241 線路上の雪燕
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−お昼ごろ・食堂車−
ペラジーくんか、よろしく。 ふふ、この辺りじゃあ、いつもこんなものだよ。 毎日寒いったらありゃあしないさ。 ……君はこちらへは、旅行か何かで?
[>>1:117彼の月並みの天気の話題には、そう返した。 見慣れない肌の色や、この言動から察するに、おそらくあまりこの地方のことは慣れていないのだろう、とは思う。]
夜はきっと寒いけど、朝になるころにはきっと暖かくなっているさ。 南へ向かっているんだし、ね?
[そう言ってふわり、とイアンが笑ったのもつかの間、彼の笑顔はそのままに、少しばかり真剣なものへと変わる。]
で、さっきの話の続きなんだけれど。 もう一度、君に尋ねたい。 ……どうして君は、その事件のことをそんなにも気にかけているんだい?
[答えによっては、この記者であることを名乗ろうか。そう思案しながら、彼へと尋ねた。]
(8) 2015/11/30(Mon) 00時半頃
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―現在・ニズ―
[あっという間に日は傾いて、気づけば時刻は18時を過ぎる。 ニズへの到着を告げる>>#0汽笛の音に我に返って、イアンは顔を上げた。 座席に戻ってからいつの間にか、眠ってしまっていたらしい。
新聞社へ、電話をかけなければ。 ペラジーとの話題に上った新聞記事の情報を、手に入れる必要がある。 それは単なるイアン自身の好奇心か、それともペラジーからの頼みか、そのどちらにしても。
焦りながら身の回りの品を適当にまとめて鞄へ詰め込み、(鳩は流石に座席へ置いておいた。流石に盗られることはないだろうし、盗られたところですぐに犯人は分かるだろう)、ニズへと降り立つ。
終始慌てていたものだから、もしかするとまた、誰かとぶつかってしまったかもしれない。]*
(12) 2015/11/30(Mon) 00時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/11/30(Mon) 01時頃
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―現在・ニズ駅ホーム―
[慌てるとろくなことが起こらないのは、いつものことだ。 >>19突然こちらへ向かって来た少女の存在に気づいた時にはもう遅く。]
わっ、
[こちらが声を上げたのが先が、それとも衝突したのが先か。 ごつん、と音を立ててやってきた衝撃に、数歩よろめいた。 こちらの方が明らかに体格は大きい。イアンが倒れることはなかったが、代わりに少女が尻餅をついて倒れた。]
す、すみません、 お怪我はありませんか、お嬢さん!
[慌てて駆け寄って相手をまじまじと見れば、頬を赤らめる姿が少し幼げに見える。見慣れない暗い髪の色に、彼女も異国の者だろうか、と一瞬の逡巡。]
失礼、ついうっかりしていて!
[ともわれ、今は彼女に怪我がないかが先だ。 彼女の様子を確認し、無事であれば、手を差し出して立ち上がる手助けをしただろう。]
(30) 2015/11/30(Mon) 05時頃
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― 昼ごろ・食堂車 ―
[>>14彼の元へと運ばれてきたのは、質素な食事だった。 ペラジーが一等車両の乗客だと気づいてすらもいなかったものだから、その時には食事の内容なんて気にも留めず。 そういえば自分は何も頼んでなかった、とついでにスパゲティを一つ注文し、彼の返事を聞いた。]
ずっと!? 旅暮らしか、それはきっと……大変、なんだろうね。 ずっと君一人で旅しているのかい?
[予想外の返答に、驚愕の声色を隠せない。 旅暮らしなんて体験はおろか、生活の想像すらもしたことがないから、イアンにはその苦労は計り知れないものに感じるのだ。 彼が今は一人で旅をしているなんてことを想像だにもしていないのだから、尚更。]
(31) 2015/11/30(Mon) 05時頃
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[>>18続けた問いには、「旅先で聞いた」といまいち煮え切らない返答。
さてどうしたものか、イアンは考える。 記者の端くれである以上、一応の守秘義務というものは発生する。 むやみやたらと情報を他人にひけらかしてみせるわけにはいかないのだ。 彼が少しでも、自分の好奇心を満たす情報を持ち得るのならば話は別だが。
そう考える彼に、ペラジーは向き直る。>>20>>21やがて、彼の話す言葉を聞けば、不思議そうな目を彼へと向けた。
聞いたこともない、地図に存在しない都市。
からかっているのだろうか、そんな考えが一瞬頭をもたげるが、彼の神妙な面持ちを見る限りは、到底そのようには思えない。]
(32) 2015/11/30(Mon) 05時頃
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……すまない、俺にはその地名にも、川の名前にも、心当たりはないよ。
レモンの木、か。 少なくとも、サラグニッドの方ではないよ。 あそこでレモンは育たない。寒すぎるんだ。 君もレモンと一緒で、寒いのは苦手みたいだしね。
[冗談めかしてそう言ってウィンクするのは、少し場違いだったかもしれない。 ……かもしれないが、塞ぎ込む彼の姿は痛々しく、見ていられなかったのも事実である。
奇妙なことだ。彼の姿を見るに、20歳に満たないぐらいに思えるのに。 そんな彼が幼少の頃に過ごしたと言えば、せいぜい15年前ぐらいになるのだろうか。
……15年で、地図から消えた?
咄嗟に思い当たる節は、ない。 そもそも、サラグニッドで生まれ育った、地方新聞記者である彼が、遠い地方のことまでは、全て把握していない。
――なにせこのあたりの寒さでは、普通のレモンは育たないのだ。]
(33) 2015/11/30(Mon) 05時頃
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[>>22>>23やがて、ペラジーの口から語られる、様々な経緯を聞けば。]
そうか、 ……大変、だったんだね。
[二度目の言葉は、先程よりも、より強い実感を持って紡がれる。 涙を堪えて話す彼を見ているのはなんだか苦しくて、なんとか力になってあげたくて。でも、かけてやれる言葉は見つからなくて。 きっとこうやって人に話すことも、悲しくて、苦しいことなのだろう。 想像だにしたことのない彼の人生に、軽々しく口を挟むことはできなかった。]
……人狼。
[>>23>>24親しい者が、人狼に殺されたという事実を聞けば、成る程、とイアンは合点した。 愛犬家の事件にあった、「僅かな噛み痕」という文字列。 突然弾かれたようにイアンは思い出す。 人狼の仕業と称された事件が、過去にも存在したことを。]
(34) 2015/11/30(Mon) 05時頃
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……人狼、ねえ。 存在しない、とは言い切れないかもしれないな。 ……サラグニッドからそう遠くない街で、数年前に事件があってね。 その事件の時は、人狼の仕業だと騒がれたものさ。 その時の話なら、俺は少しだけ聞いたことがあるよ。 ……考えてみれば、この愛犬家の事件と、少し似ている、と思う。
[いつになく真面目にそう語れば、イアンはいつものように朗らかに笑ってみせた。 ペラジーは、一体どんな反応を見せただろうか。
手帳のポケットから取り出した名刺をペラジーへと差し出し、イアンは笑う。]
サラグニッド・タイムズ。 俺の勤め先は、君が目にしたその新聞の発行社だよ。 俺はこの愛犬家さんの事件については詳しくないけど。 ……少しぐらいなら、君の力になれると思うな。
[そう言い、相手の返答を待った。]*
(35) 2015/11/30(Mon) 05時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/11/30(Mon) 05時頃
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/* ギッチリ詰めすぎで喉が半分切ってる…… ほんと…自分でもめちゃくちゃ目が滑る … すまぬ…すまぬ…
(-13) 2015/11/30(Mon) 05時頃
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/* >>16 かわいい ただひたすらにかわいい
くそう…櫻子ちゃんに九重さん巻き込んだりシビルさんつつきに行きたかったり色々するのに! 絶対今これ以上はキャパオーバーして死ぬ!ギリィ!
(-14) 2015/11/30(Mon) 05時半頃
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― 現在・ニズ駅ホーム ―
[手を差し出せば、じっと此方を覗き込む瞳>>48に、言いようのないむずがゆさを感じた。 少しだけ恥ずかしくなって、イアンの顔は僅かに紅潮する。]
いえ、こちらはなんともありませんよ。 お召し物の方は?汚れてなければいいのですけれ…… あっ、
[こちらの手を取って立ち上がる彼女の言葉にそう答えたとき、ひらり、と彼女の胸元から流れるように落ちる、一枚の紙片。 それは、写真のようだった。
軍服を来た、凛々しげな男の写真だ。少し目の前の彼女に似ているように感じる。 あとは、ルーカスと名乗った紳士にも、雰囲気だけはほんの少し。
途端に、>>49辺りの空気が険悪なそれへと変わるのがわかる。]
(76) 2015/11/30(Mon) 18時頃
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[『–––––––ああ、クソ戦争の仇か。』
向こう側から聞こえてきた口汚い罵り言葉に対抗するように、イアンはいつになく、鋭い目つきで辺りを見渡した。
「黙れよ」。
声に出さずとも、その目が物語る言葉は辺りを牽制するのに充分だっただろう。 口を噤む者、より敵意をこちらへ向ける者、反応は様々だっただろうが。
慌てて写真を拾う彼女の姿は、いくらか萎縮しているように思う。
……先の戦争は、人々に大義名分を与えた。 己の「正義」の名の下に、非力な少女すらも侮蔑の眼差しで見るような、大義名分をだ。 そういう独りよがりの正義ぶった面が、イアンの最も嫌うものだ。 いけ好かない大先輩や、それに同調する同僚たちの姿が目に浮かぶ。]
(78) 2015/11/30(Mon) 18時頃
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[「列車に戻りませんと。」 >>49そう言う彼女の声が強がっているように思えて、イアンは思わず声を上げた。]
よ、 ……よければ、座席まで送りますよ。 可愛い女の子を一人で放っておくには、少々野蛮すぎる輩が多すぎるから、ね?
[ウィンクなんてしておどけて見せたが、彼女はこの提案にどのような反応を示しただろうか。]**
(79) 2015/11/30(Mon) 18時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/11/30(Mon) 18時頃
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―回想・昼頃、食堂車―
わかった。次の駅…… ニズで停まった時に、新聞社へ電話を掛けてみるよ。 担当の奴が居るかはわからないし、第一担当が誰だったのかも、現時点ではさっぱりわからないんだけどね。
[>>62詳しい状況を調べてくれないか、と頼むペラジーに快諾の笑みを向けて、 「すぐに分かればよかったんだけどね」、なんて軽口を叩いてみせた。 ]
(139) 2015/11/30(Mon) 23時頃
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少年、ね。その子も気になるな。 見たのはサラグニッドのホームでだろう? その時居たのは一人で?子供がたった一人でいたのなら、確かに妙だ。 詳しく教えてくれ。 その子の足取りについても、必要があれば調べよう。
[>>63彼が目撃した少年については、確かに違和感がある。 ペラジーの口振りから察するに、おそらくその記事は一人で読んでいたのだろう。 ただの迷子にしては、些か様子がおかしいように思う。ましてやそのような些細な記事に、何故? もしもペラジーの予想が真実ならば、その少年は今すぐ保護されなければならない。 少年が未だサラグニッドに居るのならば、仲間に連絡した際に捜索を願い出よう。そうでなければ、その足取りを。
……まさかその少年が同じ列車に乗車しているとは、その時は想像だにせず。]
(141) 2015/11/30(Mon) 23時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/11/30(Mon) 23時頃
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― ニズ駅・ホーム ―
[>>81 異国の少女が、くすくすと笑ってこちらを見上げるのを見て。イアンもつられて笑った。]
任せてよ、こう見えても女性のエスコートは得意なんだ。
[そう言えば、彼女はどんな反応を返しただろうか。 もしかすると、女遊びが得意だって意味に勘違いされたかもしれないけれど。]
さ、サクラ、コ? 少し、言いづらいね。慣れない発音だ。 俺はイアン。呼び捨てでもいいよ。 ……さ、それではお嬢さん、どうかはぐれないように、ね?
(151) 2015/11/30(Mon) 23時半頃
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[>>82そうして歩き始めれば、櫻子が見せたのは先程落とした写真。]
ああ、やっぱりお兄さんなんだね。 少し似ていると思ったんだ。 ……お兄さんはこちらに? 探しに、ってことは、何処にいるのか分かっていないのかい?
[やがて話始める櫻子の言葉には、相変わらずの好奇心を隠そうともせず、話の続きを促していく。]
(153) 2015/11/30(Mon) 23時半頃
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[隣に居る、彼女とよく似た髪色の男とすれ違う時、二人がいくらか言葉を交わしたのが分かった。>>73>>88
分かったとはいっても、何を言っているのかはイアンにはさっぱりわからない。 もっと大手の新聞社ならば、国際情勢を知るためにも、東国の国の言葉を学ぶこともあったのだろうが、残念なことにイアンは大して大きくもない、地方新聞の記者に過ぎない。
>>91男はこちらへも、顔を向けて何事かを呟く。 何という意味なのかは、やはりわからない。
わからないけれど、きっと悪い言葉ではないのだろう。 彼の表情は、少しばかり優しいもののように感じられたから。 それさえ分かれば、たとえ言葉が通じなくとも、問題はない。 任せといてよ、と言わんばかりに男の方へとはにかんで、彼らはやがて去る。]
(160) 2015/11/30(Mon) 23時半頃
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知り合いかい?
[隣の櫻子に尋ねれば、彼女は何と返しただろうか。]
……さっきの人、俺に何て言ってたの?
[いいや、少しだけ、前言撤回。 格好をつけたのは認めよう。
……彼が自分に何と言ったのかは、やっぱり気になる。]
(162) 2015/11/30(Mon) 23時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/12/01(Tue) 00時頃
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/*あっ喉がヤバい(今気づく)
(-68) 2015/12/01(Tue) 00時頃
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