151 雪に沈む村
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[少年達の会話が工房に漂う。 ぱちり、と時折炉の炎が音を立てた。
小さな銅板を手に取り、ふと窓の外を眺めれば、白い欠片はさほど多くは無いものの、ウォーレンの目にもはっきり見えた。
剣を打っていた大きなハンマーではなく、小さなかなづちと少しの道具を広げる。 銅の板を鍋の底にあてがい、溶かした錫を接着剤代わりに、そのまま熱する。 柔らかくゆっくりとしたリズムで時折こぁん、と音を立てて叩く。]
(――トニーは。)
[二人をちらりと見つつ、手馴れた作業は続けたままで。]
(この村に、戻ってくるのだろうか。)
[あっという間に、鍋の鋳掛は終わりそうだった。]
(30) 2013/11/18(Mon) 22時頃
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[鋳掛の終わった鍋をたらいの水につけると、じゅう、という音と少しの水蒸気が上がった。 冷えたことを確認してから、ふさいだ部分を手で軽く叩く。悪くない出来だ。
鍋を持って少年達のほうを振り向いた瞬間、ぐらりとカルヴィンの身体がかしぐ。>>42
ウォーレンは少年達とさして変わらない身長ではあるが、力はその比ではない。 難なく揺らぐ体を受け止めるが。]
…―――?
[ごめん、という言葉はやや弱弱しく、しかし逆にその身体は妙に重く。 しかしそれには何も問わず無言で支える。]
(59) 2013/11/19(Tue) 21時頃
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…無理はするな。
[トニーがカルヴィンを立たせると、低くカルヴィンに言葉をかける。 それは、どちらのカルヴィンに向けた言葉だったのか。]
おい――
[連れ立って出て行こうとする少年達が工房を出ようとすると、一声かけて鍋を渡す。]
パンの分は働いてもらうぞ。 トニー、帰りにその鍋をピエールんとこに持っていっとけ。
[使いを頼めば、恐らくトニーもカルヴィンを今日は大人しく返すだろうと思った。 トニーがそれを了承するかは分からなかったけれど。]
(60) 2013/11/19(Tue) 21時頃
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[少年達が連れ立って出て行ったか、それともまさに出て行くところだったか。 外から女性の声がした。>>50]
――ああ。
[ソフィアだ。恐らくいつもの通り茶葉を届けてくれたのだろう。 もっとも、いつもよりやや遅れていたようだが。 扉を叩く音がしたなら、ゆっくりその戸を開く。
一緒にジリヤも連れ立ってきているのを見れば、おや、と片眉を上げただろう。]
(61) 2013/11/19(Tue) 21時半頃
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