165 【突発村】bouquet
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[自分の声に少年が気付いたようなら、視線をさ迷わせながら躊躇いがちに]
……君は、悪くないと思いますよ
きっと、悪い奴だったんでしょう?もしかしたら、そいつは君の大事な人にも酷いことをしたんじゃないですか
[決して心を読んだりする能力などない、彼の過去など知る由も無い こう口にすることで本当に肯定しているのは自分のことだった]
(0) 2014/03/04(Tue) 23時半頃
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[ああでも駄目なんだ。心から言えていない。 ほら、掌を見ればそれが“赤”に染まっている。いつだってそうだ、思い出してしまうと幻覚を見るんだ。 姉さんが言ってくれなきゃ、悪くないのだと言ってくれなきゃ、僕はただの……]
……
[がり、がり、がり、長い袖を捲り腕を掻き毟る 例えばここの人間を皆殺してしまえばもう変なことを思い出さずに済むだろうか?いい加減死ぬ気にもなれるかもしれない。 それでもそうしようとは思わない、あれは生きる為に、姉さんの為にしたことだ。
殺意は意識の底に未だ眠る。]
(1) 2014/03/05(Wed) 00時頃
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/* ずっと持ってなきゃいけないのかと思っていたー。 よっしゃ渡そRP思い付かないけど
(-3) 2014/03/05(Wed) 00時頃
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/* アイリスに渡せるけど。姉キチだし似てるって書いたし
(-7) 2014/03/05(Wed) 00時頃
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/* ナイフを渡すと覚醒したあとに困るのよね。 首でも絞める?殺し方は十年前と同じがいいなぁ
(-8) 2014/03/05(Wed) 00時頃
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ーー 追憶 ーー
『姉さん、ずっと一緒にいようね』
『どうしてあいつらの話なんてするの?姉さんには僕がいればいいでしょ』
『人間なんて嫌いだよ。見つけてくれなかったのに、助けてくれなかったのに可哀想だとか同情だけしてくるんだ。 姉さんと僕以外の人間は皆死んじゃえばいいんだ』
『ねえ、……なにあの男 違うよね?恋人なんかじゃないよね。姉さんは僕を裏切らないよね』
『ずっと二人で一緒でしょ?』
[重い鎖のようなエンゲージで彼女を縛り続け、隣に繋ぎ止めていた、だって僕には姉さんしかいなかったんだ。 ……そういえば笑って頷くばかりで同じように返してくれたこと、一度も無かったな]
(8) 2014/03/05(Wed) 02時頃
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……? そうですね。君と妹さんを虐げた奴等は報いを受けなければならなかった
[視線が合って、下がる>>6特にそれについては気に止めずに 妹が、と口にされた言葉に意識が向いた。やはりと頷く、片方は妹、片方は姉の為。とても似ている だから首を振られたのは理解出来ず不思議そうにして]
ッ!
[わるいことだ>>7そう続けられ驚いた顔を見せる。決定的に二人を違えているものを理解した 否定しようと、自分を肯定しようと言葉を探す。けれど彼は妹を助けられなかった、それにどこかこちらと違い迷いがないと感じられたことによって何も言えずに]
違う、違うよ……だって子供だったんだ、仕方なかったじゃないか……
[声は小さくなっていきかき消え、うつむけば腕を掻き毟る力が増して赤が滲み始めた それでも止めることはない、ぶつぶつと何かを呟きながら自傷を続ける]
姉さん……
[時折すがるように姉を呼ぶのだけが、聞き取れることだろう**]
(10) 2014/03/05(Wed) 02時頃
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ぅ……………
……るさ………
ーー煩い!
[流れる赤に比例するように徐々に鮮明さを取り戻す声は、やがて拒絶を叫んだ 「殺せば業を背負うことには変わりない」>>37それは一番聞きたくない言葉だったから]
黙れ、黙れよ!そんな目で僕を見るな!
[憐れみが込められたその目、幾度も向けられたのと同一の種類の視線が同じ地獄を経験し依存した片割れに独りにされた身にはとても耐え難くて 睨みつければそれは彼を見るということ、両の手に視線が下ろされても焼き付いたように脳裏から消えない 青年は逃げるように部屋を出れば建物の奥へ消えていった]
(47) 2014/03/05(Wed) 22時半頃
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[適当に入り込んだ部屋の中頭を抱えてぎゅっと目を瞑る。それはどこか、折檻に怯える子供のように]
姉さん、僕は悪くないよね? あいつが嘘をつくんだ、あいつが……違う、僕は違う!
[独り言ですら支離滅裂に、感情を昂らせても宥めてくれる存在はこの世を去った 自分は“薄汚い人殺し”などではないのだと、必死に心に言い聞かせる。 決して姉は弟が人殺しだから傍に居たくなくて置いて逝ったわけではないのだ、と
……瞼の裏の暗闇にあの少年の憐れみの瞳だけが浮かんでいる]
(48) 2014/03/05(Wed) 22時半頃
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[不幸という湖に浮かぶ木の葉のような小さく頼りない幸福 例えそれしか救いがないとしても、ただ小さなその一点だけを見つめていられれば、掴まっていられればきっと幸せだろう。 周りから見ればそうではないとしても けれどそれが耐えられない重さに沈んでしまえば、後は己も深い水底へ堕ちていくだけだ。]
(59) 2014/03/05(Wed) 23時半頃
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[水底できっと木の葉は待っていてくれる、そう思い堕ちることを望んでいた。 それはまさに、姉を失った自分にとって追い求めるべき“光”だった。それだけを信じてここに来た なのにあの少年の言葉によって、幾度否定を叫んでも同じ場所には堕ちれないのだとそんな迷いが確かに生まれていて
光が、消えた気がした。]
(60) 2014/03/06(Thu) 00時頃
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[もう寝てしまいたかった。何も考えたくない 騒動など知らないまま静かな部屋で床に胎児のような姿勢に寝転がる。 意識が夢に零れ落ちる狭間思い浮かべていたのは申し訳ない勘違いをしてしまった女性の顔 人間は嫌いで死ねばいいけれど、姉さんに似ている人の死に顔を見るのは嫌だな、なんて]
(61) 2014/03/06(Thu) 00時頃
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[それはもしかしたら、姉を重ねているとはいえ嫌い呪い続けてきた他者が死ぬのを見たくないと思うのは 深海のように暗く沈む青年の心の中微かな光のようなものといえたのかもしれない]
[見つけ出されるか、部屋に届くような騒動が起きない限りはそのまま朝まで起きることはない*]
(63) 2014/03/06(Thu) 00時頃
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/* もう知らぬ光の輪のRPなぞ知らぬ どうせここしか渡す相手いないしここ襲撃ちゃうしいいの!
(-22) 2014/03/06(Thu) 00時頃
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