180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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――愚者の庭園――
[館主の部屋、鈍く色を失った銀の門を出て庭園に出る。 霧が随分と濃く、降り続く雨はやむ気配もない。機械の残骸が何処の世界から湧いて来たものか、戦場痕のように積もっている。]
で…だ。 結局のところ欠片も半分そこそこしか揃っておらん、銀の鍵も見当たらん、銀の王も見当たらん。銀の子もおらん。そういう事か?
なるほど。
[銀髪の娘が語るのは、館に呼ばれた客人の行方だろうか。残りが8人。]
まあ、足りないものは仕方なかろう。残りは……誰が残っておるかはわからんのか。 あのゼロとかいう豎子(こぞう)に地獄で挑まれて、館に戻ってきてそれっきりだ。顔を見ておらん奴も大勢いる。
ああ……まあ、心当たりがあると言えば後は銀の子ぐらいか。 アイン、ミラベル、ワルプルギス…神が俺から遠ざけるためにヨーランダの魂を割って創った3人の魂。そのうち最もヨーランダの魂を色濃く受け継ぐミラベルが開祖となったクラシアの…セレンディアの皇子。奴とは少しだが顔を合わせた事もある。
[>>38銀貨の横顔を眺め、その顔を思い出した]
(49) 2014/06/15(Sun) 22時頃
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此処でおっても俺には埒が明かん。 魂が銀の門の中の揺籠に留まっておるのでは、地獄に連れて帰る事もできん。
[そう言って、館の中に戻る。無造作に扉を何枚も開き、世界の接続を確かめる。既にいくつかの扉の中は灰色と化していた。]
少し前からFES(全ての終焉)が一気に進んだようだな…
[そう呟き、何枚めかの扉の先、セレンディア城に通じていることを確認して門を潜った]
――セレンディア城――
(50) 2014/06/15(Sun) 22時頃
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―セレンディア城玉座―
なんだ、誰もおらんのか。誰もおらんとこの城は白過ぎる。ミラベルの遺した城とは言え些か気分が悪い。
[顔をしかめながらずかずかと大理石の敷き詰められた城の中を歩いていく。外で激しい砲撃の音が遠雷のように鳴っているが、が、それを気に留める事もない。 玉座の前までに、衛士や城の人間らしき者が何人か斃れているのが見えたが、気には留めない。力のない者をいちいち掬い取ったりはしないのだ。こうして地獄の領土を置いて出て来ていても、決して暇ではない。窓の外に、館で見たのと同じ黒い烏が跳んでいるのが見える。]
ここにも出ているのか。やれやれ、一段落ついたらさっさと冥府に戻らねばならんな。 ……あれは。
[玉座の間に、一本の緋色の剣>>2:284>>2:285が鎮座している。]
妙だな。この国にこの宝剣(皇統剣)が保管されているという話は聞いたことがないが……
(51) 2014/06/15(Sun) 22時頃
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まあ、いい……
[神代の紋を刻まれた大理石の玉座に刺さった剣。皇統剣。統べる事を約束された者でなければ抜けぬ、手にした者はただそれだけで一国を支配する事を約束されたも同然、等と伝承は絶えない。 何重にも絡ませられた鎖と共に、台座深く突き立っている。]
(65) 2014/06/16(Mon) 00時半頃
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確か、この種の剣は持ち主によって有り様を変えると聞いていたが……
[遠慮なく剣の束に手をかけ引き抜こうとするが、抜ける気配は全くない。石の玉座から剣が擦れる音すらしない。]
だろうな。小癪な話だ。しかしこちらも子供の使いでない。
(67) 2014/06/16(Mon) 00時半頃
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台座ごと持っていくか。
[そう言うと青白い波動を拳より放つ。]
―――――対滅波動(カウンターフォース)
[虚数の海より出でた青白い混沌の波動が玉座を吹き飛ばす。 丸く削り取られて、まるで皇統剣に保護されたかのように残っている大理石の台座ごと、鎖が何重にも絡みついて剣を持ち上げた]
抜かせるのは資格のある奴に任せてやろう。 しかし…これだけあってもな。欠片が揃わぬならせめて「アレ」も必要だろうが…
[ぶつぶつと呟きながら、重心の定まらぬ剣を無造作に振り上げ、肩に載せたままその場を立ち去る。]
(69) 2014/06/16(Mon) 00時半頃
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―セレンディア城―
やれやれ。随分と賑やかな事だ。
[鎖を何重にも絡ませた剣を肩に載せたまま城の外の見える場所に出る。鉄の機体が宙に浮いている。]
こうなると、もう何が何だかわからんな。 …しかし、黒い烏の大群か。改めてみれば壮観ではあるが、 何、何という事もない。
……今更あれを一つ一つ潰しておるような猶予はなかろうよ。 まあ、俺には関係のない事だがな。 それ、貴様だろう。これが必要なのは。
(117) 2014/06/16(Mon) 23時頃
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[この城の皇子、クラシアの後継者だったと記憶にある。ガルガンチュアの鐘が鳴った頃顔を見知った覚えのある小僧>>105に大理石の台座ごと剣先を向けて、小嗤いした]
どうした。貴様は以前はもっと傲岸不遜な男だったと記憶しているが。 それともあれか?
[見やった先、上空に白"銀"の翼が見える>>108>>109]
………あれでは死ぬぞ。 いや、死に急いでいるかのようではないか。なあ?
(119) 2014/06/16(Mon) 23時頃
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おや。
[上空で舞う白銀の翼と、その周りに飛び交う瘴気の如き黒霞を思わせる片翼の烏の群れ。それを見上げていると、頭上が影で覆われるのが見えた。]
鉄の機神―――――貴様か。 と言っても言葉が聞こえているのかわからんな…ええ?
[生物ではないから、いわゆる気を読める相手ではない。間断なく、様子をうかがう]
随分派手にやっていたようだな。中まで聞こえたぞ。 どうした、これに興味でもあるのか?
[台座が先に刺さったまま抜けない皇統剣を一振りしてみる]
俺の物ではないがな。
(121) 2014/06/16(Mon) 23時半頃
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フン……そうか。貴様、これを抜かせたいのか。 御大層だな、それからどうなる。まあ…いい。
[眼前の機神に不敵な視線を向け、この城の住人だと記憶しているセレンディアの皇子、セシルに向けて剣を振って見せた]
だそうだ。そら、この剣はこの城の物ではなかったはずだが… まあ、イグノーランティの錫杖の代わりに安置されているという事はそういう事なのだろう。 くれてやるぞ。貴様のような銀の子には銀の鍵が必要だろう。
それを愚図愚図としているから……ああいう事になる。
[黒い尖塔の群れの先>>122を一瞥し、セシルに向けて皇統剣を台座ごと投げて寄越した。]
(127) 2014/06/17(Tue) 00時頃
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地獄で返せ。
[皇統剣……あるいは銀の鍵とも諸説の中の一つには言われているもの―――をセシルに投げて寄越した。]
(136) 2014/06/17(Tue) 00時頃
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どうやら当りか。
[刀身は銀色に、束には神代の魔道言語のような文様、鎖はたちまちのうちに断ち割れ、台座を振り払って剣は抜ける。 最初から主が定められていたかのように、その光景は自然であった。]
後は…アレか(>>3:@3)。しかし居るのか? あれをその手に収めるに相応しき輩など…
(158) 2014/06/17(Tue) 00時半頃
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何だと?
[告げられた言葉>>162に少々意外そうに顔を見やる。それは一瞬。やがて驚きは、嗤いへと変わる。]
フ……ハハハ。どうした、随分素直になったな豎子(こぞう)。 俺にそう率直な物言いをしたのはメシアに続いて貴様が2人目だ。
ならば……地獄に来る権利をやろう。そして、その力もだ、
(169) 2014/06/17(Tue) 00時半頃
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