17 吸血鬼の城
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 03時半頃
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――……なさず、とも……お傍に、
[口唇がかすれる音を紡ぐ。 けれど、その言葉は偽りに近く なぜなら白薔薇の名持つ青年の望み―― その本質は、]
………ああ、
[零れたため息も、青の眸も、ただ哀しげに]
[望まない] [けれど、その言葉を紡げない、欺瞞] [翡翠の眼差しが首筋へと移る]
―――……お嬢様、
[一度だけ微笑んで目蓋を閉ざす ――それはこの先、永久に失われる白薔薇の微笑み]
(169) 2010/06/23(Wed) 03時半頃
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お願い、ですか……?
[お礼ではなくて――と、グロリアの言葉にきょとんとした顔を向ける。そして、彼女のような身分の高い人が自分のような人間に何を望むのだろうと、表情に緊張の色が浮かぶ]
――……いい女に、なる。
[告げられた言葉を鸚鵡返しのように呟き、その意味をじっと考えて漸く理解に至るが、先刻の城主や黒薔薇の言葉を思い出す]
(でも、ここから逃げることなんて、きっと無理――)
[彼女の願いはそういうことなのだろう]
(170) 2010/06/23(Wed) 03時半頃
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――……セシル。
[掠れる男の言葉を魔性たる女は信じられない。 人には拾えぬほどのささやかな呟きを拾ってしまった。 信じたいと思いながらも信じる術を失っている]
貴方のことが好きだったわ。
[――そう。 触れ合うだけでしあわせであったのに。 言葉を交わすそれだけでしあわせであったのに。 女はそのしあわせを自らの手で摘み取る。 哀しげな色を感じながらも女は心を決めていた]
(171) 2010/06/23(Wed) 04時頃
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私のものとなりなさい。
[受け入れられぬ思いが女の願いを歪ませる。 翡翠に映るのは失くしたくなかった白薔薇の微笑]
――…嗚呼。
[嘆きにも似た愚かな魔性の声が小さく零れる 閉ざされた天国の青はやはり遠い存在で。 セシルの首筋につぷりと牙を突き立てた。
血の循環は少しだけに留める。 壊したくはないという女の最後の抗い]
(172) 2010/06/23(Wed) 04時頃
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ええ、ただそれだけ。
[それだけを言うと、]
終わったら、そうねえ…一緒にお風呂に入りましょう。 ふふふ。
[亡骸を運ぶ作業に*専念した。*]
(173) 2010/06/23(Wed) 04時頃
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――…うそつき。
[死を望んでいた白薔薇に対する聲は 震えの混じる情けないもの]
(*22) 2010/06/23(Wed) 04時頃
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[グロリアの願いに「はい、分かりました」と頷きたかった。 でも、自分でも脱出の可能性なんか信じていないのに、それを口にするのは不誠実に思えたから] ……私みたいな、何にもない子でも「いい女」になれますか?
[口に出したのは内心とは別のこと]
(174) 2010/06/23(Wed) 04時頃
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[告げられた言葉――
ただ―――為に存在する己に、応えられようはずもなく、 けれどその無為の年月の中の心の慰め、 それはまさしく1厘の薔薇たる彼女であったから。
絡んだままの指先が解けるのなら、 その柔らかな冷たい身体を抱きしめる]
――――ッ
[痛みも何も感じないまま、 その牙は己が皮膚の下に埋め込まれて、 やがて哀しい程の悦びが躯を満たした]
(175) 2010/06/23(Wed) 04時頃
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――…ぁ、 ……、
[沈みかけた体、喘ぐ呼吸のまま、 ただ目蓋を閉ざして――彼女の身を遠ざけるように、 その腕を解き放てば、髪も乱れるままに首を振る]
――……ぅ っく、
[一度途絶える意識、人としての死が訪れる、 けれど循環する血はそのまま己を眠らせてはくれない]
ぁ、ああ…… ぁ
[ずるりと沈みこんだ体の中で、胎動する魔性。 その腕は自分自身を抱きしめて、造り返られてゆく自身に耐えて、やがて眠るような静寂が訪れる。――香り漂う、薔薇の香気]
(176) 2010/06/23(Wed) 04時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 04時半頃
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[絡めていたはずの指先は力なく何時しか解けていた。 それは全てを諦めたような思いのように儚く落ち]
――……、……。
[セシル、と心の中で彼の名を呼ぶ。 あたたかな彼の腕に抱きとめられれば 男の首筋に埋めたその貌が泣きそうに歪む]
(177) 2010/06/23(Wed) 04時半頃
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――……聲が、
聲が、震えておいでですよ、お嬢様――
[半覚醒のなかで囁きに応じる聲。 常の柔らかな響き、 けれど、どこか硬質な――]
(*23) 2010/06/23(Wed) 04時半頃
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[牙を伝い与えた魔性の血が白薔薇に巡る頃。 異変を感じ縋ろうとした指先がぴくと跳ねる。 白薔薇の腕から解き放たれた女は反動で後退りして]
セシル……?
[何処か不安げな声が響いた。 また匙加減を間違ってしまったのだろうか。 ――あの薬屋の時のように。]
――――…セシル、セシル…っ、
[幾度となく名を呼べば沈み込む男の傍に寄り 膝を折ってその様子を窺う。
――白薔薇の纏う気配が、変わった]
(178) 2010/06/23(Wed) 04時半頃
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[――新たな聲が聞こえた。 自らが招いた事だというのにそれが怖ろしく哀しい]
――……、
[逡巡するような間が生じた]
貴方の気のせいよ。
[沈む聲がそう答えた]
(*24) 2010/06/23(Wed) 04時半頃
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――墓地―― [それから長い時間を掛けて墓地へと辿りついた。
本当なら、ヘクターを城外の陽の当たる場所に埋葬したかったけれど、それは不可能で。墓地の一角に何とか埋葬できるだけの穴を掘る]
(179) 2010/06/23(Wed) 04時半頃
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[名を呼ぶ声に、
それは100年の眠りから覚めたかのように、 ゆっくりと重たげに目蓋を開く 常と変わらぬ天の色]
[けれど高い天より堕ちるほど、闇はより深く濃い] [白薔薇をセラフと呼んだのは、誰だったか]
……いかがなさいました、お嬢様。 私は、今、とても気分が良いのですよ――
[―――――そして、白薔薇は嫣然と微笑う**]
(180) 2010/06/23(Wed) 04時半頃
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ヘクターは、私にいろんなものをくれたのに、 ……私からはこんなものしか、あげられなくてごめんね。
[寂しそうに呟き、狼皮の帽子を頭の横に置いた。 そして亡骸を運ぶ際、隠しに仕舞っていたロザリオを取り出した。視線を落とし、硬い表情でしばし逡巡するが]
……魔物の召使の贈り物なんか、一緒に埋葬するのは……本当は嫌なんだけどね。でも、これをどうするかは、私の決めて良いことじゃないよね。
[組んだ手にロザリオを握らせる] ……おつかれさま。ゆっくり、休んでね。
[労わる様に髪を撫で、最後に額に口付け、ヘクターの亡骸に別れを告げた**]
(181) 2010/06/23(Wed) 04時半頃
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靴磨き トニーは、奏者 セシルに話の続きを促した。
2010/06/23(Wed) 04時半頃
靴磨き トニーは、水商売 ローズマリーに話の続きを促した。
2010/06/23(Wed) 04時半頃
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ああ……
[目覚めの吐息がひとつ]
――気のせい…… 左様でございますか、ならば結構、
――お可愛らしいことですね?
[囁くそれは、砂糖菓子のような甘い聲]
(*25) 2010/06/23(Wed) 04時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 05時頃
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/* ヘクターの遺体周りのロールはやらない方が良かったかなぁ……。 自己満足気味になってしまって、申し訳なく思えてきました。
ヘクターは不快に思われたなら、エピでお叱り下さい。
(-41) 2010/06/23(Wed) 05時頃
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[再び開かれた天の色の双眸に安堵したのは一瞬。 時が経つにつれ違うのだと思い知らされる。 男の顔に浮かぶ笑みは女が好んだそれとは違って]
如何もしないわ、セシル。 貴方が無事ならそれで良い……。
[薔薇の香気に誘われるかのように 女は白薔薇の唇に自らの其れを重ねた。 常なら甘い血の味が酷く苦く感じられ ツキ、と痛む胸を押さえながら女は儚く微笑む**]
(182) 2010/06/23(Wed) 05時頃
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[城主の甘く優しい囁き>>*21が鼓膜を震わす。 幾度となく繰り返された言葉がじわと染みて]
やはりお兄様にお任せすれば良かった。
[求めた白薔薇の変貌に女の心は追いつかない]
お兄様――… 私はまた、間違えてしまったのでしょうか。
(*26) 2010/06/23(Wed) 05時頃
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[甘い白薔薇の聲に心が震える]
可愛くなんて、ない…… 偽りは、…やめて……
[これは違う。 違うのだと自らに言い聞かせながらも 途惑いは隠せず上擦る音色]
(*27) 2010/06/23(Wed) 05時頃
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[ツキン、と、鈍い胸の痛みが女を苛む**]
(*28) 2010/06/23(Wed) 05時頃
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[上ずる声音を聞けば、吐息に笑みが混ざる]
……ああ、ではどんなお言葉でしたら、 信じていただける?
あなたのお望みのままに、 謳って差し上げますよ、お嬢様――……
[その声は耳触りだけは、まろやかでやさしい**]
(*29) 2010/06/23(Wed) 05時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 05時頃
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/* わりと狡猾。 誘惑楽しい。 ある意味優しいけど、率先的ミセルコルディア。 特殊能力薔薇。
ひどいな、わたし。 おじょうさま、ほんと、ごめんなさい。
(-42) 2010/06/23(Wed) 05時半頃
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[言葉を聞く眼差しは、どこか気だるげに]
――…お可愛らしいことを仰られる。
[冷たく柔らかな唇が重ねられれば、 舌に残る血の甘さに、うっとりと笑んで。
残るそれをも味わおうと、女の紅い口唇を一度舐めた**]
(183) 2010/06/23(Wed) 05時半頃
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−執事控室:黒薔薇の部屋−
[無慈悲なダガーの手入れをし、自ら捩った右手首の傷を手当し、一息つく。傷口が空気に触れるたびに、血を流すたびに、命の危機にも似た感覚を呼び覚まされるのだ。]
……生きている。 私の肉体は生命を持っている。 なんという悦楽だろう。 肉を捩り、血を噴き出し、痛みを感じる肉体がある……
[死体となった者の肉を思い出し、包帯を巻かれた自分の肉が血を流している様子と見比べ、思いを馳せる。]
……もっと、痛みを。 私の生きている証を。 極限の痛みの果てにある、理屈抜きのエクスタシーを。
(184) 2010/06/23(Wed) 07時半頃
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―煉獄― [聞き慣れた規則正しい音が聞こえた気がして、ゆっくりと立ち上がった男の手には、愛用の懐中時計―― 驚きを覚えつつも、その懐中時計に指先を触れた瞬間に、赤いものが滴り落ちて、懐中時計は黒く変色して、錆びてゆく。
――それは今の己の姿を表しているようで。]
……ははっ…きゃはは…
[煉獄に子供ような狂おしい男の笑い声。]
(+2) 2010/06/23(Wed) 07時半頃
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[手当てを終え、返り血を浴びた服を着替えると、白薔薇の部屋に続く扉を開いた。]
……白薔薇、入りますよ。[3度、扉をノックする。]
先程、私は旦那様に仕事を申し付けられましてね。手伝って欲しいというわけではありませんが、旦那様とお嬢様の護衛を……
[と、部屋の中を覗き見る。そこには、唇よ寄せる男女の姿があり、その周囲にはえもいわれぬ程に薫る薔薇の瘴気が広がっていた。]
………成る、程。成る程。よく分かりました。そういうことなのですね。 [喉を鳴らして小声で笑う男は、その様子をまじまじと見つめる。]
堕ちた天使とはよく言ったものです。私は神など見たことはありませぬが、天使たらいうものは今この場で初めて拝見致しましたよ。
「なんとも神々しいお姿だ」。
いいえ、天使様のお手を煩わせる訳には参りません。「従者は私ひとりになった」。その事実は、今ここにありましょう。
それでは、お嬢様、「白薔薇様」。ご機嫌うるわしゅう。
[くつくつと笑って一礼すると、黒薔薇はその場を後にした**]
(185) 2010/06/23(Wed) 07時半頃
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[ふと、
声が増える 増えた。]
――……セシル?
(*30) 2010/06/23(Wed) 08時頃
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薬屋 サイラスは、屋敷内を彷徨っていたが、ふと、立ち止まる。
2010/06/23(Wed) 08時頃
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―屋敷内・いずこか― [マーゴに口付けた後、好きだという衝動が
悲しくも、この身は欲望に変換する。 そのままでは、彼女を傷つけてしまう、そう思った時、 もう、逃げるしか、思いつくことはなかった。 どんなに彼女が自分を受け入れる言葉を言ってくれるとしても…… それで、彼女を屠ってしまえば、
もう、自分は完全に、違うものになってしまうような気がしたから。
いや、 もう、黒い衣服をつけ、城主のように生きるのであれば、 きっとそれが、この血に流れる記憶に沿って、生きるための方法…であると、
わかっているのに。]
(186) 2010/06/23(Wed) 08時頃
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