162 絶望と後悔と懺悔と
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/* このパルックの発言を何とかしたいwwwww
(-0) 2014/02/08(Sat) 00時頃
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ほう。私達を『虫』呼ばわりとは。 雛鳥でさえまともな言葉遣いだったぞ?
[家畜の分際で>>3と、彼の者の心の内にどれだけのものが あるのか知る筈も、知るつもりもないまま見下す様に視線を投げた]
崩れる? 私は貴様の顔が恐怖で崩れる方が見たいものだ。
[向けられた三日月斧に、優美に微笑んだ]
そうそう。 あんな風に元気に叫んで、こんな風に呆然と人形の様になるのもいい。
[ホリーとサミュエルの声が聞こえる。 そしてこちらに気付いて呆然とする少女>>20]
(27) 2014/02/08(Sat) 00時半頃
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私の復活祭には少し足りないかもしれないが。 趣向としては満更でもないだろう?
[語り掛ける途中、帰って来た雛鳥の声>>32がして振り返る]
やぁお帰り。 約束通り、お前の勝ちだ。 4羽は殺さないから安心するといい。
[何をそんなに慌てているのかと首を傾げる余裕は 白の軍人にはどう見えただろう]
(35) 2014/02/08(Sat) 00時半頃
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/* 玄関方面 室内方面
トル ジャニス リー サミュエル ホリー マユミ こんなイメージだった。
(-10) 2014/02/08(Sat) 01時頃
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ではその虫にも劣ると言う事になるな。
[決して譲らない滑稽な視線>>38に憐れみを込めて]
私の牙が折れる? 貴様の喉は随分と丈夫なようだ。 だが貴様の血を啜りたいとはあまり思わぬな。
まだそこの娘の方が食べ甲斐がありそうだ。
[ホリーに命乞いをする少女>>47を見遣り]
(52) 2014/02/08(Sat) 01時頃
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ああそうだな。 これ以上はただ騒がしいだけだ。
[掛けられた声>>51に好きにすると良いと頷いた]
出て行くとも。 少し土産を貰ってからな。
[錆付いた破片>>42を容易く受け止めると]
そう言う事だ。本格的に遊ぶのはもう少し先にしようか。
[室内でそれ程動けるわけでもない。 受け止めた破片を白の軍人に投げ付けると、 後を追う様に距離を詰める。 壁を破らん勢いでその身体を投げ飛ばすつもりで 手首を掴もうとした]
(57) 2014/02/08(Sat) 01時頃
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/* 変な注文受けたよwww
(-19) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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特殊な訓練…か。
[白の軍人の言葉>>59に明らかに不機嫌になる。 吸血鬼に対抗する手段を開発した遠い地の戦士を思い出す。 この地でその手段として利用されているものを 予想出来るからこその不機嫌さ]
では少し先とは言わず。 永遠に会わずにに済まぬ事にしようか。
(66) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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邪魔だ。
[ホリーや始祖を守り、隊員達とも戦っている吸血鬼だが。 ただの邪魔でしかない。 白の軍人を阻む吸血鬼を、軍人目掛けて蹴り飛ばした。 小さな破片でも無く、避けるには狭い室内。 倒れ込んだなら片足を掴み足首を粉砕する勢いで 力を込めて握り込む]
これ位では綺麗な悲鳴は聞かせて貰えないのだったか?
[確認する様に覗き込み、今度は大腿骨を砕く様に足を乗せた]
(71) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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/* 更新はもう少し遅めの1時位の方が良かったかな。 早く寝たい人もいるだろうと思ったんだけど。
(-25) 2014/02/08(Sat) 02時頃
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[吸血鬼達は的確に選別していた。 オルゴールの様に同じ音を何度も繰り返す者。 庇い合い、助け合おうとする者。 憎悪を剥き出しにする者。 この非常時にそれぞれ個性を出した者達を 本当に幼子から玩具を取りあげるように奪い去っていった。 奪い去られた玩具は始祖の城と言う箱に閉じ込められる。
ただ目覚めは家畜達が放り込まれる地下牢とは違い、 そこらの吸血鬼達よりは格上の部屋であったが]
(85) 2014/02/08(Sat) 02時頃
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/* 赤に落そうとしたら間違えて表に落してたよ。 うわあああああああ><
(-30) 2014/02/08(Sat) 02時頃
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ちゃんと悲鳴はあげられるようだな。 物足りないが、私の復活の祝いとして受取っておこう。
[苦痛の声>>84に漸く満足したように砕いた足を離す。 だらしなく地に落ちたままになるかと思ったが、 気丈にも残る足が反撃を試みてきた]
隊員の鑑だな。 その気丈さに免じて。 これ位で許してやろう。
[反撃を試みたその脹脛に忘れぬ痕を付けようと爪を立てた]
(89) 2014/02/08(Sat) 02時半頃
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そう言えば名を聞き忘れたな。
[敗北の傷を刻んだ後、意識を失った軍人>>90への 興味はもう無くなっていた。
そこらにゴミを捨てるように、傷を付けた足も放り捨てる。 その後は炎の爆ぜる音と悲鳴が溢れる建物を 散策する様に見回り、言葉にした通り土産を選び、消え去った**]
(93) 2014/02/08(Sat) 02時半頃
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/* 直接見てから決めるので未定です**
(*2) 2014/02/08(Sat) 02時半頃
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− 始祖の城 −
[その城は結界で守られ、守護部隊ですら始祖が 生存している限りは感知する事は不可能だった。
地下は捕えられた家畜の住処であり、 吸血鬼達の様々な捌け口でもあった。
本来なら雛鳥達も同じ扱いを受けるはずだった。
だが何かを思い付いた様な始祖の言葉で、雛鳥達の待遇は 人間どころか吸血鬼達よりも手厚いものに変わる]
連れて来た雛鳥達は特別に扱うように。 家畜共にも言い聞かせておけ。
(*3) 2014/02/08(Sat) 02時半頃
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雛鳥達はお前達家畜と違い、私に選ばれた者達だと。
[楽しそうに告げた内容に、部下達が不可解な表情を浮かべる。 そんな彼らにも同じ様に]
お前達よりも特別だと言ったのだ。 少なくとも私の気の済むまでは、お前達も丁寧に扱え。 ただし逃がすなよ。 家畜達にも肝に銘じさせろ。
[一瞬浮かんだ不満の色。 好い色だ。 同じ人間でありながら、下等な人間でありながら、 選ばれたと言う嫉妬、羨望、憎悪。 直接危害は加えられないだろうが、向けられる視線は 雛鳥達を人間からも吸血鬼からも孤立させるものになるだろう]
(*4) 2014/02/08(Sat) 02時半頃
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城から出れば、 裏切り者と家畜達から石を投げられるかもしれないが。
それも面白いな。
[逃がすなとは言ったが、実際に外で人間達に見限られた様に 蔑まれる姿を見物するのも面白い。 そんな事を近くにいるホリーには告げて、 まだ眠りに就いているだろう雛鳥達の目覚めを 楽しみに、神宿でホリーが集めた血酒を堪能するのだった**]
(*5) 2014/02/08(Sat) 03時頃
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− 回想 −
[意識を手放した白の軍人で遊ぶつもりは無かった。 土産を探そうと視線を動かした先で、声が聞こえた>>101 どう言う風の吹き廻しか。 また雛の頭で何か考えているのだろうか]
良いだろう。
[全て諦めた家畜達より余程退屈しのぎになるだろう。 土産の雛が1つ、ホリーに命乞いをした少女が1つ、 また意識を手放した雛鳥もいて、それも1つ]
(148) 2014/02/08(Sat) 17時半頃
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ささやかだが、私の宴だ。 遠慮はするな。
[焔の中を巡れば、守護部隊に苦戦する吸血鬼を見つければ その吸血鬼ごと隊員の心臓を抉り取る]
まともに余興も出来ぬなら、その身を張るしかないな。
[息絶えた吸血鬼と隊員の骸に、 他の吸血鬼達は表情を変えて戦いに挑む。 使えない者は要らぬと明確に示された事が、 恐怖が彼らを統率する。
宴は凄惨さを増し、 部隊にもある程度ダメージは与えたようだった。 だが壊滅はさせなかった。 与えられた屈辱を思い出せば、こんな外れの地で知らず 壊滅などさせたくは無い。 もっと大勢の家畜達の希望を集め、 士気も戦闘能力も充分に満ちた時に叩き潰す]
(149) 2014/02/08(Sat) 17時半頃
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それまで貴様達の命は預けておいてあげよう。 慈悲深い私に感謝すると良い。
[負傷者の救出と避難や延焼を防ぐために、あちこちに指示を 出していた因縁の隊長の顔が憎悪に歪むのが愉快だった*]
(150) 2014/02/08(Sat) 17時半頃
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− 現在・始祖の城 −
[盃を口元に運ぶ手を止めて、笑うホリー>>*11と 背後で青い顔をした家畜両方に視線を向けた]
城にいるのは約束の2羽。 後の2羽は殺してはいないが、他は死体が多過ぎて 把握していないと問われたら伝えておけ。
[目覚めた雛達が声を掛けるとすれば、同じ家畜の方だろう。 歯の根も合わぬまま何度も頷く様子に満足そうに、 血酒を舌の上で転がした]
(*37) 2014/02/08(Sat) 17時半頃
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やはり女は処女の血が一番だな。 雛達にも女がいたな。 女には手を付けるな。
男達は好きに捌け口にするがいい。 女は純潔が、男は穢れた方が血は美味い。
[葡萄酒よりも粘度の高い紅い酒を盃で遊びながら 連れて来た雛達を思い出した]
(*39) 2014/02/08(Sat) 17時半頃
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[そしてまた何か思い付いた様に笑みが浮かんだ]
そう言えばあの意識を無くした雛。 あれは血だか死体だかが余程苦手なようだな。
あれを早々に家畜から部下へと昇格してやるのはどうだ? 最も嫌うものを永遠に渇望し続けなければいけない 楽しさを与えてやろうではないか?
[我を喪うほどの餓えとの葛藤は始祖にとって 娯楽以外何者でもなかった]
(*45) 2014/02/08(Sat) 18時頃
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[どうやらホリーも似た事を考えていたようだった>>*42]
ホリーは賢いな。
[目を細めた貌は家畜達には恐怖でしかないだろう]
1人だけでは贔屓になってしまうな。 それに他の雛達の顔をろくに見てもいない。
絶望に変わる前の姿を見ておくのも楽しいだろう。
ホリー、血酒の褒美だ。 お前にも雛の幾つかくれてやろう。
[人である最後の姿を見ておこうと玉座から立ち上がると、 給仕の家畜が反射的に地に頭を擦り付ける。 それを気にする事も無く扉を開けて廊下へと出て行った]
(*49) 2014/02/08(Sat) 18時頃
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− 城の外 − [守護部隊の者達でも踏み込む事の出来ない深淵。 そこにも家畜達は生きていた。 痩せ細った身体の彼らは、家畜と呼べる活力も 逃げようとする気力も無く、 ただ己の運命と吸血鬼への憎悪を滾らせていた。 彼らが生きていけるのは単純だ。 吸血鬼達が労働を与え、対価として辛うじて 生きていける食事を与えられていたからだ。
彼らの労働……それは家畜達の後始末。
ただの干からびた残骸を、立てた十字架に磔に。 使い魔となった烏や猫達に喰われ骨となって 漸く土に還す事を許された。
無謀にも吸血鬼達に挑んだ者達も同様に磔刑にされ。 誰も自分達を助ける者はいないのだと教え込まれた底辺の生き物。
彼らにもその伝令は広がった]
(174) 2014/02/08(Sat) 18時半頃
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『吸血鬼の長に気に入られた人間がいる』 『家畜達とは一線を画す彼らに非礼無き様に』
[伝える吸血鬼達も家畜から自分達より優遇される 家畜の雛の存在を、気に入っていないのは明白だった]
どう言う手段を使ったか知らないが、上手く取り入ったみたいだ。
[吐き捨てる吸血鬼の言葉に、 家畜にもなれなかった者達に憎悪が生まれる。 雛達が城から逃亡する事があっても。 彼らは雛達に石を投げ付け捕えるのだろう。 人間を裏切った悪魔と呼んで*]
(177) 2014/02/08(Sat) 19時頃
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[声を掛けられた家畜>>*55は大袈裟に身体を震わせて 少女を見つめて頭を下げる。 既に始祖のお気に入りの話は伝わっていた]
は、はい…何でしょう……私に何かご用でしょうか…。
[子供相手に怯えた様子を隠しもしない]
(*58) 2014/02/08(Sat) 19時頃
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[女には手を出すなと厳命が下っていた。 雛は殺すなと命令が下っていた。
自分と同じ人間で。 自分より遥かに子供で。 自分より薄汚れた存在なのに。
始祖のお気に入りの肩を掴んだ家畜>>*56の瞳は 酷くぎらついていた]
お前、どんな方法で化け物に取り入ったんだ。
(*61) 2014/02/08(Sat) 19時頃
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/* あ、マユミごめん。 ソロールばかりで申し訳なくてつい。
(-67) 2014/02/08(Sat) 19時頃
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み、水でございますか……。
[『水』と言う単語に瞳は定まらず、右往左往するが。 意を決したように、首に巻いたスカーフをするりと外す]
どうかどうか…ほんの少しだけ…ほんの少しだけにして下さい…お願いしますお願いしますお願いします。
[ガタガタと震え、何かを乞いながらそれでも首筋を差し出す姿。 よく調教された家畜にとって、喉を潤す水とは他ならぬ 家畜自身の血液しかなかった]
(*63) 2014/02/08(Sat) 19時頃
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約束? 化け物相手に? 自分達だけ上手い事取り入りやがって。
どうせ誰か仲間でも差し出したんだろう。 俺の命だけは助けて下さいって。
卑怯者が!! 恥を知れ!
[まるで家畜自身の体験の様に決めつけ、罵る家畜は 既に正気を半分失いかけていたのかもしれない]
ただのガキの癖に!
[誰の気配も感じなくても監視の目は付いている。 命の危機があれば吸血鬼達は動くだろうが、それまでは 自分達も感じている苛立ちをぶつける様に。
雛が逃げ出せば家畜が追うのは止めるだろうが、 それまでは好奇の目で家畜と雛を見ているだろう*]
(*70) 2014/02/08(Sat) 19時半頃
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/* て、停電とな!!!! 皆さんお気を付け下さい。
(-69) 2014/02/08(Sat) 19時半頃
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[始祖の前を塞ぐ者はいない。 その横に並ぶ者も。 僅かに下がって付いて来るのはホリー>>*50くらいだった。 自然に生まれた暗黙のそれは力の差でもあった]
年齢も手ごろだ。 戦士として育ててもいいだろう。 彼らの手で、嘗て彼らを助けようとした守護部隊の 息の根を止めさせるのも面白そうだ。
[その守護部隊に雛達の生き残りが1羽でも混じっていれば もっと楽しいのだが、と付け足したが。 それが現実になると知るのはもう少し先]
(*73) 2014/02/08(Sat) 20時頃
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ハッ、化け物のお気に入りとやらのおともだちかよ。 そのおともだちを助ける為に誰を売ったんだ!?
親か?教師か?嫌いな奴か?
[子供相手にムキになっている事を突かれて更に逆上する]
俺はな! 俺達人間はな! てめえみたいな悪魔とは違うんだよ!!
[怒りに任せ、家畜は首を締めようと手を伸ばした]
(*74) 2014/02/08(Sat) 20時半頃
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[雛鳥の過去や心など関係なかった。 関係あるのは、彼が始祖のお気に入りだと言う事]
くそがっっ………。
[上げた悲鳴>>*77が合図だった。 煩い口を黙らせようと、首を絞める手に込めた力が…抜ける。 雛鳥の眼前で、家畜の首が真後ろに折れた]
『立場を弁えろと言った筈だ』
[監視していた吸血鬼の忠告を聞く筈の家畜の命はもう無い。 雛鳥が口にした通り、報いを受けたのだ]
『…………』
[監視の吸血鬼は雛鳥に怪我が無いのを確認すると 忌々しげな色を隠しもせず、一礼して下がっていった。 そしてまた静寂だけが廊下を支配するのだった]
(*79) 2014/02/08(Sat) 20時半頃
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/* 一瞬始祖が助けに入ろうかと思ったけれど ちょっとやりすぎなので自重。
(-72) 2014/02/08(Sat) 21時頃
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早速愚か者が出た様だな。
[静寂が支配する城では悲鳴がよく響く。 覚えたての囀り>>*77が聴こえて冷笑を浮かべた。 贈るのは雛鳥を鳴かせた相手。 監視は付けてあるので何も心配する事は無い]
雛鳥達は全員お目覚めか。
[囀りが聴こえても、方向を変える事も足を止める事も無い。 雛鳥達の仮初の寝床へと辿り着くと中の気配を探る]
(*81) 2014/02/08(Sat) 21時頃
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/* トレイルは雅だなぁ。 孤児院には勿体無い。 直円とまた違う学を感じさせる。
(-80) 2014/02/08(Sat) 22時頃
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[囀りと呼ぶには大きすぎる音量>>*82が駆け抜ける。 丁度向かう部屋へと消えた音に、手間が省けたと、 扉の前に立つと何処からか現れた監視役の吸血鬼が そっと扉を開ける]
少しは疲れが取れたか?
[まだ目覚めぬ者もいただろうか。 戻らぬ者もいただろうか。 一通り見渡して]
どうした? 今までの生活とかけ離れ過ぎて感謝の言葉も忘れたか?
[環境の変化にまだ付いていけないかと、機嫌を悪くする事は無い。 むしろ知らぬだろう上質の世界に触れた雛達の様子を 興味深げに観察していた]
(*88) 2014/02/08(Sat) 22時頃
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/* そしてトレイルもまた吸血鬼の血を持っていたと言う事だろうか。
(-85) 2014/02/08(Sat) 22時頃
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どうやら全員元気そうで何よりだ。
[音は無くても空気を裂く振動は確かに響いた>>*95 それを静かに庇う者もいた>>*98 するりと感謝の言葉を述べたかと思えば おかしな質問を付け足す者もいた>>*96 感謝を言葉から態度へ変える雛もいた>>*99 そして相変わらず引かず何かを探ろうとする雛>>*93も]
何だ、自分達の立場も知らないのか。
[教えて無かったのかと、控えていた吸血鬼に視線を向けたが それ以上何かを咎める事はしなかった]
(*100) 2014/02/08(Sat) 22時半頃
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少なくとも夢の世界でない事は確かだ。 ここは私の城。 吸血鬼達の集う聖域。
[三日月の笑みから覗く牙]
そして私が全てを支配する者。 トルドヴィン=エメリッヒ。 お前達の永遠の主人だ。
(*102) 2014/02/08(Sat) 22時半頃
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/* 迷うんですよ迷うんですよ。 皆美味しそうで!!
(-93) 2014/02/08(Sat) 22時半頃
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[雛達の質問の答えとしては不親切極まりないものだろう。 だがそれ以上何が必要と言うのか]
ああ、安心するがいい。 残りの2羽は殺してはいない。 ただ私の祝宴にしては寂しいものだったからな。 巣に火を放ったから、巻き込まれたかもしれないが。
[『全員?』と訊いた雛には答える必要があったかと 事実を告げる。 約束は破ってはいない。 ただ勝手に火の中に飛び込んで焼け死ぬのは別だ]
(*105) 2014/02/08(Sat) 23時頃
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トルドヴィンは、サミュエルは生きているだろうと確信していた。
2014/02/08(Sat) 23時頃
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[目を閉じた雛>>*103に視線を向ける。 現実から逃げようとしているのか、余程嫌われたか。 傍から見ても判るほど機嫌は良くなっていた]
おや。熟成させてと思ったけれど。 折角勧められたのだ。
感謝の気持ちと受取っておこう。
[捕食者たる紅の瞳が金へと変わる。 一歩踏み出すと次には純白の布を付けた雛の前に]
(*109) 2014/02/08(Sat) 23時頃
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[金の瞳は捕食では無く繁殖の色。
魅了し、相手を同じものへと変える能力を牙に載せて 相手に注ぎ込む。
能力を注がれた相手は間を置かずに強烈な飢餓を覚え、 渇きを癒す術を求める。
最初の飢餓を癒すのは同族の吸血鬼の血のみ。
そして血と力を分け与えられた生まれたての吸血鬼は 永遠に断ち切れぬ鎖に繋ぎ止められる]
(*111) 2014/02/08(Sat) 23時頃
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[化け物と呼ばれても>>*110笑みはただ深くなるだけだった]
化け物では無い。お前達の主人だ。 そしてお前達も同じモノになる。
[当然の様に言い放ち、改めて礼を口にする雛>>*113に微笑んだ]
お前もリーと同じく聡いようだ。
[零れる涙を指で拭い、そのまま口を塞いだ手をどけさせて]
(*114) 2014/02/08(Sat) 23時半頃
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私ではない。雛鳥の新しい誕生日に、最初の贈り物だ。
[あなた『も』と問うた雛鳥の贈り物に。 その首に牙と金の能力を突き立てた]
(*115) 2014/02/08(Sat) 23時半頃
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/* マユミが男達のハートを盗んでいく!!
(-105) 2014/02/09(Sun) 00時頃
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[悲鳴>>*121は人間への未練の様に尾を引いた。 とても耳に好い音に、牙を立てたまま嗤う]
どんな心持ちだ?
[制止の声>>*112>>*122もまた心地良く。 注いだ力の変化を確認する様に、 牙を離すと雛の顔を覗き込む。 わざと襟ぐりを晒しながら、交ざる金の色を見た]
(*124) 2014/02/09(Sun) 00時頃
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/* 一番嫌がらせが出来そうなのがトレイルでした。 リーも美味しいんだけど、ホリーを狙うサミュエルと 対面させてあげたい気がひしひしとする。
(-108) 2014/02/09(Sun) 00時頃
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[金は紅へと、悲鳴は艶に。 確かな変化>>*127に同じ様に微笑み返す]
喉が、渇くのだろう?
餓えのままに喰らうと良い。
[雛鳥が近寄って来ても>>*125 渇きのまま彼に喰らいついても喉の渇きは癒えはしない。 もっとも、それでも面白いとは思っていた。 最初の食事が同じ巣で育った者達と言うのも一興だ。
餓えの命じるままに牙が何を選ぶかを見つめていた]
(*130) 2014/02/09(Sun) 00時半頃
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[酷くうろたえる様子>>*123が滑稽で仕方ない。 視線を孵った雛から離さずに]
牛や豚や鶏や魚を殺すのは蛮行でないと言い切るのか? お前もまた現実を見れぬ愚者と言う事か?
だが弁えた姿に免じて訊きたい事があるなら訊くが良い。
[答えるかどうかは気分次第だが]
(*133) 2014/02/09(Sun) 00時半頃
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ほう。安心しろ。これからも牛も豚も鶏も魚も食べる必要は無い。
[問われた内容>>*132>>*136に喉を震わせた。 雛でありながら、難しい言葉を使い、 権謀の一端を齧ろうとさえするようで]
小賢しい。 だがお前は這い蹲って必死に縋ろうとする様が私を楽しませる。 そう簡単に傍に寄れると思うな。
[近寄りたくても近寄れずに足掻けば良い。 その小賢しい頭で失脚を謀ろうとするなら、 それも退屈しのぎになるだろう。 ちらり、ホリーに視線を投げれば、意図は伝わるだろうか]
(*143) 2014/02/09(Sun) 00時半頃
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[水で潤う事の無い渇きに苛まれ、 同じ巣の雛の唇に近付く同胞>>*140に目を細める]
水では渇きは癒えぬ。
[渇きの背を押す様に、ヒントを与える様に自らの中指に牙を立てた。 切裂かれた皮膚から溢れる血は、嘗て雛鳥の意識を奪う 切欠になるものだったかもしれない。 だが変化した今は。 血の色は、香りは、どう作用するのだろう]
(*145) 2014/02/09(Sun) 01時頃
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/* あと一人、誰喰おうかな。 リーはホリーが喰っても美味しんだよな。
直円はホリーに鍛え直して貰いたい。 マユミ可愛いが、リーと共にサミュエルに再会させてあげたい。 リッキィもかわゆいけど溺愛しそうだから、 イメージ崩れるのでダメです。 明は吸血鬼化させるより家畜として飼いたい。
(-119) 2014/02/09(Sun) 01時頃
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[口付けの様に突き刺さった牙と、喉の動き>>*152に 拍手を送るべきかと迷ったが、今更片腕が無い事を思い出し 忌々しげに息を吐いた]
初の食事の感想を聞きたいところだが。 今はまだ完全ではない。 今のお前の喉を潤すのは、これだけだ。
[まだ乾きを訴えているだろうその鼻先に、 紅の雫を纏わせた中指を差し出した]
これを呑んでからもう一度喰らうと良い。 世界が変わる。
(*156) 2014/02/09(Sun) 01時半頃
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[飴玉を頬張る様に指を舐める雛>>*158を まさに親鳥の様に見つめていると、雛は囀りながら 牙を向けた>>*159]
たっぷりと呑むと良い。 お前の初めての食事だ。
[早々無いが肌を刺す牙と奪われる体液に昂揚してくる。 新しく生まれた同胞の存在に細胞の一片まで 喜んでいるようだった]
ようこそ、支配者の世界へ。
[どれだけ雛は啜っていたか。 満たされた様子を見せれば、その頭を撫でながら 身体を引き離す。 まだ雛達は残っている]
(*162) 2014/02/09(Sun) 02時頃
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[そして次に牙を向けたのは幼子の目を隠す少女の背]
優しく気丈な振舞い。 そこの小賢しい雛とは違うお前が、あれよりもえらくなると良い。
[土下座をする雛の姿に声をあげる少女>>*163を そのまま抱きしめる様に右腕で捕えて、 最初の雛と同じように牙を立てた]
(*166) 2014/02/09(Sun) 02時頃
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[雛が牙を立てた首筋からは固まり切らぬまま血が流れ 力を注がれた少女を誘う]
お前が持ってきた水で癒えるかどうか試すと良い。
[雛を見れば、その喉の渇きを癒す方法は知れるだろう。 何より理性を越えた餓えが身体を動かす衝動となる。
衝動を止めた時に変わった己を自覚した少女は何を思うのか。
そして自分を守る様に傍にいてくれた姉の様な少女の変化を 間近で見る事になる少女もまた何を思うのだろうか。
嘆いても蔑んでも、辿る道は同じなのだが]
(*168) 2014/02/09(Sun) 02時半頃
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[切欠となった残る雛鳥に噛み付いても良かった。 だがあれはホリーと対峙していた1羽と縁がありそうだった。 それならば、もし再会する機会があるのなら。 ホリーと眷属として再会させてやろうと考えていた。
名を知らずとも本能で、鬼を祓う柊を避けたのかもしれなかった。 それと同時に、弱々しく見えるこの男と、 守られる幼子を前線に送りだしたかった。 火力としては不足に見える2人に無様に殺される家畜達は 見物だろう。
何処までも家畜からすれば、吸血鬼は悪趣味な思考しか 持ち得なかった]
(*170) 2014/02/09(Sun) 02時半頃
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/* いかんいかん。 ついつい全員食べたくなるからダメダメ!!
(-135) 2014/02/09(Sun) 02時半頃
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ホリー、後はお前のものだ。
[思惑を問われれば、そのままの考えを口にして残りを任せた]
栄えある吸血鬼となったのだ。 私の恥にならぬようしっかり学べ。
[眷属達に言い残すと後は振り返る事も無く去って行く。
眷属達の教育は主にホリーに任せていたが、 学術、武術は当然、何より狩りに慣らす事を優先させた。 眷属が狩りの1つも出来ぬなど恥でしかない。
最初こそグラスに血酒を渡していたが。 そのうち飢餓になるまで食事を与えず、 給仕の家畜達を城内に撒いて自ら餌を取らせ、次第に 活きの良い餌、抵抗する餌とランクを上げて行く。
心の内は兎も角、息絶えるまで飲み干す事が出来るまで 何度も何度も繰り返し。時が過ぎた]
(-140) 2014/02/09(Sun) 03時頃
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涙を零す程嬉しいのか?
[やはり嬉しくて意識を手放した雛鳥をちらり見遣ってから]
私の祝杯を受取るが良い。 そうやって喉を鳴らして獲物を屠れ。
[涙と嗚咽の意味を少女が望まぬ方に捻じ曲げ笑う。 悲しげに笑う少女を美しいと目を細め、雛と同じく落涙に 指を伸ばして拭ってやった]
(*177) 2014/02/09(Sun) 03時頃
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さて、後はどうする。仲間達の餌にでもなるか?
[ホリーが直円を眷属に変えた事を確かめ、喉を潤した 少女が我に返った頃、残る3人に問い掛ける。 選択肢が無いのは判り切っているからこそ、余裕の体で 1つしかない道を選ぶのを待っていた**]
(*179) 2014/02/09(Sun) 03時半頃
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優しく弱い雛だな。確かに家族は大切だ。
[巣の雛達に強い意識を持つ言葉>>*188を聞くと 大袈裟なほど感動した声を上げて雛の前に立ち、 髪を掴み上げる]
祝福を受ければ全てがお前達の家族となる。
[絶対的な壁は崩れないが]
私の寵愛を受けている間は、多少の我儘は許してやろう。 例えば外で見掛けた家畜を家族にしたいと言うのなら。 お前達の頼み方次第では叶えてやるかもな。
[行方の絶えた巣の雛達と再会したなら。 生きていれば憎悪に燃えているだろう雛達を 更に屈辱の世界に引き込む事も叶えてやろうと]
(*188) 2014/02/09(Sun) 12時半頃
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家族を求めて血に塗れると良い。
[ホリーの傍ならば積極的に狩りに向かい、全身を、 心を紅く染め続けるだろう。 どこまで耐え、どう変わるか楽しみだと控えている ホリーと視線を交わす]
お前もしっかり学ぶと良い。
[眷属となった少女に庇われていた少女は何と答えたか。
死にたくない>>*161
それははっきりと届いていて。 後から何を言おうとも、それを盾にするだろう]
(*189) 2014/02/09(Sun) 13時頃
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お前も成長が楽しみだな。 外の世界を見て、多くを学ぶと良い。 優しい兄の事も心配だろう? 助けてやると良い。
[人殺しの]
[残酷な笑みと共に、少女から離れれば彼女もまた 項垂れた少年と共にホリーの眷属となる事が決定したのだ]
(*190) 2014/02/09(Sun) 13時頃
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/* このちょいちょい出てくる思い出がイイよね。 徐々に浮き出てくる思い出がシャボン玉みたいに割れて 消えていく感じがたまらん。
(-160) 2014/02/09(Sun) 13時頃
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[そして最後に最初の切欠を生んだ雛鳥へと向かう。 最初の時も今も。 全て灰塵と化すと判っていても足掻く様に悪態を吐く様子が たまらなく愉快だった]
元気の良い者は嫌いでは無い。 ただ頭の悪い者は好みでは無いな。 私が斃れる時が来るとでも思っているのか? 有り得んな。 それこそ天から樹が生え、地から雷が沸き上がる程有り得ぬ話。
[戯言を笑みと共に一蹴すると、金に変えた瞳で雛を覗き込む。 本来なら2人に祝福を与えた所で残りはホリーにやるつもりだった。 だが1つ思い立った事に、自らそれを破る事にしたのだ]
(*191) 2014/02/09(Sun) 13時頃
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勝負に勝ったお前に敬意を表して。 お前と言う家畜は今日死ぬのだ。 そして新たに絶対に殺されない地位を与えてやろう。
[宣言と共に首筋に牙を立てる。
眷属となった者は父が斃れない限り、命に背く事は出来ない。 その上で彼に命じる。
ホリーに付き従い、命に逆らわず仕える事。 ホリーに危害を加える者が現れれば真っ先に守り、戦う事。 そして万一ホリーが斃れたら。
その相手をその手で葬る事。
ホリーの眷属であればホリーが斃れれば支配下から逃れられる。 だが父が違う以上、呪縛は続く]
(*192) 2014/02/09(Sun) 13時頃
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『残りの雛が是非お前を襲ってくれると楽しいのだが』
[不確定の未来をこんなに待ち望んだのは初めてだと ホリーに語りかけた時の笑みはそれこそ邪悪そのものだった*]
(*193) 2014/02/09(Sun) 13時頃
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では新しい家族に祝杯を。
[全てが変わった後、用意された盃が配られる。 満たす紅は幾多の女の血酒。 祝杯を上げた後は、まるで興味を無くしたように踵を返し、 ホリーと他の吸血鬼達に世話を任せたのだった*]
(*194) 2014/02/09(Sun) 13時半頃
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[城には蔵書も遊具も溢れ、部屋も衣装も調度品も、 教育も最高のものが与えられる。
他の吸血鬼達は嫉妬と羨望の矢を突き刺していくが、 彼らの父を思えば穢す言葉1つ漏れてはこない。 ただ無音の視線だけが彼らを刺す日々が続いた。
変化したからと言って最初から狩りが出来る筈も無い。
眷属達に付けられた給仕達は食事の時間の度に 自ら血を流し彼らの空腹を満たそうとする。
拒絶や意識を手放す者も当然いたが、構う事は無かった。 飢餓が頂点に達すれば本能に逆らう事など出来ないのだから]
(*195) 2014/02/09(Sun) 13時半頃
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[諦めてでも進んででも、食事を認める様になった頃から 食事が滞る様になる。
代わりに彼らの周囲に頻繁に家畜が姿を見せた。 屈強では無い少女や子供達。 餓えの中、いつでも襲える家畜を放ち、狩りを促した。 獲物は徐々に変わって行く。 子供や少女から少年、老年に。 青年になればただ逃げるだけの者から武器を持ち、 抵抗する者まで。
ただいずれも城や支配の地の中での狩りの模倣。
それでも時々気紛れに、褒美として血を分けてやったりもした。
煮えた心を抱えて成長していく様は、 家畜があげる断末魔に似て心が躍る**]
(*196) 2014/02/09(Sun) 13時半頃
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− 最期と始まりと −
[紅の色が金に変わる。 父たる吸血鬼が祝福を与える時にのみ変わる瞳の色。
その色を見た雛鳥達は。 その時人間である生を終えた。
代わりに始まったのは永遠の生命。
変わり果てた己に耐え切れず逃げ出した者もいた。 だがそれも、城の周囲に住む家畜達に裏切り者と 蔑まれ石を投げられ逃げ帰って来たと言う。
報告を受けても玉座で愉快そうに始祖は嗤う]
良かったではないか。 これで己の立場を弁えるだろう。 次に石を投げた家畜達がどんな末路を辿るか楽しみだ。
(389) 2014/02/09(Sun) 18時半頃
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[今家畜達に手を下さなくとも、 いずれ彼らは眷属達の狩りの練習台になる。 それまで精々生き足掻けば良いと言い捨て話は終わる。
その後は眷属達が内に抱いたものを推測しながら 成長する日々を、ある意味慈しんでいた。 人間と時の流れは違うが、ゆっくりと成長はする。 その流れの差が経験の差にもなる。 重ねれば重ねる程人間達と差が開き、人間等では まるで手の届かない存在に変わるのだ。
だが今はまだ重ねた年月も短く、差が出るとすれば 主の吸血鬼から与えられた身体能力だけだろう。
そう。 今はまだ手が届くのかもしれなかった*]
(394) 2014/02/09(Sun) 19時頃
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[孤児院襲撃から暫くは大きな騒ぎは起こらなかった。
だが湖面の下で蠢くだけで、波を立てなかっただけで。
徐々に湖面に波紋が広がり始める。
頻発し始めた行方不明事件。
姿を見せ始めた吸血鬼に何かを予想したのか、 守護部隊は陸軍との連携を図ろうと隊長は頻繁に 陸軍を訪れる様になっていた**]
(397) 2014/02/09(Sun) 19時頃
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/* 皆色々過去が美味し過ぎて困るわ!!!!
(-180) 2014/02/09(Sun) 19時頃
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− 初陣を前に −
[雛達は餌を啄む事を覚え、羽ばたきを覚え、武器を磨き、 狩りの方法を覚え育って行く。
ホリーの苛烈な教育は技術だけでなく、彼らの心にも 影響を及ぼしたかもしれなかった。 だが心が砕けようが、失おうが、変わろうが、どれも 始祖にとっては玩具の色や音が変わった程度。 雛達の苦悩を気分1つで掌で転がす様子は、確かに 彼らが始祖の『お気に入り』である事の証拠だった]
ホリー、どうだ? そろそろ雛も初陣を飾れそうか?
[帝都守護部隊が動き出した報告は既に届いていた。 陸軍など紙の兵隊だが、守護部隊が絡むなら話は別。 派手に潰してやるのが面白いと、初陣の目標を告げた]
(*243) 2014/02/09(Sun) 21時半頃
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/* 原作では武器が変化したり、羽根が生えたり、 人が違うものになり掛けたりしてますが、 この村でそれまで取り扱うと訳判らなくなるので。
(-196) 2014/02/09(Sun) 22時頃
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結構。
[ホリーの返答>>*245は当然返されるべき内容だった。 父の血を与えられ、あれだけ時間を掛けたのだ。 『お気に入り』に甘えて怠惰を貪るなら、最後に断末魔を 聞かせる位しか楽しみは無い]
私も雛達が喜んで獲物を狩る瞬間を祝ってやろう。 それにいかに家畜とは言え、地位のある連中だろう。 挨拶の1つもしてやろうではないか。
[組んだ足を解き、立ち上がる]
初陣だ。 呼べ。
[短い命を下すと、それぞれの世話係が眷属達を 召喚する為に城に散った]
(*249) 2014/02/09(Sun) 22時半頃
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/* かりゅくすーーーーーーー!!
(-200) 2014/02/09(Sun) 22時半頃
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よく来た。
[雛達が揃えばその眼光と纏う羽根を、見定める様に 玉座から見下ろす。 身に付けさせた衣装も武具も最高級のモノ。 それに見合う中身かどうか。 玉座に向ける視線や殺意が混じろうが歯牙にも掛けない]
喜べ。 初陣だ。
[掛ける言葉は簡潔なもの]
目標は帝都陸軍。 誰も残すな。 お前達の成長を私に見せろ。
(*263) 2014/02/09(Sun) 23時頃
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/* どなるどーーーーー!!
(-209) 2014/02/09(Sun) 23時頃
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お前達が携えて良いのは吸血鬼の誇りと勝利のみ。 未だ分を弁えぬ家畜達に思い知らせろ。
[儀礼用に携えていたサーベルを抜くと、一度天に掲げて ゆっくりと扉を指した]
(*269) 2014/02/09(Sun) 23時頃
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行け。
[放った一言で控えていた吸血鬼達も一斉に動き出す。 玉座から動いた始祖が率いて向かうのは帝都の陸軍駐屯地。 火力に任せれば勝てると思い上がる家畜達に、 どれだけ戦力を集結させても無意味だと思い知らせる為だった*]
(*271) 2014/02/09(Sun) 23時半頃
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私にとって。ホリーにとって。お前達にとって。全ての吸血鬼にとって。
[誰にとっての喜びか>>*272と耳に入った声に返した声は 当然と言ったもの]
お前達が吸血鬼としての力を示す事が出来る。 家畜達に吸血鬼の力を改めて思い知らせる事が出来る。 それが喜び以外の何だと言うのだ?
[己が吸血鬼である誇りを世に広げる機会だと言うのに。 何を聞くのだと一笑した*]
(*274) 2014/02/09(Sun) 23時半頃
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− 初陣の時 −
[吸血鬼に強襲されたのは帝都内で、 最新の軍備が整えられていると言う陸軍の駐屯地。
火力さえあれば吸血鬼さえ押し切る事が出来る。 そんな思い上がりを潰す様に鬼は舞い降りて。
孤児院の時とは全く違う。
初陣と言う名の殺戮が始まった]
(452) 2014/02/09(Sun) 23時半頃
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さぁ。私を楽しませろ。
[家畜達は全力だろう。 配下の吸血鬼達も無様な姿は見せられぬと 全力で狩りを始める。
視線はそんな必死な配下では無く、初陣の眷属達に向けられた]
行け。そして滅ぼせ。
[短く命ずると、サーベルを腰に携えたまま気儘に 軍人達の命を刈り取って行く。
金の吸血鬼率いる強襲は、すぐに守護部隊にも伝わるだろう]
(454) 2014/02/09(Sun) 23時半頃
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