175 Arco Mondo -初夏の訪れ-
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でも、同室が辛いなら言ってくれ。 俺はどこかに部屋を借りてくるよ。
[このままでは普段の癖でミイユを抱いて寝かねない。 湖で暴れられたようにされるかもしれないし、 無理強いもしたくはない。 くっついて寝たいのは本音だが]
触られるのも苦手なら、しないようにするし。
[髪に触れて香りを吸い込み、 頬を撫でて身体を抱き締めたい。 あまつさえ自作の紐で飾ったら……
なんていう下心は全て封印だ**]
(+21) 2014/05/17(Sat) 14時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 14時頃
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[沈黙の間に襲われるのは、声なき声の言葉の渦。]
(ぼくといたって) (トレイルのこと心配する。)
(当たり前じゃん。)
(抱き合って、頭を撫でるくらい) (仲がいいんだ。)
[笑い声から生まれ、気がつけば森の奥に独り。 家族なんていなかったから、わからない。 ジェレミーとトレイルの関係性を、なんとなく知識では把握していても 淡すぎる知識は心まで納得させるには不充分だった。]
(+22) 2014/05/17(Sat) 18時頃
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(や、だ。) (今日も、あえたのに。) (明日も、あいたいのに。)
[こんな仮の同棲みたいなのじゃなくて、いっそ。 そう思えば俯いた顔が、うっすらと眉間にシワを寄せた。]
(無理だ、そんなの。)
[何を自惚れているんだ、と。 たった一度、誘われただけで。 あいたいと、あいたかったと云ってくれただけで。 そんな時に聞こえるのは、何処か少し震えたような声と言葉。(>>+20)]
(───す、き?)
[距離は遠いまま、顔を上げて向けてしまう。 それは、どういう感情なのか。 ミイユは自覚さえしていないのに。]
(+23) 2014/05/17(Sat) 18時頃
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女の子、じゃ… ……な、 …い。
[きっと勘違いしているんだ。 体を見られていたことも忘れて、呟きが落ちる。 思い出す、遠い昔の些細な出来事。 そのせいで声はどんどんと失われていった。]
(やだ、一緒にいたい。) (傍にいてほしい。) (触られるのも、嫌じゃない。)
[そう云いたいのに声は出ず、首を振ることさえも出来なくなって。 指先が冷たくなってくるから。 痛いくらいに、自分の腕を握った。 細い紐に触れていないと、バラバラに壊れてしまいそうで。]
(+24) 2014/05/17(Sat) 18時頃
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ああ、ミユは女の子じゃないね。 それでも触りたいとか傍に居たいって思ったんだ。
あとは、ミユが親しくするのは俺だけでいいとか。
[動物にだって嫉妬する、 ずっとミイユの傍に居て声を聞いていたなんて 羨ましい、俺もそうしたい。 いっそ動物に成れたらいいのに]
もっと色々なミユを隣で見ていたい。 これからはずっと、手の届くところに居てほしい。
だから、ミユが好きだ。
[これでもまだ想いは届かないかな、 ミイユを見つめ返して自信なさげに眉を下げた]
(+25) 2014/05/17(Sat) 18時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 18時半頃
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──っ、!
[触りたい、傍にいたい、親しくするのは、なんて。 まるで同じような感情を言葉にされて。(>>+25) じわと涙が溢れそうになる。 泣くなんてしたくない、でも瞳は逸らしたくない。 きゅっと眉間にシワを寄せた、無表情ではない顔を向ける。 まっすぐ向けた瞳は、滲んでいた。]
(+26) 2014/05/17(Sat) 20時頃
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き もち…わる ……く、ない?
[昔から大人しい妖精だった。 初めて街に行ったとき、声を掛けられたことがある。 優しくて、王子様のように振る舞う相手だった。 女の子と間違えて声をかけてきたその相手は、ミイユの声を聞いて 男とわかった瞬間、気持ちが悪いと云って離れていった。
ほんの些細なことだ。 けれどミイユから声や表情を奪うには充分だった。 女の子のような顔が気持ち悪かったのか。 顔に似合わない声が気持ち悪かったのか。 なにもわからないままに拒絶された、小さな出来事。
男と知っても、ジェレミーは好きだといってくれる。 どうしよう、どうしよう、胸が痛くて苦しくて張り裂けてしまいそうで。]
(+27) 2014/05/17(Sat) 20時頃
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す、き。
(+28) 2014/05/17(Sat) 20時頃
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[滲む瞳のまま、ジェレミーを見つめる。
触れたい。 なのに怖くて、二文字を口にするのが精一杯だ。 距離を縮められずに。
けれど唇を動かした言葉は、自然と。 泣きそうで、柔らかな笑顔を見せていた。 もっと笑えと、彼が云ってくれたから**]
(+29) 2014/05/17(Sat) 20時頃
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[>>+26ミイユの表情が涙を堪えるものに変わる。 泣かせたい訳ではなかったけれど、 こんな表情まで隠さずに見せてくれるミイユが愛しい]
気持ち悪くない。 ミユが可愛く見えて仕方ないんだ。
[強いコンプレックスを抱えているのは解る、 自分も見た目通り軽いとよく言われてきたから。 最近では半ば軽く振る舞ってすらいた]
(+30) 2014/05/17(Sat) 21時頃
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[感情が高まる、というのを初めて体感した。 >>+28落とされた立った二文字の言葉が 今すぐ空に飛び上がりたくなるほどに歓喜をもたらす]
ミユもすき? 良かった、ドキドキして少し怖かった。
[>>+29涙が浮かぶ瞳を見つめ返す。 真っ黒の中にきらきらした色が反射してとても綺麗だ。 浮かぶ笑顔は、今まで見たどんな表情よりも心を鷲掴みにした]
もうちょっと近づいてもいいか。 できれば触れられるくらい近く。
[いきなり抱きしめたらまた驚かせてしまうだろうし、 此処は一歩づつ歩み寄ってみるつもりで。
男であることなんて問題ないという証明も すぐに見たら筒抜けになるだろう。 それぐらい今は嬉しさを隠し切れない表情をしていた**]
(+31) 2014/05/17(Sat) 21時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 21時頃
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[浮かんだままの涙は言葉に一、二粒落ちる。(>>+30) 気持ち悪くないと、云ってくれた。 こんな自分を、気持ち悪くないと。]
っ ──!
[床をぱたぱたと濡らして、瞳はそれでもそらさない。 ただ一人、たった一人を見つめ。]
……す、き。 昨日、あった ばっかり──なのに
[触れられるくらい近く、と云われて。(>>+31) 首を横に振れるわけがない、自分から近づくこともできない。 じっと見つめて、きらきらと光る黒い瞳を向けて。 ほんの少しだけ、手を伸ばした。
触れたい。 傍に、いたい。]
(+32) 2014/05/18(Sun) 01時半頃
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[>>+32溢れる涙を拭おうと手を伸ばす。 そっと頬に触れて、指先で雫をすくい取った]
こうやって触ったり、他にも…… 色々とね。
[するよ、と小さく付け加えて伸びてくる手を取る。 そのまま腕の中へ迎えようと軽く引き寄せた]
(+33) 2014/05/18(Sun) 01時半頃
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[延びてきた指先が頬に触れる。 涙の粒を掬い上げて、肌を撫ぜていく。(>>+33) 触れあえばびくりとするけれど、逃げはしない。]
っ、ぁ
[他にも、するよと告げられて。 逃げ出したいくらい恥ずかしい、暴れだしてしまいそうなのに。 伸ばした手は掴まれて、引き寄せられた。 そのまま、きゅぅっと抱き付く。 恥ずかしくて顔はあげられない。]
(+34) 2014/05/18(Sun) 02時頃
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――やっと捕まえた。 今日は暴れないでくれよ。
[顔は見えないけれど仕方ない、 抱きしめられるだけでも随分な進歩だと思う。 >>+34ミイユを腕の中に閉じ込めて囁くと、 ついでにちらりと見える耳に唇を落とした]
ちょっと位慣れて欲しいし。
[だいぶ荒療治ではあるが、 ただの紳士ではないことも知っておいてもらいたい]
(+35) 2014/05/18(Sun) 02時半頃
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───、っ
[暴れだしたいけど、暴れないでくれと云われてしまった。(>>+35) 先に釘を刺されては、何も出来ないし。 そんなことよりも心臓がばくばくとうるさくて。
囁く声に更にぎゅうと身を寄せて。 おかしくなってしまうような感覚を堪えようとする。 なのに、耳に落ちる感触は…。]
……、っ…!
[触れられた耳先は真っ赤に染まり、腕の中で体はプルプルと震えて。 優しいだけの王子様じゃないジェレミーの服を。 小さく噛み締めて、声を出さないようにした。]
(+36) 2014/05/18(Sun) 02時半頃
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[小動物の雛を手の中に閉じこめたら、こんなだろうか]
本当に嫌なら、ちゃんと教えて欲しい。 でも恥ずかしいだけなら、やめないから。
[とは言いつつもだいぶ手加減はしているのだ、これでも。 腕の中で震えるミイユの背中を撫でたり、 さらさらの髪を指で梳いたり、 今日は濡れていないから触りたいだけ触る]
(もっとすごい事したいなんて言ったら)
(ミユ倒れるんじゃないか?)
[やはり段階を踏んで慣れてもらうしか、 方法は無さそうだった]
(+37) 2014/05/18(Sun) 02時半頃
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や……っ!!
(だったら、殴ってる!) (ばか…!!)
[思わず声を出してしまって、それが拒絶にとられただろうか。 背中を撫でる手が、髪を梳く指が、離れてしまうだろうか。 今のは拒絶ではないんだと、背中に手を回して体を寄せる。
もっとなんて考えもつかないから。 そんなときが来たら、卒倒してしまいかねないが。 いまはまだ、抱き合う体温を離したくも離されたくもなくて。 潤む黒い宝石を、ジェレミーの方へ向けて見つめた**]
(+38) 2014/05/18(Sun) 03時頃
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[や? >>+38拒絶のような声が上がるが、 ミイユが逃げる様子はなくむしろ距離は縮まる。 抱きつかれているということは、反射的に出た声だろう]
いいんだ。
[ぎゅうと抱きしめると見つめる黒い宝石、 潤んできらきらしているから、覗きこむと顔はとても近づいて。 ごく自然に軽く、唇を重ね合わせていた**]
(+39) 2014/05/18(Sun) 03時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/05/18(Sun) 03時頃
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[目と目が、瞳が重なる。 縮めた距離、二人の間にあるのは高鳴る胸の音ひとつ、ふたつ。]
(す、き。) (ジェレミー、すきだよ。)
[なにがいいのか、わからないけれど。 微かに小さく、こくと頷く。 彼の瞳の色をきちんと見るよりも前に、瞼はきゅうっと閉じてしまっていた。 顔が近づいてくるから、息まで止まって。
唇が触れあう。
初めてのことに、体はぴくんと跳ねる。 唇が離れれば自然と瞼が動き、ジェレミーをまた黒い瞳の中に映す。]
────っ、!
[途端に真っ赤になって、思いきり顔を逸らした。 弱い力でぺちぺちと胸元を何度も叩く。]
(+40) 2014/05/18(Sun) 11時頃
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[>>+40柔らかく押し付けた唇が離れてすぐ、 ミイユが真っ赤になって小さく暴れだした。 痛くないから只の意思表示、にしても可愛すぎる]
嫌じゃないんだろ。
[手を捕まえて指先にも唇を押し付けるだけのキス。 構い倒したら逃げられてしまうだろうか、 それでも追いかけてまた捕まえるのだけど]
(+41) 2014/05/18(Sun) 12時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/05/18(Sun) 12時頃
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──、─…!
[嫌じゃない、でも恥ずかしくて爆発してしまいそうだ。 伝えるために胸をぺちぺちと叩いたのに その手まで連れ去られて、意地悪な王子様の口付けを受ける。
指先に触れられただけなのに、肩が竦まった。 恥ずかしすぎて、泡になって消えてしまいそうだ。]
ば、……かっ
[真っ赤なまま、呟けたのはそのくらい。 嫌じゃないんだろ、なんて、ものすごく意地悪な質問だ**]
(+42) 2014/05/18(Sun) 13時頃
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[>>+42ばかだって、自覚は十分すぎるほどある。 でもそんな風にされる反応すら愛しくてたまらない、 意地悪くもしたいけれど、沢山愛したいから]
好きは免罪符にはならないけど言わせて。
ミユが好きだから、馬鹿になってしまう。
[これくらいで照れていたらその先は…… ゆっくりと事を進めないと本当に大馬鹿になる。 ミイユを抱きしめ直すと、 肩に額を乗せて今の幸せを堪能しているところ**]
(+43) 2014/05/18(Sun) 13時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/05/18(Sun) 13時頃
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[ばかと告げても、叩いても。 拒絶の反応ばかり示すミイユを抱き締めてくるから。(>>+43) 嬉しいのに、嬉しすぎて素直になれないことがばれているんじゃないだろうか。]
──、ぅ……ん。
[抱き締められるだけでも、充分恥ずかしすぎて暴れてしまいそうなのに。 何度も好きだときいて、心臓ははちきれそうだ。 だからきっとおかしくなってしまったんだ。
肩にのる額、こちらを向いた耳に口付けをしようと近付けて。 結局できないまま、耳元で『うん』ともう一度囁いた**]
(+44) 2014/05/18(Sun) 15時半頃
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[>>+44ミイユのドキドキが伝わって、 つられるように自分までドキドキしてきて。 耳元に落とされる小さな声にぶわりと体温が上がる。 このまま押し倒してめちゃくちゃにしてしまいたい、 でも少しばかり特殊な性癖まで晒したら 流石に本気で泣かしてしまいそうだから、まだ我慢]
もう一度、するよ?
[今はまだ子供のような触れ合いでミイユを慣らす、 夜までこうやってくっついていたら そして抱きしめて眠ることが出来たなら 明日はちょっとだけ先へ進めるだろう。
宣言の囁きを落としてから、ちゅっと唇を奪った*]
(+45) 2014/05/18(Sun) 21時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/05/18(Sun) 22時頃
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[重なりあう鼓動は歌を重ねたような響き。 自分のものと、もうひとつ聞こえるのはジェレミーのもの。(>>+45)]
どきどき… ──し、てる。
(ぼくだけじゃない…?)
[好きだからばかになるなら。 もしかして、自分もそうなるんだろうか。 我慢していることも知らないまま、また落ちてくる囁きに身を固くした。
子供のような触れ合いも、今までに経験がない。 また唇が重なって、微かに吐息だけが漏れた。]
──も、 や……ぁ
[このままでは心臓がもたない。 顔は真っ赤で、瞳は滲ませたまま。 離れる唇に懇願するように、囁いた。]
(+46) 2014/05/19(Mon) 01時頃
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[>>+46軽く触れるだけでも真っ赤になるミイユ。 可愛いけれど本当に限界が近そうで、 懇願の声に少しだけ眉を下げ]
わかった、今日はキスだけにしよう。 毎日したら流石に慣れる……筈だし。
[つまり毎日キスする宣言をさらりとしつつ、 とくとくと早い鼓動をさせるミイユを抱き寄せた。 ベッドは一つなので添い寝はすることになるが そのことはまだ黙っておこう]
(+47) 2014/05/19(Mon) 01時半頃
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[ミイユの声に、目の前の近すぎる表情は眉を下げた。(>>+47) 悲しませてしまったのかと思うと心苦しくもあったが。 これ以上は本当に倒れてしまうかも知れなくて。]
──あ、り がと
[ごめん、はなんだか違うだろうし。 わがままを聞いてくれてありがとう、と呟いたけれど。 言葉にしてから、なんだかそれも違う気がした。 あまり喋らないからか、言葉は難しい。]
(それは、毎日する…ってことか?) (キスだけにって、これ以上なにか…するのか?)
[だめだこれ以上考えてはいけない。 抱き締められてしまって、思考回路もショートしてしまったので そのまま暫く体を預けていた。 ベッドがひとつで添い寝に寝るなんて、勿論まだ知るはずもなく。]
(+48) 2014/05/19(Mon) 01時半頃
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[ミイユはどうやら思考の容量を超えると大人しくなるようだ。 腕の中で静かになった姿を見てなるほどと思いつつ、 この船旅の最中ずっとこの部屋で過ごすからには ほぼ生活の全てを共にするという事実に まだ気づいていないのではという不安も感じた。
狭くないとはいえ一人部屋。 食事はルームサービスのようなものがあるらしいが、 他人との生活をしたことが無さそうなミイユは いろいろな姿を見せることに抵抗もあるのではないだろうか]
(一緒にお風呂、なんて言ったら叩かれそうだし)
[それは将来の夢に、残しておこう]
(+49) 2014/05/19(Mon) 01時半頃
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[実に、暫しの間頭のなかは真っ白だった。 あまりにも、『好き』という感情が大きすぎてコントロールしきれない。 字にすればたった二文字、なんとも比例しない容量である。
食事はおろか、寝るときも起きるときも 風呂でさえ誰かがすぐ近くにいるなんて考えもしない。 まだそんな場所まで思考が回るわけもなく。]
(そう、だ。) (ぼくの。)
──な、まえ… み“い”ゆ。
[ほんの小さなことだけれど、知っておいてほしくて言葉を落とした。 なんと呼ばれても、構わないのだけれど。 腕の中から顔をあげて、表情を窺うように、上目に。]
(+50) 2014/05/19(Mon) 02時頃
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