88 吸血鬼の城 殲滅篇
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[レオナルドの声(>>174)にそちらへと視線を向け。]
私達の調べた場所は客室とバスルームがあって、その先に上へと続く階段がありました。 あと、ジェフリーさんが血の匂いがすると言ってます。 貴方は何か感じます?
[言いながらレオナルドへと近づき、手書きの見取り図を見ようとして。 ふと血の滲む手に気づいた。]
…どこかで引っ掛けたのですか? 血が出ています。
これが臭いの元ですか…でもこんな小さな傷でそこまで…?
[疑問に首を傾げる。]
(178) 2012/04/28(Sat) 22時頃
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あれ。レオナルド様、その手、どうしたのですか? お怪我をされていますよ。 [レオナルドの手に赤い血がにじむ傷口>>174があることを発見。心配そうに見る。]
あまり深くはありませんが…塞いでおきましょうか?
(179) 2012/04/28(Sat) 22時頃
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/* ムパムピスを見るたびにいい笑顔すぎて吹いてしまいそうになります。 実際いい人そうですし。 この方が襲撃されて敵に回ると面白そうですね。
(-49) 2012/04/28(Sat) 22時半頃
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なるほど。
[ムパムピスの説明>>176に頷きながら]
治癒に関しては、緊急対応として……。 特にその武器の聖別や、君のもつ武器の能力は 大いに役立ちそうだ。
対人や獣などは、私でも対抗できようが、 屍人相手ではいささか分が悪いのは事実だ。
(180) 2012/04/28(Sat) 22時半頃
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>>172 ……だな。 俺もそっちが正しいルートじゃねえかと思うぜ。 見るからに怪しげな場所に設えられた階段だ。
[ラルフに頷き、気がかりそうに右眼を細めて]
……先に進めるなら、進んだほうがいい。 妙な邪魔が入らないとも限らない。
何もなけりゃ、一度この広間に戻ってこっちを探索してもいいしな。
(181) 2012/04/28(Sat) 22時半頃
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[――左手が耳朶に触れる。
幼き頃、迷い込んだ城の中庭には深紅の薔薇が咲き誇っていた。 あれほど見事な薔薇はそれまで見たことがなく 其処が領主の城である事も忘れ見惚れてしまった。 薔薇に気をとられたクレアは声掛けられるまで ヘクターが傍に居た事に気付かなかった。
その存在に驚きクレアは肩を震わせる。 勝手に立ち入ってしまったことを叱られると思ったか クレアは男に“ごめんなさい”と謝罪の言葉を口にした。
“お友達とかくれんぼしていたら迷ってしまって” “帰り道を探してたら薔薇の花がみえたの” “とてもきれいね” “おにいさんが育ててるの?”
事情を説明するうち薔薇の事、相手の事へと興味は移ろう。 その日は何もないまま城の外へと送り出された]
(182) 2012/04/28(Sat) 22時半頃
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[城にはこわい吸血鬼が居るなんて噂があったが クレアにとって其処はこわい場所ではなくなった。 噂を耳にすれば
“城主さまは優しい方よ”
などと言い城主を庇う言葉を口にする。
そのような言動があったからか 家族も友達もクレアが城に近づかぬよう気を配る。 幼かった娘が年頃となるまでそれは続き 再会を果たすその日まで城を訪れる事は無かった]
(183) 2012/04/28(Sat) 22時半頃
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[ムパムピスの大きな声>>179に レオナルドのほうを向いて]
……怪我?血が出てるのか? ではその匂いか……?
私はこのような匂いには敏感だとは思うが……。
[どこか妙な気分で、頭を振った]
(184) 2012/04/28(Sat) 22時半頃
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>>179 [一瞬怪訝そうな顔で修道士を見つめた。 が、その視線が自分の手に向けられているのを見て、漸く傷に気付いたようだ。]
ああ…… 大したことはありませんよ。お手を煩わせるほどのものでもありません。
[まるで痛みを感じていないかのような、何気ない口調。 注目を浴びたのが気まずそうに、背嚢からごそごそと白布を取り出して、手の甲に巻いた。]
(185) 2012/04/28(Sat) 22時半頃
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重ね掛けも可能ですが、継続時間に難がある為、かけさせていただくのは戦闘開始後になると思いますが、それ以外で必要な時はお声をおかけ下さい。
[>>180 長期戦になった時を考えて能力の無駄遣いは避けるつもりではあったが、偵察や味方による先制攻撃を想定して、術の先掛けが必要な際は出し惜しみをしないことを伝えた。]
(186) 2012/04/28(Sat) 22時半頃
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── 大階段 ──
[2階で男のものとおぼしき話し声がする。 3人以上はいると思われたが、10人以上ではないと憶測する。
ジェフに血の匂いに気づかれていることは知らず、階段を登り切れば、小ホールの西半分が視界に入った。 そこにある姿を認めれば、大階段の前に立ち塞がって、ヒノキの棒を前にたてて名乗る。]
おれは、アヴァロン伯クラリッサ姫に奉仕する騎士、ヒュー・ガルデン。 汝らは主の許可を得てそこにいるのか。 来意を伺おう。
[騎士と称するに相応しい格好ではなかったが、こちらに背を向けているラルフに奇襲をかけずに名乗ったのは、主に不名誉を与えまいとする騎士の自負。 傷の痛みを堪えて背を伸ばし、物々しい武装を整えた連中を睨みつける。]
(187) 2012/04/28(Sat) 22時半頃
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[やがてため息をひとつつくと]
考え込んでいても仕方がない。 上への階段も見つかったのだろう?
ならばさっさとそちらへ向かうべきだな。
[同意を求めるように、一同を見回した]
(188) 2012/04/28(Sat) 22時半頃
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/* おおう、タイミングがwww ちとだらだらしすぎだなぁと思う。
(-50) 2012/04/28(Sat) 22時半頃
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/* あ、攻め側がだらだらすぎるかなぁと自己反省してるのだった。
(-51) 2012/04/28(Sat) 22時半頃
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レオナルド様は、この中で最も治癒に対する知識と能力が高い方に見えますので、心配はないかと思うのですが…血の匂いに誘われて活性化する魔物もいます。 軽い怪我でも、なるべく放置は避けたほうがいいと思いますよ。
[怪我について予想外に頓着していない様子に若干心配になるが、布を巻く行為>>185…治療を行う行為を見て、それ以上言葉を重ねることは避けた。]
(189) 2012/04/28(Sat) 22時半頃
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[と、提案をした直後に響く男>>187の声 人間の男だろうか。あちこちに負傷した跡が見える]
(増援か……?) [敵ならば奇襲するはずだから、味方だと思いこんでいたが――]
今、なんと? アヴァロン伯の騎士?
[鋭い声で男に向かって誰何した]
(190) 2012/04/28(Sat) 22時半頃
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おや……。
[人の気配に慌てて振り返り、そちらを向けば。 突如現れた姿>>187に、表情を引き締める。
だが、名乗りを受けながらも相手が手負いの身とあれば、 剣の柄に手をかけながらも、じっとその様子を窺うのだった。]
これはこれは、城主殿の配下がお見えですか。 しかし、どうやら怪我をなさっているご様子。
……あまり、無理はなさらぬ方が良いのでは…?
[鼻を付く血臭に納得しながらも、背後を庇うように身構えた。]
(191) 2012/04/28(Sat) 22時半頃
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来意など、そちらがご存知の筈。
……闇に住まう者が一城の主として光の世界に君臨するなど、認める訳には行きませんからね。 アヴァロン伯が真に闇の者であるか。 それを確かめに参りました。 また、もしそうであるならば……。
[スッと目を細め、低く押し殺した声で囁いた。]
我らの手で、災いの根を断たねばなりません。
(192) 2012/04/28(Sat) 22時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/04/28(Sat) 22時半頃
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[片手で器用に白布を巻く手つきは、危なげなく手馴れたものだ。] ええ。すみません。 相手は吸血鬼なのですから、もっと用心すべきでしたね。
[修道士の諫言>>189に、すまなさそうに目を伏せた。]
(193) 2012/04/28(Sat) 23時頃
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[ジェフリーの提案(>>188)に同意しようとしたところに突如響いた男性の声(>>187)にそちらへと眼を向ける。 怪我を負っているようで血の匂いが漂ってくる。]
なるほど、貴方が原因でしたか。
[無理をしない方がなどと言うラルフに呆れるが、続く言葉には同意するように頷く。]
彼の言う通りです。 我々は国王から派遣された討伐隊です。 アヴァロン伯が本当に吸血鬼であったのなら討伐は当然の事、それは貴方もお分かりでしょう? しかし人間であるのなら殺しはしませんよ。
[アヴァロン伯の騎士と名乗る彼が人間なのか魔物なのか。 真贋を図るべくじっと見据える。 少しでもおかしな動きがあれば即対応する心づもりだ。]
(194) 2012/04/28(Sat) 23時頃
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[左手は耳朶から首筋をなぞる。 髪に隠れた其処に在るのは小さな二つの痣。 この城の元の主に与えられた血の証。 それを確かめるよう軽く押さえた後 深紅の裾を翻し城主は部屋を出る。
螺旋に連なる階段を澱みなくおりてゆくと 小柄さを隠すために履くヒールがカツリと高い音を立てた]
(195) 2012/04/28(Sat) 23時頃
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――ほら来た。
[>>187妙な邪魔が、とまでは口にせずに、 杭を装填した洋弓銃を構える。
騎士らしき名乗りをあげた彼は 明らかにボロボロで痛々しかったが、 瞳ばかりは燃えるような至誠に 輝いているように見えた。]
命を懸けて主君を守る手負いの騎士、か。 ……いっちゃん戦いたくねえタイプだな。
(196) 2012/04/28(Sat) 23時頃
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[だが成り行きによればそうも行かないだろう。 ラルフとの遣り取りを見守りながら、声をかけた]
俺たちは王命に拠ってこの城に来た。 無実ならば城主は無事解放されるだけのこと。
[嘘くせぇ、と思いつつ、言葉を紡ぐ]
それとも、騎士のアンタが領主が異端の者であると 認めるということか?
(197) 2012/04/28(Sat) 23時頃
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[幼い少女の面影と共に思い出されるは、 凝った血と見まごうほどに艶めく赤い薔薇。
目を輝かせて薔薇のことを語る少女の髪に 手折った薔薇を一輪、挿してやった。 それが存外似合ったのが、おそらく 少女を手折らずに放してやった理由。]
(198) 2012/04/28(Sat) 23時頃
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[小ホールにいた男たちが振り返る。 いずれも歴戦の退魔師と知れた。 国王の直属兵ならば、お揃いの制服を着ているだろう。
その場に姿を認めた5人へと感情を押さえた声を返す。] おまえたちをむざむざここまで入り込ませた原因はおれの不在にある。 おれは、アヴァロン伯クラリッサ姫に奉仕する騎士、ヒュー・ガルデン。 領民の代表として姫をお護りする者。
姫が闇の者であるか確かめに来たというなら応えよう。
姫は確かに魔術を習得しておられる。 だが、それは生活の労苦を軽減する白い魔法だ。
[見えない下僕に晩餐を整えさせたり、湯浴みの支度をさせたりしていることはヒューも知っている。]
それで領民を脅かすと言えるのか。
(199) 2012/04/28(Sat) 23時頃
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…女伯爵に仕える騎士様…の、割には満身創痍のお姿ですね。 この辺りで大規模な戦闘行為が発生したとは報告に上がっていませんでしたが。 [言葉に反して痛々しい姿>>187のヒューを見て眉を顰める。]
魔物に、襲われたのですか? 我々が告発を受けたのはアヴァロン伯個人についてですが、それ以外で何か…禍々しい化け物。 吸血鬼のような存在がこの城に巣食っているのでしょうか。
(200) 2012/04/28(Sat) 23時頃
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[「無実ならば城主は無事解放されるだけのこと」と、欺瞞を自覚した声で告げる眼帯の男へと視線を投げた。]
どうやって、姫が異端であるかどうか確かめるというのか。
(201) 2012/04/28(Sat) 23時頃
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[握ったり開いたりして、指の動きに支障がないことを確かめつつ、ジェフリーの提案を聞いていた時だった。
突如上がる騎士の名乗りと、満身創痍の男の姿。 男は棒切れを手に仁王立ちして、傷だらけの姿にそぐわぬ眼差しでこちらを睨んでいた。
錬金術師は眉をひそめ、スッと戦士たちの後ろに下がった。 他に誰か現れぬか、周囲に気を配りつつ、ベルトポーチへと手を伸ばす。]
(202) 2012/04/28(Sat) 23時頃
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…少なくとも、吸血鬼や人外の受け答えには見え辛い回答ですね。 プライドの高い魔物が、自分の能力を生活苦を軽減する白魔法、と表現するとは考えにくい。 油断は禁物ではありますが… [>>199ヒューの告げる言葉と内容に、視線を外さないままぽつりと呟いた。]
(203) 2012/04/28(Sat) 23時頃
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/*
騎士さまの姫扱いに中身がじたばたごろごろですよ。 灰になっても騎士さまはクラリッサを忘れないでくれますかね。
(-52) 2012/04/28(Sat) 23時頃
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