25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[落とした命。 ただ、思う。
あの花は、どんな姿をしていたのだろうと。 一度聴いた笛の音。
耳に残る音ではなかったが、笛を聴いたことだけは覚えていたから。
父が摘む花。
今はもう、遠き場所に]
(+0) 2010/08/07(Sat) 02時半頃
|
|
[散った冬色の花を見やる。 最後まで共にあった花を、その爪を病を。 恨むことなどしようか。 自身が望んだのだから]
…ロビン。
[一つ、言葉にして]
(+1) 2010/08/07(Sat) 02時半頃
|
|
[人を喰らい、血を啜り 種を植えては、また人を喰う 其の身が枯れ果てるまで。
花で有ることに変わり無いと 人食花の、以後を案じる主を見上げて笑む
爪が皮膚を破り肉を引き裂いていく 深く深く
数珠の音がする。 転がる珠が
心臓刳りださんとした其の時に 魔を祓うというその数珠が効を発した]
(+2) 2010/08/07(Sat) 02時半頃
|
|
[崩れ落ちる主の身に爪をたてたまま 花もまた糸が切れたよう。
薄れていく視界に、歓喜のいろを見て ひとつ 望みが叶った事を知る
人狼病持つ、人食花は散った]
(+3) 2010/08/07(Sat) 03時頃
|
|
[祓われた魔は、花が持つ 一族の願い
ひとに種植え付けて 望まぬ生を産む
少しずつ、少しずつ 底からこの世を崩してゆく
幾日も、幾年かけても
血を受け継いできたこの花も 願いはひとつであったのだけれども]
(+4) 2010/08/07(Sat) 03時頃
|
|
[何処とも知れぬ、ふわりと浮かぶ意識 閉じたはずの瞳開けば、変わらぬ姿を目前に]
……主、さま?
[名を呼ばれた。 不思議そうに、首を傾ぐ]
ここは
(+5) 2010/08/07(Sat) 03時頃
|
説法師 法泉は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 03時頃
|
[届く声。 ああ、意識は落ちたのに、この場所は]
狭間か。彼岸か。どちらでも。
お前がいるのだから。
[傍にある花を手繰り寄せる]
(+6) 2010/08/07(Sat) 03時頃
|
|
[困惑を顔に浮かべて 手繰り寄せられた相手から視線を逸らす] ボクは…… 私は
[先に散ったのは冬の蕾 後に散らされたのは、病持つ花]
狭間でも、彼岸だとしても ……主さまの傍に、居られるんですね。
[心ふたつ 混じる]
(+7) 2010/08/07(Sat) 03時頃
|
|
今のところは、というところでしょうか。 仏の教えには、彼岸には浄土があると。 そこに逝く為に、僧は徳を積む。
私は、積まずに参ってしまいましたが。
ですから。 ここも一時の場所なのかもしれぬ。
[声が聞こえる。此岸からの。生者の声。 そして混じるは死したものの声]
(+8) 2010/08/07(Sat) 03時頃
|
|
私は、浄土まで行けません。 そも人に非ずといわれる身
一時の場所に 何時までも留まっていられたら
[不意に気付く]
声が聞こえる ……セシル、迦陵……
(+9) 2010/08/07(Sat) 03時半頃
|
|
[道は分かたれた 友人二人の声を聞き はっきりと知る。
学びや同じくした花といえど 花同士であれば 何時か別れは来るもの
寂しいと感じるのは、冬の蕾]
(+10) 2010/08/07(Sat) 03時半頃
|
|
私も行けませんよ。 徳を積めばいける場所ですが…。
私はそも徳を積む事をしなかった。 けれど。お前を地の底に落としたくはない。
ここに留まれるのならば、留まりたいものですが。
[友を呼ぶ声。目を細めた。 契った事は知らぬ。けれども、二人が思い合うことは知っている]
(+11) 2010/08/07(Sat) 03時半頃
|
|
そうですね、色狂いの僧では たどり着けない場所でしょう。
[返す言葉に僅かトゲ交じり は、と気付いて口を噤んだ]
私は……ふたり留まれるなら何処だって
[頬を染めて身を離す。 居た堪れないのは 接触に慣れぬ冬混じる所為]
(+12) 2010/08/07(Sat) 03時半頃
|
|
失言を。
[先刻のトゲについて、謝罪をひとつ]
主さま……
[応接間の、洋琴に目を止めた。 近づき、鍵盤の蓋を開く]
現世で聞かせられなかった うたを、聞いてくれませんか
[触れる 指がゆっくりと白と黒の上で踊る。 音符の連なりにあわせて主の為に歌うのは 優しくも物悲しい鎮魂歌 この世ならぬものなれば音は*聴こえるか*]
(+13) 2010/08/07(Sat) 04時半頃
|
|
[―― 鳥は。]
……―― 厭だ
[鳥は、青から射落とされる。]
…っ、厭だ――…!
(+14) 2010/08/07(Sat) 09時頃
|
|
朧様、
――っ
……
[白い鳥が、 啼いたのは]
華月…!!!
[届いたかどうか知れぬ]
(+15) 2010/08/07(Sat) 09時頃
|
|
[―― りん、 と。
鈴の音が 最期に 啼いた。]
(+16) 2010/08/07(Sat) 09時頃
|
|
[色狂い、との言葉に僧は眼を伏せる。 口元に笑みが浮かぶ]
美しきものを見れば、この手に抱きたくなるのとは必然と――。
ロビン、貴方はいまだ私の花。 傍におりなさい。
[離れる姿へ手を伸ばす。 触れると、生前と同じようにその髪色へと指を絡ませる]
事実ですから、問題はなく。 お前が謝る必要も、ない。
――ああ。聞かせておくれ。 楽しみにしていたのだからね。
(+17) 2010/08/07(Sat) 10時半頃
|
|
[触れられぬはずの洋琴。奏でられる音。 唄われる声。
音がやむまで、その傍で聴き続ける。 此岸の声はまだ届かぬ。
楽が終われば花に手を伸ばして、その*腕の中に*]
(+18) 2010/08/07(Sat) 10時半頃
|
|
美しい、なんて 可笑しなひとだ。
[苦笑いは冬色、続くは花の色]
嗚呼、おかしなことは 私欲に主さまを使おうとした、私にも。
…………見る間に咲いた花に色がつくとは 是を美麗と謂うのなら 主さまがつけた色故に他為らぬでしょう
[冬の蕾持つ戸惑い僅か含みながら 冷たい色持つ貌は哀愁含む笑みを浮かべる
応接室の洋琴が鳴り響くを、 たどり着いたセンターの人間は聞くことが出来ぬ。 己が爪でころした 主の為に歌う声も]
(+19) 2010/08/07(Sat) 10時半頃
|
|
[やがて曲を終えて、 褒美のように伸ばされた腕に擁かれた時 聞きなれた鈴の音が 彼方から、此方から 聴こえた]
(+20) 2010/08/07(Sat) 10時半頃
|
|
かりょう
[囀りが遠く聴こえ 少年は呟く。 困ったような笑みを浮かべて]
……あの時既に ボクも、キミも 変わってたんだよ
冬の香は、私が偽ったに過ぎぬと知っても 未だおなじ事を思うかどうか
(+21) 2010/08/07(Sat) 11時頃
|
|
私欲でない願いなどどこにもありはせぬ。 それが人の為であったとしても、回れば己のためであり。
…お前のそれも。 お前だけのものではなく。
[腕の中の花を優しく包む。
聞こえた鈴の音。 こちらだと気づいたのはまだ僧の耳にはあちらの音が届かぬから。
ようやく。 現世の声が耳に届くと、死した姿をじいと見た。 もう届かぬ花。今は腕の中にあるもの。
腕に感じるぬくもりは魂のそれかと、友の名を呟く花を見る]
(+22) 2010/08/07(Sat) 11時頃
|
|
[――――りいん、と
鈴が、泣くように鳴った。]
(+23) 2010/08/07(Sat) 11時半頃
|
|
……利用されたと謂うのに 怒らない 主さまはやはり、おかしいひと
充たそうといいながら、私は貴方を隠れ蓑にした 冬無き変化を、主得ん為と
其は真となりましたが。
[不思議そうに見上げる眼差し。 聴こえる友のこえに、冬色もまた 応接間に横たわる亡骸と、触れる鳥の姿を見る。
また、鈴の音がした]
――白き鳥の舞は、其の通り同じ結末を?
(+24) 2010/08/07(Sat) 11時半頃
|
|
[泣く音。悲哀を感じるそれは、やはりこちらのもの。 あちらの音は小さく届いていたから]
どなたかが、此方についたのでしょう。 この鈴の音は…。
鵠?
[姿はまだ見えぬ。音がするほうへと眼を向けた]
(+25) 2010/08/07(Sat) 11時半頃
|
|
怒るという思いは、すでに忘れてしまいましたから。
ああ。 お前が誰かに召されていたら――。 それは私の身を包んだかもしれぬ。
[見上げてくる眼差しに触れるか触れないか、唇を寄せて]
利用ならいくらでも、 人に使われることは徳を積むことにも成り得る。 そのようなことでいちいち腹を立てるはずもない。
それに、利用されてなくばお前はここに居ぬかもしれないのだから。
(+26) 2010/08/07(Sat) 11時半頃
|
|
…… ―――誰 だ
[―――静かに、 消え入りそうな声がした。]
(+27) 2010/08/07(Sat) 11時半頃
|
説法師 法泉は、呉服問屋 藤之助の声に、その姿がぼんやりと浮かび
2010/08/07(Sat) 11時半頃
|
……聴こえてるよ、迦陵 ボクは冬の蕾のままだけど、此処はとても暖かい
[秋色撫ぜられた感触は無く それが少し寂しいと思う 振り払っていた過去を微かに悔いて ふと、落ちてくる主の唇 小さく困ったような笑みを浮かべた]
でも主さま、私は叱られるようなことをしてきたのです。
ひとつ 望みを叶えてきてしまった イビセラの、血を受け継ぐ種を……桜の腹に
(+28) 2010/08/07(Sat) 12時頃
|
|
[線香くゆる其の先に、 冬が憧れた先の花がひとつ]
……名乗る礼儀は、無きや?
[消え入りそうな問いに 返す複雑そうな声音]
(+29) 2010/08/07(Sat) 12時頃
|
|
[沈黙。 知っている声だった。]
……鵠。
[ぽつり、と呟くように名が落ちる]
(+30) 2010/08/07(Sat) 12時頃
|
|
種を。 それは、困りましたね。
身をもたぬここでは、些か感情が出やすいのかも知れぬ。 お前だが誰ぞと契ってきたなど。
私の身に宿して欲しかった。
[見下ろす眼に僅か燃ゆる嫉妬。 死した身ではそれは叶わぬことだと、思えばそれもやがて鎮まる]
…ですが。 お前の生きた証が残るのなら、私はそれでも良いと、思う。
(+31) 2010/08/07(Sat) 12時頃
|
|
鵠。
やはりか。 何故、貴方がここに。 疑いでも向けられましたか。
[冬を抱いていた腕を解く。けれども肩に手は乗せたままで]
もう、言うても遅いことか。
(+32) 2010/08/07(Sat) 12時頃
|
|
私が居らずとも 私の子が
次の代へ、其の次へ
望みはひとつ 願いはひとつ
肉を喰らって血を啜り 人の身に種を植え付けて
――――幾日かけても 幾年かけても
必ず果たす 不条理なこの世を壊す為
(+33) 2010/08/07(Sat) 12時半頃
|
|
[主の瞳に灯ったいろ。 見詰めた花が満足気に笑みを浮かべて、詠った]
……主さまの背がもう少し低ければ 私にも襲えたやも。
主さまは 現世に残すもの有りや?
[擁かれていた腕が解かれ、それでも傍は離れない。 肩に乗った手に首傾けて、名乗った方へと名を告げる]
(+34) 2010/08/07(Sat) 12時半頃
|
|
私はイビセラ、ロビン
ひとつ目論見叶ったと謂うてみよう 主さま居らねば 喰らうは高嶺の華ひとつと
……そう謂う案もあった故
(+35) 2010/08/07(Sat) 12時半頃
|
|
現世に残すもの… 残さずとも良いと、思っていたから。 何も。
背など、横になれば関係ないように思うのですが。
[花を見下ろして、少しばかり考える。 肩に置いた手で、首筋へと触れる。
目論見を語る言葉に触れた指に少し力が篭る]
その案が通らず、良かったと。
――ロビン。
[欲しているのは自分かと、裡に篭る思いに片方の手を自身の胸に当てた]
(+36) 2010/08/07(Sat) 12時半頃
|
|
…――――白鳥は、
伝承から 逃れられなかった、らしい。
[さらり、と 黒髪が流れ俯いた。 言葉少なだった鵠はしかし ――イビセラの言葉に目を見開き、紫苑色で、睨む]
(+37) 2010/08/07(Sat) 12時半頃
|
|
そう、――睨まれますな。
それが病からか本心ゆえかは別として。 いま現には高嶺様は生きていらっしゃるのだから。
それよりも。 いまだ残る獣にかからぬかの方が心配でしょう。
(+38) 2010/08/07(Sat) 12時半頃
|
|
何も……? 血の繋がりもあったでしょうに
……背は、そうやもしれません 実の所 唆しも後押ししていましたが。
[首筋触れた指、促されたように顔を上げた。 それから、白い鳥に視線を流し]
案はどの道先送り 先ずは忌わしき使者の片割れをと ……謂うてあったのを
二人に独断で 私が主さまを。
(+39) 2010/08/07(Sat) 13時頃
|
|
高嶺さまには、 選んだ花の一輪散ったさまを 見せ付けて
そう煽ったのはかの人
私は其れに乗っただけ 其の後どうする気かまでは知らねども 嗚呼、元は花故に
人を誘い捕らえる術は 芽吹いたばかりの私とは、比べようも無い
今も ……声が
(+40) 2010/08/07(Sat) 13時頃
|
|
…―――――
[睨んでいた眼が、 一瞬、揺れた]
霞月夜 か
それは……―――
[りん、と鈴が鳴る]
(+41) 2010/08/07(Sat) 13時頃
|
|
……髪を同じに結えば良いと かの人に。
[鈴の音にそうと取れる答え]
ボクの、巣箱から 雛鳥を浚っていった月は 私の花開くを待っていてくれたひと
真意は知らぬが 彼も、彼も
望みは望んだ数だけ 願いは願った数だけ 手に入れる
(+42) 2010/08/07(Sat) 13時頃
|
|
血など。 今の世にはさほど重要ではありはせぬ。
それに、どちらにしても残せなかったのですから。
[父はどうであろうか。 自分が亡くなれば、又新しい子を作るのかも知れずと]
元は花、霞の方か。 あの方は――。
[夢で契った相手。夢と思えばこそ。あれはただ一度だけのもの]
(+43) 2010/08/07(Sat) 13時頃
|
|
嗚呼、そうだ ひとはもう 血を受け継ぐものでは、ありませんでしたね。
今の世ならばこそ 私の血は必ず、後へ残さねば
[霞の。 主の口から出た言葉に、淡い笑みを浮かべた。 冷たい色の瞳が見上げる]
……その霞の方が 良い体つきと、褒めていらっしゃいましたよ?
[そう謂って、視線を外す]
(+44) 2010/08/07(Sat) 13時半頃
|
|
知って、いらしましたか。
褒めてくださったのならそれは嬉しいことでしょう。
花は花主だけのものですが、花主は、一人の花のものではなく。 けれど今は。
私にはお前しか映らぬと言うのに。
[はずされた視線を追う]
(+45) 2010/08/07(Sat) 13時半頃
|
|
何故、…そんなことを。
[怪訝そうに ロビン、を、イビセラを、見た。 髪結いを叱られた、なのに]
もう 届かない
[唇を噛んで、俯いた。]
――――、朧様…
(+46) 2010/08/07(Sat) 13時半頃
|
|
…かげつ…
[自分を抱くようにしながら、俯いた。]
(+47) 2010/08/07(Sat) 13時半頃
|
|
誑かしてはと、煽ってくれたものですから。 ただ 私は未だ、人食いの花としては未熟もの すっかり主さまのもと根付いてしまいました。
……花主は一人の花のものでなく けれど今は、主さまには私だけ
[外した視線は白い鳥に]
もう、届かない? これまでも 届いていたとでも、思うの?
さあ……何故そんな事をしたのか 総てはあの方の手の内やも
(+48) 2010/08/07(Sat) 13時半頃
|
|
[風が運ぶ囀り]
ボクは、
[戀は糸と言うと心で出来ているのだと 柔らかくも切ないその言葉に 憧れていた遠い記憶]
失せもの探して 声を裂く いとしや、いとし 我が吾子は
――…そら、其処にいるよ。
[登る声は拾えども 冬の声は届かない]
(+49) 2010/08/07(Sat) 14時頃
|
|
[――――りん。
微かな鈴の音を立てて 顔を上げる。]
…―――届いていたなどと 思っては、いない。 死しては 手、伸ばすも 叶わぬ …
(+50) 2010/08/07(Sat) 14時半頃
|
説法師 法泉は、執事見習い ロビンのただ傍に立ち、あちらを*見やる*
2010/08/07(Sat) 14時半頃
|
望みはひとつ 願いはひとつ
二つ心抱いたなら――
[薄い唇から、うたを零すは主持つ花]
ふぅん 飛ぶ白鳥すら あの高い嶺には届かないんだ。
[複雑な色帯びて呟くのは冬の蕾]
誰なら、届いたんだろうね。
(+51) 2010/08/07(Sat) 14時半頃
|
|
[傍らにある法泉の 手を取り指を絡めて寄り添う。
遠く、現世を見遣る瞳は雪空の色 何時しか、気付けば其処にあるべきレンズが無かった**]
(+52) 2010/08/07(Sat) 15時頃
|
|
……わからない。 ……死者にはもう、遠いことだ。
[俯いて、思うは何か。]
――――― …
[言葉は、少なく。 もののためしか、 高い位置で自分の髪を結い上げる。
鈴が、鳴る]
(+53) 2010/08/07(Sat) 15時半頃
|
呉服問屋 藤之助は、現世と常世の狭間を見る。
2010/08/07(Sat) 16時頃
|
似ないね。 ……そうしても、白い鳥は変わらない
[鈴の音に、思うた事そのままひとつ。 見遣る先 広がる不信]
(+54) 2010/08/07(Sat) 16時頃
|
|
…―――― そうか
[手を話せば、 まとめていただけの髪は するりとほどけた。]
…そう、変わるはずも ない な
(+55) 2010/08/07(Sat) 16時半頃
|
|
変わりたかった?
[僅かに、首を傾ぐ。 レンズ無くとも、瞳は焦点を定めて]
(+56) 2010/08/07(Sat) 16時半頃
|
|
……―――
…己は、己であろうと。
[一度だけ視線を合わせる。 それから、誰かを探すようにさまよう]
(+57) 2010/08/07(Sat) 16時半頃
|
|
死してなお? 己とは存外にあやふやなものだよ。 ……死者の先輩として言っておくけど。
[硬質な声音。 冬の蕾は咲かぬまま、一夜先に此処にあり]
ふたつ心生まれれば 身はひとつ 引き裂かれ
望み叶わず、破れ散る
[散った花が詠う]
(+58) 2010/08/07(Sat) 17時頃
|
|
――――っ、……
[眉を寄せた。 紫苑色がつり上がる。]
ふたり、 いたのか。 ひとつの、からだに。
…そんなことが……
(+59) 2010/08/07(Sat) 17時半頃
|
|
[―――声。
それから、 常世ではない鈴の音。
白い鳥は独り堕ちる。 混乱と混沌の中 独り]
――――… …朧さま
……―――華月 かげつ、 …っ
[手を伸ばしても、隔たりは彼方だ。 りん、と鈴が啼いて 俯いた顔を髪が隠す。]
(+60) 2010/08/07(Sat) 17時半頃
|
|
否 ひとつ、身に 二つこころは いれられぬ
駒鳥は落ち、花が咲いた 其れが私
[花が謂う]
ボクを殺したのは、噂だよ。 多芸は多才じゃない それなのに あの時は、未だ花は選ばれていなかった それなのに
[臥せっていたあの日 微かな期待打ち砕かれて、冬の蕾は行き場をなくしたと]
(+61) 2010/08/07(Sat) 17時半頃
|
|
[ぽつり。 首を振って、傍らの主に身を寄せる]
……いまは、二人でひとり 寂しさは此処に 淋しさは此処に 埋めてくれるのは、主さま それから 新たな私が、現世に。
[冷たい色の瞳は、ゆっくりと閉じる。 応接の間に、 手を伸ばせば鍵盤が触れる それでも、生者に音は届かない]
(+62) 2010/08/07(Sat) 18時頃
|
|
[奏でる音は、哀愁綴る物語**]
(+63) 2010/08/07(Sat) 18時頃
|
説法師 法泉は、執事見習い ロビンを諫める様に頭を撫でる
2010/08/07(Sat) 18時頃
|
[諌められれば、やがて洋琴の音はぷつり途切れる]
……主さま。
[困ったように見上げて**]
(+64) 2010/08/07(Sat) 18時頃
|
|
[狭間に呼びかけるこえ 主の傍から、そちらへ 意識を向ければ気配は傍に]
……嗚呼、思い出した 昨年喰われた……明の
[そう聞いたのは霞の月に。 今時の幽霊はあれほど存在感あるものかと謂ったのを覚えている。 ふ、と自らの手に視線を落とした]
(+65) 2010/08/07(Sat) 19時半頃
|
|
[呟きは揺らぐ。 狭間からうつしよへ 届くとも解らず。
まどろむように、意識はまた 温もり求め、主の傍**]
(+66) 2010/08/07(Sat) 19時半頃
|
|
…―――
…華月…
[―――――紫苑色が揺れる、揺れる。]
(+67) 2010/08/07(Sat) 20時頃
|
|
己は
何も、…
……っ、
[何も知らないで。 何も。何も。 ロビンの声が聞こえても答えられない。
射落とされた鳥は きつく眉を寄せ俯いた。 ――――りん、と
重なるように 鈴が *鳴った*]
(+68) 2010/08/07(Sat) 20時半頃
|
|
私の声が……聴こえるのなら 其れは生者としてはおかしな事
[白い鳥の視線はあちらへ。 答えが無くとも冬も花も気に留めず 現世留まる亡者を見る。 己の投げかけた言の葉は、 思うよりも随分広がったようだった。 主の傍にありながら、彼らの様子が手にとるように見える ここは、狭間]
黄泉が手折りた 花ひとつ うつつの月に 迷い染まる
(+69) 2010/08/07(Sat) 21時頃
|
|
あちらの虎鉄と謂う花も ……同じ?
[呟きはあやふや 彼については、人食いの花は聞いて居らず]
(+70) 2010/08/07(Sat) 21時頃
|
|
[主に何もできなかった己は―――なんて、無様な生贄だと。 すまない、と幾度目か謂って。
ふいに、聞こえたのは蝶の声]
――――…飛ぶ
[俯いていた鵠が 少しだけ、顔を上げる。]
…飛びたい…な…
[鈴の音に、重なる。]
(+71) 2010/08/07(Sat) 21時半頃
|
|
[漸く眸が常世と現世の狭間を映す。 ロビンの声が聞こえ]
…己たちの、こえが 聞こえる…?
[呟く。 そういえば、虎鉄は――最早あるはずのない場所で鵠の名を呼んだ]
どうして、…
(+72) 2010/08/07(Sat) 21時半頃
|
|
簡単なことじゃないか。
[素っ気無い少年の硬質な声]
彼は…… 多分もう一人も 生者に非ず
……そう謂う事。
(+73) 2010/08/07(Sat) 21時半頃
|
|
嗚呼、この声も届いてしまうかな。 ボクは少し喋りすぎだ。
(+74) 2010/08/07(Sat) 21時半頃
|
|
[―――触れたときの冷たい手。 思い出す。生けるものではあり得ない。]
…――――死んでいる、…
[そっけない声に対する答えは、殆ど吐息混じりで]
(+75) 2010/08/07(Sat) 22時頃
|
|
[吐息混じる声 答える硬質な音に艶混じり]
迷い迷うて ゆく先は 秋の心 のみぞ知る
愁い帯びて 誰ぞ元へ 迷い込み
降るは いくよの 涙あめ
[節つけて、囁きうたう]
(+76) 2010/08/07(Sat) 22時頃
|
呉服問屋 藤之助は、―――今だその場を動けず在る*
2010/08/07(Sat) 22時頃
|
――そう謂えば 主さまを、引き裂きはしたものの 喰らって居らぬ。 私も、彼らも どれ程、腹が減って居るやら…… 私はもう 感じぬけれど
(+77) 2010/08/07(Sat) 22時頃
|
|
此処に居るよ。
[冬を呼ぶ声聞こえれば 冷たくも、何処か柔かな声はセシルの傍で囁く]
何時でも、キミの傍(なか)に。
(+78) 2010/08/07(Sat) 23時頃
|
|
ボクは煙じゃないし馬鹿でもないけど 付き合うよ。
[セシルの傍で微かな苦笑い それから、仕方ないなと溜息。 触るなと釘刺す言葉は無く、 彼の内に宿るは、獣の血 彼の内に宿るは、冬の魂]
もし、出来るなら ……屋根をつたって、逃げられたら良いのに
孕んだなど、人間に知れたら どうなるか
(+79) 2010/08/08(Sun) 00時頃
|
|
[姿見えぬ少年は、変わらず応接の間に。 主の傍に寄り添っている。 ここは狭間
宿る種が囁く声は、彼の内に]
(+80) 2010/08/08(Sun) 00時頃
|
|
[登る煙が、浄土への道しるべのよう。 穏やかに、哀愁帯びて伸びていく]
……
[物言わぬ気配はただ、傍にあるだけ。 無邪気に話すはセシルに任せ、空を見ていた あの頃のように]
(+81) 2010/08/08(Sun) 00時半頃
|
|
[花の傍に佇む。 生きていた頃より静かに。
けれど裡にくすぶるのは炎。
花が桜へと声をかけるのを、聞いている。 ここにいるはずの花の声が、桜がいるほうから響く]
(+82) 2010/08/08(Sun) 01時頃
|
|
主さま……?
[傍ら佇む花は、主を見上げ首を傾ぐ]
(+83) 2010/08/08(Sun) 01時頃
|
|
[この心は何故こうも花を求めるのか。 身などなくなったというのに]
未練が一つ――。
お前の温かさを、もっとこの腕に感じたかった。
[色狂いだといわれたことを思い出し、ふ、と笑った]
(+84) 2010/08/08(Sun) 01時頃
|
|
……それは、ボクの? 彼岸へたどり着いてしまったら、 叶わない望みかもしれませんね。
[冬色の瞳が瞬いて 傍らの主を見上げる。
其の向こう 櫻に植えた種は、冬の気配帯びて 変わらず彼の傍に有りもする]
(+85) 2010/08/08(Sun) 01時頃
|
|
お前以外に、誰がいるというのですか。
[寄り添う花に回した腕は、やはり生前と同じほどの熱を感じることはなく]
たどり着いたら、――…たどり着けるのでしょうか。 もう、数珠も、落ちてしまった。
[床に散らばった数珠はいつの間にか片付けられていた。ゆるりと歩く。 傍らの花の手を引いて]
(+86) 2010/08/08(Sun) 01時頃
|
|
[熱はあるのかどうかわからない。 しなだれかかる身が 刳り貫き損ねた心の臓を胸の上から押さえる]
この身も、この身が覚えた芸も総て 主さまのもの。 如何様にも、好きに愛でて良いんですよ。 それが花の幸せ。 ボクも……多分。
ただ ……私は浄土へ行けぬ身 数珠落ちても 主さまは、ひとで 私は、獣
[冷たい雰囲気纏う幾らか幼い相貌に浮かぶ愁い。 手を引かれれば、少し驚きながらも後へ続く]
(+87) 2010/08/08(Sun) 01時半頃
|
|
[多分、という言葉にも。 この身は震えている]
――何故、浄土にいけぬというのです。 病にかかったから? 人を食らったから?
人は、生れしとき既に業を背負っている。 それを返してゆくのが生者としての使命。
ですが。
浄土に行けぬのは私も同じ身。 業を返しきれず。お前に私を食らわせようとした。
[先を行く身で言葉をこぼす]
(+88) 2010/08/08(Sun) 01時半頃
|
|
私の病は、受け継がれるもの この世のありさまを、壊す そのために……酷いことを山ほど。 業を返すどころか、増やし続けて ……主さまもおなじ?
[半歩後を手引かれながら ふわり、雲の上を歩くような心地 柔かで それで居て物足りないと思うのは 死しても欲が出るものなのか]
一緒に逝けるなら、どれほど良いか 今このように、手を繋いで 何処までも
(+89) 2010/08/08(Sun) 01時半頃
|
|
お前が犯してきたことは、お前の意思がそうさせたのか。 それとも、病であるからか。
――どちらでも、良いか。
[ふわりと。 応接の間を出て廊下を歩く。今は誰にも見られることはなく。 否。
あちらにいる二人の花には見えたかも知れず]
一緒に逝かないのですか。 辿り着く場所がどこでも。 私はこの手を離すつもりはありませんよ。
(+90) 2010/08/08(Sun) 02時頃
|
|
[艶の混じる硬質な声。 眉尻は微か下がっている]
…―わがころもでは つゆにぬれつつ……
[小さく呟く。 りん、と現世が啼く度に 響いて常世もりん、と泣く。囁く歌。]
…… ――――
(+91) 2010/08/08(Sun) 02時頃
|
|
……私はイビセラの花 言ってしまえば病そのもの 今は 人を喰らう力こそ無くとも
[同じ場所、同じ道を通る。 されど現世のひとには見えず]
逝けるでしょうか。 人でなくとも 其の手が私を離さぬなら
(+92) 2010/08/08(Sun) 02時頃
|
|
[桜の傍らに、ざわめく気配。 冬の色は彼の内]
――
[櫻は 要らぬかどうか答えは無く。 ただ、現世で告げた言葉 彼に届いていなかったのかと、愁い混じる]
(+93) 2010/08/08(Sun) 02時頃
|
|
[駒鳥と、センターの人間がやってくれば 彼の傍にあった気配はなりを潜め息を殺した]
(+94) 2010/08/08(Sun) 02時頃
|
|
[届く鈴の音。 そちらを一度見て]
思うのならば、今は届かぬほうを思うと良い。
寂しいからですか。 貴方がなくのは。
その鈴の音は、貴方の涙のようです。
[見る視線は生きていた頃と同じ。色はなく。 けれども僧であったものとしての慈悲を浮かべる]
(+95) 2010/08/08(Sun) 02時頃
|
|
逝ける。 逝けぬなら、私も往かぬまで。
[足を止めて、空を見上げた。 欠けた満月]
ロビン、お前は私の花です。 こちらに来た以上、それはずっと。
お前が厭というまで。
[月の下、花の身に触れて、心の臓が時を止めたのと同じように、かき抱く]
(+96) 2010/08/08(Sun) 02時頃
|
|
――…ボクの為に、染めた髪
[小さく呟く声、僅か。 これは聞こえぬ方が良い きっと、彼にとっては]
(+97) 2010/08/08(Sun) 02時頃
|
|
[鈴の音に、主が声かけるを花は傍で控えている。 主が話すに口を挟むのは―― そう雛鳥に告げたのは、未だ昨夜の事。 足を止めた彼を見ている]
ボクも……法泉さまの花 ずっと 切り捨てられる事は、無い?
[不意に視界が覆われて、腕に擁かれたのだと知る。 頬を胸に摺り寄せて、鍵爪の無い手が背に回る]
厭などと、誰が謂うでしょう 私は主さまの花 人食でも良いと、選んでくださったのは主さま お傍に置いてください。 共になら、奈落に堕ちても構わない
(+98) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
|
|
何故切り捨てると? お前が私の花だという以上は――。
私の花はお前だけだ。
[摺り寄せられる頬。 頬に触れて、その眸は此方を向くのだと、向けさせて]
堕ちるまえにも。 もう一度歌を聴かせておくれ。 お前のその顔で。 私の為に、啼いてほしい。
[笑みを見せて、唇に触れる。 触れる感触は、生きていた頃と同じもの]
(+99) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
|
|
[僧の慈悲。 届くのは、こえ。]
……、ないてなどいない。
[――――りん、と 小さな鈴の音。 眉はきつく寄せられて けれど涙は流さない。 重なるように華月と、朧の会瀬を意識に重ねる。]
(+100) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
|
|
[見ている]
[感じている]
[願っている]
―――――朧さま、 ……―――華月……
[己をきつく、抱いて。 震える肩、 ―――りん、と鈴は鳴るばかり**]
(+101) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
|
|
[幾人も、花を囲うなら 気に入りが変われば切り捨てられる 習ったこの世の有様は、恐ろしいもの。 なれど]
うたを ……詠いましょう、主さまのために
[頬に触れる手に僅か震えて 冷たい冬色は嬉しそうに細まる]
奏でる曲はお任せします 穏やかな春でも 熱さ溢れる夏でも 実り多き秋も 身引き裂く寒い冬でも [そっと瞳を閉じる。遠くで鳴る鈴の音も 流れる血の鮮やかさも、今は意識の外に追いやって]
(+102) 2010/08/08(Sun) 03時頃
|
|
お前の歌は、心地よい。 啼く声と、同じだからかも知れぬ。
[手折った朝のこと。 今は遠く感じられて。 けれども、腕の中にあるのは確かな]
ここでは、少々無粋か。 月の見える場所でと思うたが。
[窓が開けられるのなら部屋にでも、 あちらの騒ぎは僧の耳には僅かに届くだけ。
未練は今ここに。 現世になどないのだから]
(+103) 2010/08/08(Sun) 03時頃
|
|
――思いの為らぬ秋の歌を。
[そう耳元で告げて、触れる指は優しく。 あの朝とは違う、慈しむ様な口付け。
ないていないと言う鈴の音。 目は向けず、ただ思うだけ。
やはり頑固だと]
(+104) 2010/08/08(Sun) 03時頃
|
|
ロビンは、駒鳥の名ですから。
[温もりに擁かれ、背伸びをして唇啄ばむ戯れひとつ。 喧騒はそこかしこ 腹に残した種は思うところあれど、花は主の為に咲く]
月の下で……嗚呼 狭間にあっても風流な
[くすくすと、毀れる笑み。 薄灰の、洋装でなく着物を纏うて 耳元囁く言葉に震える]
――思いは、為らぬのですか
[柔かな肌を慈しむ指に、唇に 短く、切ない吐息を漏らした]
(+105) 2010/08/08(Sun) 03時頃
|
|
秋には様々な色がある。 お前の声に合うものを探すと、そうなった。
冬でも良いが、冬では寂しすぎる。 物悲しいくらいが、ちょうど良い。
[月の見える廊下。 庭を前にふわりと腰を降ろす]
風流だというなら、ここでも良いか。
[膝の上に花を抱き寄せる。首元の合せを緩く、その白い首筋へと触れて]
(+106) 2010/08/08(Sun) 03時半頃
|
説法師 法泉は、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 03時半頃
|
[欠けた月のした 人は二人を見ること能ず]
それでは、あきさめのうたを 主さまが望むままに
[膝の上に乗れば、見上げずとも唇が触れる距離 薄灰の、着物の上でなく直に触れた指 感触は確かにあって、思わず息を呑む。 身じろぎ、両の手が縋るように着物の両袖を引いた]
(+107) 2010/08/08(Sun) 03時半頃
|
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る