162 絶望と後悔と懺悔と
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[>>1:*288 隣に立ったリカルダの顔を見やる。 わずかに動いた表情単なる強張りのようなそれが、 微笑みであったことは伝わっただろうか、知れない]
(*0) 2014/02/10(Mon) 00時頃
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―陸軍駐屯地― [その装いは、童話の中の雪の精。 柔らかな毛皮に縁取られた白いマントの下に、 きらと覗くのは、透かし細工の銀の輝き。
――冷たい、氷の色。
深くフードを被ったその顔は見えない。 けれどしかと目的を見据え、戦場を駆けていく。
時折散る血しぶきは、 まだらに白を緋色に染める。]
(2) 2014/02/10(Mon) 00時頃
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[恐れは無い。
感情はもう遠くへ行ってしまった。
大丈夫、何も感じない。 苦しいことなど、どこにもない。 だから――]
(*1) 2014/02/10(Mon) 00時頃
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――家族を守れる。
(-3) 2014/02/10(Mon) 00時頃
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[わが身を構わず駆け出した、 切り裂かれたとて、どうせ回復するのだから。]
……あなた、えらい人?
[少女の声が問いかける、 その軍人の軍服についた勲章が煌めけば、 銀爪はその喉笛を、切り裂いた*]
(3) 2014/02/10(Mon) 00時頃
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―城での回想― [蝋の明かりにゆらぐ牡丹、 >>1:*280 明乃進の言葉に眩しくもないのに目を細めた。 形見、亡くなった人の思い出、お母さん――家族。]
……一番大切なこと。
[呟いた言葉、こびりついた記憶の残滓。 大丈夫、それは大事なことだとまだわかる。]
わたしも祈る。
[焔と花影を見つめれば、 ふと問いかけられた言葉、首を傾げる]
……牡丹?やってみる。
[そんな知識はなかったけれど、 家族の願いは叶えなければいけないと考えて、 それから試行錯誤は続いている、城の書庫にはそんな本など無かったから]
(*31) 2014/02/10(Mon) 19時半頃
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[その後のこと。 外に出たという明乃進が、 帰った時、珍しく自己主張した]
次は私も連れて行って。
[彼が何をしに行ったのかは知らなかった。 ただ、彼が血の匂いを漂わせて帰ってきたということだけ。
――代わりに殺してあげるから。
連れて行ってほしいと考えた理由は言わなかった*]
(*32) 2014/02/10(Mon) 19時半頃
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―駐屯地にて― [いかな軍人とは言え、 “武器”を持たぬものは脅威ではない。 さる書物によれば吸血鬼の身体能力は、人間の7倍。
一裂きで殺していくのは、 現場の部隊長、下士官、とかく指揮を取る者たち]
――……、
[>>57 一度、空を仰ぐ。黄金は視界の階に。 殺戮者が手を止めた瞬間に討ちかかる者は、 銀の長爪で心の臓に穴を開けることとなった*]
(111) 2014/02/10(Mon) 19時半頃
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[>>6 駆ける前、 理衣の言葉にひとつ頷いた。 そのくせ、結果は単機突入であったけれど]
……死ぬ前に、喚んで。
[深くフードを被って俯いたまま、 口唇だけが動いて小さなささやきを零した]
(112) 2014/02/10(Mon) 19時半頃
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敵は殺すから。
[害される前に殺せばいい、 殺される前に殺せばいい、
感情を失った思考は簡潔で単純な解を出す。]
(*33) 2014/02/10(Mon) 19時半頃
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―城での回想―
忘れないわ。 だって、家族だもの。
[>>1:*285 忘れられているという理衣の言葉に、 そう言葉を返したのは、淡い輪郭の記憶だ。 いつも目が覚めると消えてしまう、ゆめの記憶]
私とあなたも、家族だから、戦う理由はない。
[感情は遠くにあっても、それは大事なことだった。 なによりも、手放してはいけないものだと知っている。 知っているのに]
……ごめんなさい。
[彼の顔に浮かんだ苦笑、望む答えではなかったのだろう。 痛みのようなものを覚えて、けれどそれはすぐに遠ざかっていった*]
(*34) 2014/02/10(Mon) 19時半頃
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―現在―
……わかりました、お姉様。
[>>*22 聞こえた声には従順に応じて]
(*35) 2014/02/10(Mon) 20時頃
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マユミは、理衣たちの戦いの音は、届かぬ場所にある*
2014/02/10(Mon) 20時頃
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―駐屯地・通信施設― [指揮官を狙いながら、辿り着いた場所。
通信兵たちは、戦況を伝えている。 指揮系統を乱し、通信を破壊する。それは合理的だと考えた。 無線の耳障りな音、監視カメラもあるかもしれない。
銃弾に焦げた穴の開き、切り裂かれた赤いフードが、 通信兵に忍び寄る、見張りは既に事切れている。 ――悲鳴を上げさせぬように、喉笛を裂く。
血泡と空気の漏れる音を最後に、 通信部隊の無線は途切れる。
そして、兵士の銃剣を拾い上げ、 通信機器に突き立てた]
(169) 2014/02/10(Mon) 23時半頃
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―駐屯地・通信施設― [銃剣を突きたてトリガーを引いた瞬間、 血だまりの中の無線機が、音を発した。>>174 ふと手を止める、ざあざあとノイズ混じりの声、
銃声に紛れて、声ははっきりとは聞こえなかった。 こちらから届くのは、血だまりを踏んだ小さな足音と]
……まだ逃げないの?
[ゆらがぬ水面の静けさをたたえた少女の声。 問いかけだけを残して、無線機に銃剣を突き立てる]
(179) 2014/02/10(Mon) 23時半頃
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―駐屯地・通信施設付近― [通信機器を壊してしまえば用は無い。 ここに来た目的は、単純なる破壊だけ。
赤く染まった白いフードは、既に施設の外にある、 小さな足跡は、そのまま多数の軍靴の跡に紛れて行く。
カメラには残っているだろう、 ――緋色のフードの小柄な影]
(219) 2014/02/11(Tue) 00時半頃
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―駐屯地・通信施設付近― [濡れてべたりと張り付くような、 血濡れの白い毛束、銃剣は捨ててきた。 ――まだ戦闘は続いているから、 狩りの獲物を探さなければいけない。
ゆらりと、歩く先。 喉笛ばかりを裂いたせいで、 赤く染まって血塗れた幽鬼のよう。
それは、敵を 見出した。
陸軍部隊とは違う白い軍服、>>210 白い軍服――ああ、“武器”を持ったものだ]
(229) 2014/02/11(Tue) 01時頃
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[もう一人、小さな姿。 探しものを見つけたように、駆け寄った。 >>231 かけられた言葉は途切れたけれど、 覗く口唇だけがわずかに歪むような動きを見せる。
そして、緋色にそまった人影は、白い軍服に向き直った。
昔あの白い軍服を纏っていた人は、 なんと言っていただろう。>>1:302]
……リカ、
[小柄な影を庇うように]
(237) 2014/02/11(Tue) 01時頃
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[>>242 フードの下からその白軍服の観察を、 武器は長物、一息に懐に入らねば厄介だ。 リカルダを一度振り返る。
たん、と、軽い音、 地を蹴る勢いを殺さない]
――……、
[左の手に尖った長い銀の爪、 除くのは武器ではなくて優美な細工物の指甲套だ。 血塗れた輝きは、喉首だけを狙う。
フードの下から覗く唇が、歪んだ]
(248) 2014/02/11(Tue) 01時半頃
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[見ているようで見てない、 個を個として認識していない。 ――白を纏う者は、吸血鬼を殺す。
だから、殺される前に殺さねば。
抉った爪が翻る、浅い。 一撃でしとめ損ねたのは、やはり白軍服だからか。 握られた武器に、踏み込みは阻まれるか。
ならば、沈んでその足を狙い蹴る。 瞬間だけ、ふわりと緋いフードが浮いた]
(266) 2014/02/11(Tue) 02時半頃
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[リカルダは何を怯えていたのだろう。 触れた小さな手に、囁いた言葉は――]
……だいじょうぶ、 敵は殺してあげるから。
[歪んだ唇は――微笑まない。 ただそんな言葉を紡いでた。
鮮やかな色が間近にある、 何の色だろう、覚えのある色だ。 夕暮れ時の色ガラス、シチューの中の彩り、 ―――あの日の家]
(269) 2014/02/11(Tue) 02時半頃
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[>>271 緊張の緩んだ声、――隙だらけだ。
潜り抜けるように身を寄せた、 容赦なく銀の爪撃を重ねて、
引き結ばれたままの唇が動く。首がゆるりと傾く。 なにか聞こえた、なんだったのか]
……ああ、
[>>272 場違いにも自分の名前だった、それを理解した。この場に自分の名を呼ぶ者があるのをおかしいと考える、けれど]
(274) 2014/02/11(Tue) 03時頃
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[おかしいけれど、 今、目の前にいるのは――]
でも、あなた、吸血鬼を殺すのよね。
[感情の剥離した声で、 その尖った先端を、突きつける]
(275) 2014/02/11(Tue) 03時半頃
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―回想―
[>>*57 折り方を書いているリカルダの前、 ふうせんうさぎを紙に戻して、また折りなおす。 手本のように何度かそれを繰り返した。
一度その形が失われてしまっても、 折り紙なら元に戻すのは簡単だった]
――……、
[呟くような問いかけにも、答える術が無い。 自分も同じ問いを持っていたけれど――、 何がいけなかったのか、考え続けて飽和した]
[紙を折る手を止めれば、 自分には何も変わらないように見える、 その小さな体を抱き寄せる*]
(*77) 2014/02/11(Tue) 03時半頃
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[>>281 問いかけに肯定の言葉は無い。 >>282 言葉が矛盾であると考えるのは、 家族であることを肯定してるか、でもそう。 ならば、その武器は何のためにあるのか]
あなたの武器は、 吸血鬼を殺すものでしょう?
わたしや、――リカルダを。
[そして一度リカルダを振り返ったのは、 >>277 声が聞こえたからだった]
(283) 2014/02/11(Tue) 04時頃
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[――もっとも、振り返っただけで、 再び前に“敵”があるのであれば、刃を向けるだけ]
――……
[>>210 もらった白い折り紙の百合の花束、 嬉しくてみんなにも見えるように飾っていたら、 きれいだと触ろうとして、絵の具のついた手でぐしゃりと潰してしまって泣いたのは、ネルだった。
つぶれた百合は一緒に折りなおしたけれど、 赤く汚れた花びらは、塗りなおしても違う色。 ――元の綺麗な白に戻すことなんて出来なかった*]
(284) 2014/02/11(Tue) 04時頃
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―駐屯所・通信施設付近― [>>290 聞こえた悲鳴に眉根を寄せる、 フードの下、久々に浮かべたその表情らしき表情は伺えない。
吸血鬼を殺す武器を持つ手は動かない。 その手はもともと壊す手ではないことを知っている、 造る手だ、ものを造り生み出す手。
そんな手をもうひとつ知っている。
どちらを“みんな”を笑顔にさせた。 過ぎった記憶は、けれど現在ではない。 ――悲鳴のような叫び声が聞こえる]
(310) 2014/02/11(Tue) 13時半頃
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[>>291 その口から聞こえた名前、 返すのは無音、引きつるように口を開いただけ。 それが苦しげな様子だとわかるのは、リカルダだけだろう]
――……やめ て、
[伸びたのは爪の無い右の腕、 血塗れていることには変わらない、 悲鳴を止めたくてその喉首に手を伸ばす。
もうキャロラインはその叫びを発してはいないのに]
(312) 2014/02/11(Tue) 13時半頃
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[最初に人を殺したのは、 自分の憎しみのためだった。
生きるためでも、身を守るためでも、 仕方なく命令に従ったわけでもなく。
無力な罪無き弱者を、憎悪のままに残虐に屠った]
(401) 2014/02/11(Tue) 20時頃
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[>>387 否定も肯定も返さなかった。 “家族”おぼろげな形、目覚めれば消える優しいゆめ。
忘れるはずは無い。 それは一番大切なこと。 しかしその感情は遠い場所に置き去りのまま]
……キャロライン、
[その認識を確かめるように音に出す。
そしてただ理解する。 ここにある敵は現状脅威でない。 その武器は振るわれず、リカルダを害することもない。]
(403) 2014/02/11(Tue) 20時頃
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[>>321 リカルダの拒絶の言葉、 拒絶の意味は、きっと自分と同じなのだろう。]
―――やめて。
[そして>>383 “彼”の“今”を語る言葉に、 赤く染まった白い手は再び喉首を捕らえようとした、 それは殺意ではなく単純に聞きたくないものを止めようとする行為だ。 けれど>>393 割り込んだ小さな影に、阻まれた]
(406) 2014/02/11(Tue) 20時頃
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[通信施設の不能、 ただならぬ事態であるのは明白だろうが、 新手の気配は今のところなく、 目の前には敵意のない存在しかいない。
――だから、 リカルダの言葉を黙って聞く。 苦しめないで、何も言葉は出てこない。 言葉の出てこないことで、 自らそれを肯定していることに気がついた。
>>383“養成所”キャロライナはそう言った。]
(417) 2014/02/11(Tue) 20時半頃
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[それに――>>*67 さきほど聞こえた こえ]
(*96) 2014/02/11(Tue) 20時半頃
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……キャロライナ、 戦況はあなたたちの劣勢よ。 どうして、退却をしないのかしら。
今、いちばんえらい人はどこ?
[抑揚の無い声が問う、 ひとつ理解した、ぴしりと何かがひび割れる]
それと――……、 あなたたちにコレを与えたのは、誰?
(419) 2014/02/11(Tue) 20時半頃
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マユミは、リカルダの刃がキャロライナの武器を撃とうとするのを、見つめて。
2014/02/11(Tue) 20時半頃
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―回想― [明乃進の手鏡を見せて貰った日から、 牡丹の形試す傍ら、毎日1羽ずつ鶴を折り始めた。>>*31 “祈る”という行為を、どうすればいいのかわからなかったから。 とりあえず皆を道連れにしようとした]
一緒に折って?
[まず直円の部屋に持ち込んだ千代紙、 有無を言わせぬご指名なのは、“弓矢ごっこ”の頃から変わらない。直円の変わったことは受け入れた、変わったのは彼だけではないのだから]
……わたし、あなたの言葉を覚えている。
[>>1:175 昔のことを引っ張り出したのは、ただの気まぐれではなかった。正攻法では勝てない、そんな相手にはどう戦えばいいのだろう。考えるようになっていた*]
(*108) 2014/02/11(Tue) 23時頃
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……お父様、 ひとつ伺いたいことがあるの。
手柄を立てたら、ご褒美を下さると先ほど仰られました。
[>>:*68 その囁きが届いた後しばし、 本当に不意に思いついた、とでもいうように “父”の元へと届く、こえ]
――所望したいものが、 他にもあると言ったら、聞いて下さるのかしら。
(*109) 2014/02/11(Tue) 23時頃
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[真弓は、初めて人を殺してから従順になった。
もちろん従順さがすべからく美徳とは限らぬけれど、 吸血鬼はそも人の言う美徳など好まぬだろう。 従順という美徳の反対は、反抗という悪徳。
はじめて人を殺した時>>1:*206>>1:*207 憎しみという感情がどういうものかを知った。 その感情は他の全ての感情ごと氷の下に押し殺した。
――>>1:*165>>1:*166 少女はあの時の言葉を覚えている。]
(*110) 2014/02/11(Tue) 23時頃
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……時勢を動かすのは、難しいのね。
[>>:111 自分と直円と、 折られた鶴は2羽ある。
1つは黄金色の月手毬 1つは漆黒の花模様、
両手にもって、かつんと、その嘴をぶつけた*]
(*113) 2014/02/11(Tue) 23時半頃
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―回想― [>>:*112父の訪れに立ち上がる、 学んだ作法に適った振る舞いは動作の一つ、 しぐさの一つとっても、優美なものといえただろう。 ――作法の教育係は1人か2人は裂かれて死んだけれど]
ごきげんよう、お父様。
[部屋のそこかしこに散らばる色とりどりの折鶴たち]
お褒めいただくのは、光栄です。 ――けれど、お父様、わたし思うのです。 いつになったら、お姉様に追いつけるのでしょう。
[双眸の、緋花のような虹彩は“父”を見上げる。 その存在にこの血が焦がれるのは、抗いようのない事実だ。]
(*116) 2014/02/12(Wed) 00時頃
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……お父様もお姉様も、 誕生した時から変わることのない存在なのですか?
たとえば、愛したものを憎んだり、 憎んだものを愛したり、そんな変化はないのでしょうか?
[>>:*114 薄く笑う表情を見た、 爪先は1羽の鶴をとる、広げた羽は羽ばたきの形になった]
お父様は祈りというものをご存知ですか?
――いいえ、きっと孤独というものをご存知ではないから、 祈りなど、不要なものなのでしょうね。
[言葉の真意は愉しさを問うものではなかっただろう。、 だがその問いを、額面どうりに捕らえて少女はそんな風に答えた]
(*117) 2014/02/12(Wed) 00時頃
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