人狼議事


270 食人村忌譚

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【墓】 亡命同盟 エツコ

なにを仰るのかと思ったら……
本当に、しっかりされてください
阿呆の子のままでは、いけませんよ

[二十幾つも上の女に、冗談なのだろうとは思っても、
 微笑まし姿に、緊張の糸もふわりと揺るぐ
 きっと、彼なりに気を使っているのだろう
 籠の薬草に目をやりながらも、それでも、と横に首を振る]

お気持ちは、本当にありがとうございます
ですが、私にはやらなければならないことが、ありますから

(+2) 2017/11/29(Wed) 22時頃

【墓】 亡命同盟 エツコ

[ミナカタに礼をしながら、思う
 たった一言で>>0:70、少し彼を見限り過ぎていたのかもしれない

 あの夜、ミナカタに問おうとした>>0:113続きは、
 『それを言われた私が、今どう感じているか分かりますか』
 といった、皮肉交じりのものだったはずだ
 分かるはずがない、どうせ異界のこの村で死ぬのだと、
 投げやりのような答えを返した>>0:115けれど
 あの時に飲み込まずに問いかけていれば、
 もう少しだけ、話を続けることができたら、
 案外、違いを乗り越えて分かりあえる相手だったのかもしれない

 もっとも、それ以上を想像するには、
 錠の言葉>>2:123を借りる訳ではないけれど、
 『後10年遅く生まれていれば』の仮定も、
 付け加わっては、いただろうけれど]

(+3) 2017/11/29(Wed) 22時頃

【墓】 亡命同盟 エツコ

それでは、失礼いたします

[温かさを感じた対応に、あてられてしまったのだろう
 ずいぶんと過去を振り返った後、
 そう言って、先へ進もうとミナカタに背を向けた瞬間

 喉元を絞める、強い圧迫に襲われた]

(+4) 2017/11/29(Wed) 22時頃

【墓】 亡命同盟 エツコ

[息ができない
 血管が膨張し、顔に燃えるような熱がこもっていくのを感じる
 ふわりと、背後に浮き上がる体
 とっさに、何かにつかまらなければと思い、
 手を振りまわし、足をばたつかせたけれど、
 なぜ、そう思ったのかは、自分でも分からない

 絞められている 殺されようとしている
 そう気づくのに時間がかかった
 相手は誰だ この背中だ

 この背中は――――見ずともわかる、ミナカタだ]

(+5) 2017/11/29(Wed) 22時頃

【墓】 亡命同盟 エツコ

[ミナカタだ 下手人なのか
 いや、今それはどうでもいい
 苦しい 確かなこと 抵抗しなければ殺される]

『江津子さん、江津子さん。
 俺はあんた嫌いじゃなかったよ。』

[酸欠に震える指で、鉈の柄をなんとか掴む
 視界が赤い なぜ赤くなる
 なんで抜けない こんなに長い]

『母親の匂いがして嫌いじゃなかった。
 俺の仔を生んでくれてありがとう。
 でもそれはこの村で産んじゃいけなかった。』

[抜けた 斬らなければ でもどうやって
 容さんのことを言っている 礼を言うのにいけないってなに
 そうだ 上から 肩を超えて背面を斬りつける
 振るう 振るう 2度 3度]

(+6) 2017/11/29(Wed) 22時頃

【墓】 亡命同盟 エツコ

『俺の仔なら、よその世界で産まれなきゃ。
 あれは俺の罪だ。
 責任は取るから安心してくれ。』

[当たっているのか、分からない あの子は決して罪じゃない
 ただ、こんな体制からじゃ、軽傷を負わす程度しかできない

 私は、責任を放棄した 託して逃げた
 目が痛い 飛び出そう
 そうだ、この縄を――――]

(+7) 2017/11/29(Wed) 22時頃

【墓】 亡命同盟 エツコ

『この村じゃなかったら、俺は江津子さんを殺さなかった。』

[腕はもう動かない 背中の体温も感じない
 すべての感覚が閉ざされていく中、
 最期に、聴覚だけが残っている]

『でも変えられない。』

[――――変えたかったんですか
 闇に溶けて行った容>>+0のように、
 そんな無意味な思考もやがては潰え、

 最期の感覚が、消え去った――――*]

(+8) 2017/11/29(Wed) 22時頃

亡命同盟 エツコは、メモを貼った。

2017/11/29(Wed) 22時頃


亡命同盟 エツコは、メモを貼った。

2017/11/29(Wed) 22時頃


エツコは、豚に食べられている**

2017/11/29(Wed) 22時半頃


巫女 ゆりは、メモを貼った。

2017/11/29(Wed) 23時頃


亡命同盟 エツコは、メモを貼った。

2017/11/30(Thu) 02時頃


エツコは、まだ、豚に食べられている**

2017/11/30(Thu) 02時半頃


【墓】 巫女 ゆり

―― 最期 ――


 ……あ、


[からん、と櫻子の脳髄を掬った匙を床に落とす。
胸を押さえる。苦しい。頭が真っ白になる。
どこか遠くで志乃の笑い声を聞いた気がした。>>7
気付いたときには、顔面を思い切り蹴られ、
無様に床に転がっていた。
痛みさえ、もう、感じない]


 ちが……わた……


[私の言葉は、形を結ぶことはない。
志乃の台詞を否定しようにも、唇が震えて、
掠れた囁きしか漏らすことができなかった]

(+9) 2017/11/30(Thu) 18時頃

【墓】 巫女 ゆり

[不意に、身体が軽くなる。温かな感触。
あれほど焦がれた父に抱かれていることに気付くのに
しばしの時間を要した。>>22
父の問いが、私の耳朶を優しくくすぐった。
首肯しようにも、もう指一本動かすことができない]


 ……とう……さ……、


[つ、と一筋の涙が頬を伝う。
父の期待に応えることができなかった。
姉の自慢の妹でいることはできなかった。

――自分は、出来損ないの巫女であった]

(+10) 2017/11/30(Thu) 18時頃

【墓】 巫女 ゆり

[寒くて、つらくて、悔しくて、悲しくて、寂しくて。
でも、その事実は覆しようがなくって。
涙は止まることがない。
今はただ、父の温かさに縋りたかった。
幼子のように親のぬくもりを求め、
最後の力を振り絞り、冷えつつある唇を震わせた]


 ……わた……、と……よか、
 

[喉から漏れる細い息にも似たその囁きは、
父の耳に届いたかは分からない。

けれど、伝えなければならなかったのだ。
私が再び生まれ変われるかは分からない。
だからどうしても、死ぬ前に、今伝えなければ。

そっと瞳を閉じる。
父のぬくもりを感じながら、私は意識を手放した]

(+11) 2017/11/30(Thu) 18時頃

【墓】 巫女 ゆり

(――私は、父さんの娘に生まれて、良かった*)

(+12) 2017/11/30(Thu) 18時頃

【墓】 巫女 ゆり

―― 風 ――

[びゅうびゅうと、肌に突き刺すような鋭い風が
音を立てて村を駆け巡るのでございます]


 許さない。

                赦さない。
        ユルサナイ。

  ゆるさない。


[巫女の怨嗟は風となって、吹きすさびます。
きっとその声が、誰かの耳に届くことはないでしょう]

(+13) 2017/11/30(Thu) 18時頃

【墓】 巫女 ゆり

[不意に、その風が形を結びます。
そこにいたのは黒衣の巫女でございました。
彼女は自分自身を弔っているのです。

瞳から血の涙を流しながら、
乾いた唇から漏れるのは怨嗟の言葉。

幽鬼のごとき形相で、
自分を殺めた生者の女に囁くのでございます>>98]


 ……私がニセモノ?
 あははははは、おかしい。
 そう信じたいだけなのね。可哀相な志乃。


[その艶めかしい指先が、志乃の頬をなぞります]

(+14) 2017/11/30(Thu) 18時頃

【墓】 巫女 ゆり

[生前の慈悲深き姿は其処にはなく
ただ呪いを吐き続ける悪霊がありました]


 あなたが普通に死ねると思わないことね。
 のろってやる、のろってやる、のろってやる。
 祟り続けて呪い殺してやる。

 死した魂すら輪廻転生させてやるものか。
 絶対に、ゆるさない――……


[そうして吹きすさぶ風に、巫女の声は溶けてゆき
やがてその姿は霧散したのでございます*]

(+15) 2017/11/30(Thu) 18時頃

【墓】 巫女 ゆり

―― 光 ――


 ねえ、どうして姉さんは
 そんなに怖いお顔をしているの?


[>>69不意に、ひとりの幼子が容の隣に現れました。
その少女の姿は、誰の目に映ることもありません。

巫女になる前のゆりの姿。
姉とふたりでひとつだった頃。

人生でいちばん幸せだったときのうつしみ。
そして今は過ぎ去りし残像。

くるくると少女は表情を変えながら、
届かない言葉を姉に送り続けるのです]

(+16) 2017/11/30(Thu) 18時半頃

【墓】 巫女 ゆり



 おかしな姉さん。

 何をそんなに怒っているのかしら。
 何をそんなに悲しんでいるのかしら。

 姉さんは笑っているのがいちばんだわ。
 だって巫女さまはいつも笑っているものでしょう?


[その声は、何も知らぬ少女そのもので]


 私は、姉さんの笑顔が好きだわ。


[向日葵のような笑顔は誰に届くこともなく、
そして風に吹かれるがまま
光のように一瞬で霧散するのです**]  

(+17) 2017/11/30(Thu) 18時半頃

巫女 ゆりは、メモを貼った。

2017/11/30(Thu) 18時半頃


【墓】 巫女 ゆり

―― 風 ――


 ああ、どこにいるのかしら。
 ずっと探しているのに。

 私の可愛い可愛い櫻子――……


[風が村に吹きすさびます。
そこに混じるのは子を探す母の声。
慈悲深き女の声**]

(+18) 2017/11/30(Thu) 18時半頃

巫女 ゆりは、メモを貼った。

2017/11/30(Thu) 18時半頃


【墓】 亡命同盟 エツコ

―   ―

『……次の者、前へ』

――――――――はい

『お主の名は、テ…………
 ??テレジア?? 加藤 江津子だと?』

――――――――はい

『……内議に入る故、沙汰があるまで、
 いったん、ちょっと戻っておれ』

――――――――――――えっ

―   ―

(+19) 2017/11/30(Thu) 21時半頃

【墓】 亡命同盟 エツコ

―夜/豚小屋―

[気がつくと この場所に立ちすくみ、
 豚に貪られる自分の亡骸を見つめていた
 荒い鼻息と咀嚼音に埋もれながら、
 抜け殻となった自分の体が、家畜に押される度に、
 ゆさり、ゆさりと小さく揺れている]

……運命の時が、訪れたのですね

[自分が死んでいることは理解できた
 ミナカタに殺されたことも、覚えていた
 その後、一瞬、妙な光景に触れたような気もするけれど、
 それはきっと、ただの幻覚だったのだろう

 自分は死んで、異なるものとして今ここに――――]

(+20) 2017/11/30(Thu) 21時半頃

【墓】 亡命同盟 エツコ

容さん ご無事でしょうか

[今すぐ、任に戻り探さなければと思った
 ゆりにも、命の失敗を告げるとともに、
 ミナカタという脅威がいることを報告しなければならない
 若いリツは、今、どうしていることだろう
 血気盛んな彼>>2:261が一人で見回りを続けていたら、
 彼に身にも危険が及ぶのかもしれない>>35

ですが、きっともう、何もできないんですよね

[貪られていく肉体が、それを証明している
 きっともう、何かを伝えることも、
 誰かと触れ合うことも、できないのだろう、と]

(+21) 2017/11/30(Thu) 21時半頃

【墓】 亡命同盟 エツコ

ごゆっくり、お召し上がりください

[豚たちにそう告げて、小屋の隅に座り込む
 これが敬意>>*15だとは思わなかったが、
 今さらじたばたと足掻いたところで、
 何かが変わるとも、思えない
 ただ、これから先を生きる者たちに、祈りを捧げる]

みなさん、どうかご無事で

[体から離れることも、不思議とできず
 だから、せめてこの言葉と共に両手を組み、
 1人、長い、長い夜を過ごしたのだった*]

(+22) 2017/11/30(Thu) 21時半頃

亡命同盟 エツコは、メモを貼った。

2017/11/30(Thu) 21時半頃


【墓】 亡命同盟 エツコ

―翌朝/豚小屋―

[朝日が差し込み、辺りが明るくなってから、
 どれほど経った頃だろう
 昨夜からまだなお続く豚の貪食っぷりに、
 さすがに恐怖すらを感じはじめてきた頃、
 人の気配を感じ、すくりと立ち上がった]

おはようございます 進さん>>13
どうなんでしょうか……
私も、まだその段階まで行っていないようなので……

[返ってくる……というよりも、
 一方的に告げられたような言葉に、苦笑する]

(+23) 2017/11/30(Thu) 22時頃

【墓】 亡命同盟 エツコ

いえ、お応えはしているんですが、
届いてはいないようなんです

[言葉は失った様子だったけれど、
 話す内容から、彼が常ならぬ存在なのだろう、
 ということは感じ取れた
 昨夜、容はミナカタの方へ向かおうとしたとは思えない
 もしかしたら、下手人として儀式の対象となったのは、
 彼だったのかもしれない]

進さん 御髪(おぐし)が少し、乱れておりますよ
昨夜、寝方が悪かった>>6のではありませんか

[そう告げてみたけれど、結局応えは返ってこなくて、
 自分を運ぶために人を呼びに行く後姿>>14を、
 苦笑のままで、見送ったのだった*]

(+24) 2017/11/30(Thu) 22時頃

【墓】 亡命同盟 エツコ

―翌朝/集会所への道中―

丞さん、お手数かけます
せめて、食べられる部分だけでも召し上がって、
精をつけてくださいね

リツさんも、昨夜は危なくなかったですか
ご無事で安心しました ありがとうございます

[丞>>56やリツ>>40に掲げられ、
 集会所へと向かう自分を、とぼとぼと追いかける
 リツについては、自宅に帰っていたこと>>35を知らないため、
 やや、見当はずれな言葉をかけてしまっていたかもしれない
 歩き、進んでいく最中、
 ふと、自分を追いかける視線に気がついた]

(+25) 2017/11/30(Thu) 22時半頃

【墓】 亡命同盟 エツコ

……こういうことだったんですね

[視線の主は、道端にお座りしていた猫
 あの時、ちょっとした交流>>1:49>>1:263のあった小さな命だ]

おかしいとは思っていたんです
たまぁに、宙を見ていたり
何もないのに、ぼんやり視線を巡らしていたり

[小さく手を振って微笑むと、
 猫が立ち上がり、追いかけてくるのが見えた]

追ってこられても、なにもございませんよ
今日は、卵もありません
体だって、ないんですから

[ごきげんよう、と一礼をすれば、
 そのまま前を向いて、先行く躯をおいかけた*]

(+26) 2017/11/30(Thu) 22時半頃

【墓】 亡命同盟 エツコ

―集会所/2つの遺体―

ゆり様…………

[この場に行き着けば、全てを知ることができただろう
 ゆりが志乃に殺害されたこと
 弔いも困難な毒を服まれたこと]

残念でなりません
巫女様として、立ち続ける覚悟をお持ちでしたのに

[昨日、初めて垣間みることができた姿を思い出す
 人を超越した神の代行者としてではなくて、
 1人の女として立ち向かっていた姿>>3:226>>3:228
 これで、彼女から受けた命の内容>>3:159も、
 知る2人が死した今、誰も知ることはないだろう
 その裏側に合った気持ち>>3:160とともに

 死者が、死者にというのもおかしなものだけれど、
 せめて、黙祷を捧げようとした時――――]

(+27) 2017/11/30(Thu) 23時半頃

【墓】 亡命同盟 エツコ

[容のいるあたり>>19を見つめながら、
 つぶりかけた目を一度見開き、
 再び、ゆっくりと細めていく

 目には映らない
 届くこともない

 ただ、そこで起きた光>>+16>>+17を感じた気がして、
 今度こそゆっくりと、瞑目したのだった*]

(+28) 2017/11/30(Thu) 23時半頃

【墓】 亡命同盟 エツコ

―丞の傍で―

[丞の手により、第八車で豚が運ばれてくる>>160
 肉切り包丁が振るわれて、自分の体も、豚の体も、
 薄く切られて焼かれていく
 その様子を見つめながら、少しくすぐったそうに呟いた]

 生きている頃は、おいしそうとか言われるのは、
 とても、嫌だったんです
 私は、食べ物じゃないんだから、と
 死んでもいないのに、なんで食べる想定をしてくるのか、と

[炊かれた米と、もう誰にものかも分からない、
 葉野菜に乗った焼けた肉の香りを鼻で味わう]

(+29) 2017/12/01(Fri) 00時半頃

【墓】 亡命同盟 エツコ

ですが、不思議ですね
いざこうしてなってみると、私を食べた豚さんには、
負けたくないなと思ってしまいます

[丞が肉を口に含む、今口にしたのはどちらだろうか]

私と豚さんと、どちらが美味しいですか

[返ってくるのは簡素な言葉>>168
 そうですか と微笑みを送る

 『料理にかける時間も気持ちも、作る方の命の一部』

 かつて容に向けた言葉>>1:20を思い出して、礼をした]

ありがとうございました*

(+30) 2017/12/01(Fri) 00時半頃

【墓】 亡命同盟 エツコ

[丞の傍らで、語り掛けていた後で、
 ミナカタが姿を現した>>181

……小指、ですか?>>183

[自身を殺した男
 分からないことをずっと話しかけながら、首を絞め続けた男
 あの苦しみは、忘れていない
 きっとこの先も、忘れない]

――――どうぞ

[けれど、それがなんだと言うのだ
 かつて言われていた部位>>0:70ではないが、
 丞がその場所を示すなら>>187

 異論がなければ、いいですよ
 輪廻の流れに とらわれて
 運命(さだめ)の時を迎えたんですから* *

(+31) 2017/12/01(Fri) 01時頃

エツコは、リツに、はい、いいですよ>>195、と安直だ**

2017/12/01(Fri) 01時頃


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