164 天つ星舞え緋を纏い
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わかった。 なら、本気で、甘える……か、ら。
[もう我慢しなくていいと思った途端、喉の奥が震えて声が裏返る]
覚悟しろ、よ……。
[あの時思いと一緒に口に押し込めた風車は、今は手の届く場所にはなく。 だから日向は、感情が迸るに任せた]
う…………ぐすっ
うあああぁぁ――――……
[言葉にならない声で叫びながら、明之進の方に向かって崩れ落ちる。 目からはぼろぼろと、何処に溜まっていたのかというくらいに雫が溢れ、零れ落ちていった*]
(106) suzukake 2014/02/25(Tue) 23時頃
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/* むしろあたしのははっちゃけまくった反動だ…… [目逸らし]
夕ちゃんこんばんは。
(-615) suzukake 2014/02/25(Tue) 23時頃
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日向は、おっと、雪さんも。
suzukake 2014/02/25(Tue) 23時頃
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/* 泣かされたった
それはいいがとってものーぷらんである。
(-620) suzukake 2014/02/25(Tue) 23時半頃
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― 自宅 ―
[身を受け止め、抱えられたこと>>110に、胸の奥に温かな安堵が生まれるが。 一度溢れ出した感情は止められず、明之進の胸に顔を寄せるようにして泣きじゃくる]
おなごとか、そんなん……ひぐっ、 ちがうから、やめ、て
[どこで言われた言葉なのか、諭すような明之進に言葉に、顔を埋めたまま首を振る]
そんないつまでも、甘えたりとかしない、もん……
[弱みを見せてしまった今更ではあるが、女子扱いされるのはやはりまだ気恥ずかしいものがある。 顔から首まで熱を持ってしまったのは、泣いているせいだけではないだろう*]
(116) suzukake 2014/02/25(Tue) 23時半頃
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/* 挟まった……。 沼じいこんばんはです。
(-626) suzukake 2014/02/26(Wed) 00時頃
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― 自宅 ―
[そうして、明之進が受け止めてくれるのをいいことに、気が済むまでは泣きじゃくっていただろうか。 笑い声と冗談めかした一言>>118には、少しだけ声が止まったけれど]
これから……か。
[幾らか落ち着いた頃に投げ掛けられた問い>>119に、腫れぼったい瞼で瞬きしばし考える]
そう、だな。 あたしも、ここで暮らすのは……辛い、な。
[色んな意味、を考えつつも、口には出さず]
だから、外に出ようとは、思う。 ……それで何をする、とかは、決まってないけど。
[決まった職を持つ訳ではなく、皆の善意に支えられ生きてきたが、今後はそういう訳にもいかないだろう。 明之進の口調にも迷いを感じ取りつつ]
(127) suzukake 2014/02/26(Wed) 00時半頃
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明、にい。
[ぽつり、と、明之進に眼差し向け切り出す]
明にいが良ければ、あたしはもう少しだけ、明にいと一緒にいたい。 ……互いに、落ち着くくらいまでで……いい、から。
[さらけ出した弱さ故に、ついそんなことを口にした。 言いながら、随分な我儘だとつい顔を赤くして。 言い訳のように一言付け足しつつも、口調はしぼんでいく*]
(128) suzukake 2014/02/26(Wed) 00時半頃
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― 自宅 ―
え?
[自身の願いがあっさり受け入れられたこと>>130に、ぽかんとした顔を向ける]
いい……のか?
[そうしている間にも、頭を撫でられ。 常と変らぬ様子で告げられる言葉に、ゆっくりと息を吐いて眉を下げる]
そ……うか。 ありが、とう。
[相手にとっては、ごくごく当たり前のことだったらしく。 押し込み抱え込んでいた感情が、雪解けのように解けだしていくのを感じた]
(131) suzukake 2014/02/26(Wed) 01時頃
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それじゃあ、これからもよろしく…………っと。
[改めてそう告げようとして、泣き疲れたか頭の芯がくらりとする。 倒れるほどではなかったものの、予想以上に消耗はしているらしい]
何にせよ、まずは怪我の治療をしないと……か。
[その呟きと共に、ふっと浮かんだのは穏やかな苦笑の表情。 先までの思い詰めたような様子は、今は何処にも見られなかった*]
(132) suzukake 2014/02/26(Wed) 01時頃
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/* 夕ちゃんお休みなさい。
あたしも次の表で一旦切ろうかな。
(-640) suzukake 2014/02/26(Wed) 01時半頃
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― 自宅 ―
[明之進>>139に、押し黙って俯く。 なんだか自分ばかりが一喜一憂しているような気がして、悔しいけれどもそれは口には出せず。 ただ、話が傷痕のことに及ぶと]
別にあたしは……ちゃんの動くならそれでいい……し。
[明にいと違って、というのはすんでのところで言わずに呑み込む。 心配されることは嬉しいけれど、女子として見られるのはどうにも落ち着かない。 霊体とはいえ相手の舞う様を見てしまったから、なおさらだった]
まあ。 見るたび心配されるのもあれだから、治るといいとは思う、……けど。
[結局明之進から目を逸らしたまま、素直になれないそんな一言を呟くのだった**]
(140) suzukake 2014/02/26(Wed) 02時頃
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/* ……過去が微妙に空白っぽいし、明日時間があればちょっとだけ捏造過去落とそう、かな。 (挟もうか考えてやめた話があったとか)
明之進>>-641
……素なんですか……
(-646) suzukake 2014/02/26(Wed) 02時頃
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/* 明之進>>-649 天然とは。恐ろしい……
了解です。明日はあたしの方が遅くなる可能性ありますが。
と、まあいい時間ですしあたしも寝ます。 お休みなさい**
(-650) suzukake 2014/02/26(Wed) 02時頃
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/* 帰って来れた……こんばんは。
明にいとの会話はこれで一段落、かしら。 今後のこととか考えるなら華月さん所も行きたい気持ちはあるけど。
(-667) suzukake 2014/02/26(Wed) 21時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
suzukake 2014/02/26(Wed) 21時半頃
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/* と言っても、何をどう切り出したものか。 一旦場面切って、数日後の多少落ち着いた状況で話した方がいいんかな。 華月さんとこ見舞いに行くような感じで。
法泉>>-672 こんばんは。 なんと……無理せずゆっくり休んでくださいね。
(-675) suzukake 2014/02/26(Wed) 21時半頃
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/* 一にいが飯炊きなら、あたしは小道具とか裁縫係かなぁ。 その辺はかあさんに教わってるから出来そうだ。
(-677) suzukake 2014/02/26(Wed) 21時半頃
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/* 華月斎>>-680 確かにな……>間に合うか なまじ脳内で確定してるだけに、キャラ通してどう言ったものかわからんという。
(-681) suzukake 2014/02/26(Wed) 22時頃
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/* 夕ちゃんこんばんは。
華月斎>>-684 でしょうけどw じゃあさくっと、行こうかな。
(-686) suzukake 2014/02/26(Wed) 22時頃
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― 数日後 ―
[天つ星の戦いより数日後。 日向は重い火傷を負った華月斎の見舞いに来ていた。 これまでも、度々粥などの料理を作りに訪れていたことはあったのだが、今日は改まってという風に寝床の傍らへ正座していた]
華月斎さん……あの、折り入ってお願いが。
[緊張した面持ちを華月斎へ向ける]
あたし、近い内に、この里を出ようと思ってるんです。 それで、その……明にいも、一緒に居てくれるとは言ってるん、だけど。
[言いながら、少しだけ口ごもる。 改めて口にするのは少々気恥ずかしいが、それはとりあえず脇に置くことにした]
(149) suzukake 2014/02/26(Wed) 22時半頃
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あたし、ちゃんとした仕事をしたこともないし、外に出てちゃんとご飯にありつけるかって考えたら……心配で。 だから、華月斎さんの所で、手伝いとかさせてもらえたらいいな……って。
[そこまで言って、瞳を伏せる。 何が出来る訳でもない自分が、図々しいお願いをしたものだと思う。 まだ包帯でぐるぐる巻きの自身の右腕を、無意識の内に撫でた*]
(150) suzukake 2014/02/26(Wed) 22時半頃
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/* はっ、悩んでる内に法泉さんが格好良く〆ていた。 お疲れ様ですー。
(-701) suzukake 2014/02/26(Wed) 22時半頃
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/* 夕ちゃんお帰りなさい。 家族が風邪とはまた大変な。 夕ちゃんも、ぶり返さないよう気を付けて。
(-704) suzukake 2014/02/26(Wed) 22時半頃
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― 数日後 ―
[まだ安静が必要な華月斎と話をすることは、躊躇いがあったものの、相手はきちんとこちらの話を聞き届けてくれ。>>154 彼の言葉に、ゆっくりと頷く]
本当に、外のことなんて何にも知らないから……ちょっとの間置いてくれるだけでも、助かります。 もちろん、出来ることはなんだってやる。 飯炊きと、裁縫と……お手玉くらいしか、出来ないけど。
[大した自慢にもならない特技に、少し顔を赤らめる。 一座に置いてもらうなら何かしら芸事を身に付けなければいけないのだろうと、そんな思い込みがあったのも、躊躇った理由の一つで。 だから華月斎の付け加えた一言>>155に、顔を上げる]
(167) suzukake 2014/02/26(Wed) 23時頃
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そ……っか。一にいも、一緒なんだ。
[兄弟の溝が埋まったことはうっすら感じてはいたものの、華月斎の一言でそれは確定的となり、つい顔を綻ばす。 それは華月斎の所に身を置く理由にもなる。が]
あ、えっと。 明にいとは……まだちゃんと、話してなく、て。
[共にいたいという胸の内は伝えたものの、落ち着いてみれば面と向かって話すのがどうも気恥ずかしくなり、具体的なことは何も話せないままの数日間だった。 明之進も反対はしまいと思うのだが、どちらにしろその事を告げるという一仕事は待っている訳で。 我ながらしょうもないと思いつつ、真っ赤になった顔を俯けた*]
(168) suzukake 2014/02/26(Wed) 23時頃
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/* 華月斎>>-715 着物なんて作ったことない……とぼやきつつ、夕ちゃんのためなら頑張る、よ。
>>-718 お疲れ様でした。 絵の完成楽しみにしています。 りあるの方大変そうですし、無理なくご自分のペースでなさってくださいね。
>>-719 お家こわい。またしても散々悩むことになりそうだけど。 「明にいが……幸せになれる方……選べ」って言って、選んだ方の居場所なら全力で守る、かなぁ。
(-724) suzukake 2014/02/26(Wed) 23時半頃
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/* あ、もうこんな時間か。 過去ネタ書こうと思ってたけど、今更蛇足にしかならん予感がするしまあいいか。
(-725) suzukake 2014/02/26(Wed) 23時半頃
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/* ご挨拶。
suzukakeです。沼じいは初めまして、他の方はお世話になっております。 和風バトル村ということで、今回も楽しみにしておりました。 まさかの希望被りに噴いた結果の日向でしたが、銀陣営らしく真っ直ぐ駆け抜けられたと思います。 バトルのお相手してくださった雪客さん、ありがとうございました。 毎度の至らない点は痛感しつつですが、やりたいことやり切れた楽しいバトルでした。 あと明之進も……こういう絡みは何気に初めてかな。 意地っ張り娘のお相手ありがとうございました。 我ながら面倒くさいやっちゃと思いつつ、楽しくて止められなかったという。 他にも絡み足りない方もいますが、ログ読んで楽しませて頂きました。
企画のtasukuさん、毎度楽しいバトル村をありがとうございます。 他の皆さんも、また同村の機会があればよろしくお願いします。
(-737) suzukake 2014/02/26(Wed) 23時半頃
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― 数日後 ―
……役に立てそうなら、良かった。
[華月斎>>170に言われ、安堵の表情を浮かべる。 一平太の話にも、良かったと頷いて。 だが、明之進の話には、う、と小さく詰まった声。 それから大袈裟なくらいに頷いて]
わかった。ちゃんと、言う。
[華月斎には余計に不思議がられそうだと思いつつ。 日向は心の中で、自分にとっては大事な決意を固めた**]
(175) suzukake 2014/02/27(Thu) 00時頃
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― 数日後 ―
明にい!
[決意が揺らがない内にと、つい小走りになりながら、明之進の家へと向かう]
あのな、外に出た後のことなんだけど……華月さんが……
[と、華月斎の所にしばらく置いて貰えること、先がどうなるにしろ一旦の行き先が決まったことを告げる]
だから、あ、明に……いや……
[大事な話なのに、それ以上に舞い上がっているという自覚はある。 それでも、ここで踏み出さなければと、そんな決意をこっそりと固めていたから]
明も、それでいいかな、って!
[言って、明之進の顔を真っ直ぐに、見詰めた**]
(176) suzukake 2014/02/27(Thu) 00時頃
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/* これは読み切れない予感。
華月斎>>-729 こちらこそ、お付き合いありがとうございました。
そんなん言えん…… 言うとしても顔真っ赤でぐしゃぐしゃになりながらだよきっと。
明之進>>-733 あたしも楽しかった、よ(照
>>-736 うなあっ(何
(-761) suzukake 2014/02/27(Thu) 00時頃
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