52 薔薇恋獄
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[暫し、顎先に手を宛って考え込む。
珀が、甲斐のことを好きだったのだとして。 もし鳴瀬と甲斐が、互いを想いあって、ここから抜けることができたとしたら。 そうしたら、珀はどうなる? いや、珀だけではなく……3人の関係は?]
……まぁ、とりあえず、いいです。 今から悩んでも、仕方のないことですし。
[そもそも、そんなことを自分が思い悩んでも仕方ない。 当人同士がどうにかするしかないのだから]
(134) 2011/05/23(Mon) 22時頃
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[甲斐の視線につられるように、浜那須の方を見る。 そしてまた買いに視線を戻し、少し大きめの溜息をひとつついて]
そしたら私、ちょっと着替えに戻りますね。
あとここに誰が残っているのか、それも確かめなくっちゃなりませんし、その辺り、鳴瀬先生と話しもしなくっちゃいけませんし。
[ひとまず、大広間を後にすることにした]
(138) 2011/05/23(Mon) 22時頃
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[大広間を出る直前、足を止め、甲斐の方を振り返り]
あぁ、それと。
日向さんの件ですけど。 私でどうにかできるようなら、なんとかしてみます。
[そう言って笑ってから、去っていった]
(139) 2011/05/23(Mon) 22時頃
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7人、ですか。
[停電の回数と、消えた生徒達の人数を指折り数える。 大須と珀は、1人で行ってしまったから……辻褄は合う]
分かりました。 有難うございます。
[軽く礼をする]
(145) 2011/05/23(Mon) 22時頃
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スティーブンは、まずは自室に戻って、着替え**
2011/05/23(Mon) 22時頃
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/* あらやだ。
甲斐君ってば、一緒にお風呂?
(-97) 2011/05/23(Mon) 22時頃
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─ 自室 ─
[濡れた衣服を脱ぎ捨てて、さっとタオルで身体を拭き、着替えを済ませる。 こんなところで肺炎にでもかかってしまったら笑えない……と思ったが、それも今更な気がして、結局自嘲してしまった]
(161) 2011/05/23(Mon) 22時半頃
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[部屋を出る]
あ、耀君。
[それは、自室の扉を開けた時だったか。 それとも、鳴瀬の部屋の前に来た時だったか。
とにかく、見かけた耀に声をかけた]
(162) 2011/05/23(Mon) 22時半頃
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ん?
[言われて、毛先に触れる]
ん〜……一応、傘は差していたんですけどねぇ。 この雨では、ビニール傘じゃ太刀打ちできませんでした。
はい、少し見てきましたよ。 やっぱり、私達はここに閉じこめられてしまったみたいです。
(165) 2011/05/23(Mon) 23時頃
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[濡れた毛先を弄りつつ、じっと耀の顔を見て]
耀君。
気のせいでなければ、さっき私の部屋にいた時より、ずっといい顔をしていますよ。
[何かありましたか? と、笑いかける]
(167) 2011/05/23(Mon) 23時頃
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いえ。
結局私は何もできず、時間が解決してくれるだろうと、あなたを部屋に帰してしまっただけですから。 礼も謝罪もいりませんよ。
それより。
[少し困惑顔になり]
気持ちと向き合えたのはよいことですが、その……死んじゃうっていうのは、困りますねぇ。
これから私、折角その件に関して、鳴瀬先生と話し合おうと思っていたところなんですから。 甲斐君に聞いたら、なんかまだ7人も残ってるそうじゃないですか。
だから、もう少し考えてみましょう?
[耀にそう話しかけながら、鳴瀬の部屋をノックする]
先生、いますか? あけますよ?
(175) 2011/05/23(Mon) 23時頃
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スティーブンは、セシルの部屋を、もう一度ノックしてみた。
2011/05/23(Mon) 23時頃
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……でも、折角自分と向き合えたのに。 ここで、生を放棄してしまっては勿体ないですよ?
[続く言葉には、小さく首を傾げるが]
せんせー?
[もう一度ノックしてから、扉を開ける]
…………。
あの。
……どうしたん、ですか……?
[そこに見たのは、涙を流し、ひどく憔悴したような鳴瀬の姿]
……先生…………?
(180) 2011/05/23(Mon) 23時半頃
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/* さくじょまにあわなかった。
意味、通じるかしらん。
(-126) 2011/05/23(Mon) 23時半頃
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ちょ……先生! ずぶ濡れじゃないですか!
[そういえば、廊下や大広間、あちこちにあった水跡は、自分がつけたものだと思っていたが]
先生、またなんか無茶したんですか?!
[鳴瀬に駆け寄り、耀の方を振り返り]
すみませんが、私の部屋からタオルを───……。
……あ…………。
[隠れようとする耀に気が付くと、いいですと言うように、軽く首を振った]
(183) 2011/05/23(Mon) 23時半頃
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/* あぶねぇぇぇ!!
コミット忘れてたぁよ!
(-130) 2011/05/23(Mon) 23時半頃
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すみません、ちょっとガサガサしますけど……。
[ジャージの上を脱ぎ、鳴瀬の頭にかけて水気を拭う]
……せん、せ……?
[縋ってきた手指が、ひどく冷たい気がして。 その手に、そっと片手を添えて]
何してるんですか、先生……。
こんなところで風邪を引いたら、みんなのことを救うどころじゃなくなってしまいますよ?
[何があったのかはわからない、けれど。 ゆっくりと、優しい声で。]
(192) 2011/05/24(Tue) 00時頃
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…………鳴、瀬……せんせ……。
[されるがままに身を寄せて、その濡れた髪を、背中を、宥めるように撫で続ける]
ねぇ、先生……。
自分で言ってる言葉の意味……分かって、ますか……?
好きな人、いるんじゃ……なかったんですか……?
(195) 2011/05/24(Tue) 00時頃
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[大きく嘆息。
そして、鳴瀬を抱き締める腕に力を込め]
私……聖者じゃないんですよ。
好きな人にキスしてくださいなんて、言われたら……。 止められるはず、ないじゃ、ないですか………。
(196) 2011/05/24(Tue) 00時頃
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/* おいディーン早く止めにこいwwwwwww
じゃないとちゅーするぞ!!!!!
(-133) 2011/05/24(Tue) 00時頃
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/* おいマジどうするよ。
(-137) 2011/05/24(Tue) 00時頃
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[鳴瀬の言葉を黙って聞く。 好き、と言われると、今更のように胸がどきりと音を立てた。 けれど……]
代用品だとか、必要ないとか……。 そんなこと、ないと思いますけどね……。
それに、酷いという点なら、今の私も変わらないと思いますよ。 あなたの弱っているところに、つけこんでいるようなものですから、ね。
[そう言って小さく笑うと、唇を寄せ]
分かりました。
けど、もし……私とキスをした後も、甲斐君への想いが忘れられないようならば。 ……そちらへ、行けばいいと思います。
(203) 2011/05/24(Tue) 00時頃
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───どうあっても。
私はね、やっぱり、鳴瀬先生のことが好きなんですよ。
[緩く目を伏せて寄せた唇は、触れることができただろうか。 それとも、避けられてしまっただろうか]
(206) 2011/05/24(Tue) 00時半頃
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/* ちょwwwwwwwwwwwwwww
あれごめんどうしよう。
(-146) 2011/05/24(Tue) 00時半頃
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[触れた唇は、少し冷たかった気がした。
未練が残らないように、すぐに身を離そうと思ったが───]
───……ン……っ?!
[鳴瀬の思いもよらぬ行動に、驚いて目を見開いた。 けれど、引き離すことなど出来るはずもなく。
気が付けば、此方からも舌を絡ませようとしていた]
(210) 2011/05/24(Tue) 00時半頃
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/* あーあ……w
(-151) 2011/05/24(Tue) 00時半頃
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/* ぴゅあぴゅあさんログアウト。
(-152) 2011/05/24(Tue) 00時半頃
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[漸く唇が離れたところで、改めて、鳴瀬の顔を見る。 そこに未練が見てとれたなら、まだ、引き返す余地はあったのかもしれないけれど]
………そんな顔で、そんなこと言われたら。
抑えられるはず、ないじゃないですか…………。
[もうその手を離せそうにない]
士朗……せんせい………。
[もういちど、唇を重ねようと抱き寄せた]
(217) 2011/05/24(Tue) 00時半頃
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/* しかし、ここで堕ちると、色々やばいような気もするが。
まぁ、いいか。 ここ暫くピュアピュアしてたし。
(-167) 2011/05/24(Tue) 01時頃
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/* 折角、白衣の天使白ふみちゃんの予定だったのにwwwww
多分これ、ポジション的にはアレよねー。
(-173) 2011/05/24(Tue) 01時頃
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/* よし頑張って白くする!
(-175) 2011/05/24(Tue) 01時頃
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[寄せられた鳴瀬の身体を、今度は優しく抱き寄せて]
はい。
傍にいます。 私は、士朗先生の傍にいます。
だから───。
士朗先生も、私の傍にいてください。
(225) 2011/05/24(Tue) 01時頃
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