17 吸血鬼の城
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[>>110 グロリアの言葉には、静かに眼差しを伏せる。 その言葉よりめぐらされる想像は勘違いともいえるし、ある意味正しいともいえるのか]
無論、お嬢様のご所望とあらば、 ――私が、参ります。
[離れる彼女の姿に、遅れて>>106囁きへの言葉を返す。 それは甘く苦しく悦楽を伴うがゆえに――酷く罪深いと感じさせる行為で、けれどその誘惑に抗えるほどの意思はなく]
(127) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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お心のままになさいませ、お嬢様。 ――あなたにはそのお力があるのですから。
[>>120 不安げに呟くような声、 それは人の感情の揺らぎにも似ている。
彼女はいまだ闇の眷属として不安定なのだろう、と思う。 城主と比較すればその 若さ は自ずとしれて。
声音は少しばかり甘やかすようになる。 彼自身が少年だった頃よりは、そんな言葉も馴染むようになった]
(134) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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[>>136 浮かぶ笑みには密やかに眼差しを伏せる。 その笑みは愛らしいというのに、耳朶をくすぐるような囁きの告げる言葉は、稚さからはほど遠く――上ずる声を押さえ込んだ]
――……、お嬢様、 悪戯が過ぎてはお客様方を驚かせてしまいますよ?
[嗜めるような言葉は、成功してはいまい。 触れてもいない指先の冷たさを感じれば、またため息が一つ。]
[そして客人の招きに応じて、離れる――]
(143) 2010/06/20(Sun) 02時半頃
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[>>138 その存在を認識すれば、小さく息を吐く。 ことさら眼差しは伏せられる、いまだヘクターと名乗る男があの時の少年とは信じがたく――それにどう触れるべきかわからない。
付け足される言葉には、小さな笑みを添えて]
――…混ぜる、 ああ、それは、よく眠れそうな組み合わせですね。
あたためて混ぜますか?
[あえての言葉を添えるのは、軽い嫌がらせにも似ていた]
(148) 2010/06/20(Sun) 02時半頃
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[求めに応じて2つのグラスを差し出せば、 シェリーの黄金の中砕いた氷はからり、崩れる。シェリーを求めることに隠された意味「今夜ベッドで」]
――…シェリーはそういうお誘いですか? あいにく、今夜は先約が。
[軽口には同じように返す、 けれどそれはかすかな記憶のせいで酷い違和感だった。 見据える眼差しに、青は一度伏せられて]
……あなたはご無事だったのですね。 何故今更、また。
(157) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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/* あれ、私清らか路線だったはずなの に……?
(-31) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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――……吸血鬼に、
[軽々しく言われた言葉に、 不快感を示して眉根は寄せられる。 続く言葉には感情を押し込めた笑みと声音が添えられた]
お呼び出しいただければ如何様にも。 旦那様には、お客様に不自由なきようお持て成しするように、と言い付かっておりますので――。
(165) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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――その制約は、 もとよりあなたもご存知でしょう?
[薄く笑う、それは常とは少しばかり異なるもの。 ここでの生活で得たものの、ひとつ。 闇を語る男の瞳の色を見る――光に透かさねば、その色味は伺えない]
―――……、
[言葉にはせねど知る。薄く目を細めた。 その変容は見た目だけには留まらず、 そう、かつてのあの少年もまた闇に捕らわれていたのだろうと]
(175) 2010/06/20(Sun) 03時半頃
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――首輪など、役割は古今東西同じでしょう?
[従属の証、薄い皮膚の下は伺えない、 差し出されたイアリングを促されるまま、 受け取ったことに気づいたのは手にした後、手の中のそれを見つめる]
……細工師?ああ、あなたは手先が器用だったのですね。 外さずに細工が出来るのでしたら、依頼することもあるかもしれませんが。
[そして続く依頼には、小さく嘆息して]
どの道、残る客室はそちらのみです。 ――…寝物語は、そちらの小さなお客様にお聞かせしてもよいのですか。
[案内はいらないでしょう?とばかりに、扉へその手を差し向けた]
(177) 2010/06/20(Sun) 03時半頃
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奏者 セシルは、水商売 ローズマリーより向けられた視線に、まなざしをそちらへ流す
2010/06/20(Sun) 03時半頃
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――ええ、あなたも昔は、 それは可愛らしい若様で――…。
[ヘクターへ、揶揄の混ざる言葉を返して、 主の広間から辞するのを視界の端に認めれば]
――失礼、少し下がらせていただきます。
[その後を追うように、広間を辞した。 ……手にした細工の施されたイアリングを返し忘れたまま]
(183) 2010/06/20(Sun) 04時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 04時頃
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[広間を抜け出した翻る瑠璃色の残滓を探す、 その姿が視界になければ、 部屋へ伺うべきかと階段へ足を伸ばした。
石畳の反響する足音が、幾重にも響いて]
――……お嬢様?
[その音の軽さ、確信とまではいかずとも 覚えはあるような気がして、薄闇の先に呼びかける]
(185) 2010/06/20(Sun) 04時半頃
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[その不安定は種としての若さだけではなかったか ――過去は己の礎、それがどのようなものであろうと今の我が身を作りあげるもの。
かつての貴族の少年が闇を抱いてああなったように。 かつでの信仰のもとにあった自分が変容を遂げたように。
己に作用したものが明白であればこそ、 あるがままの自己を認識できる。けれど彼女にはそれがない。
そんなことを考えながら、動かぬ気配にゆるやかに歩み寄る]
――お手をどうぞ、お嬢様。 黒薔薇もまだあちらに下りますし、 客人……とも呼べぬお客様のお相手など、構わないでしょう。
[ただ一人を揶揄すれば、薄闇の先にそっと手を差し伸べる]
(187) 2010/06/20(Sun) 04時半頃
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[言葉に瞳の青は和らいで]
――…仕えるべきお方に、 そのように仰られると困りますね。
では、今度からはもう少し厳しくさせていただきましょう。
[白い手袋越しにも温度が伝われば、 彼女のしんと冷えた指先はその白さと共に、淡雪を連想させた。 あるいは浮かぶ微笑の不安に揺れる儚さも、その連想に重なっていたのかもしれない]
――礼を逸するつもりはなかったのですが、 冷静さを欠いたことは、否めませんね。
[ぽつり、零せば、その手をこの場から離れるように誘う]
(189) 2010/06/20(Sun) 05時頃
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[しかし今、彼女を揺さぶるものは何なのか。 こめかみを押さえていた姿、宴の昂揚とは異なる気がする。
招かれざる逗留者――その間の扉の向こうから、響く声。 それが彼女の名を呼んだのは、聞こえた。
嗚呼、これなのだろう。 青は一瞬の静寂と共に伏せられた。
音なく口唇が言葉を紡ぐ。 それは潜む者たち――影へ告げる言葉。
――……旦那様、お嬢様のお心を乱す者が、こちらに。]
(190) 2010/06/20(Sun) 05時頃
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奏者 セシルは、闇に小さく囁けば、彼女の望むままにその手を導いた**
2010/06/20(Sun) 05時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 05時頃
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―客室前廊下/僅か前のこと― >>191>>192 [拗ねるような口調には、瞬きを一つ。 その言葉は確かに事実で、絶対的な力はただ城主のみのもの。最終的に己が従属するのは城主たる存在に他ならない。けれど]
私は御二方にお仕えしているつもりです。
[重ねた言葉はこれも甘さに似たものだった。 許容の言葉に恐れ入ります、と畏まれば――空気は徐々に変わる]
――……心の乱れは、それは、 過去の幻影に触れたからでしょうか。
[そう、過去がいくら己の礎をなすものであったとしても。 今となっては、幻のようなもの]
(250) 2010/06/20(Sun) 13時頃
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[しなやかな指先が、手袋の下に浮いた静脈に触れた、それにはぴくりと手が震える。その翡翠のまどろむようなみどり――捕食者の双眸に絡めとられたせいだろうか。身動きの出来ぬまま、冷たい吐息が首筋をくすぐるのを感じていれば、室内よりの声は再び]
―――……、
[絡められた指先が緩められれば、緊張はほどける。 取り戻した呼吸に過ぎるものが、安堵か失望かはわからない。]
……ええ、お食事は、 静かな場所のほうがよろしいかと。
[そして彼女を部屋へ送り届け、扉の閉ざされるのを見届ければ、 深くたれた頭を上げるより前に、彼の指先は冷たい吐息の触れた首筋へと伸びた]
(251) 2010/06/20(Sun) 13時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 13時半頃
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―白薔薇のある広間― [かつり、足を踏み入れる。 離れてからいかほどの刻が過ぎたか、広間には既に客人の姿はほとんだなかっただろう。 この場を任せた黒薔薇へと目礼をひとつ]
申し訳ありませんでした、黒薔薇。 お嬢様のご気分が、なにやら優れなかったようでしたので。
[送り出される時に向けられた笑顔の下に潜むもの。 妬心めいたそれに気づいてしまえば、かすかに湧き上がる優越は人の業。 けれどその感情の醜さを知るが故に、自己嫌悪に苛まれる。 かつての信仰の名残か、それは己の醜さを許しがたく]
……あなたがいらしゃって、私も助かります。
[感謝の言葉と共に向けられる白薔薇の微笑み、 邪心はそこになかったけれど、時にはそれが人の感情を逆撫ですることには気づかない]
(269) 2010/06/20(Sun) 15時頃
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/* 嫌な子路線もありだけど、今回はあざとい路線で。 きよらかに、きよらかに。
……白薔薇の微笑み、って自分で書いててこそばゆい。 いや、がんばれ、耽美耽美。
(-54) 2010/06/20(Sun) 15時半頃
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―御堂― [やがて客人の姿が見えなくなれば、 潜む影に後を任せて一度広間を辞した。
脚を向ける先は――祭壇に聖体なき聖堂。 祈りのためなどではない、その対象は既に失われてしまった]
――……、
[3列の鍵盤に指を置く。 金管を振るわせる空気が荘厳な音楽を奏で出す。 その旋律はけれど祈りの為の前奏曲――そんな曲しか知らない。
薬売りに名乗ってしまった名前、セシル=フロレスク。 名のある祓魔師の家系と知れれば、ここにある皮肉をどうとられよう。元より、あまり知られないものでは、ない。
――荘厳な美しいバロックの旋律、 けれど信仰なき今、その音色に聖なるものは宿らない]
(273) 2010/06/20(Sun) 16時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 16時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 18時半頃
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―オルガンのある御堂― [高音が消え、僅か遅れて残る低音の余韻も空へ抜けるように消えていく。鍵盤から指先を離せば、常のように白手袋をはめた]
――……、
[演奏は己が心を静める為、 沈めていた懊悩は、過去の幻影に再び波打ち揺れて。 曲の名を思い出す、それは聖書の一句であった。 コラール前奏曲――人よ、汝の大いなる罪を嘆け――]
(305) 2010/06/20(Sun) 18時半頃
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/* 奏者で元聖職者。 つまり、パイプオルガン弾きたかったんです。
やっぱりゴシックホラーと言えばパイプオルガンだよね!っていう。
(-66) 2010/06/20(Sun) 18時半頃
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[開いた扉――その気配に立ち上がる。 深く頭をたれるものの、己と主以外無人のこの場。
小さく走る震えは、畏怖と崇拝。 そしてなんらかの熱を持った期待であった。 それは我が身に刷り込まれ、否が応にも従属たる身を知らしめる。
首に架せられた銀の環と同じように――]
――…お耳汚しを失礼いたしました、旦那様。
(309) 2010/06/20(Sun) 19時頃
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[見据える血色の鮮やかなこと。 青はその色に恥じるように、重たげに伏せられた。 名を呼びなおされたことに、かすかな憂いを残して]
――……左様でございますね、 彼はなんらかの目的があるようですが、私には関わりのないこと。 無論、ご命令とあらばあの者の口から……
[血色が針の火の如く狭まれば、 それとは逆に青は瞬き見開いて、ゆるゆると首を振る]
それが人たる身の理でございますがゆえ、 夕べの薔薇も、既にこのように花びらを落として……。
――…旦那様は、刻のもたらす変容を惜しまれるのですか?
[己が胸の白い花びらにそっと指先を這わせた]
(314) 2010/06/20(Sun) 19時半頃
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/* やっと旦那様と絡めた。 あと若者3人集あたりも覗きにいきたいなあ。
>>307 ちゃんと椅子に座らせるといいと思うのですが、いかがでしょう。サイラスさん。えろいです。
>>311 とげのない薔薇の花言葉は「プラトニックな愛」と。
(-69) 2010/06/20(Sun) 19時半頃
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好ましい……
[呟きは小さく、聖なるものを失い、 妬心に優越を抱くような己の変容は、それはきっと醜いものだと――内罰の念は常に己が裡にある
主が銀砂の髪が流れれば、その乱れる袂の下、 透き通るような象牙色はちらと視界を過ぎり、青は焦点を揺らがせた]
美しいままに、時を。 それがお嬢様と旦那様が、「兄妹」となられた 理由……
[爪先が白い生地越しにふれる。淡雪ではないそれは、氷のよう、冷たくけれど美しい。吐息は一つ零れて]
――……あ、 恐れは……、 恐れは……限られた命への、執着
……私は 醜き生を 恐れます。
[答えたそれは今の自分自身に等しかった。 触れた指先よりひえてゆくような感覚が背を這い、青は滲むように揺らいだ]
(316) 2010/06/20(Sun) 20時頃
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――……天使、などとそのような、
[咲き誇る白薔薇へ己が手を挟んで主の指が添えられて、 灰となり儚く崩れ落ちる薔薇は、己の脈打つ鼓動の真上。
脈動はわずかばかり早くなる―― 何を持って完成となすのか、気にはなった]
私の望むことなど…… ――私が、旦那様の意に沿わぬことが、ありましょうか。
[首輪がひかれれば、わずか前のめりになり。 主の髪を我が身が掠める――早鐘となった鼓動は、離れ行く主に安堵と失望を示す。 ――望むこと、それは薄もやのように掴めない]
(321) 2010/06/20(Sun) 21時頃
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/* 自分の遅レスがせつない。 いつの間にか時が過ぎてるふしぎ。
(-72) 2010/06/20(Sun) 21時頃
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[薔薇の消えた胸元を、乱れる心を押さえるように、 片手を胸に添えたまま、背を向けた主に深く礼を示す――]
……はい、 お嬢様は随分と渇きに耐えておられたご様子。
後片付け―― では、今宵の“食事”は、お客様の中から……
[片付ける必要があるものが発生する、ということ。 宴は始まったのだから、それはわかりきっていたことであったのに。 己は何を言っているのだろう、言葉は押し込められる]
――いえ、かしこまりました。
[ふわり、薄闇に消え行く主の残り香が香った]
(336) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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奏者 セシルは、しばらくはその場に俯き、たたずんでいる**
2010/06/20(Sun) 21時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 21時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 22時半頃
奏者 セシルは、御堂を出れば、客室方面へ
2010/06/20(Sun) 22時半頃
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[御堂でしばし己が身を抱きしめるようにして、佇んでいた。 呼吸を沈めて、常と変わらぬように客室方面へと向かう。
>>346主がかけようとした言葉など知るよしもなく、 けれど足を運んだ先はどうしたことか、かつての部屋に近く]
――おや、これは小さなお客様。 なにか不自由なことは、ございませんか?
[>>358 影に先導される姿を認めれば、会釈して言葉をかける。 この子は彼の連れであったな、とふと思いながら]
(376) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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おや、……私が恐ろしいものにでも、見えましたか?
[どこかしら頑なにも見える態度を示されれば、 少しばかり苦笑して飴色の髪は揺れる]
いえ、小さなお客様。 あまり食がすすまれていなかったので。
あなたくらいの年頃でしたら、きちんと食べねばお腹がすいてはしまいますよ。何かお持ちしましょうか?
[語る言葉の内容は、他愛もないそんなもの。 ――誰かの語る言葉に似ていただろうか、青はそっと和らげられた]
(396) 2010/06/20(Sun) 23時頃
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