168 LOVEorDEATH2〜死者は愛を知りたいようです
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―リビング―
『愉しい?うれしい?おもしろい?』>>11
[ぐってりとソファに横たわり、所有権を主張するように身体を投げ出している自称・神様が真墨に問いを投げる。 覗きこむように尋ねられたそれは、心の中まで覗きこまれるようで。 普段の真墨なら嫌な気の一つもしただろうが。この瞬間においては気付かない。]
…………え…?
[まるで、奇妙な生き物にでも出会ったかのような声が出た。]
たの…しい? うれしい…? お…おもしろい?
これが?
(20) 2014/03/26(Wed) 07時半頃
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[考えてみれば、須藤と会話した後から何かが自分の中から変わってしまった。 長らく乾いていた砂漠に水が染み込むような。 使われていなかった回廊に光が差し込んだ時のような。]
………はは、あはは♪
[真墨が、歯を見せて―――笑った。 それは、おそらく目の前にいる神様しか見ていないかもしれないけれど。]
そうだね、ボクは今、楽しいよ。 なんでだか知らないけど、あの女(ひと)と会話をした後から、 楽しくてしょうがない。
[ともすれば、また須藤と会話をしたくなるような衝動を抑えきれない。心が浮ついて―――楽しくてしょうがない。 それを、その心の動きを真墨は自覚した。]
ああ……こんなにコーヒーが美味しいなんて初めてだ。
[そばにいた天使に空のコーヒーカップを預け、赤く毛深い頭を一撫でして。真墨はリビングから自室へ姿を消した。**]
(21) 2014/03/26(Wed) 07時半頃
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―自室―
[部屋の中で、真墨は考える。 今までこんな感情を覚えたことはなかった。 そもそも、これほどまでに感情の高鳴りを覚えることも無かった。]
(どうしてだろう…? カミサマさんは、『楽しい』と表現した。これは『楽しい』感情なんだろうか。 今まで体験したことがないだけで、これは『楽しい』なのか。)
[だが、その変化は何が原因なのか。 それは、彼女が自分と共に過ごしてくれると約束してくれたから? それは、自分なんかと一緒にいてくれる存在が居ると分かったから? それは、彼女と話したことで自分が救われたような―――気がしたから。]
聞いたら…分かるかな…?
[思い出したのは、年の近い、伝言を頼もうとした少女のことで。 思い描いた人物を探す為に、自室を出てリビングへと足を踏み入れる。 その時にはすでに彼女がこの空間を去った後だったかもしれないけれど。]
(30) 2014/03/26(Wed) 23時半頃
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―リビング―
[聞いてみよう、と考えていた矢先の邂逅だった。 無論、邂逅というにはこの空間は狭すぎて、単なる偶然の範疇なのだろうけれど。 初めて会った時よりは幾分朗らかに、しかしどこか危うげな真墨の様子に本田はどう反応しただろうか。]
本田さん。聞きたいことがあったんだ。
『帰ること、できそうですか?』>>37
[挨拶代わりの言葉に返されたその返答は、真剣さを帯びていて。 真墨の表情が、さっと元来の表情に戻る。 それは―――既に、手放したハズの権利で。]
帰りたく、ないな。 一緒に過ごしたい人がいるんだ。 もっと話していたくて、色んな表情が見てみたくて。 その人と会話をしてると―――心が浮足立つ。 その人と、ここで、一緒に過ごしたくて…
(43) 2014/03/27(Thu) 00時半頃
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――― 一緒に、消えてなくなりたい。
[それは、やはり歪んだ願望で。]
(44) 2014/03/27(Thu) 00時半頃
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ねえ、ボクは今どんな気持ちなんだろうか。 カミサマさんにも、ボクの気持ちだけは分からないと言われてしまってね。 相談できるのが本田さんしかいなくって―――
[しばらく真墨の言葉に悩んでいた目の前の少女は、不意に顔を上げて、ニッコリと笑った。]
『…なんだ、先輩。 好きなヒト、いるんじゃないですか。』>>41
[放られたボールを、キャッチすることなく見送るように。 その言葉が、耳に届いたものの脳内を滑り落ちて行く。]
……ス、キ?
[スキナヒト…好きとは、つまり好きという感情のことで。]
はは、いやいやまさか。 そんなこと―――あるわけないじゃないか。
[その言葉は、どこか空々しく。]
(47) 2014/03/27(Thu) 00時半頃
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だって、そんなの…ボクは…
[イヤイヤと、駄々っ子のように首を振る真墨へとさらに本田は言葉を重ね。>>45 生き返ってくれ、と頼まれる。 それはつまり、誰かを好きになれということで。 その瞬間に、須藤の顔が浮かんだのは―――気のせいだと、真墨は否定する。]
『先輩、多分、るりの目の前で死んだんでしょう。』
[そして、生前身を挺して庇った後輩の話になれば。]
それは…厳密には、違うけど… どうして、それをあの子が気にするのさ…
[現状を、自称・神様に見せてもらうといいと言われてしまい。 そんなものを今更見たところで、どうなるというのだろうか。 真墨は、最早生き返ることへの魅力など感じていなかった。]
ボクは、生き返るつもりはないよ。 だから、もう、どうでもいいことだよ。
(53) 2014/03/27(Thu) 01時頃
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[生き返ることで、『るり』は救われる。 そんな風に、本田が口にすれば。 こんな自分が誰かを救えるわけがないと、否定するだろう。]
アレは…彼女のせいじゃない。 彼女が怪我をするのを、代わりにボクが肩代わりしただけで… ボクに、誰かを救うことなんて―――できるわけ無いじゃないか。
[善いも悪いも分からない進村 真墨が。 あの瞬間(>>0:97)、自分の危機も顧みずに後輩のことを守ったのは。 それは、目の前の後輩を、怪我から『救いたかった』からではないのか。]
[人として、当たり前なように。]
(55) 2014/03/27(Thu) 01時頃
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