81 先生、男子が真面目にやってくれません!
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[彼が我に返ったのは、乱暴に扉を閉めた後。 少しひやりとする廊下の空気に触れ、大きく息を吐き出した。]
………はぁ 俺がアホか。
[帰る、とは言ったものの。 そこまで踏み切れず、かと言って今更戻るわけにもいかず。 教室からの声が聞こえる廊下の角に、ぽつんと佇んでいた。]
(+0) 2012/03/08(Thu) 00時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/03/08(Thu) 00時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/03/08(Thu) 00時半頃
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[ティッシュを仕舞うと、 肩を落としてガラガラと教室の扉を開けた。 こちらは誰も見てないだろうから、気付かれることはない]
なんだか悪いことしちゃったかな……。 ほんと、わたし空気は読めない。 あっ。
[とぼとぼ廊下へ出ると、角にサイラスの姿を認めて驚いた。 さっきの今だ。声を掛けるのは躊躇われたが 避けるように教室へ戻るのも違う気がする。同級生だし]
サイラスくん、こんなところで何してるの……?
[余計なお節介だとは我ながら思ったけれども やるせないように見えたサイラスへと、おずおず言葉を掛けた]
(+1) 2012/03/08(Thu) 00時半頃
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………
[気まずそうに立ち尽くしていたが、 暫くして、鞄の中(ちゃっかりと)隠し持っている携帯が震えているのに気付き、周囲を確認してから内容を確かめる>>11]
あいつ……
[少し、親指がパネルの上を彷徨ったが やがて短いメールを作成すると、送信。]
(+2) 2012/03/08(Thu) 01時頃
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『to:モリス おう
明日はよろしく。』
(+3) 2012/03/08(Thu) 01時頃
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うおッ!!
[携帯を仕舞った頃か、声をかけられたのは>>+1 完全に油断していたものだから、つい声が洩れる。]
………なん、何だ。 俺はあれだ、……今帰るところだ。
[その廊下の角は、完全に昇降口とは逆方向にあるのだが。 咄嗟に口から出たのはそんな嘘**]
(+4) 2012/03/08(Thu) 01時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/03/08(Thu) 01時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/03/08(Thu) 21時頃
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ッ……!
[と、ある声が教室内から廊下まで響いてくる>>32 何やら買い出しなどと不吉な言葉が耳に入った気がして]
ちょ、ちょっと 隠れろ。
[自分が此処にいる事がバレてはいけない。 昇降口方面へ向かう生徒に見つからないように、 もしクラリッサが廊下から見える位置に居たなら、 角の此方側へ身を隠すように促しただろう。]
(+5) 2012/03/08(Thu) 21時半頃
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びっくりしたっぽい? ごめん。 ええと、驚かせるつもりは無かったんだよ。
……帰っちゃうところだった?
[ちょっと申し訳無さそうな表情で謝ると んー、と暫く考えて、昇降口の方をちらりと見たが]
え、えっ!?
[唐突な展開に小さく声をあげる。 考え事の最中だったこともあり 隠れろ、というサイラスの言葉に反射的に従った。 慌てて角の方へ身体を沈めると、声を潜めて]
ねえ、どうして隠れるの?
(+6) 2012/03/08(Thu) 22時頃
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や、別に…… あー…、……もうすぐ帰んの。
[謝罪から目を逸らし、 随分と歯切れ悪く言い訳をして。]
どうしてってそりゃ
………何か気まずい、だろ。
[ぽつ、ぽつと。落とす言葉は少ない。 しかし、足りない言葉を埋めるまで唇が動かずに 代わりに大きな溜息を一つして、壁伝いに腰を下ろす。]
(+7) 2012/03/08(Thu) 22時半頃
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うん……そっかぁ。
[逸らされた視線とは逆方向へ、同じように視線を外したまま頷く]
サイラスくん。
[気まずいから、と理由を話す同級生に迷いながらも]
どうしようか。ううん、どうしたい?
男の子にね「こうしたほうがいいよ、こうすれば?」 って言うのは、ちょっと嫌なんだ。
(+8) 2012/03/08(Thu) 23時頃
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よかったら、考えてることの欠片でも話してくれると嬉しいかな。 関係の薄い私なら、ちょっとは言いやすいことがあるかも。
[多分、役には立てないんだけど、と笑みを零して]
これでも、同級生じゃない。
[溜息をついたサイラスと同じように、しゃがみこむのだった]
やっぱり言いたくない、ってやつでもいいから。
(+9) 2012/03/08(Thu) 23時頃
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……どうしたい、ねえ。
[かけられる言葉は、慣れていない女子のもの。 男子ならば、笑って蹴飛ばされるが大抵だった。相手にもよるが。 一連の話を黙って聞いていたが、ふと、声を張る]
考えなんてねーよ!ない、ない。 俺みたいなバカ、考えるだけ無駄なんだ。
[半ば自棄に、言葉をぶつける。]
…女子の気持ちなんて分かるワケねーよ、マジで。
(+10) 2012/03/08(Thu) 23時半頃
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……
[しゃがみこんだクラリッサに自分の表情を見られぬよう 髪をくしゃり、掻いて誤魔化して]
…でも
行き成り教室飛び出て、雰囲気ぶち壊したのは ……まあ、悪いと思ってるから。
関係の薄い誰かさんにまで、心配かけたみたいだしな。
[関係の薄い、をわざとらしく強調させて。 虚空へ視線を送りつつ独り言のように零す。]
(+11) 2012/03/08(Thu) 23時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/03/08(Thu) 23時半頃
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[再び鞄の中の携帯が震え、メールが受信される>>66 クラリッサとの話を一旦切って、こっそりと画面を開く。 ―――と、表示された名前はホレーショー。]
あいつら、……ったく
[揃いも揃って心配しやがって、とメールを開けば、驚愕。]
っ、な
[幼馴染と思しき文章、そして謝罪。 思わず勢い良く携帯を閉じた。]
(+12) 2012/03/09(Fri) 00時頃
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女子だって男子の気持ちはわからないときが多いよ。 もちろん、あの子だってそうかもしれない。 男子と、もしかしたら同じかもね。
[脳裏に浮かぶのは、ちょっと大柄な女の子の同級生。 髪を掻くサイラスから視線をずらして、教室の方を窺いながら]
うーん、でもやっぱり、女子だけはわかるかなぁ? 女子には生まれながらに女の勘ってやつが与えられてるし おまけに涙も一滴だけついてくるのです。えへん。
[男子の人に見られたくない時があるっていうのは独特だと思う 女子にはあんまり解らないような、少しだけ想像できるような…]
(+13) 2012/03/09(Fri) 00時頃
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多分だけど、誰もサイラスくんを責めたりしないんじゃない。 ちょっとびっくりしただけだよ。
[悪いと思っている、なんて言葉を聞けば小さく笑って]
私のこと? ほら、私ってばまま姉の役じゃない。 お姉さんぶるのは、うん、特権みたいなものだ。
[心配かけたとの言葉に、苦しゅうない、と返してから 強調された部分に応えるよう、光った携帯を横目で眺めて]
ほら。……えっ?
[呟いた刹那、 直ぐにサイラスが閉じてしまったのを見ると、 驚いたように、ゆっくり目を瞬かせた**]
(+14) 2012/03/09(Fri) 00時頃
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…………
[しかし、またおそるおそる、画面を開いて。 中身を確認するも、あるのは変わらず幼馴染のメール。]
はー
[項垂れるように携帯を閉じて、鞄の中へ仕舞った。 返信など、出来るはずもない。]
(+15) 2012/03/09(Fri) 00時頃
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