201 【誰歓】森に来た日【RP】
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―境界の森―
………――んっ…。
[ふるりと睫毛が震え、淀んだ碧眼が周囲を見渡す。 ボストーカではあり得ない舗装の無い地面。そこに自分はついさっきまで横たわっていて、――周囲は森?
どうして。飛び降りた場所は辺り一面がビルや舗装された道のある市街だったのに。 また失敗した?嘘だ、確かに自分の身体が潰れるような音を聞いた。あの時の現実から逃れられる安堵感や幸福は―――ゆめ?]
ぇ、あ、うそ……うそ………っ!?
[身体は普段通り健常。赤い血液も見当たらず、それどころか痛みだって欠片も無く。 さああ、と顔が真っ青に変わる。あの飛び降りが夢でも現実でも、今自分は生きてしまっている。
金糸をにぎりしめ、頭を押さえた。]
(18) 2014/10/28(Tue) 16時半頃
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―――いやぁああああっ!!!!
[二度目の失敗は、成功したと思っていただけに絶望が計り知れず。 場所も弁えることなく絶叫して、ぽたぽたと涙を零し蹲った**]
(19) 2014/10/28(Tue) 16時半頃
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[泣き喚く少女はまだ気付かない。 飛び降りる直前に集っていた野次馬が1人もいないこと、それどころか市街にたくさんあった人影が霧散していることにさえも。
嗚咽を零し、右手首を左手で痛いほどに握りしめた。 あんなに苦しんだのに、なおも死ねない自らの運命を呪うように。]
……っぐす、……ぅ、え?
[涙で滲んだ虚ろな碧眼が、片膝を地につけて身を屈めながら自分へと穏やかに声をかける男を映す>>22。 見慣れぬ異国の顔立ちはつい先ほど出逢ったばかりの男とあまりにも似通っていた。寧ろ、本人だろうか。 ならばここは。最後の希望としていた、死後の世界でさえもない。
普段の自分なら泣きじゃくっているところを見られ、羞恥で飛び上がったかもしれないが。 死ねなかったことへの思い故か、全く見知らぬ相手ではないということが拍車をかけたのか。 心配してくれる男を見つめながら再び涙が流れた。]
(26) 2014/10/28(Tue) 18時半頃
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……っ、なん、で、……しねなかったの……! やっと、やっと………成功した、のに…っ
[わけのわからない場所へ放り出されたことは、もう少女にとって問題ではなかった。 ただ訪れなかった死を嘆くように言葉を吐きだし、その直後にはっとしたような顔で乱雑に涙を拭った。]
ご、ごめん、なさい……大丈夫、です……。 あ……えっと……、ちょっと寝惚けてたみたいで……。
[乾いた笑いを零しながら、苦しかったかもしれない言い訳を。]
(27) 2014/10/28(Tue) 18時半頃
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[男に死期が近付いていることを少女は知らない。 自分が二度命を投げ捨てた時、幾人もの命の灯火が消えたことも。今まさに消えんとしている命があることも――知らないのだ。
知っていてもきっと、死を望むことは変わらないだろう。 それが生を渇望する者への皮肉になることを、想像することもなく。]
…………ぇ、…ぁ、う……〜〜〜っ…!
[男の黒曜の瞳が一度大きく開き、それから憂いを帯びて細められる>>31。 一連の動作が何を意味するのかを考える前に伝えられた言葉へ、今度は少女の碧眼が見開かれる番だった。
――泣くなと。直接言われたことは無かったが、父の瞳や母の顔はいつもそう語っていた。 男の黒曜は深い夜を連想させる。けれど自分にはその黒が、暖かいものに見えた]
(33) 2014/10/28(Tue) 19時半頃
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―――うぁ、うわああああああああん……!!
[響くのは先ほどの言い訳にさえもきっとなっていなかった誤魔化しを全て消し去るような、慟哭。
死にたかったのだと。前に一度失敗してしまったから、今度こそ死ねるように飛び降りたと。 潰れる音を確かに聴いたのに今こうして生きていることが嫌で、だから泣いてしまっていたことを、男にぽつりぽつり。 泣き叫びながら、微かな声で 独り言ちるように言葉を落とす。
やがて涙が止まる頃、迷惑をかけてしまったかもしれないと恐る恐る男を見上げた。 幾ら泣いてもいいと言ってくれたとはいえ、見ず知らずに等しい相手だ。どうしようと瞳には不安が滲みだす。]
(34) 2014/10/28(Tue) 19時半頃
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[何故こんな風に打ち明けたのか、警戒心も無く喋ったのかは自分でもわからぬまま。 >>39笑いと共に返された言葉へは此方も笑んで、こくりと頷く。]
…そう、ですね。
[あまり他者と関わる機会を得なかった自分に、果たしてどれくらいそれが出来るかは不明瞭。 ただきっと頑張るくらい、出来る筈だ。]
え?集落があるんですか……?
[どうしてそんなことを知っているのかと問いたげに目線を向け>>54、手渡された無地のハンカチは礼を言って受け取った。 あれだけ泣いたらという言葉には微かに頬を薄く染め上げ、はう、と羞恥による声を零して]
あ、あの、一緒に行っても良いですか…? それと、お名前……っ
[森の中に居続けるのは、良くも悪くも箱入りとして暮らしてきた自分には厳しいはずだ。 そう思って男の数歩後へ続き、名前を尋ねる。]
(57) 2014/10/28(Tue) 22時半頃
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華月――……さん。…綺麗なお名前ですね。
私、レティーシャっていいます。 ……よろしくお願いします。
[自分の好きな作家と似た名前だということに気付けば無意識に頬を緩め。 数拍間を空けて自身も名乗り、集落の方へ向かう男の後ろを追い掛ける*]
(58) 2014/10/28(Tue) 22時半頃
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―資料館―
……民家にしては大きい…ですね。 どちらかといえば、資料館とかに似た造りですが……
[華月の後をついて歩き辿り着いた大きな建物>>63へ、彼と同じように首を傾げて。 途中でちらほら見かけた民家からは人の気配がしたものの、感じた雰囲気が良いものとはいえないせいか、扉を叩いた華月を心配げに見つめ、聞こえて来た間延びした声>>67にはびくぅっと肩が震える。]
……あ、えっと。 わ、私はレティーシャといいます。
[よろしくお願いしますと言えば、ぺこりとお辞儀。 二人の会話に口をはさむことなく耳に入れ、しかし考え込む内容はほとんど同じだっただろう。]
(94) 2014/10/29(Wed) 18時頃
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…無視? 地面に寝てた……って、私と同じ…。
[ここのことを全く知らず、気付けば見知らぬ地面で寝ていた。 感じる異様な民家の雰囲気と無視をするという恐らくはこのあたりの住人――。 腹をさするクリスを見つめ、少女もまたあの時聞いた終わりの音を思い出す。]
…ここに来る前、何かあったんですか?
[思わずそう問いかけてしまうが、勿論言いたくなければ構わないと付け加えて]
それにしても、妙…ですね。 さっきから通り過ぎた民家の様子はおかしいし、いきなり見知らぬ場所で目が覚めて……。
……あ、もしかして、誘拐……!?
[誘拐ならもっとマシな待遇を受けているはずだと、全く少女は気付かない**]
(95) 2014/10/29(Wed) 18時頃
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