267 【突発誰歓】蔵書点検の狭間に【5発言RP】
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/* わたしも今日は忙しい… でもお返事なんとか間に合わせる気…!
また夜に*
(-100) flickeringly 2017/07/22(Sat) 16時半頃
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[いつも夜中に窓の外を見上げると、 そこには黄色いおつきさまがおれを見下ろしている。 雲で隠れているときも、雲の向こうにはあって、 いつでも、夜一番の輝きで、皆を見守ってるんだ。
ぴょこぴょこと跳ねる、白くて小さい丸いもの。 おれはその姿でヤニクの足元に行くと、 まあるい尻尾を震わせ、ふふんと白い胸を張り。 ヤニクをじいっと見上げた。]
ヤニク。おれ、知ってるんだぞ。 おつきさまには、うさぎが住んでいるって。
[おれ自身も、こどもむけの図巻であったから。 うさぎの頁には、うさぎが人参を齧っている絵の他 月で餅をついている絵なんかも小さく書いてあった。
昔、作者のばあさんが月のうさぎのことを 孫に話してあげるのを、聞いたこともあったから。 月にはうさぎがいるのがおれには常識だったんだ。]
(80) kaomozi 2017/07/22(Sat) 17時頃
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おれも月に行ってみたいけど…… うさぎは、お腹の減った人間に自分を奉げたから 生まれ変わった時、おつきさまに行けたらしい。
[おれにはそんなことはむりだ、と。 うさぎの姿で、ぷるぷると首を振った。 それでも、じーーっとおつきさまの方を見上げて ぴょんぴょんと、窓に向かって飛んでみるが。 ……全然、おつきさまには届かなくて、項垂れる。]
やっぱり あんな高いところにはいけないや。
おつきさまって、すごいよなあ うさぎを済ませて、御餅も与えてあげて。 あんなに遠くで、おれたちを見守ってるんだから。
[ヤニクを見上げ。外のおつきさまを見上げ。 ぽふんっと小さな煙を上げれば、 おれは白犬の姿に戻って、尻尾をぱたりと振った。]]
(81) kaomozi 2017/07/22(Sat) 17時頃
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[―――ここにいれば時間は無限にあると思っていた。 でも、どうやら、そうではないらしくってさ。
ちょっと前、館長さんが話していたこと。 "閉館"が、詳しくはどういうことかはわからなくても おれには、これだけは理解することができた。
『もうすぐ、図書館の他の本とは会えなくなるかも』
今までいろんな本と話してきたし、 ヤニクとも話すことは勿論あったけれど。 うさぎのはなしをするのも、 おつきさまがすごいって思っているのも、 話したのは、この日が初めてのことで。
おれも、いっぴきのどうぶつながら、 やりたいことや話したいことは今のうちに ぜんぶやっとこうって思っていたんだ。]
(82) kaomozi 2017/07/22(Sat) 17時半頃
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[そんな、ヤニクに会ったとき、 おれが一番、頼んでみたいと思っていたこと。 いつもお空に浮かんでいるおつきさまを尊敬しつつも それでもおれが、いつかやりたいと思っていたこと。 ……今まではどうしても、ちょっと恥ずかしくて なかなか言えずにいえたこと。
きっと彼なら笑わず聞いてくれると信じて おれは、ヤニクにひとつ、無理を言ったのさ。]
ヤニク。おれ、な。 おつきさまに行ってみたい。
……もし、行くのが無理でも。 おつきさまから見たら、どんなものが見えるのか。 つきのうさぎからは、いつもなにがみえるのか。
[白犬は、窓の外のおつきさまを見上げた。 おつきさまにはいつものように、兎の影が見えたから そのうさぎに向かって、小さく「わん、」と吠えて。]
(83) kaomozi 2017/07/22(Sat) 17時半頃
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どうぶつ図鑑としては…月のうさぎについても、 もっとよく知っておかないといけないからな!
[それがおれの義務だ!とでも言わんばかりに。 高いおつきさまとは違って手の届くところに居る おつきさまの化身に向かい、耳をぴんとたてて。]
あっ!……ええと。ものを頼むときは、こう、だっけ?
[いつもは胸を張って強気に頼むだけだから忘れがち。 慌てて思いだしては、頭を下げてうつ伏せになり、 ちらりとヤニクを見上げたのだった。
―――さあ、その日。 その犬はなにかを教えて貰ったりしたのかな? すぐにそれが分かる方法が、ひとつだけある。 もし、月の兎について、ヤニクに教えて貰ったならば。 おれのうさぎの頁にいる、真っ白なサモエド犬は 前よりも少しだけ……物知り気に、 得意げに笑うような絵に、かわったんだろうさ。]*
(84) kaomozi 2017/07/22(Sat) 17時半頃
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/* ヤニクさん、とても遅くなりお待たせしました…! おつきさまの化身って見て、つきのうさぎさんの御話をどうしても出したくてですね(私が縁故振る側って見たとき、やったぜってなった記憶)
ティモシーさんに、うん。いいなあってなりつつ。 そして思った以上に時間が取れない……! 所用済ませて帰ってきたら、お返事出来ると、いいな…!!
(-101) kaomozi 2017/07/22(Sat) 17時半頃
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─ 第四夜の狭間 ─
ふふ、そうか。それは光栄だ
[おつきさまに行ってみたい、という話をホレーショーから一通り聞いた後に。白犬の姿で、うつ伏せになって見上げているもふもふの彼をそっと撫でると
どこからか取り出したのは、一枚の紙と絵を描く道具]
俺の話を綴ってくれた画家の真似事を、今宵はしてみようかな
(-102) scarecrow 2017/07/22(Sat) 20時頃
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[まず最初に紙の下側に、地平線を描いた。ただ、その地平線は地球のそれでなく真っ白輝く大地
その上に、背中を向けて何かを眺めている白い犬と俺
その視線の先には夜空に浮かぶ、青と緑の美しい星]
(-103) scarecrow 2017/07/22(Sat) 20時半頃
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この青と緑の星が、いつもおつきさまが見ているものだ。君がおつきさまに行ったなら、きっとこれを見る事が出来るよ。…夜空に、こんな凄い星は無いんだ。もちろん、大きさなら「おひさま」の方がずっと大きいのだけど…
[これほど、たくさんの命を育む変化に富んだ星を俺は他に知らない。様々な人々が、笑い、泣き、生きているこの星を]
(-104) scarecrow 2017/07/22(Sat) 20時半頃
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[そして、続いて白い犬のとなりに「餅をついている兎」を描き。
さらに、「ハサミがひとつのカニ」「本を読むおばあさん」「泣き顔の男」「ワニ」「ほえるライオン」「ロバ」「たきぎを担ぐ男」を描き足した]
これはね、みんな月の影に見えたと言われているものだよ。…中々、賑やかだろう?
(-105) scarecrow 2017/07/22(Sat) 20時半頃
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[ホレーショーが「これ全部、おつきさまに住んでいるのか?」と尋ねたなら。俺は「だとしたら、面白いと思わないか?」と肩を揺らして笑った事だろう
ああでも俺はやはり、“おつきさま”は愉快さにおいて“青と緑の星”には到底敵わないと知っているんだがな!]**
(-106) scarecrow 2017/07/22(Sat) 21時頃
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─ 図書館:第五夜 ─
そうか、
[自分達がいた、居場所の閉館の知らせを聞いた時。
俺が特に残念には思わなかったのは、本がどうなろうといつも夜空に永遠に輝く“おつきさま”だからなのか(夜空を通して、いつでも皆と会えるさ)
それとも、読まれないまま諸事情で(在庫を抱えると会社の都合が、とか。思ったより売れなかった、とか)処分される本が多くある中、幾らかでも読み手がいた自分は幸せな方だと知っているからか]
(85) scarecrow 2017/07/22(Sat) 21時頃
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俺はね、彼等も中々に大変だと知っているから 大丈夫だよ、館長さん
[>>47「人間を好きになる事は出来なかった」と語られれば、“おつきさま”は軽く首を振ってそう答える
それに、目の前の館長はどう見ても人間だろうと]
(…館長さんは自分を人間と思っていないのかな?いやまさかね)*
(86) scarecrow 2017/07/22(Sat) 21時半頃
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──月夜に散歩は 王子様と──
[図書館にきた時。 視線を奪う程、 華やかな人がいるなと思っていた。
トレイルさん。 わたしが名前を記憶する前に 動きを止めることなく 教養ある知識を、唇でふるまってくれた相手。
最初は、緊張したわたしが頷くことで精一杯で 会話のキャッチボールが成立出来なかったけれど。 呼気を溢す瞬間、眉を下げた表情、笑顔。 どの瞬間も絵になるのだから、流石、王子様。 と感想が浮かぶほど、見惚れてしまった。]
(-107) flickeringly 2017/07/22(Sat) 21時半頃
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え、と…。
[青い羽根の先に、指の力を乗せて。 口元に笑みを敷いた王子様に告げた。]
この青い羽根ひとつで幸運になるなら。 羽根を、いくらでもさしあげます。
[それは、羽根を珍しがる相手への 善良からではない。 話したいことはまだあった。その為の前置きである。
わたしは、身近なしあわせを教える青い鳥。 旅に出て見つけなくては、幸運を手にしたことにならない、 と、その前提を崩したがるのは、わたしの悪い癖だ。 嫌われちゃったかな、せっかく話しかけてくれたのに。 言いたいこと全部告げた後、後悔が募る。 されど、時が流れ、彼がくれたのは 言葉の代わりに月夜の散歩の誘い、柔らかな対応。]
(-108) flickeringly 2017/07/22(Sat) 22時頃
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[大きな掌は小さな五指を包み まるで花を折らないようにと 気を付ける繊細さと強さに不安も淘汰される。
目の前で星が散り、金色の煌めきは 隣で語らう王子様の端正な顔貌の姿を現す。 加えて、闇の中で浮き出たのは 星の輝き、端正な顔だけではなく。
相手の知らないこと、わたしの知っていること。 わたしの知らないこと、相手の知っていること。 お互いに、未知と好奇心が焦がれるまま。 その夜は、夜闇が尽きるまで、永く、永く、形にする。
現実世界で、夢の中みたいな楽しい時間に、心が開く。 星月しかない闇の中を パレードのように共に歩いていた。]
(-109) flickeringly 2017/07/22(Sat) 22時頃
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トレイルさん、こんばんは。 今日はわたしから、おさそいに来ました。
ねむる女の子に恋をしてキスをするのも ガラスのくつを拾って、おいかけるのも あるいは、ねむっているあいだに ナイフを突きつけられそうになるのも
また今度でいい、でしょう?
[それは、ある物語の 誰もが望む愛し合う男女のハッピーエンドを 信じて語った翌日か。
王子様の前で片膝をつき手を差し伸べた。 お姫様らしい誘い方を知らなかったから。 過去の相手の真似をした。]
(-110) flickeringly 2017/07/22(Sat) 22時頃
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[再び手を繋いで、星々の下を進む。]
──縁は、どのように繋がっているか わからないものですよ。
[手に力を込めた。]
パパも先生も案外仲よくなるかもしれません。 わたしたちがこんなに親しいのだから。 彼らもわたしたちの半分くらいは よき関係になれると願います。
[パパと先生が語らい会う日が 来るかはわからないけれど。 まるで夜空に、王子様と仲が良いことを 自慢するみたいに唇を動かす。*]
(-111) flickeringly 2017/07/22(Sat) 22時頃
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─ 田舎の民家にて:新たな日々 ─
[皆、それぞれ新たな場所でどう過ごしているのだろうか。俺は、夜空に輝く“おつきさま”でもあるので。その光に載せて言霊を紡ぐ]
やあ皆、元気でやっているのかな。
俺が居る「絵のない絵本」は、今。絵が大好きな女の子の手によって
(87) scarecrow 2017/07/22(Sat) 22時頃
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「絵のある絵本」になってしまったよ。半分くらい。 もうね、持ち主の女の子が「わたしが絵をつける!」って凄く張り切ってしまってね。
俺が本から語るものがたりは、世界にまたがっていて。ヨーロッパ、インド、中国、アフリカと、その子が知らなかった国も沢山出て来たんだけど、分からないところは爺ちゃんに尋ねたり調べたりしながら、どんどん描いていったものだから。
ああ、もちろん。大人が見れば「これ、ちょっと本物とは違うんじゃ…」という部分もあるけど、それもまた一興だよな。
(88) scarecrow 2017/07/22(Sat) 22時頃
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そうそう、その子の描く絵は、ちょっぴりデメテルの描いたおつきさまの絵に似ているところもあって、可愛いんだ。絵を描く合間に、西瓜を食べて笑っていた姿は、朝顔の様だったか。
最近は、女の子の部屋にあった本達とも仲良くなったよ。
国語辞典の「グロリア」は家庭教師の様にいつも皆から頼りにされているし、
絵のかきかた指南本「ネル」は、“上手かどうかはともかく、のびのび描けばいいのよぉー”といつも女の子を励ましている。この分だと、俺の居る本が完全に「絵のある絵本」になるのも時間の問題だな…。
(89) scarecrow 2017/07/22(Sat) 22時頃
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人々が、おつきさまの様に世界を見渡せる目を持てたら──それは素敵な事じゃないか?
そう願いながら、“おつきさまの化身”である俺は、今宵も幾多のものがたりを語り続けるよ。
耳を傾けてくれるひとたちが、いる限り!!**
(90) scarecrow 2017/07/22(Sat) 22時頃
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/* たっだいまーーーウオオ時間がねえ
(-112) uiro 2017/07/22(Sat) 22時頃
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/* 残り一時間を切ったので、〆ました! 後は皆さんのRP眺めていよう。うむ
>>-98 ディーンらしいお返事で、おつきさま嬉しい!
>>-101 ホレーショー、「月に兎」の話題振りありがとう!お返事でかぐや姫の話題出そうかと迷ったけど、収拾つかなさそうだったので止めた…のはここだけの話
と、村建て様お帰りなさいー。お疲れ様ですノシ
(-113) scarecrow 2017/07/22(Sat) 22時頃
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/*
お疲れ様ですーー更新近い
(-114) mayam 2017/07/22(Sat) 22時頃
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/* 絵のある絵本になってるーー!?
こういうエンド、いいなぁ…。
(-115) flickeringly 2017/07/22(Sat) 22時半頃
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[抗うもの。現状に満足を覚えず、戦いを選ぶ象徴。 荒れ模様には慣れているとばかりの態度は いつも笑い、平穏を愛するわたしと 大きく相違。 こんなにも違っているなら お互い避けあいそうなものなのに。
価値観や見て居る景色が違う相手というのは 案外、惹かれあうものだ。相手の世界に。]
(-116) flickeringly 2017/07/22(Sat) 22時半頃
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[見守るだけで、興味と好意が尽きない故。 彼の略歴も調べてみた。
抗うことで、戦った主人公。 鳥籠に閉じ込められて満足するようなわたしには モンドさんが本の中で取った行動は理解が至難。 だからこそ、眩しく思える。 理解しあえないのではないか。 やはり、仲良くなれる望みが低そう。
されど相手を知れば知る程、別の欲求が溢れる。 敬遠されるだろう相手に、近づいてみたい。 そして、少しでいいから 笑っている顔を引き出してみたい。
抗うことも、戦うことも、忘れたような しあわせそうな笑顔を作り出してみたい。]
(-117) flickeringly 2017/07/22(Sat) 22時半頃
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[だけど、行動に移すことって、簡単ではない。 モンドさんの喜ぶこと、嬉しいことって、何だろう。 頭の中で思考を働かせても、答えが出ない愚かさ。 ふ、とした瞬間。 モンドさんと視線が繋がる機会がある。 モンドさんもわたしに興味があるのかなと思って。 笑みを向けて話しかけただろう。 見上げた形で交わしたモンドさんの双眸が 炯々とした輝きから、 微かに穏やかな色を乗せる移ろいが、好きだった。]
(-118) flickeringly 2017/07/22(Sat) 22時半頃
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