215 【誰歓】エンドローグ
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/* Σナイフ置いてくるの忘れた! 何のために没収しに行ったねん。
(-93) 2015/02/08(Sun) 21時頃
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/* 今夜更新か! だめだ。回想間に合わないかも(鳩なう)
(-94) 2015/02/08(Sun) 21時頃
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[少女の口から告げられた名前>>@23は、確かホールにいた男子学生のうちの1人だったか。 仮面の下から瑞希へ視線を遣る。確かに、彼と彼女は仲が良いように思えた。成程、ここまで狼狽するわけだ。
ひとり、内心で納得しつつ二人を追うようにして歩き出す。歩調を彼女らに合わせるようにしながら、目は周囲に、耳は彼女らの話に向ける。
曰く、彼は怪我をしているらしい。それも、頭に>>118。 過ぎったのは、自分の歩んできた道。顔なんて場所に傷を持つ者に向けられる鋭い視線]
(119) 2015/02/08(Sun) 21時頃
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……心配だね。 早く見つけて手当してあげないと。
[自分でも気付かないうちに自然と足は早まる。同時に、ちり、と頭を燻った疑問。
何故、彼は頭を―額を打つだなんて、そんな事になってしまったのだろうか。 そして、怪我を負った彼は、何故彼女の前から姿を消したのだろうか。
小さく首を振る。考えたって仕方が無い。今は一刻を争う状態なんだから、そんなことは後回しだ。そう自分に言い聞かせて、2人の後を追った]
(120) 2015/02/08(Sun) 21時頃
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[神田が追加した情報を元に、脳内に浮かんだ場所の候補をいくつか削除する。 それじゃあ探すべきはこちらか、と見当をつけて歩き出した。>>118
歩きながら「怪我をしている」という神田の言葉を耳にして、僅かに肩を跳ねさせた。 2人と別れていた時間はそう長くない。 その間に、一体何があったのだろう。……離れるべきじゃ、なかっただろうか。 思って、神田を見やる。一歩、また一歩と歩くごとに不安が濃く滲んでゆく様子に、それ以上尋ねることは出来なかったけれど。 「心配だね」と口にした寧斗の歩調が少しだけ早くなる。>>120]
……。
[言い渋るように慎重に言葉を選ぶ神田は、薬物という単語は出さなかった。出せなかった、のかもしれない。 ちら、と神田と交わした約束が頭をよぎる。>>1:122 だけど、もう巻き込んでしまった以上、下手に事情を隠し立てすることは、余計に寧斗を危険に落としてしまいそうだった]
(@25) 2015/02/08(Sun) 21時半頃
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― 洗面所 ―
……っ。
[割れた額を洗面台ですすぐ。 思いのほか沁みて、痛みに顔を歪めた。 赤黒い水が、排水溝に渦を作りながら吸い込まれていく。 白く磨かれた洗面台と、血の赤いコントラストがグロテスクで。 思わず吐き気がして口を押さえた。
すすがなきゃ。 汚い。 すすがなきゃ。
赤い。血だ。血、血、血……]
(121) 2015/02/08(Sun) 21時半頃
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……しっかりしろよ。俺。
[ぱしん、と頬を叩く]
とりあえず、薬箱でも探すか。 合宿所なんだし、それくらいあるだろ。
[手で胸を押さえて、息を整えて。 廊下へ出ようとするだろう**]
(122) 2015/02/08(Sun) 21時半頃
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……ごめんね。
[口に出した謝罪は、神田との約束を破ることに対して。 ごめんね、ともうひとつ、心の中で須藤に謝る。 そうして、寧斗を見上げた。]
……あのね。 薬物依存。
[きっぱりと、告げる。 自分と神田が見た須藤の姿。>>20>>69 そして、薬を今神田が所持していること。 もしかすると、薬への飢えから、彼が暴れる可能性もあるかもしれないこと。 言葉は相変わらずどこか拙かったかもしれないけれど、ぽつぽつと、零すように話す。
話ながらも、須藤の姿を探すように視線を前方に向ける。 ──洗面所>>82>>84は、もうさほど遠くない場所に見えていた*]
(@26) 2015/02/08(Sun) 21時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/02/08(Sun) 21時半頃
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/* た、タイミング……!
(-95) 2015/02/08(Sun) 21時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2015/02/08(Sun) 21時半頃
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/* 平気そうだったら話さなくてよかったような気もしつつうううう。 タイミングぇ!
(-96) 2015/02/08(Sun) 21時半頃
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……共通点、
[確かに、彼を顔を合わせてすぐに自分が言ったことだ。思い出す。 静かに震えたその声>>110に、ぎゅうと心臓が絞られるようだった。 反射的に責めた。嘘だと気付いてしまった。
けれど、そんな、悲しい声をあげさせてまで解明するべきことだったのか。
それを考えるたびに、視界がチカチカと瞬く。 気付かないままでいた方が、良かったんじゃないか、って。]
わたし、今更ですけど、思うんです ここを利用したとか、来たことがあるとか、そんなちっぽけなことじゃなくて、 なんか、もっと根っこのところに、何かがあったんじゃないかって
(123) 2015/02/08(Sun) 21時半頃
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――例えば、死にたかった。
[そうは言えなかった。千秋にも、ほかに皆にも失礼な気がして。 それでも、確かに瑛美はそうだった。 死んでも同じかな、と、新体操だけじゃなくて、人生そのものが潮時だったのかな、と、とても消極的に、死にたかった。 そういう、ネガティブな感情が、本当に自分を殺してしまいそうになっていた、として、]
(*0) 2015/02/08(Sun) 21時半頃
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/* って須藤さんゆるおふじゃんんn丸投げしてすみません!!はわわ
(-97) 2015/02/08(Sun) 21時半頃
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/* めちゃくちゃ疑問なんですけどこれエピでちゃんとまとまります!?大丈夫かな!?
(-98) 2015/02/08(Sun) 21時半頃
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……だから、別に、合宿所使ってたとか、使ってなかったとか、はっきりさせなくてもいいのかなって ――あのね、さっきも少し言った話、本当に、いるらしいですよ 急に意識を失って、また急に目を覚ましたり、……帰ってこなかったり 目を覚ました人が言うんですって、「帰りたいと思ったから、帰って来れたんだ」って そういう、不思議なことが、現実に起こってるんだって
[本当に本当だって確証はないですけど、と小さい声で付け足したのは、 その情報源が、胡散臭いネットの片隅だったからだ。 そういった場所で得た知識を振りかざすことが如何に恥ずかしいか、くらいは弁えている。]
そう考えると、ここに来たことがあるか、なんて、ちっぽけなことで、 選別のひとつの条件、とかそんなもんで、 今更白黒つけなくてもいいかなー、なんて思いません?
[暗に、言わなくて良い、と。 手元に視線を落としたまま、早口気味にそう言って、一旦息を吸う。]
(124) 2015/02/08(Sun) 21時半頃
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――ああ、楽しい話がしたいなあ わたし、なんか、どうでも良かったんですよ 死んでもいいかなーとか、どんどん、死んだ方がマシかなーって、沈んでいって
……そういう話になるかもしれないですよ 重い空気も吹き飛ばせるくらい、カレーはおいしくしとかないと
[会話を重ねていれば、直に良い香りが漂う頃だろうか。 呼びに行く、と言ったネイさんの帰りが遅いことに、薄々疑問を覚え始める。]
(125) 2015/02/08(Sun) 22時頃
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/* 北仲瑛美&千秋友朗の3分クッキング〜上手に端折ってカレーをつくろう〜
(-99) 2015/02/08(Sun) 22時頃
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/* 村にいると結構進行状況ばかり気にしているクチです せかせかしくてごめん……
(-100) 2015/02/08(Sun) 22時頃
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[もっと根っこのところ。瑛美は、共通点があるとしたらそこではないかと言った。>>123 続けて瑛美の口から語られた、突然意識を失った人たちの都市伝説に目を見開いた。それは、カレーの準備をし始めた頃に話していた仮説と、奇妙に一致する。>>45 >>48 あるいは、その話を知っていたからこそ、瑛美は意識だけが連れていかれる、という発想を持ったのかもしれない。]
もしかしたら僕たちの体は、まだ家で眠ったままかも知れない……って、ことですか? [口に出してみると、この異常な現象を説明するには、随分としっくり来るものに思えた。しかし、と千秋は考える。]
「帰りたいと思ったから、帰って来れた」んだとしたら、僕たちとはまた少し、違う種類の話、なのかもしれないですけど。
[出口を探すと言いながら、結局一度も扉にも窓にも触れることをせず、こんなところでカレーを作っている千秋ならばともかくとして。]
窓を破ろうとしてまで帰ろうとした瑛美さんが、まだ帰れてないわけですし。
(126) 2015/02/08(Sun) 22時頃
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[そうだ、ここは居心地が良い。ずいぶんと自分たちに甘い場所だと、瑛美も言っていた。>>32]
僕は、その。帰らなくても良いんじゃないかって、どこかで思ってたんですよ。無理して関西弁で喋る、みたいな、そういう毎日に。
[すっかりと、ただの敬語で喋っていた千秋の呟きは、瑛美の言葉>>125 とほとんど同時だった。 どこか、冗談めかしたように。でも、間違いなく本音の響きが含まれていた。けれど、楽しい話がしたいと瑛美が言ったから、そこに触れることはできなくて。]
じゃあ、美味しいカレーにします。食べてるだけで、楽しくなるような。
[千秋は、自分の料理の腕がそこまで良いとは思っていない。本当に、一人暮らしの男子高校生、以上のものではない。だから、これもきっと『嘘』に分類されるのだろう。けれど、なぜだか、行動を縛る鎖が増えたとは、思わなかった。]
そう……それこそ、このカレーが食べられるなら、ここから帰りたくない、って思っちゃうようなのを。
(127) 2015/02/08(Sun) 22時半頃
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― 洗面所 ―
……ん。
[洗面所の扉に手をかけた、その時。 廊下から数人の足音と、話し声>>@25>>118>>120。 思わず耳を扉に当てると。そっと外の様子を窺った]
……っ。
[聞こえてきたのは。 薬物依存。飢え。暴れる。……いずれも物騒な単語たち>>@26。 もしかしなくても]
俺のことだよな。
[おいおい。俺は指名手配犯かよ。 乾いた笑いを浮かべて、その場にへたり込んだ。 情けなくて、胸が痛くて、俯いて。 このまま彼女たちが通り過ぎるのを隠れ待とうと――]
(128) 2015/02/08(Sun) 22時半頃
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……ばかやろ。
[ぱしん、と頬を叩いて立ち上がる]
いくらなんでも、格好悪すぎだろ俺。
[がらり、と扉を開けて。 廊下へと一歩を踏み出した]
えーと。お取り込み中の所、悪いけど。
[おずおずと。バツが悪そうに]
もしかしなくても。俺の話してるよな。
(129) 2015/02/08(Sun) 22時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/02/08(Sun) 22時半頃
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/* ログが伸びすぎて白目になりつつ…読んでこよう… 灰が結構汚れててすまぬのだ。
(-101) 2015/02/08(Sun) 22時半頃
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[意を決したように告げられた>>@26のは、全くもって予想外の言葉だった。 え、と間抜けな声が漏れる。2人を見遣るが、どうやら冗談などではないらしい。彼女らの表情は真剣そのものだ]
そっか。 それは……困ったね。
[気の利いた言葉が出てこない。困ったように指で顎を掻いた。
薬物依存だなんて、遥か昔、授業で聞いたきりの拙い知識しかない。 それでも、その症状が厄介らしい程度の知識はあった。 成程、抱いていた疑問にも、彼女らの様子にも合点がいく。気が気でないのだろう]
(130) 2015/02/08(Sun) 22時半頃
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[不意にかけられた声>>129には、弾かれたように振り向いた。 そこにいたのは今まさに話題に上がっていた少年だった。 仮面の下で息を呑む。それを悟られないように、彼に向かって頷いて見せただろう]
ご名答。 彼女たちが君を心配していてね、皆で探してたんだよ。
[自分からはそれだけを告げて、隣にいる少女らを横目で見た。 殆ど初めて言葉を交わした自分より、ある程度気心の知れた彼女らと話す方が良いだろう。そう思った。 自分が動くとするなら、何かを問われた時か、“万が一”の出来事があった時位か*]
(131) 2015/02/08(Sun) 22時半頃
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/* 臨也君とも絡みたかったなー(*´・ω・)(・ω・`*)ネー 会った場面の回想とか書きたかったけどタイミング逃した つらい
(-102) 2015/02/08(Sun) 22時半頃
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/* ええと、洗面所ってトイレとは違うのか…? ケイイチくんトイレ近くにいなかったっけ…
マユミちゃんがたしか和室にいて。 あああ位置関係がわからん…
と、とりあえずロールで何とかしよう。。 リーがアップを始めたようです。
(-103) 2015/02/08(Sun) 22時半頃
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家か、病院かもしれないけど 時間の経ち方とかも、同じかわからないですし
[もうそうだとしたら、気付いていて欲しいなあ、と場違いにも思った。 引きこもりがちとは言え、食事も摂らず、お手洗いに立つ様子もなければ、気付いてくれると思いたいのだけれど。
もっとも、そういう話だと決まったわけでもない、と言おうとしたところで、 先手を打たれ>>126黙りこむ。その後続いた言葉に、赤面して。]
や、あれは、ただ、試しておきたくて なんか、定番じゃないですか 窓割るとか、扉蹴破るとか、ほら
[そんな理由で無茶をさせてしまったよなあと、ネイさんのことを思いつつ。]
ううん、でも、帰りたかったのかなあ、ずっと ここ、優しいけれど、怖くて なんにもないから
(132) 2015/02/08(Sun) 22時半頃
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[言葉にしてみたら、少しすとんと落ちるものがあったように思う。 怖い、という言葉は、それなりにこの気持ちに当てはまっているような気がして。]
ムリして、って
[そろそろだろうか。食器棚から、人数分のお皿を取り出す。 クスクスと笑う。]
関西の人に聞かれたら、怒られますね 言葉って、自己紹介なのに 寂しいですよ、それは
[なんてことは無い風に言ったけれど、最後の言葉は本心。 さみしい人だ。自分本体が、いろんなものに覆い隠されてしまっていて。
大振りのスプーンを探し出す。 人数分に少し足りなくて、取っ手のデザインがバラバラになってしまった。 チグハグな自分たちと同じようなものかもしれない。]
(133) 2015/02/08(Sun) 23時頃
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[あおいの口からどんな説明がされるのか気がかりで、そちらばかり気にかけていた。 不意に寧斗からの返答に、彼へと視線を戻す。
心配かと。>>120
……ああ、そうか。 心配だったのかと、そこでようやく自覚して、俯き。 同意を示すように、一つ。こくりと頷いた。
足音だけが響く廊下に、ぽつりとあおいの声が聞こえて。>>@26 再び彼女へと目を遣れば、彼女の口から紡がれた言葉に押し黙り、再び視線は下方へと落ちた。 その姿は、あおいの言葉が真実であることを、寧斗へ肯定を示していたようなものだろう。
長く隠し通すことは出来ないとは理解していた。 だが、自身の不甲斐なさを痛感してしまう。
遠くで、水の音がする──。>>121]
(134) 2015/02/08(Sun) 23時頃
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