213 舞鶴草の村
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役者 鏡花は、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 17時半頃
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ー回想ー [また、という言葉にそういえばこの季節になってから何人が埋められたか、と思い浮かべてみる。…が途中で途方もない数に数えるのを辞めた。]
まあ、その儚い様を好む好き者はいないわけではないからね…。療養を自分で拒んだ結果だ。……ああ、でも姐さんがまだ売れると見るなら、慰み程度だけど薬でも買って来るよ。
[花魁とまでなれば療養で客の前に立たないという選択肢も出来る。それを拒み客を取り続けたからこそ、このような様になっているのだ。…遊女に関しては自業自得と冷めた目で見ているが、世話になっている姐さんが売るというのならその手助けくらいはしよう、と提案をするがどうだろうか。断られたとしても大して気に留めずにこの話を打ち切るだろう。
鼠小僧の話になると、姐さんは取られても取り返しそうだけどねと軽く笑う。髪を撫でられたならば、少し照れくさくなってまた笑うだろう。そして、好きなものでも、という言葉に微笑みながら返すと、去る背を見送った。]
…好きなもの、ならおもん姐さんの手料理がいいなあ。滅多に食べれないからね。…ああ、じゃあ次は良い知らせを。
(137) 2015/01/19(Mon) 17時半頃
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……はあ。そう、ですか。 それなら今度、何処かで拾って抱いてみますよ。
[損をしていると断言>>126されれば、僅かに面食らった様に目を瞬き。"大袈裟だ"、と。笑いこそしないものの、不思議そうに彼を見詰める。……猫とはそんなに良いものなのか]
じゅうは……、拾八? それはまた……ええ。……失礼しました。
[拾八歳>>127とて、薬師からしたら子供と変わりはしない。それでも、見目から受けた印象からは幾分年をとっていたものだから、思わず頓狂な声をあげる。 この国の者の姿形を若い若いとは思っていたけれど、また認識を改めねばならない様だ。彼から見た己が一体幾つに見えるのか。薬師は少し空恐ろしくなる。
……竹刀を持ち歩き、あまつさえ怪我をこさえるなんて、大人とは思えませんよ、なんて。そんな意地の悪い言葉は、残念ながら驚きにかき消されてしまい]
(138) 2015/01/19(Mon) 17時半頃
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[寄せられる眉に気を取られていれば、台の上にばら撒かれる銭に虚を突かれ。去り行く背をただ視線のみで追う。わざわざ出口までお見送り、なんてそんなもてなしまではしていないから]
ええ、また今度。 その時は、貴方は怪我をしていないと良いですね。
[手負いの猫なぞ相手にしたら、きっと無傷ではすまないだろうけれど。まあ、また薬が売れるのなら、それはそれで。 次の商いの事を考えながら、薬師は戸を出て行く彼を見送る]
ライオン、ね。 …………誰か他の人に聞かれたら、嗤われそうだ。
[背丈はそれなりにあるが、がたいが良いわけではない。そんな薬師が"ライオン"だなんて呼ばれているのを見て、他の者はどう思うだろうか。嗚呼、次に会った時には止めるように言わなければ。
急に静かになった店内で、薬師はただ眉を寄せる。 そうして一つため息を吐いたのなら、手慰みに薬でも調合しようと道具を取り出しただろうか*]
(139) 2015/01/19(Mon) 17時半頃
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あ、こんにゃろう。
[こっち指差して笑われりゃあ、俺ぁまたこいつの頭をわっしゃわっしゃと撫でてやった>>118。まったく調子のいい坊主だぜ。]
…やめとけやめとけ。重ぇよ。
[刀を持つ仕事がかっこいい。なんて言われりゃ、思い出すのは自分が前にやってた仕事…。思わずあんなこと言っちまって、すぐ後悔したねぇ。餓鬼に夢見させんのも大人の務めだってのに。 後の春松の言葉に便乗して、俺ぁ話を逸らした。]
へぇ、春松の家は刀鍛冶かい?そりゃあいい。もしそんときゃ頼みにいくよぉ。その名匠によろしく言っといてくれ!
[…まぁ、そんな時なんざ来させる気はねぇが、と刀を受け取りつつ思う>>119。…別に、この坊主を嫌ってたり恨んでたりするわけじゃねぇが…この刀に誓って、もう二度と人は斬らねぇと、決めたからな。]
…はっは!そうかぃ!俺も盗まれるもんなんかねぇわ! しくじってお縄頂戴されない様にきぃつけろよ!
[もちろん坊主が鼠小僧だなんて思っちゃいねぇが、冗談にこんな返しされりゃぁ、面白くなっちまって。ちいせぇ鼠小僧にささやかな忠告だ。]
(140) 2015/01/19(Mon) 18時頃
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[盗まれたら信じる、ね。まぁ俺もそんなところだし、そんなもんだよなぁ、噂ってのは>>120。 そんなところで坊主が店主のところへいったと思ったら首を捻りながら戻ってきた。かっか、こんな坊主にゃ盗みなんざ到底できやしねぇやな。 なんでだろうなぁなんて呟きを俺に投げかけてきたが、もちろん俺の答えは「さぁな」ってぇとこだ。]
おう。お前さんもきぃつけろよ!春松!
[元気よく出て行った坊主の背中にそんな言葉を投げつけて。俺もそろそろ行こうかねと。酒をあおって団子屋を出た。]
(141) 2015/01/19(Mon) 18時頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 18時頃
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― 伍区 ―
[日が落ちる迄に、門付けをもう二、三。 飯屋の戸口で渡された小さな握り飯をちまりちまりと齧りながら、品も何も在ったものじゃあないだろうけれど とつとつと杖を鳴らして道を歩く。
群れを離れた瞽女には、行き付けの宿屋などありはしない。 とは云ったところで、何時も何時も宿を取ったのでは、そう多くもない日銭はすぐに底が見える。 指先に触れた銀貨の感触を思い返しては 忌々しげに首を振った。]
…あァ、やだやだ。
[自分も大概未練がましくて堪らないと、自嘲じみて溜めた息を吐き捨て。 初めて街を訪れた頃、気の良い人間に叩き込まれた街の造りを反芻しながら、とつとつ、とつとつ と。]
陸区はどちらだったか ね。 宿場が肆区、…此処が伍か。
[小さな声でぽつぽつと呟いては、のらりくらり歩を進める。 求めるのは、雨風を凌げる寺か堂か。主が居ないのならば尚、良い。 風に吹かれて軽く持ち上がった笠を引き下げて 目的地に辿り着くには、もう暫く時間が掛かるだろうけれど。*]
(142) 2015/01/19(Mon) 18時半頃
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/* 道を!聞けない!! 必殺ちょっとよろめいてぶつかっちゃいました作戦(今考えた)はどうしてもエンカしたい時のために取っておきたいんだ…
今回は誰ともエンカできなくてもいいけど、なんかこのどことない誘い受け感つらい。いたたまれない。
(-82) 2015/01/19(Mon) 18時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 18時半頃
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― 肆区・商店街大通り ―
[街を歩けば聞こえる囁き声は決して自分にあるものではないと考えて 聞こえる女の声。その全てが耳障りに変わりなかった]
粥が食いたいものだ
[ふと、劇場へ歩いている時にそんな事を思う。団子4本食べても歩けば腹が減る。そう考えていれば、聞こえる自分の名前>>111 丁度すれ違い様だっただろうか、別段お忍びで居るわけでも無いため不思議ではなかったが、その声に興味を持ち振り返るも姿を確認する事が出来ず]
…誰だ
[ふと呟いてみるが、その声は喧騒にかき消されてしまう いつも自分に向けられるものとは別の声色。それにまた興味を持ったりもするが、姿が見えぬのなら致し方無し]
良い声だ …だが、それだけだ
[相変わらず“怖い” と、一言呟いて、肆区を後にしたか**]
(143) 2015/01/19(Mon) 20時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 20時半頃
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