしるし/それめがけて、振り下ろす/何度も何度も/機械的な上下運動。]
[ ざくり/刺す、抜く。そしてもう一度。 何度も繰り返す/ヨーランダの首筋は既に真っ赤。]
――お姉様の、凄く奥にしまってあるんですね。
[ びくん/差し入れると同時に、ヨーランダの体が電気でも受けたように跳ねる/生きていると認識。 刺す/抉る/指で掻き分けて奥を覗き込む――紅く血塗れた手で、自分の首筋を撫でた。]
これと同じ手触りが……お姉さまにも……。
(13) 2010/11/01(Mon) 16時頃
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[ 恍惚とした笑みを浮かべ、取り憑かれた手つきで刺す/ざくり、ざくり、ざくり……ごりっ。 明らかに異なる手応え/笑みを浮かべる。]
あった……これが蓋、ですね?
[ メスでズタズタに開けた首の大穴に左手を突き込む/血で滑り、掴めない。 諦めてメスを使ってこじり開けようとする/ごり、ごり、ごり……歯が立たず、こじ開けられない。]
うーん……あ!
[ ヨーランダが持っていた鋏/目に留まり、手元に手繰り寄せた。 メスと比べる/大きい、肉厚。]
これなら掴みやすいし、『開きます』ね、ふふふ。
[ ぴくりとも動かないヨーランダ/鋏を首の穴に突き入れた/びくん、跳ねる。 ごり、ごり、ごりっ――。 頚椎を削る音が響き渡る。**]
(14) 2010/11/01(Mon) 16時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/11/01(Mon) 16時半頃
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モ「そろそろ外れたー?」 リ「人間の骨ってそんな簡単には外れないわよ!」 モ「んー。じゃー手助けしようかー」 リ「って、何してんのよ?」 モ「いやー、ちょっと柔らかくしただけー」 リ「余計なことするなって言ってんでしょッ!!」 モ「大丈夫だよー。ホリー、夢中になってるから気付かないー」 リ「そういう問題じゃないだろこの大ボケモーツ!!」
(-22) 2010/11/01(Mon) 23時頃
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[ ごり、ごり、ごり/コツ、コツ、コツ。>>22]
んー、開かないですわ、お姉様……。
[ 鋏を突き刺す/指で穿る。 一心不乱に刃を突き立てる/指で引っ張り、頚椎を外そうとする。]
……んー、んー、んーうー……あ!
[ ごり、ごり、ぶつん――手応え。 小気味良い感触――何が外れる/力いっぱい引っ張った結果の尻餅。]
(38) 2010/11/01(Mon) 23時頃
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取れた!
[ 手に残るものをしげしげと眺める/紅に汚れた、象牙色の塊/投げ捨てる=カラン、カラン、コト……。 何か、柔らかいもの/例えば、誰かの履いた靴/の上に落ちたような音。 気付かず、ヨーランダに穿った穴を覗き込んだ。]
……見つけた。これなんですね?お姉さまのジャックは?
[ 血と肉色の虚/視界の操作/微笑んで、首筋を撫でた/まるで、朱を塗り広げるように。]
(39) 2010/11/01(Mon) 23時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/11/01(Mon) 23時頃
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[ 不意にかけられた声/肩にかけられた手に振り返る。>>46]
ヴェスパタイン叔父様?
[ 瞳/普段の優しげな色と認識。 はにかんで応える。]
お姉様ね、私と同じなんですよ? ほら!
[ 髪を分ける/蛍光灯の元に、接続部を晒した。]
お姉様、いいなあ。あんなふうに綺麗に隠してもらえるなんて……。 ねえ、お姉様、私も『ああいう風』に綺麗にしてもらえるかしら?
[ ヨーランダの耳に囁く/開いた瞳孔/起きていると錯覚。]
(50) 2010/11/01(Mon) 23時半頃
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[ 何かが首筋を走る感触/肩をすくめて耐える。>>59]
嫌だ、叔父様……くすぐったい……ふふふ。
[ 身をよじり、何とか抜け出そうとする。 ヨーランダの上から転がり落ち/血の池にしりもち/涙目で首筋を撫でた。]
そうなのですか……私は、お姉様と同じにはなれない……のですね? 綺麗ですのに……。
[ 続く言葉に、はたと思い出した様に。]
……ええ、お父様は死んでしまいました。 そうだ、私、新しいお父様を探さないと……。
[ 立ち上がる/ヨーランダを見下ろす。 眠ってしまったのだろうか?/筋違いな感想。]
(61) 2010/11/02(Tue) 00時頃
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モ「そろそろ狼落としてもいーのかなー?」 リ「どうなのかしら……?」 モ「とりあえずー。デフォはグロリアー」 リ「今日は誰にするのかしら?」 モ「えー。プリシラかなー」 リ「……後悔しないのね?」 モ「まーいーんじゃないかなー、もーキリング当たらないだろーしー」 リ「……アンタって奴は……ッ」
(-31) 2010/11/02(Tue) 00時半頃
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「同じような物」……ですか? お姉様と同じ? ――それはとっても、素敵なことですね。 お父様の言うことをちゃんと聞けば、私もそうなれるのでしょうか。
[ くすり/ヴェスパタインに担がれるヨーランダ>>69。 ぐっすりと寝ていると認識/眠たかったのかしら? 致命的な言葉=『死んでしまった』/聞き取れず。 だって私、お姉様を殺してなんかいないもの?/認識を拒否。]
ありがとうございます、叔父様。 お父様が……早く私を見つけてくれないかしら。
[ 眠ったように動かないヨーランダ。]
お姉様が目を覚ましたら、また遊びに行きますとお伝えくださいね?
[ 微笑む/見送る。]
(73) 2010/11/02(Tue) 00時半頃
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モ「プリシラだねー」 リ「ええ、素敵な終わりね」 モ「ホリーはいつ終わるのー?」 リ「……『もう終わってる』という説もあるわ」 モ「中の人ー、もーどーすればいーか分かってないねー」 リ「……ノープランって怖いわね……」
(-38) 2010/11/02(Tue) 01時頃
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[ ヴェスパタインの背中/ヨーランダを見送った>>76。]
御機嫌よう、叔父様、お姉様。
[ 姿が見えなくなる/振り返り、反対へと歩を進める。]
……お父様、何処に行けば会えるのかしら?
[ 歩きながら考える/脳チップ=管理者を希望、技術者を希望。 濃い血臭=脳まで届かず。 ただ、そのむせ返る湿気に息を詰まらせながらもぺたり、ぺたり/紅の足跡《スタンプ》を残しながら。]
あちら、かしら?
[ 不意に耳に届いた喧騒に向かう**。]
(82) 2010/11/02(Tue) 01時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/11/02(Tue) 01時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/11/02(Tue) 01時頃
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