52 薔薇恋獄
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――……ふう、ま?
[告げられた言葉。 雨に濡れた薔薇の若芽のような色の眸が見るのは、見ているのは……。
嗚呼、金縛りにあったかのように動けない。
その上を雷の光が走る。 それは、人を攫う音だと、知っているから。 弾かれたように伸ばす手は、珀に。 けれど、それは―――届かなかった。
ただ、その瞬間、強く強く願うのは、どうか楓馬が無事であるようにと。そして、その想いは、きっと自分だけではないのだろう。]
(20) 2011/05/21(Sat) 00時半頃
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[閃光と闇が混じる中、紫の眼が捉えるのは、楓馬を連れ去る女の後姿。
蛍紫が知らず、楓馬だけが知っていることがある。 その事実を知らなくとも、知らないからこそ、その後姿に願う。]
楓馬を……頼む。大事なんだ。 俺だけではなくて、きっと……―――。
[その女がどちらの日向だとしても。 ほかならぬ楓馬が信じていたから、殺すなではなく、頼むと言った。
気がつけば、雷はあけて、数秒の停電も終わったあと。 ぼぅっと紫の眼に光なく立ちつくす。 ゆるっと持ち上げる手は唇に触れる。]
莫迦野郎っ……―――。
[大丈夫と信じているけれど、だからこそ零れる言の葉。 ゆるっと頭を持ち上げるのは、雨音の中、問いかけの音が耳に届いた時。]
(27) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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楓馬なら、大丈夫だ。 彼女が楓馬を殺すなんてことは、ない。 楓馬だから、大丈夫。大丈夫だ。
[まるで自分に言い聞かすように、座り込んだまま動かない耀に言い聞かすように。]
俺は答えを出してない。 だから……―――。
[大丈夫な筈なのだと何度も。]
……ひとまず、戻りましょう。
[その後、戻ろうと言うけれど、耀に手を差し伸べることが出来ない。途方に暮れた顔で、幼馴染の後頭部を見詰めた。 強い強い薔薇の香りが、まるで胸に棘を指すように、痛いと思いながら。]
(34) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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……蘭香、俺は、お前に手を差し伸べる資格、あるか?
[薔薇の香りが、一気に色々を残酷に悟らせる。 苦しそうに、喘ぐように尋ねるけれど、きっと答えはない。
流石に、足を怪我している鳴瀬に1人運ばせる訳にはいかず。 のろのろと手を差し伸べる。 もし、払われたとしても、眉尻を下げてそれでも、耀を運ぼうとするだろう*]
(46) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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――……楓馬
莫迦野郎
なんで、謝ったんだ。
謝るのは、俺の方だ。
(*1) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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ディーンは、屋敷に戻れば、暫く呆然としている*
2011/05/21(Sat) 01時半頃
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[意識が浮上したのは、鳴瀬に服を脱がせかけられるという、非常に対面した時。]
――……っ、自分で脱げます。
[何故、そういう場面になっているのだと、状況を思い出すのに数秒。 思い出せば、慌てて言を紡ぎ、のろのろと水を含んで重い服を脱ぐ。]
鳴瀬先生も、一人だと面倒でしょう? テーピングも一旦外してしまった方がいいと思います。 そっちの足も、洗わない、と。
[湯に入れ、と促された所で、相手が服を着たままなことに気がつく。首を傾げ相手の服に手を伸ばすのは……やはり正常な思考とは言い難いのかもしれない。]
(95) 2011/05/21(Sat) 11時頃
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[鳴瀬の言動に、やはり首を傾げて、未だ、ぼぅっとしたまま]
……そうですね。 燿も、風呂に入れてやらない、と。
背中、流すの俺の方……ですね。
[ざっと、湯船から上がる姿は、産まれたままの姿。 シャワーのコックを捻る人の後ろに立って、壁に手ついてくださいと願う。 素手に泡をあわだてるが、鳴瀬はどういう反応だろうか。]
(140) 2011/05/21(Sat) 17時半頃
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……きちんと、洗わないと駄目ですよ?
[眉間に皺を寄せて、少し潔癖症のような言葉を放つ。 やや、強引に泡立てたそれを相手の背に撫でつけた。 そのまま、無言で背を洗い流せば、満足そうな顔をするも、やはりどこか目がうつろである。]
(142) 2011/05/21(Sat) 18時頃
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……ええ、好きですよ。 でも、俺は……。
[ふっと、瞳に光が戻る。 それと共に相手を見る目に熱が籠もった。 呆然とする間に見えた自分の想い。我ながら最低だと思ったから、その場で告げることができない。]
……ひとまず、あがりましょうか。
[ふっと視線を逸らす。 身体が反応する前に、逃げ出したかった。]
(148) 2011/05/21(Sat) 18時半頃
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………。
[無言のまま、鳴瀬の言うように動く。 黒のスウェットに身を包み、部屋の前へ辿り着けば、かかる声。紫の眼を見開いて、かっと一瞬我を忘れた。]
鳴瀬先生、が、貴方が、それを言うんですかっ……。 俺は……―――あの時、楓馬か、貴方か、選べなかったのに。
[やつあたりだと判っている。 それでも、相手がよけないならば、肩に手をかけ、壁に押し付けた。激昂しながらも、自分の言葉のあやに気がついて、ふるっと頭を振う。]
いや、俺には、例え気持ちの上でも、どちらも選んではいけない。 わかって、ます。
すみません。
[その段階になって、やっと異変に気がつく。]
(159) 2011/05/21(Sat) 20時半頃
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日向(ひなた)?
[声が聴こえた、考えなくてはいけない己の感情からの逃走の意味もあって、彼女の言葉に頷いた。]
(160) 2011/05/21(Sat) 20時半頃
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いや、何も聞いていない。 耀の前では聞けなかったし、聞く前に楓馬は……。
楓馬は無事、か?
[おそらく己にしか聴こえない声に応えた。]
(163) 2011/05/21(Sat) 20時半頃
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それは、よかった……。
[明らかにほっとした表情で呟くも、直ぐに険しくなる表情。眉間に皺をよせながら、鳴瀬に後で説明しますと、一言告げ]
……俺で、どうにか出来ることはないか?
[日向に向けて尋ねた。]
(168) 2011/05/21(Sat) 21時頃
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ディーンは、日向に何か言われたのか、口をとがらす人を見た。
2011/05/21(Sat) 21時頃
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どうだろうか、そう言う訳ではないと思うが。
[首をかしげつつ、ぼそっと、日向の質問に答える。]
(173) 2011/05/21(Sat) 21時頃
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……それは、また難しいな。 少なくとも、俺にとっては。
だから、楓馬に関しては、日向の所為ではないよ。
[更に聴こえた事実に、困った顔をした。 特に最後の言葉には……一瞬躊躇ったから取れなかった手を思い出す。]
質問があるんだが、蓮端先輩と石神井先輩は、その理屈でわかるんだが。 大須と、楓馬……は1人だったろう? それはどういうことなんだ?
[表情を改めて、1つ質問を向けた。]
(177) 2011/05/21(Sat) 21時半頃
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……皆が助かるように、お前達にも救いがあるように、 教えてくれたことは伝えようと思う。 問題は、どうやって信じてもらうか……だな。
[物言いたげな日向と、それを受けての鳴瀬の反応に小首をかしげつつ、いつもの小難しげな顔をで呟いた。]
(183) 2011/05/21(Sat) 21時半頃
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なるほど、そういうことか……。 楓馬は……ああ、皆に好かれていたから。
[ふっと日向の答えを聴いて綻ぶ顔、しかし直後に影が生まれる。]
……そうだな、信じて貰えるといい。
日向も、大変だろうに、大事なこと伝えてくれてありがとう。
(189) 2011/05/21(Sat) 21時半頃
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ディーンは、新たに聴こえた声に、そっと日向との距離を詰め囁いた。
2011/05/21(Sat) 21時半頃
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どうも、俺は、変わり者が好きみたいだからな。 仕方ない。
[苦さの混じった顔で紡ぐ。 楓馬にしても、鳴瀬にしても――嗚呼、似ているからと言えば、多分それは罪で。]
出来うる、限り努力はする。 お前も……無理をするなと言いたいが、 出来たら頑張ってくれ。
お前達が勝ち負けでなく、救われることを、俺は願うから。
(*16) 2011/05/21(Sat) 21時半頃
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……人を好きになるのは、どうしようもないさ。 十分苦しんだんじゃないか?
なら、救われてもいいはずだ。
いつまでも逃げ場のない想いは辛い。
[囁いて伸ばす手、触れられないけれど、撫でる仕草を見せた。]
(*18) 2011/05/21(Sat) 22時頃
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[どのような会話があったのか、触れられない相手を撫でようとする仕草をする。]
……俺も、考えるから。諦めるなよ。
[その一言は、囁きではなく言って、つっと手を引いた。 ゆるっと足は動いて、手持無沙汰にしている鳴瀬の傍に]
お待たせしました。説明しましょうか。
[やや緊張しているのは、先程の己の所業を思い出してのこと。]
(205) 2011/05/21(Sat) 22時頃
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[飛車の動きを見詰めながら、鳴瀬に語りかけるは、以下のこと。
まず、消えた4人は無事であること。 それは日向(ひなた)のお陰であること。
次に、日向(ひなた)と日向(ひゅうが)は、同一人物であること。 日向(ひゅうが)は、失恋の哀しみに応じて力を強くするけれど、日向(ひなた)は逆の想い(恋による安らぎや幸福)があれば日向(ひゅうが)を押さえられること。
互いに想い合っていれば、日向(ひなた)によって逃がすことが可能らしいこと。]
けれど、ずっと可能という訳ではないようです。 日向(ひなた)が日向(ひゅうが)を押さえるのはとても大変みたいで。だから、楓馬や大須のように、誰かに思われていると判った者は、逃がしたみたいですね。
皆を逃がすことが出来れば良いけれど そうでなかったら……―――。
[残った者は、恋獄の焔に焼かれてしまう(日向(ひゅうが)の牙にかかってしまう)と。いつもの言葉足らずで、しかし、いつもよりは長文で。]
(215) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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男ばかりで、恋愛というのも変な話ですけれど、ね。
[自重気味に笑むのは、それでもこの場にあると、自身が判っているから。]
問題は、今の話を、どうやって皆に信じてもらうか。 信じてもらえたところで 人の気持ちは……操れるものではないから。
[ふっと笑みはひいて、無表情に近い仄暗い表情を浮かべた。]
(217) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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[鳴瀬の返答に、少しだけ唇の端に笑みが戻る。]
彼女が、先生のこと、変な人だと言ってましたよ。
[何に対して変かは言わないけれど。]
……彼女がいなければ、こんなことにはならなかったかもしれない。けれど、彼女も十分に苦しんだのだと思います。 [だから彼女を怨みたくはないし、彼女も救われればいいと思っている。そして、放たれるカミングアウトに眼を見開いた。]
そう、なんです、か。
[それ以上、どう反応しろと言うのか。 固まった所で、立ち上がる人を見る。誰かに話に行くのだろう。もしかすれば……と、思い至れば]
(231) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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俺は、鳴瀬先生のこと、好きですよ。 おそらく、恋愛感情として。 でも、それは、楓馬に重ねてなのか、違うのか判らない。
――……我ながら、最低ですけど。
[そうまるで釘を刺すように囁いた。 楓馬の手を取れなかったのは、それだけが理由ではないけれど。 手を取ってしまえば耀が ……だから、そこが全ての起点ではあったけれど。]
(232) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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……似てると、思ってました。心のどこかで。 でも、違う……。
[おそらく、タイミングの問題。 どっちつかずの時(今)に、自覚してしまった想い。]
切欠は、楓馬なのは確か、です。 楓馬は、無意識に、手を伸ばしてはいけないと思っていたから。 だから、きっと違う人に想いを向けたかった。
でも、貴方だって、本当は、想いを向けてはいけない人だ。
[生徒と教師……男同士だから、ただの憧れで終わる筈の想い。]
(254) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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なのに、俺は、貴方に、貴方が寝ている時に 接吻けして……―――。
[追いつかない言葉、追いつかない想い――去る姿に、ぐちゃっと顔が歪んだ。]
耀は大事です、でも1番には……ならないんです。
(256) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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[自分では耀は1番にできないから。 それでも耀も大事だから、幼馴染2人とも大事に出来る立ち位置を取ろうとしていた。そうすれば歪な形でも3人で居ることができると思っていた……その想いはまだすてきれていない。]
……わかり、ま、せん。
でも、接吻けただけで、貴方の気持ちが手に入るとも思いません。
違う、でしょう。そんなの。
何故、貴方も、ヤケみたいなこというんですかっ。
[想いが混沌としすぎて、もう訳が判らない。 酷い顔を覆って、俯く。]
……耀……蘭香と、話させてください。
[ぼそっと、1つ願いを呟いた。]
(270) 2011/05/21(Sat) 23時半頃
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……では、2人を追ったらどうなりますか、ね。
[ぐしゃぐしゃの顔で、ふっと笑んだような声音で冗談のようにまず言った。次は、真剣に言葉を選ぶように。]
まぁ、二兎を追うもの……と、言いますか。
……先生、2人は先生のこと好きだったから追ってこなかったんですよ。そして、もう一人も大事だったから追ってこなかったんです。
間違いないと、思いますよ。
[大雑把に顔を袖口で拭くと、少しだけ穏やかな顔で告げる。]
蘭香と話をして、それでも先生のこと好きだと思ったら ちゃんと伝えます。
……その場合、接吻けしたら簡単に好きになるとか 浮気するような言葉言わせないですよ。 俺、自分が嫉妬深いのは、自覚あるんですから。
(285) 2011/05/22(Sun) 00時頃
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