182 【身内】白粉花の村
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[雫が滴り落ちるに任せ、まだ濡れた身体のまま、浴室から出る。足元の絨毯がだいぶ濡れてしまったが、空調の効いたこの部屋ならば、どうせすぐに乾くだろう。 椅子の上に掛けて置いたバスタオルを手に取り、適当に身体を拭うと、着替えを。とチラリと視線を彷徨わせる。
眠っている間にでも、職員が置いて行ったのだろうか。ベッドの上にきちんと畳まれた真新しい病衣。 幼馴染の病院で着ていた物とは、形も色も違うそれに目をやれば、ただ深い溜息が漏れる。]
さみしい……よ。
[ぽつり、低く呟いた言葉は相手に伝わることなく、冷ややかな空気の中に溶ける。
視線を窓の外に向ければ、夏の日差し。 外はあんなにも暖かく、光に満ちているのにこの部屋は。そう思えば、ここにいることすら耐えられなくなり
人目を恐れながらも、病室を後にする。]
(@0) 2014/07/06(Sun) 18時頃
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ー中庭ー
[初夏の緑に光の粒子が落ちる様に、ほぅ。と息を飲む。 光の溢れる中庭は美しく夢のようで。そして、幼馴染と訪れたあの紫陽花の咲く中庭を彷彿とさせる。
あの場所に戻ってきたのではないかと憧憬する。錯覚する。]
………。
[中庭の片隅を見れば咲き誇る紫陽花。 けれど、それは自室の物とはちがい純白で、酷く脆弱で頼りなくみえる。見る者が違えば、儚く美しい花とも見えるのだろうが。]
キリシマに逢いたいよ……。
[ポキリと紫陽花を手折る。
弱っていたのだろうか、本来ならば鋏でも使わなければ折れないはずのその茎は容易に折れ、手の中に大輪の白を咲かせる。
そのまま茎を片手にしっかりと握り、もう片方の手は花の付け根を握る。 力を込め茎を引けば、バラバラと白い花弁が地面に落ち]
(@1) 2014/07/06(Sun) 18時半頃
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[後に残ったのは、ただの緑色の茎。 それを、日に翳し口角をあげる。]
にが…い…
[紫陽花の茎を一口、強く噛んだ。
細い茎は唾液と混じり、青く苦い液を口内へジワリと広げる。
それに毒があるのは知っている。勿論、死にたいわけでもない。 命を絶ちたいのならば、もっと良い方法を選んだだろう。
中庭から上を見れば自室の窓、最上階の彼処から飛んだなら、ここに落ちることも可能だろうけれど。]
ああ。でも…… キリシマに、潰れた姿をみられるのはいやだな。 標本にすら、なれなくなる。
(@2) 2014/07/06(Sun) 18時半頃
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[ くらり
陽射しの強さにやられたのか。 じくじくとした熱と痛みを放つ、膝の傷のせいか。 はたまた、繰り返される『治療』のせいか
答えは誰にもわかるはずもなく。
ただ初夏の庭に
昏倒した]
(@3) 2014/07/06(Sun) 18時半頃
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