78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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――ドゥ・シアーラ――
――アリィ。
[まだ重い体を叩き起して、振り返る。 彼女はそこに立っていたろうか、果たして。 確認するように見やってから、空を見た。橙星のはじけた空は、太陽も月もなく、ただ星明りだけが見えていた。
はじけて消えたということは、念願かなったということなのだろう。 願わくばそれを己の手で、星の望むように叶えてやれたら、という想いはなくもなかったが、この地を癒し消えていくのは望みに少しでも近かったのだろうか。]
(8) 2012/02/09(Thu) 00時半頃
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[だが、それよりも。 その見上げた宇宙の近く、見事に爆発しまっさらになった海べりで、金の髪に大鎌《サイス》の男が、オスカーに触れるのが見えた。 大鎌《サイス》はオスカーの首元を撫で――]
おい、何してる!
[遠目から見れば、そのまま首を落としてしまうかに見えた。 急な回復にまだ軋む身体に鞭打ちながらそこまで駆けていく。]
(9) 2012/02/09(Thu) 00時半頃
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[が。 大声張って駆け寄っても、時空の扉は無情にも閉じて。]
オスカーを、何処へやった。
『いけすかねーカッコしやがって、おチビになァにしやがったァ!? 答えによっちゃァ――』
[刺青の影だけで、ナシートも凄んだ。]
(10) 2012/02/09(Thu) 00時半頃
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『ああ、ああ、きっとな! あのおチビは大化けするよ、強さの塊にだってなれる。何がどうしてあいつだけがあんなにいろんなモンを背負ってんのかわかりゃしねェ! だからこそ、一人にしちまうなんて危険すぎらァ! 真実? 必要だって? おチビがそう望んだのかァ!?』
[ち、と龍が舌打ちするのは聞こえてしまったろうか。 この龍も、それから宿主の男も、彼のことは憎からず思っている面があり。 故に安否が気がかってしまう。]
……分かるのか。
[臭い、というのは四凶のことだろう。 敗北を喫した戦いだ、男の顔が少し苦くなる。]
(16) 2012/02/09(Thu) 01時半頃
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『てめェ……これでおチビが帰って来なかったら、タダじゃおかねェ。俺っちじゃねェ、旦那がなァ!』
[望まないかもしれない、という言葉に、噛み付きそうになるのをぎりと堪えた。 こっちに引っ張ることはできない、なら、今この男に噛み付いても仕方がなかった。 代わりに脅しが入ったが、影だけの身では効果も薄いか。]
少し厄介なものとやりあってな。 大きな獣だった。
[せめて湯浴みが出来れば違うのかもしれないが、海も川も水源には期待できない。 すん、と鼻を鳴らして、金髪の青年の様子に深く息をついた**]
(29) 2012/02/09(Thu) 02時頃
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/* 何言ってんの
(-12) 2012/02/09(Thu) 23時頃
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――ドゥ・シアーラ――
『で、改めて聞くがよ。ナニモンだァオメー。タダの人間……じゃあねェ臭いがプンプンしてやがんぜ』
[大鎌振って空を裂き、人ひとり消し去る男がただの人間であってほしくない、という願望もなくはないが。 それを抜きにしても、肉体持たぬ故に"気配"に敏感な龍は目の前の青年の本質を見抜かんとばかり問いかける。
はじめに詰め寄ったせいで、こちらが名乗りそこねていることには、気づいていないまま。]
(71) 2012/02/09(Thu) 23時頃
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『便利屋、ねェ。胡散臭いことこの上ねェな』
[ふん、とつまらなさ気に鼻を鳴らす。 が、続く言葉には刺青の中、ぐるりぐるりと回りながら]
『俺っちはよォ、星《セカイ》の運命なんざわかりゃしねェ。駒だか匣だか、何が何だかって話だァ。ただ、俺っちは無《ゼロ》になっちまう気はさらさらねェからな。このままパックリ割れてオダブツなんざクソ喰らえってヤツだ』
(83) 2012/02/10(Fri) 00時頃
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『そう! 俺っちは解放される! この崩壊《ウルヴェレア》の中でなァ! その為にも生きる、こんなトコでくたばっちゃらんねェのよ。解放の方法は――――俺っちにもわかんねェがな!』
[足元犬二匹従えたままの男の胸元、刺青が威勢よく声を張った。]
情報、か。 ……俺もさっぱりだな。何か知っているなら交換とも言えるんだが。
[端末をいじるらしい様子に、そういった道具《ツール》も持たない男は視線を海の方に向けた。 何が新しく見えるわけでもない。真っ赤に死んだ海だけが、見えた。]
(86) 2012/02/10(Fri) 00時頃
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『ニワトリ女はなァ、俺っちにも何考えてんのかわかんねェ。ただ、ニワトリ女がどう思おうが、俺っちは生きたい。コイツに振り回される人生なんかまっぴらだぜェ。旦那も嬢ちゃんの事とはいえ、よくこんなのと、まァ』
[けらけらと刺青から笑う気配がする。 けれどウルヴェレアについて金髪の男が語れば、その明るさはふっと消えた。]
『俺っちもなァ、このウルヴェレアを目の前にして、なんつーバカなモンだってビビってなかァねェよ。だからよ、そのほかの方法をオメーが知ってるってんなら、当然それに乗っかってやってもいい。だがなァ、そうでもねェんなら、ちィと難しい話だな。できるできるっつーが、今までできてねェんだ、これが全くよォ』
(94) 2012/02/10(Fri) 00時半頃
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あれは――星、だそうだ。 つまり、あれと同じもの。
[天空指せば、幾つもの瞬き。俄に信じがたいだろうし、己も南極星の存在を知らなければ信じなかっただろう。]
宇宙法則だとか、コンパイラだとか。 力について聞いたが、どうにも的を得ないんでな。 はっきりしたことは分からん。 七つに分かれて堕ちて、力を解放して爆発するのが各々の目的、らしい。
[爆発、というものはエネルギーの超拡散、つまり、星命力《テュケイリア》の膨大な放出とでも言えばいいのだろうか。 攻撃性を持つことも、癒しの力を持つことも可能なのかもしれない。 だからこそ、無為に弾けることなく利用してやれたら、と考えこれらの事柄を聞いた。 結局、橙星はこの大地を広く癒し、弾けて消えてしまったのだが。]
(96) 2012/02/10(Fri) 01時頃
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『最近は物騒な流れ星が多すぎて困るねェ。流れ星以外にもひでェのはいっくらでもいるけどよ。そこのニワトリとか、犬ッコロとかよ』
[鳳凰《ニワトリ》を上げたのは、いつもの軽口だが。 その口から出た"方法"と、それに乗って大鎌《サイス》構える男には、ひっと息を詰めた。]
『お、おいおいおい待て待て待て待て!? いくら俺っちの分の魂があるっつったって、旦那がマジに死んじまったら死ぬんだよバカ野郎ォ!』
――やるならせめて首と心臓以外にしてくれ。 洒落にならん。
[流石の大男も、少し焦った声を上げた。]
(103) 2012/02/10(Fri) 01時頃
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首と心臓以外なら、回復の余地がある。
[陽光の巫女の癒しの力も、即死を癒すことはできない。 首と心臓、どちらかでも断たれれば、巫女の力も届かぬだろう。 相応の覚悟は決めつつも、まずは冗談だと降ろされる鎌にほうと胸を撫で下ろしたくなった。
それから、巨大なものは任せるというのに、ようやく答える余裕ができた。]
――まあ、俺にはこれしかないからな。 力になれるのはそれくらいしかないだろう。
[背の剣に手をかける。これ一本で渡り歩いてきた。]
行き先の予定はないが、君は王都へ? 交通手段――いや、頼めるだろうか。
[ほんの一瞬アリィを見やるが、あまり消耗してほしくはない。 もし彼に移動を頼めるなら、それに越したことはなかった**]
(107) 2012/02/10(Fri) 01時半頃
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――ドゥ・シアーラ――
……戦争、か。 それで済めばいい。世界の崩壊かけての戦いなのだろう。国ひとつふたつの戦争と同規模ならば、御の字だ。 戦時傭兵の経験は少ないが、こんな俺でもいいなら、力になろう。
[経験は少ないが、ゼロではない。すでに拠点を構えられているような軍につけるのならば、またひとつ心強くなる。 一礼すれば、胸元から盛大に舌打ちが聞こえたが、無視することにした。 星が先に死ねば皆死ぬ。それには同意だったのだろう、それ以上の反論が返ることも、なかった。]
(136) 2012/02/10(Fri) 22時半頃
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――王都――
[男二人にテンションが落ちているなど、機敏に疎ければ気づくはずもない。 悠々と飛びゆきアリィの機嫌が良くなることのほうが大事だった。
しかし、如何に巨鳥鳳凰といえど飛ぶ鳥と時空ごと裂いたバイパスでは、さすがに鳥のほうが遅れようか。 男二人――正確には、龍も一頭――の時間はもうしばらく続きそうである。]
『久しぶりでもない、ってか。いい生活してんじゃねェの、王都にちょくちょくご縁があるなんてよォ。俺っちなんざァ年単位ぶりだぜ、こんな大都会』
[ぼやきながらも宿主に連れられるしかない刺青は、金髪の青年の先導に従い王都を往く。 電波に乗せられて少女の声が届く(>>116)のは、いつの頃だろうか――]
(137) 2012/02/10(Fri) 22時半頃
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/* つまりなんだ? ヴェラのやんちゃを治めるためにサイモンが愛の結晶を作って産ませちゃったのがオスカーなんです? オスカーはサイモン恨んでもいいだろ……いくらヴェラがいい顔しててお前のことを認知していても、恨んでもいいだろ……ウルヴェレア望むだろ……
(-34) 2012/02/10(Fri) 23時頃
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――王都――
『征華隊……? 可愛い女の子じゃねェか。』
彼女は?
[通りがかりか、演説が聞こえる。 己には覚えがなかったが、これだけ大々的に映るとなれば、王都では名の知れた女性なのだろうか。 前方往く金髪なら知っているだろうかと、問いかける。]
(172) 2012/02/11(Sat) 00時頃
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