95 File.2:Do you Love me?
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― 被験者棟管制室 ―
やあやあやあ。随分と早かったねー! もしかして、記念すべき第一のギセイシャ?
[管制室の扉が開き、赤縁眼鏡に長い金髪を一纏めにした白衣の女研究員が、片手を上げながら現れた。]
まぁボクのクローンはボクに似て大人しめの かぁいらしいコだったからね! 大方、殺気立った他のコにやられちゃったんでしょー。
[死因までは確認していない(通信にあっても読んでない)ので、そんな事を言いながら。]
(+0) 2012/07/01(Sun) 01時頃
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―管制室―
[長い髪を三つあみにした地味な女研究員が、そろりと管制室の扉を開けた。 そこには、すでに詩亜の姿があった。>>+0]
あ…詩亜ちゃん…。 わたしのクローン…詩亜ちゃんのクローンと、一緒に死んだみたいだね…。
[小さい声でそう言いながら、モニターへと目を向ける]
(+1) 2012/07/01(Sun) 01時半頃
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………!?な、なんだって、志木さん! それは……実に残念で、愉快な結果になってるね!
自分から襲撃に行くようには見えなかったんだけどなー?
[顎に手を当てて、首を傾げた。 何がクローンを駆りたてたのか。死にたくないという意思か、それとも他に要因があるのか。>>@9]
あっ、和蓮さんもおっつかれさまー! うん、見るよ見る見る! てゆーか、最初から見よっかな?
[ぽいっと口に一つ、葡萄味のチューインガムを放り込み。態度は不真面目だが、表情だけは真面目な研究員のそれ。>>@11]
(+2) 2012/07/01(Sun) 01時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2012/07/01(Sun) 01時半頃
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ん?ああ!そうみたいだね!
[振り返ると、そこには牧田の姿。通信の内容は死亡確認した後は読んでいないのだが、ここに彼女がいるということは、そうなのだろうと判断する。>>+1]
まま、一緒に確認しようか!
[志木に勧められた席の隣りをさらに牧田に勧め。]
(+3) 2012/07/01(Sun) 01時半頃
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志木さん、和蓮さん、お疲れ様です。 …流さんも。
[その場に居る人間に会釈をする。>>@12流の言葉には困った様な視線を向けつつ。]
うん…。 ありがとう。
[>>+3 詩亜の言葉に頷くと、勧められるまま隣に座った]
(+4) 2012/07/01(Sun) 01時半頃
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なんだとう。
サバゲーじゃあるまいし、生き残ることが目標じゃないからいいんだよ! 生き残ったモンに興味はあるけどさ!
[眼鏡をくいっと上げて、流れを睨んだ。>>@12]
どこ面白かった?見逃さないようにしないと。 しかし、ボクらのクローンは大人しい系だと思ったんだけどねー。
[それから、和蓮のアドバイス通り、時々早送りしながら、被験体の状況を確認していた**]
(+5) 2012/07/01(Sun) 01時半頃
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そうかな…詩亜ちゃんのクローンは、元気な子になるんじゃないかなって思ったけど…。 わたしのは、どうせさっさと死んじゃったろうな…。
[>>+5 詩亜が早送りする画面を覗き込みながら、そこで起こった出来事に目を丸くしていた**]
(+6) 2012/07/01(Sun) 02時頃
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―管制室―
ほむほむほむ。 まあ大体は理解できたよ!
[過去の映像…主に、見逃していた場面をチェックし終わり、現在までに追いついた女研究員は新しいガムを噛みながら呟いた。]
しかしまぁ……今回の被験体はやる気満々だねえー! 殺すこと自体にはそんなに葛藤もしていないときた! ま、そういう風に造られたコが多いのかな!
[カメラに映し出される映像を見ながら、感想を述べて。]
(+7) 2012/07/01(Sun) 20時半頃
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グループも綺麗に別れてるんだな。 あんまり団子になると、数が少なくなって裏切りあった時が大変だ! それがわかってんのか、2〜3人が基本だし。 全体的に冷静に動けている感じだね。
やる気になりすぎて生存者ゼロになんなきゃいいんだけどな!
しかしオスカーだっけ、このコはいいな! 戦力的にはワンダとラルフペアが一歩前へ行ってるが、 オスカーの交渉術は面白い。 首輪の爆破を逆手に取るとはねー。
[ぺしっと膝を叩く。]
(+8) 2012/07/01(Sun) 20時半頃
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でもま、ボクは組めてないコを応援しようかな! 例え一人でも頑張れー!
[ピエールやトニーを見ながら、 聞こえるわけもない応援を飛ばし。]
はてさて、どこが残るかなー?
[ピンク色のファンシーなシャーペンでメモを書きながら、 残酷なゲームを楽しむ観客はのんびりしていた。*]
(+9) 2012/07/01(Sun) 20時半頃
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―施設内―
…? ここは…。
[目を開くと、白い世界が広がっている。周囲を見回すと、遠くにモナリザの姿が見えた]
わたしは、死んだはずでは…
[両手を見ると、うっすらと透けていて向こう側がぼんやりと見えた。]
(+10) 2012/07/01(Sun) 22時頃
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…幽霊、というやつか。
[以前読んだ本に、そんな話があった気がする。 死んだ人間の魂が肉体を離れ、世界を見通すことが出来るという御伽噺。 まさか本当にそんなことがあるとは思っていなかった。
手を伸ばし、まじまじと眺めていると、その先に、モリスの姿が見えた>>77]
モリス。
[小走りに近づいてみる。足音も床を歩く感触も無いことも、気にならなかった。 自分の身体を抱えた彼が、脇を通り過ぎる。その後ろをついてゆく。]
(+11) 2012/07/01(Sun) 22時頃
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―リンダの部屋―
[>>79字分の身体が、ベッドに横たえられるのを見守る。ベッドの上の自分からはいまだに赤い血が流れ、自分は今ここにいるはずなのに、もう一人自分がいるように見えて奇妙に思えた。 >>81 モリスが頬を撫でるのを見れば、何故か恥ずかしくなって]
モリス。きみの手が、汚れる。
[慌ててそう言うが、声は届くはずも無く。 モリスが自身の怪我を確かめている姿には、眉根を寄せた]
……傷だらけじゃないか。
[しゃがみこみ、手首の痣に触れようとするが、彼の身体をすり抜けてしまう]
そうか。幽霊とは、そういうものなんだな…。
[何故だかとても寂しい気持ちになった]
(+12) 2012/07/01(Sun) 22時頃
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……きみの、したいようにすればいい。 きみには…死んでほしくないな…。 何のために、生きてるのか…きみ自身の答えを見つけて欲しいって思うよ。
[>>82 呟きに、そう答える。 最期に聞いた彼の言葉を思い返しながら>>76
そうして、気を失った彼の横に座っていた。**]
(+13) 2012/07/01(Sun) 22時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2012/07/01(Sun) 22時頃
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―リンダの部屋―
[オスカーが部屋に入り込み、やがて入り口に幾人かの姿が見えれば、立ち上がり眉根を寄せる。]
……。 卑怯だ。
[オスカーが武器であろう棒を持っていることからも、モリスに敵意を持っていることは明確で。 じっと彼女らを睨みすえるが>>135>>139モリスの言葉には目を丸くして]
…迷惑? わたしは、もう死んでるのに。
[死人の自分に気を使う彼に、唇を噛む]
(+14) 2012/07/01(Sun) 23時半頃
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[そして去り際にモリスが振り返れば>>153、何故だか目が合った気がした]
――モリス…!
[死んでいるはずなのに、胸が締め付けられるように痛み、手で胸元を握り締め、 部屋を飛び出した]
(+15) 2012/07/01(Sun) 23時半頃
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―管制室―
ははっ。まーいいじゃないか、犠牲は付きもんだよ! 最初の犠牲がなければ始まらない!
[軽い調子で言ってのける言葉には、 半分負け惜しみも含まれている。>>@14]
えっ、この中で? 結構みんなギラギラしてんのに?? えーやだー、誰に似たんだろ、コワ〜イ。
[一番殺る気満々だったと聞けば、先の掌をひっくり返して、自分とは似てない主張をしたのだった*]
(+16) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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―管制室―
ラーメン食べてもいいけど、くれぐれも スープはこぼさないでよっ。画面に夢中になって。
[一応釘を刺しておく。>>@17 電気機器はデリケートなのだ。 被験者たちよりも大事にされているのではないだろうか。]
弱いから群れて強くなる、生き物の基本だね。 草食獣とかそんなんでしょ。
[動物を例えに持ってくる辺り、クローンの考えと少し似ていた。クローンが元に似た、といった方が正しいか。]
(+17) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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―モリスの部屋―
っ、…!
[部屋に入ると、もう戦いが始まっていた。 多人数と戦う彼は圧倒的に不利で――]
(+18) 2012/07/02(Mon) 00時半頃
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モリス!!
[彼の身体に傷が刻まれ、やがて>>175>>181アイリスの鋏が脇腹を貫き、>>180>>189ラルフのメスが彼の首先を切りつけるのを見れば声を上げた]
(+19) 2012/07/02(Mon) 00時半頃
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[駆け寄り、モリスの顔を覗き込む]
何…? モリス、なにが言いたい? モリス…
[>>192彼の唇が何かを呟くが、それは分からない。 やがてモリスが苦しげな表情を浮かべたまま、その身体の痙攣がとまれば]
――……、
(+20) 2012/07/02(Mon) 00時半頃
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きみに…死んで、欲しくないと言ったばかりなのに。
……。
[彼の傍に膝を付き、その指先に掌を重ねた**]
(+21) 2012/07/02(Mon) 00時半頃
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―管制室―
[映像を見終わり、>>+8>>+9誌亜の言葉に頷いたりしながら、それぞれの行く末が映し出されたモニターを眺めていた]
…どちらの組も、複数人で一人を排除したわけだけど…。 明日から、この子達がどうお互いを排除しあうか、興味あるな。 昨日の友は今日の敵、って感じだね。
[淡々と、そう感想を漏らした]
(+22) 2012/07/02(Mon) 00時半頃
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