162 絶望と後悔と懺悔と
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― 回想:明にーさんと>>1:*277 ―
うん。
[僕は前の世界で持ってた温かさをまだ覚えてる。 誰かに頭を撫でられた時の、誰かが傍についていて、僕が眠るまで背中を撫でてくれた時の。 ささやかなお揃いや特別を得た時の。 覚えてても触れないそれらが明にーさんの手に宿っているような気がして、僕は手を重ね合わせて目を閉じる]
うん、僕は、……平気。
[身体が痛いのはしばらくすれば治っちゃうし、そうじゃない痛いのは、もうどこか遠くのものになっていた。 笑う赤い目と引き換えに]
(*3) 2014/02/10(Mon) 00時半頃
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[ある晩に、僕は明にーさんの巾着の中身を見せてもらった。>>1:*251 鏡か……あんまり顔がうつらないようにしないと。 でもなんでにーさんは鏡を壁にむけてるのかな]
きれい……!
[その答えはすぐに映し出された。僕はまだはしゃぎ方を覚えてたみたい。>>1:*252 花の名前は分からなかったけど、とにかくこれって明にーさんの特別なものだよね]
…僕も、言ってないことがあったっけ。
お母さんの名前、……「ハル」っていうんだ。僕みたいなただのハル。
[ささやかなお礼のつもり*]
(*4) 2014/02/10(Mon) 00時半頃
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/* やっと! やああああっと漢字解禁ですよ! くっそう長いプロと1dだった!
僕はわりと真弓ねーさんとかぶってる気がするので魂の姉妹(ソウルシスター)になりたい (ある意味もうなってる)
(-8) 2014/02/10(Mon) 00時半頃
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― 初陣前>>*0 ―
[僕が戦い方を学ぶうちにできるようになったことがある。 相手の表情をよく見て色々と読み取ること。
付き合いが短い相手だと分かりやすい相手しか読めないけど、 “家族”ならほんのちょっとの変化でも問題ない。
真弓ねーさん、笑ってる。なら、昔の話をすればもっと笑えるようになるのかな。 でも、昔の話をするためには――まずは生き残らない、とね*]
(*8) 2014/02/10(Mon) 00時半頃
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/* こ れ は(しば 直にーさんがあれなら僕が頭脳タイプ(笑)をやってもええねんな?
あ、デフォはサミュエルにーさん
(-14) 2014/02/10(Mon) 01時頃
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/* いやこれは頭脳タイプのかおり >>*9
(-17) 2014/02/10(Mon) 01時頃
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― 帝都・陸軍駐屯地 ―
――っ!
[僕は脇差の一閃を受けて倒れた相手の腕を踏みつける。 小枝が折れるみたいな音がするだけ。悲鳴は聞こえない。
これは。 これは――生きる糧を得るための人殺しじゃない。 敵を排除するための、戦い。
敵とはすなわち、僕らに刃向う者。 僕らとはすなわち、吸血鬼]
(32) 2014/02/10(Mon) 01時半頃
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…じゃあね。
[すぐに敷き倒した敵の首根っこに脇差を突き刺して息の根を止める。地面に新しい赤が広がった。
敵は相手をしたのが僕でちょっぴり驚いてた。 無理ないよね。10歳くらいの子供が戦場にいるんだから。
吸血鬼もゆっくりと成長はするらしいけど、僕は身体の成長を実感できていない。
せめて背、ちょっとは伸びてるといいけど**]
(34) 2014/02/10(Mon) 01時半頃
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/* そういえばかなり久しぶりにNPCだけどキリングしたなあ モンスターやっつけたのとか殺さずコンテストから脱落させたのはキリングにはいりませんの
(-22) 2014/02/10(Mon) 01時半頃
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/* [もうちょっとわかりやすく説明しようかな。 僕は身体の成長を、普通のやり方で実感できていない]
書き出しだけめもめも
141+2−1
(-45) 2014/02/10(Mon) 10時頃
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/* よっっし!!!!!
(-46) 2014/02/10(Mon) 10時頃
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[もうちょっとわかりやすく説明しようかな。 僕は身体の成長を、普通のやり方で実感できていない。 与えられた力を使いこなし、与えられた命令をただこなし、 たくさん殺して、殺して、殺して―――ようやくそれを手にすることができる。
もう僕と背比べをする相手はいない。その様子を笑って見てくれる者達も。
そして僕の身体はもう、普通のやり方では成長しない。 ちゃんと食べとくんだったって後悔しても、もう遅い]
―――。
[僕は敵の振り下ろした長剣をかわしてそいつの背後を取り、振り向きざまに斬り捨てる。
これで僕が増やした屍がもうひとつ。またひとつ――近付いたんだ]
(76) 2014/02/10(Mon) 14時頃
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[怯えた顔や果ては逃げようとする敵の数が増えてきた。 たぶんどこか大事な、中核とも言えるところが、落ちたんだ]
……退路を、
[逃げ道を塞いで敵を追いつめろ。軍略の本にも書いてあったこと。 だけど僕には土地勘はないし、逃げ道を探すなんて小賢しいことをやってる暇があるくらいなら、 逃げる敵をよりたくさん、たくさん、たくさん、―――葬ることを選ぶ。
武器に目を落とす僕の顔には楽しくもないのに笑みが浮かぶ。 でも今だけは引っ込めてないと**]
(77) 2014/02/10(Mon) 14時頃
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……はっ。
[あざけってるんじゃない。承知したんだ。>>*11 “始祖様”の声は離れていても僕に届く。送られるのがどんなに残酷な命でも、僕は――**]
(*15) 2014/02/10(Mon) 14時頃
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/* 朽葉色、にしたかったんだけど、 うぃきぺせんせいとか色見本のサイトとかそれぞれで微妙に色合いが違っていて悩ましい
孤児院に猫出したかった 直にーさんと将棋してみたかった 落ち着くとやりたいことの妄想ってはかどるよね
(-50) 2014/02/10(Mon) 14時半頃
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/* すげーざっくりしたメモ
1.4歳くらいの頃に「男の子だったら父発案のアマネって名前にしてた」って言われた 2.むしろ弟欲しいって言った
重いぞ…更新かけると
(-77) 2014/02/10(Mon) 22時頃
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― 回想 ―
変わった、ね。…みんな、変わっちゃった。
[僕は一度だけ真弓ねーさんに言ったことがある。ねーさんが僕の部屋に来た時だったかな。 その時僕は折り紙のうさぎとにらめっこしながら紙にその折り方を書き記していたんだ]
………なんで、だろうね。
[どうして僕らはこんな目に遭っちゃったんだろう。
答えはもらえなくてもよかった。その時僕はまだ、問い続けることで前に進めるって信じてた。
だけど、問い続けることことが後悔ばかり生み出して、僕の心に爪を立てるようになって。 いつの間にか僕は、全てにおいて「どうして」と問うことをやめていた*]
(*57) 2014/02/10(Mon) 22時頃
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/* 実は僕左手装備スティレットも考えてたのぜ……やはり武器被りの罠がころころ
もっと元ネタ準拠な感じでもやってみたくはある そしたら僕今度は嬉々として村側をy(ピチューン
(-80) 2014/02/10(Mon) 22時半頃
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/* ↑「武器設定が」元ネタ準拠
(-81) 2014/02/10(Mon) 22時半頃
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[そうだ。 敵を葬りながら前進を続ければおのずと退路に追い込めるんじゃないかな。 難しい話じゃない。基本的にやることは変わらないし]
……。
[敵がひとり物陰から飛び出してくる。 いくらこの辺が戦場の外端(それも縮まりつつある、と思う)に近い場所とはいえ、 一人見かけたら三十人はいると思え……だっけ。その言葉の示す通りになるかもしれなくて僕は身構えた。 抜いたのは脇差だけ。
息を飲む音が聞こえる。 敵は僕を目の前にして、撃つのをためらったんだ]
(171) 2014/02/10(Mon) 23時半頃
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[―――またか。 ここにいるのは守られるべき存在でもなければ助けられるべき存在でもないって示すために、 僕は帽子のつばに手を当てた。目が見えやすいようにちょっぴり引き上げる。
目の前で相手をしているのが何者か目に焼き付けてから死ねばいい]
――っ!
[そして僕は敵に飛び掛かったんだけど、飛んできたナイフに邪魔された。新手だ。 二人の位置は微妙に離れていて二人一緒に間合いに入れられなさそう。
ってか、ほんとに30人出てきたらどうしよう]
(172) 2014/02/10(Mon) 23時半頃
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/* Q.非シリアスに走りましたか? A.はい、非シリアスのつもり ただ深読みすれば意味深ではあるかもしれない(ぇ
(-86) 2014/02/10(Mon) 23時半頃
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「援軍を要請する、繰り返す、援軍を――、……っ!?」 「どうした!?」 「通信が……」 「――――、まさか指令所が」
[どうやら今はまだ二人しかいないみたいだけど、じきに増えそう。 最初の「援軍を要請する」って声、どこかに届いててもおかしくないし。
なら援軍が来る前に片付けよう。
僕はナイフを投げた方に狙いを絞る。さっきかすった分のお返し。 飛び掛かり今度こそ刃が血を浴びるかと思った刹那、今度は地を這うような低さで僕の足を狙って刃が伸びる。 まさか、最初に出てきた方が]
……ぅ。
[僕は切り裂かれた足の傷もそのままに、敵二人の間を難なくすり抜け走り去る。 一人を狙ってももう一人に阻まれる。こんなやり方僕は知ってたっけ。 だとしてもあんなに怖くなかったのに、今はとにかく、怖い]
(215) 2014/02/11(Tue) 00時半頃
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…、あっ、
[敵は僕の血の跡を追ってくるかもしれない。怪我は再生して治っても流れ落ちた赤はそのまま。
それとも……これだけどこも血だらけなら大丈夫かな!?
僕は止まらない。 血の臭いが濃くなり、新たな敵が向かってきても。 視界に入る敵を斬り捨て刺し貫き、時に左手でも剣を握り敵の斬撃を受け流しながら進む。
ほらまた向こうから敵が――違う、敵じゃない]
(230) 2014/02/11(Tue) 01時頃
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真弓ねーさん、無事で……。
[僕に比べてずっとたくさんの血を浴びてる。だからつい無事でよかった、なんて言いそうになった。
だけど言えなかった理由は別にある。 真弓ねーさんのさらに向こうからやってくる人影、>>210 あれは間違いなく敵―――だけど]
(231) 2014/02/11(Tue) 01時頃
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/* ひいいいいいん(訳:この遅筆が)
もうちょっとだけ続くんじゃよ
(-103) 2014/02/11(Tue) 01時頃
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/* やっぱ目と眼が混同してるううううう
(-104) 2014/02/11(Tue) 01時頃
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……。
[やな予感がする。 僕はいつのまにか真弓ねーさんのマントの裾をぎゅっと握ってた。>>237
懐かしい髪の色をしてる――敵が。 僕は前にあんな髪の色をした人にこういったことがあるんだ。
「僕、人参は嫌いだけど、色は……嫌いじゃないから」
人参は嫌いでも人参色の髪の人が嫌いじゃないって言いたかったんだ。気にしてるかもしれないし。 その人は覚えてるのかな、その人は―――変わってない、のかな]
(249) 2014/02/11(Tue) 01時半頃
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/* アヤ……いいモチベーションだ……
(-108) 2014/02/11(Tue) 01時半頃
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/* ごきぶり? >>250
そういえば眼の色が決まって良かった あかつきさん組の剣士全員(といっても二人だけ)決まってたし
(-110) 2014/02/11(Tue) 01時半頃
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……うん、
[僕は素直に手を離す。赤い眼どうしが視線を交わし合って、離れてく。>>248
真弓ねーさんが負けるわけないよね。 じゃあ、やな予感の正体って、何なんだろう]
(251) 2014/02/11(Tue) 01時半頃
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/* [静かに感動しているナカノヒト]
なにこれかっこいい なにこれかっこいい
(-116) 2014/02/11(Tue) 02時半頃
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………、てき……。
[真弓ねーさんがこんな顔してるってことは。間違いなく敵がそこにいるんだ。>>269
敵とはすなわち、“僕ら”に刃向う者。 “僕ら”とはすなわち――5年前、鳥籠のような世界に放り込まれて、吸血鬼になった“家族”のこと。
だから、だから―――]
(276) 2014/02/11(Tue) 03時半頃
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え……?
[敵の動きが、鈍る。>>272 気付いたんだ。さっき戸惑いながら真弓ねーさんの名前を呼んでたし]
覚えてて、くれたんだ、 …キャロライナにーさん。
[忘れられてた方がどれほどよかったんだろうね。 違う、僕は心のどこかで、忘れられててほしいって願ってたんだ。 その方が傷つかないで済むんだから。 “始祖様”や“お姉様”に服従しながら、今の“家族”のことしか信じなくなってる僕のことを。
姿かたちは変わらない。 たった一つ変わった部分を隠すように選んだ帽子の色は、 塗り替えられる前の眼の色と同じ、朽葉色]
(277) 2014/02/11(Tue) 03時半頃
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/* 僕もなんか動こうとしてたけど交戦中だし余計なことしなくていいかなって
真弓ねーさん……マイソウルシスター!!!!
(-121) 2014/02/11(Tue) 04時頃
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― 過去>>*56 ―
[“始祖様”は気ままに訪れては僕をほめそやすことを言ってまた消えていく。 そのたびに僕は頭を垂れてその言葉を耳に入れる]
ありがたく……思います。
[声も身体も震えてる。怖いからじゃないってことくらい僕にだって分かる。 時に慈悲深さすら覚えて、そのたびに泣きたくなるのに涙は流れない。
あの時はどうせそんなこと考えもしなかったんでしょう? なのになんで今さらそんな――――だめ、これ以上考えたら]
僕は……みんなと同じ時に、祝福、を、授かることができて、本当に―――……
[これは、まぎれもない、本当。 僕は怖かったんだ。家族を置いていくのも、家族に置いてかれるのも*]
(*84) 2014/02/11(Tue) 14時半頃
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― 回想・真弓ねーさんと>>*77 ―
[そうそう、袋みたいになってるところにこの部分を押し込むんだった。 真弓ねーさんは折り方を覚えてるんだねやっぱり。何度も繰り返した末にそうなったのかな。 繰り返すのは大事。 何度も繰り返すうちに『希望』が降り積もるように―――]
………。
[脳裏を過ぎった懐かしい光景が消えて、真弓ねーさんが近くなる。
僕は真弓ねーさんの背にそっと手を回す。 だいじょうぶだよ。僕はいなくならないから*]
(*85) 2014/02/11(Tue) 14時半頃
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“なんで”? ―――……“なんで”かって? にーさんが一番分かってるでしょ? それくらい。
[あの時、キャロライナにーさんは僕を止めようとしてくれたよね。 さっきみたいに僕のことを呼んで。>>285
僕はどちらの武器の刃も向けないで言葉の刃をにーさんに向ける。>>290 けれど、それは同時に僕の心にも引っかき傷をつけてるんだ。
あの時にーさんの言う通りにしてたら、って。 考えたことならある。答えは出し切れなかった。
僕はいったいどうすればよかったの?]
(320) 2014/02/11(Tue) 14時半頃
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[僕は“家族”の身に降りかかったことを知ってしまったから。 僕が無事で、他の誰かが犠牲になってしまったかもしれない「もしも」なんか考えたくもない。
他の誰か――――、例えば、]
(*86) 2014/02/11(Tue) 14時半頃
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――、…………い、やっ。
[僕は対峙する真弓ねーさんとキャロライナねーさんの姿がぶれるくらいに首を左右に振る。
やめて。家族の名前を出さないで。>>291 「探してる」なんて言われたら、―――会いたくなるに決まってる。
ほんとに、みんななのかな。 絶対に離さないって決めたのに離された小さな手は、今も伸ばす先を探し求めてるのかな]
(321) 2014/02/11(Tue) 14時半頃
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/* 右の武器に「綺」の一字を入れたいなぁ
んにー
(-128) 2014/02/11(Tue) 14時半頃
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/* っていうかこういう名前のキャラいるの知ってるし
センスが来ない 来ぬぇ
(-132) 2014/02/11(Tue) 15時頃
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/* うわあああん答えるのが難しい問いかけ/呼びかけばっかり
僕も絢矢に幸せだったかって訊きたいね 別に僕は絢矢を幸せにできなかったって偉ぶるつもりはなく
(-137) 2014/02/11(Tue) 18時頃
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……。
[僕はキャロライナにーさんと真弓ねーさんの間に入る。にーさんからねーさんを守るように。 にーさんの声はちゃんと届いてるよ。だけど答えてあげることはできないんだ。 ありがとうキャロライナにーさん、僕らのことを家族だって思ってくれてて。 でも、それとこれとは話は別で]
………僕こそごめん、…勝手に行っちゃって。
[僕は素直に謝る。>>385 これでキャロライナにーさんの手を取れればどれだけよかったんだろうね]
(393) 2014/02/11(Tue) 19時半頃
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ごめん、……もう喋んないで。
[僕はキャロライナにーさんの手を払いのける。 少し力を加えすぎてにーさんの身体が揺らぐのが見える]
もうこれ以上真弓ねーさんを苦しめないで。
[僕には分かるんだ。真弓ねーさんが苦しんでるのが。 原因は何だろう。みんなの名前を呼んだ瞬間苦しげにしてたから、やっぱりこの話題はしちゃダメだよね。
僕だって笑い顔が貼りついたまんまだけど、 会いたいと会いたくないが混ざって気を抜くとどうにかなりそうなんだ]
(395) 2014/02/11(Tue) 19時半頃
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喋んないで、あと、……武器を持たないでいてくれればいいから。
[それと、そう、―――武器だ。 帝都守護部隊の持つ武器はどういうわけか吸血鬼の傷の再生を遅くする、らしい。 僕は脇差を抜くと、キャロライナにーさんの武器――長巻の刃めがけて振り下ろす。
敵のいない世界に近付くのに、今は武器が邪魔なんだ**]
(397) 2014/02/11(Tue) 19時半頃
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/* 一連のセリフを脳内妄想した赤チップ的表情で言ってるわけです にゃーん
(-144) 2014/02/11(Tue) 19時半頃
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/* うぅ…… (セット済の投票プルダウンを見てゴロゴロしつつ)
実は午後に零にーさんの回想にどう返すかがっつり考えてたんだけどまだまとまらない ともかくこの時はまだ“いつか”を待つってモチベーションだったとはほんのり アヤが待ってる人を探しに行こうって。言えてない
(-170) 2014/02/11(Tue) 23時頃
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――っ!
[刃同士がぶつかる高い音が響く。>>461 僕は刃を落とすなんてめったにやらないけど、刃物のどこが“弱い”のかちゃんと知ってる。 下方向に振りぬいた刃が地面に当たってちょっぴり音を立てる。
僕は折れた武器を眺めない。 ただ、キャロライナにーさんの答えを待って]
そんなっ……、死んじゃうかもしれないんだよ!?
[びっくりした。きっと顔にも出てる。 もちろん僕だって真弓ねーさんが訊いてたことが気にならないわけじゃなかった。だけどこの時は興味の外で]
(473) 2014/02/11(Tue) 23時半頃
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