3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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[最期にあのひとと言葉を交わした場所で、少女だったモノは膝を抱えて座っている。彼女を闇に堕とした鬼が去った後も、彼が訪れるのをずっと待っている。
約束はもう果たされることはないけれど。 それでも彼がくることを信じて、膝を抱えて待っている]
(+5) 2010/03/06(Sat) 02時頃
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[どこかで緋色の哂い声。 でも、砕けてしまった "蒼" にはもう、それもどうでもよくて
ただ、あのひとが来ることを信じて焦がれて待ち続けるだけ**]
(+7) 2010/03/06(Sat) 02時頃
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「キャロル……――――?」
[耳を打つ声>>37に少女だったモノは顔を上げる 見上げた先にはぼろぼろに傷ついた長身の男がいて
あれだけ慕って求めても、想いが届くことはなかったけれど もう蒼を忘れて薄紫の傍に寄り添っていると、心のどこかで思っていたけれど
――本当にあの人は来てくれた ――愛しい人が来てくれた
間に合うことはなかったけれど、――それでも、彼は約束を果たしに来てくれた]
(+27) 2010/03/06(Sat) 15時頃
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[少女だったモノは悦びに打ち震え、愛しい人に眼差しを向ければ――濃紺から涙がこぼれる]
――なんで、泣くの?
[小さく首を傾げ、問うた
愛しい人の涙が――想いの欠片が、僅かでも自分に向けられてしまったから 彼の全てを手にしたいという、望みを忘れられないから]
(+28) 2010/03/06(Sat) 15時頃
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[いつか彼がそうしてくたように、涙に濡れた頬に口付けようとして 砕けてしまった蒼が、彼の裡にある薄紫の淡い輝きを映せば]
――……本当に……ばかだなぁ
[今更ながら、それは叶わないことだと知るけれど 奇しくも言葉は愛しい人と重なって>>41
少女だったものの唇に僅かに笑みが浮かんだ]
(+29) 2010/03/06(Sat) 15時頃
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[彼が最後にもう一度 "蒼" を見上げて>>41去った後も愛しさは消えない
異形に身を委ね、快楽で心を塗り潰そうとしたのに叶わなくて 最後に試すように彼を突き放した>>5:291のに、それでも約束を果たしに来てくれたのが嬉しくて
――彼を求める心は本物だった だから、その愛しい手が黒い花を手折らなかったことを悲しく思った
少女に終わりをもたらした闇色の手も、少女自身を求めたものではなくて 誰からも求められることもないまま、最期を迎えたことが今は悲しい]
(+30) 2010/03/06(Sat) 18時頃
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[募る愛しさは、求められることのなかった寂しさへと変わり 少女だったものの心を悲しく満たせば
胎の中に蒔かれた種が、最後まで黒い花に侵されなかった胸の中心――ぽっかりと空いてしまった穴を侵食する
種は少女だったものを苗床にすると 空に向かって捩れた黒い芽を伸ばし、やがて艶やかな――本物の黒い花をつけた]
(+31) 2010/03/06(Sat) 18時頃
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[――寂しい ――黒い花は、思う
愛しい人も、友人も、闇色を纏った鬼ですら、ここにはいない 咲かせた花は誰にも省みられることなく、徒に闇の中、ひとりぼっちで散っていくだけ]
(+32) 2010/03/06(Sat) 18時頃
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[――寂しい
黒い花は寂しさを埋めてくれる誰かを求めて、甘く芳しい香気を闇の中に立ち上らせる。
誰でも良い、今はただ、自分を求めて手折ってくれる手がほしい]
(+33) 2010/03/06(Sat) 18時頃
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[――寂しい
黒い花は、緋色の少女の想いを知ったような――そんな気がした。
誰かを求める渇望は、やがて黒い花に闇色の実を結ばせる 結ばれた実は寂しさを糧として色づき、やがてぽとりと落ちる
闇色の実はころりと転がり ――かつて "キャロライナ・コールリッジ" と呼ばれた少女の姿になった
そして少女は立ち上がり、異相の "蒼" がぽっかりと抜け落ちた昏い闇色の虚ろで、一度だけ空を見上げると深い闇の中へと消えていった]
(+34) 2010/03/06(Sat) 18時頃
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[――……少女が去った後、一陣の風が吹いた
滅びの風を受け、苗床となった身体はあっけなく塵となり 最後に異相の左目――砕けた "蒼" だけが残った
やがて "蒼" は ぱきり と音をたてて完全に砕け散り 裡から蒼い蝶が一羽、ひらりと舞い上がる
蒼い蝶はしばらくの間、塵となった苗床のまわりを飛び回り 少女の後を追うように闇の中へと向かった]
(+35) 2010/03/06(Sat) 18時頃
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[蒼い蝶は獣と化したバーナバスの鼻先を掠め 眉を顰めるディーンのまわりをしばし ひらひらと舞い
やがてどこかに飛び去った]
(+41) 2010/03/06(Sat) 22時頃
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[寄り添う恋人達の上を 蒼い蝶は ひらり ひらり と飛んで行く]
(+43) 2010/03/06(Sat) 22時半頃
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[蒼い蝶は 戯れるように差し述べられた、鳶色の少女の白い指先で しばし羽を休める]
(+45) 2010/03/06(Sat) 22時半頃
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[鳶色の少女を呼ぶ声が聞こえれば 蒼い蝶は羽ばたき、白い指からふわりと飛び上がる]
(+48) 2010/03/06(Sat) 23時頃
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[ざわりと闇が蠢き、金色の男の姿が消える 蝶は鳶色の少女の上を小さく旋回し
やがて蒼い光を曳いて闇の中へと飛び去った]
(+55) 2010/03/06(Sat) 23時半頃
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/* やっぱりグロリアは、スペルの綴り通り、アトラック=ナチャだったのですね。 すごい、格好良いです*/
(-81) 2010/03/06(Sat) 23時半頃
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[手を取り合い 互いに求め合う二人の姿が 闇色の虚ろには ただ妬ましく]
寂しい どうして、あいつだけ
あんなに優しいキスをくれたのに
寂しい どうして、私には 何もないの? 誰もいないの?
寂しい 誰か私を求めてよ 私の手を取ってよ
寂しい 寂しい――寂しいよ――さみしい――
(+82) 2010/03/07(Sun) 13時半頃
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[濃紺と薄紫に振り切られてしまったのならば 虚ろな少女は何処へ向かうのだろうか]
[金色の髪の 或いは黒い髪の友人のところにか ――それとも 少女を狩った 闇にすら救いの手を求めるか]
寂しい ――寂しい
――寂しいよ
――さみしい――
[慟哭が闇の中に響いた]
(+83) 2010/03/07(Sun) 15時頃
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ほしいの 貴方がほしいの
あの口付けが 優しいキスが
私のものになって 私を貴方のものにして
(+95) 2010/03/07(Sun) 22時頃
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[闇の中 緋色の哂い声のする方へと 蒼い蝶は羽ばたいた]
(+114) 2010/03/08(Mon) 00時頃
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[闇の中 蒼い蝶は緋色の少女を見つける そっと差し伸べられた手の周りを しばしの間 ひらひらと舞い
やがて 指先に止まった]
(+119) 2010/03/08(Mon) 00時頃
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