306 【誰歓5発言RP】かたりかたるるかたりべの
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/* 風呂裏 ハナさんへ 8.3
(-6) 2020/08/26(Wed) 23時半頃
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[ ひらり、はらり。 何処ぞに咲く花の当てがあるわけでもないというのに 花瓣がふうわりと舞っては落ちて空気に溶け消えます。
生物の命は須らく失われるもの。 それは花でもひとでも逃れ得ようのない此の世の定まり 誰の手でも変えようのない運命でありました。 ]
… ですから私、散ることを厭わしいだとか 悲しいだとか一度も思ったことがありませんの。
[ 花は水と土以外に栄養を摂りませんが 逆に言えばそれがないとすっかりと萎れてしまうもの。 ですから、日の当たらない夜以外には私の姿は 穏やかな木漏れ日の差す森の中にあるのでしょう。 此処を訪れてからというもの一度も、変わることなく。 ]
(24) 2020/08/27(Thu) 19時頃
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[ そこで>>1:40彼女に打ち明け話をしたのは 花一輪のほんの戯れだったと申し上げておきましょう。 ひとを引き摺り込むなどとてもとても… 毟られれば枯れるばかりの非力な花ではありましたが、 それでこそ「ひとでないもの」の気配には敏感でした。 ]
私たちは誰の目に留まらずとも咲いて、散ります。 それが私たちの生の営み。私たちの存在表現ですから。
けれど、散ったからといって全て失うわけではない。 貴方が此処にいるということを──居たということを 今の私も次の私も覚えて居るでしょうね。
[ ですからひとがそうするようには出来ずとも 花が咲く土壌の中に貴方の存在を埋めておきましょうと。 容易く吹き消えてしまいそうな彼女へ言ったのです。 ]
(25) 2020/08/27(Thu) 19時頃
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私が貴方の存在を護りましょう。 貴方の魂が確かに在ることを覚えていましょう。
共に生きることは出来なくとも、…せめて 貴方が通り過ぎる道端にひっそりと咲けるように。
[ 花に出来ることなどたかが知れているものですから 貴方が歩いていく道の端、気も止めぬような記憶の隅に 薄くとも消えることのない色を残す花で在りましょうと。
誰に知られることがなくとも>>1:39 誰の世界の片隅にでもひそりと咲く花であれば 気付いてくれる者のない孤独の傍にも添えるでしょうと。
髪留めの花弁を一枚、薄桃色の小爪で剥がし取ると、 触れれば温かく感じる貴方の手に静かに握り込ませて。 ]
(26) 2020/08/27(Thu) 19時頃
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さあ、真面目な話はこの程度にして 貴方の好きな遊びにお付き合いしましょうか。
私は勢いよく動き回るのが苦手なものですから かくれんぼ、以外のものということで…
[ 柔らかな笑みを浮かべるのでした。
とは言え、 元々大して遊び方も知らないものですから かくれんぼ以外なら何が──と言えるわけでもなく、 何が、と推せるようなものもなく、
「… なにか、良い遊びはありますか?」などと 少し間をおいて眉を下げてしまうことになるのですが。 ]
(27) 2020/08/27(Thu) 19時頃
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[ ────ときに、 花はひとのように豊かな感情を持ちませんから 寂しいと感じることも当然にありませんでしたけれど、 彼女と別れて、私の許から彼女が去ろうかという時 何処とも知れぬ胸の奥に小さな痛みを覚えたのです。
そもそも、花には痛みを感じる作りはありません。 何でしょうと私は首を少し傾いで────…
原因に思い至らず、その痛みごと 浮いた疑問符を花弁の奥へ秘めてしまいました。
もしも私がひとだったなら、不意の痛みの正体に 名前を付けることが出来たのかもしれませんが、
… 生憎、私は咲くばかりが取り柄の花でした。 ]**
(28) 2020/08/27(Thu) 19時頃
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儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2020/08/27(Thu) 19時頃
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[ さて、それはいつのことでしたでしょう。 >>3:38彼女にお声がけ頂いた折、 私は丁度水を入れたコップを手にしていました。
花と言えど水を飲まなければ生きていけません。 日光浴と水分補給。
その二つは私にとって欠かせないものでしたから。 ]
こーひー、総当たり戦 ……?
[ そのために、飲み物で遊ぶという発想はありません。 >>3:39差し出されたものを見て、
薄過ぎる黒色の瞳をぱちぱちと瞬きます。 ]
(-48) 2020/08/27(Thu) 22時頃
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あの…、それは 口にしても大丈夫なものなのでしょうか……?
[ お返事は、ありませんでした。 >>3:40代わりに霧吹きでも向けられたかのように 勢いよく名状し難い色の液体が、私に。 ]
(-49) 2020/08/27(Thu) 22時頃
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…… きゃっ…
[ 思わず声が洩れました。 ]
(-50) 2020/08/27(Thu) 22時頃
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だ、大丈夫 です 少し、濡れましたが
[ かかった液体に砂糖などは入っていなかったようで 髪や着物はあくまで濡れただけで済んだようでした。
ですから一先ず、水分を"乾かしに"かかりましょう。 大して時間はかかりませんでした。吸うだけですから。 ]
(-51) 2020/08/27(Thu) 22時頃
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貴方は… 、大丈夫? 随分と苦しそうですね……
[ 漸く落ち着いたら、未だ咳き込んでいる 彼女>>3:41を気遣いましょう。
ひとはか弱いのですから 喉に何かを詰まらせただけでも簡単に死んでしまう。 下げようとする頭へ置けるならそっと手を置いて ]
気にしなくていいのよ。よくあることですから。
[ 慰めの言葉ひとつ。 ]
(-52) 2020/08/27(Thu) 22時頃
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[ 踏みつけられることも、 水をかけられることも、 当たり前でした。
花はただそこに在るものですから 降りかかる火の粉を払うことは出来ません。
ですから…そう、 吸った液体の苦みに少々困ったように眉を 下げたりはしていたにしろ──、
矢張り笑顔を崩すことなく貴方にこう言うの。 ]
(-53) 2020/08/27(Thu) 22時頃
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「 … 貴方が何ともなくて良かった 」*
(-54) 2020/08/27(Thu) 22時頃
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/* >>36 おいしい南瓜(縁故)ありがとう… とても嬉しいわ 明日お返事するわね
(-58) 2020/08/27(Thu) 22時半頃
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