25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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処刑…………? 報告……??
[報告するって幻聴に??] [それに、これは処刑なのだろうか?] [己を苛むいくつかの幻聴のうち 会話になっているような、居ないような幻聴の 返す言葉に青年は首をかしげて]
(=13) 2010/08/08(Sun) 21時頃
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お前、わかってないのか?
[心底困ったような声]
どこにいる。答えろ。
(=14) 2010/08/08(Sun) 21時頃
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ここは……主の棟に向かう、 渡り…廊下。
[ぽつり、ぽつりとこぼす]
(=15) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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主の棟になにしにいってる。
[そこにはセシルがいる。 急に心配になった。]
(=16) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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……高峰殿か、霞を探しに…… 高峰殿は、見た、けど……
[高嶺は視線の先にいるのだけれど まさか、幻聴の発信源も そこにいると思わないまま]
(=17) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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高嶺と霞に何用だ?
[その時、ふと気配を感じるか。]
(=18) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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本郷に…邸宅を託されたが… どう、受け取れば、いいのかがわからん……
高峰殿や霞なら、詳しいと……
[どうして聞かれるのだろう?そう思いながら]
(=19) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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は?
[一瞬なんの話かわからず]
(=20) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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[は?と、言われれば困ったように]
……蓮を育てるのと、舞うのと、 約束をしたから……
[さらに、相手が分けわからなくなりそうな]
(=21) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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[またますますわからなくなったが、 殲滅、の話とは縁遠いのは、ありがたいのかどうなのか。]
そうか。 それをやる気があるんだな?
(=22) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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約束をしたから……約束は守る、為にある
[本郷は叶えてくれなかったけど 叶えてくれようとはしたから。 なら、自分もなすべきだと]
(=23) 2010/08/08(Sun) 22時頃
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約束か。 約束ならば仕方ないな。
(=24) 2010/08/08(Sun) 22時頃
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そう、約束なんだ。大事な。 だから、どうすれば良いかを知りたいんだ
(=25) 2010/08/08(Sun) 22時頃
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仕事が終わってからにしろ。
(=26) 2010/08/08(Sun) 22時頃
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……やだ。
(=27) 2010/08/08(Sun) 22時頃
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仕方ないやつだ。
(=28) 2010/08/08(Sun) 22時頃
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[反対されずにすみほっとしたのか笑みが零れた]
(=29) 2010/08/08(Sun) 22時頃
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代わりに一つだけ頼みごとがある。 高嶺はここにいる。
このあと、高嶺が誰に会うか教えてくれ。
(=30) 2010/08/08(Sun) 22時頃
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ああ、ここにじゃわからんな。 高嶺は庭にいる。 今、お前が…
[とチラリとイアンの姿を確認し、 血に染まった本郷を連れているのにはぎょっとしたが]
見ている方向だ。
(=31) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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……かまわないが… 花、二つないから、霞ぐらい、だとは思うが…
[きょとんと、手からのみ出血した 本郷を抱えたまま、その幻聴に頷いて
高嶺の場所にはコクリと頷いた]
(=32) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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霞ならば、どんなことを話しているのか。 わかればもっとよい。
頼むぞ。
[正気出ないことは知っている。 声の調子からも、まるで幻聴のように聴こえているのだろう。
なるべく、興奮させないように、それだけ言って、あとはなるべく通信機の音を小さく…。]
(=33) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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んー……
[あの二人の会話の間に入るのは なんだかとってもお邪魔無私な空気になるので とても、とても避けたいのだが]
まぁ、聞けたら、の範囲で……あまり期待するな
(=34) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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無理せずともよい。 親しき仲なら、そう教えてくれればよい。
[そして、庭から去っていく。]
(=35) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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……血縁だしなぁ……
[色々複雑ではあれ親しいんじゃないか? 幻聴なのになんぞこれ?と 不思議そうに思いながら、わかったと頷いた]
(=36) 2010/08/08(Sun) 23時頃
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血縁で、その片方が狼であったら、 どうするかのう?
[なるべく、話させるように、相槌を打つ。]
(=37) 2010/08/08(Sun) 23時頃
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……庇う、といいたいのか? そこが不安なら二人とも切るしかないではないか?
[きょとんと]
(=38) 2010/08/08(Sun) 23時頃
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霞。
[時は大分遡る。 まだ、男がかろうじて息をしていたころの時間。
呼びかける声は、小さくもあり けれどはっきりとした意思を以て]
やはり、力不足だったらしい。 後は、お前に任せることになるだろう。
……すまん。
(*13) 2010/08/09(Mon) 00時頃
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…そなたがその命かけてでも取り戻したかったものが、いつか還る日が来ると良い。 [返す言葉はただ静かに。]
片割れが、未練を絶って来たそうです。 わたくしは、欲張りですから、 逝くなら色々連れて行ってしまいそう…。
(*14) 2010/08/09(Mon) 00時頃
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…ああ、願っている。
[いつか。 其れを間近で見ることができないことだけが心残り]
片割れ?…高嶺のことか?
[そう言えばよく似ていると、そんな事を思う]
高嶺がそれを望むなら。 …お前がそれで良いと信じるなら、道を選ぶとよいと思う。
慾張り、か。 イビセラが聞いたら、何と言うだろう。
[ふと思い出して、笑った]
(*15) 2010/08/09(Mon) 00時頃
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……ごめん、やっぱり、わかんないや
[背が消えるまで見送りはしたが 尾行する気には何かなれなくて 青年は幻聴にそう呟いた]
(=39) 2010/08/09(Mon) 00時半頃
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