84 戀文村
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/* ミシェと接触も、ウェズと接触もしたかったが これは
(-36) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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− 隊舎 −
[そこで聞いたのはエリアスに届いた赤紙の事。 本当になんて残酷な采配だろうと顔を歪めた]
はっ……本当に……兵士に見えない奴から呼び付けやがって。
[ふざけやがって…とは口にはしなかったが。 握った拳の内側でまた血が滲んだ]
エリアス…お前は……。
[答えを聞きたくて村へと足を向ける。 自分の手で叶えられる事なら叶えてやりたい。 だが、彼はそれを望まないだろうと判っていても……。 エリアスの本音を聞きたかった]
(112) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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[目を閉じて頷いた。きっと、彼女は村に残るのだろう。 それならば、聞かねばならない事がある。 今日はまた会えるだろうか。エリアスと分かれた後、 少し、探してみようと思う]
……
[それからも、他愛ない話を続ける。 彼らに確実な死が決まっている事を知っている自分は、 気安く"また"という言葉はかけられない。 帰って来いとも言えない。だから]
"Farewell, Elias."
[最後の紙にはそう書いて差し出した]
(113) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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寝ぼけたまま本を取ろうとして、雪崩を起こしまして。
[シャツのポケットに仕舞いこみ、青年は机におかれた瓶を見る]
ブランデー持参ですか。 お酒の方が良いなら、お付き合いしますよ。 ……何かありましたか
[極力表情には出さず、穏やかな笑みで問う。 どうやら外にダーラが居るらしい 声でわかる]
(114) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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ミッシェル。ごめんなさいね、昨日は…… セレスとヨーランダと一緒に居たのよ。
だからお休みさせてもらったわ。 今日はあける、つもりよ?良かったらいかが。
[エリアスが往くことを知らないはずが無いだろうに だからこそ、いつも通りに今日は顔を作れた気がする ブランデーの瓶をちらりと見えるだろうか]
ベネットに、話があったんだけど。 忙しそうならいいわ。
(115) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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ホレーショーさん… そうやって…自分で抱え込もうとしないで…
[村の人をこの村で安らかに眠らせてあげたい。 そんな気持ちで意気投合した仲間………]
(+30) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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…おやぁ。 人気があるね、ベネットは。
[扉を開ければミッシェル、後ろからは酒場の女将。 メッセンジャーバッグから包みを取り出しながら]
さあ、どうかね。 だけどいつものとっても真面目な郵便物じゃなさそうだ。
[郵便物の大きさからして、書籍だろう。 封はあいているので勿論中身は知っているが それは本屋が大分昔に発注をかけただろうもの。 保存食に関する本は、恐らく村の女性の誰かが依頼したもの]
(116) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2012/03/28(Wed) 23時頃
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[どれだけの時間広場にいたのか。 ゆっくりと傾いていた太陽が赤い色を帯びる頃に、ほんの僅かため息をこぼし]
――そろそろ、帰るよ。 楽しい時間をありがとう。
[何時までも続けようと思えば続く会話を漸く切り上げて。 立ち上がったときに差し出された紙に視線を落とす]
うん―― 元気でね……さようなら。
[きっと村人には知らされていない何かを知っているのだろう。 だから、彼の挨拶にあわせて、またね、とは言わなかった。 他の誰にも言えない別れの言葉をつげて、広場から立ち去った]
(117) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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― 自宅 ―
[ブローリンからもらったもの。 クラリッサからもらったもの。 みんなからもらった気持ち。
それらを大事に抱えて家に帰る。 そのころにはさすがに母親の耳にも入っていたようで。 朝に伝えなかったことなどを怒られ泣かれたけれど。 戦地に向かうことは決めているから、ただごめん、と返すだけで。
ミッシェルも帰ってきた後、家でとる最後の夕食の時間を過ごす]
――姉さん、ありがとう……
[一日、出歩いていたことをとがめなかった姉に感謝を告げて。 そして一度自室に戻り、簡単な手荷物程度の荷物をまとめた]
(118) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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[そして、その夜は。 母と姉と、三人でともに居間で過ごす。
逆らいきれない睡魔に襲われて、眠りに落ちるまで――]
(119) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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[そして翌朝早く。 母や姉の見送りは断り。 村の入り口に向かう。 出迎えの軍人のほかに誰か居ただろうか。 誰が居ても、ただ、いってきます、と、手を振って旅立つのだった**]
(120) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/28(Wed) 23時頃
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・・・そうなんだ。意外とおっちょこちょいね。
[うまく笑みを作れているか、今ひとつ自信がないが。もう一人の来客の方にもできるだけの笑顔を向けた]
ああ、ダーラさん。 そうね・・・ベネットと、ヤニクさんと話はしてたんです。 どうしようかな・・・ああ、でも今日はだめなんです。ごめんなさい。明日なら・・・
ああ、いいんですよ。私は用事があって来てるわけじゃないんです。ベネットに話なら、私はお邪魔しませんから、どうぞ?
[努めて穏やかに、そう声をかけた]
(121) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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ブローリンは、翌朝、ただ静かに敬礼を送る。
2012/03/28(Wed) 23時頃
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/*くっ
元気でね
って
くっ……
(-37) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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千客万来ですね ……午前中は閑古鳥だったんですが
[>>116ウェーズリーに苦い笑みを浮かべてみせる。 取り出された包みの大きさで、今度こそ青年の表情は明るくなる]
嗚呼……もしや、久々の入荷ですか? 漸く届いたんですね……
[嬉しそうに吐息交じりにこぼし、両手で受け取る。 依頼されてからもう数ヶ月。 あきらめかけていただけに、嬉しくて]
素敵なお届けものを、ありがとうございます [ウェーズリーに深々と頭を下げた]
(122) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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みんな、一緒に居たいのよ。 そうでしょう?
(*14) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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/* 今日は襲撃パスしないかなー 落とす場所無くないか?
落ちても良いつもりで布石落としかけたけど まだヨーラの事も何も情報入ってネェんだぜ私
(-38) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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[互いにぎこちない笑みを交わしながら 青年はミッシェルとダーラの会話で思わず口元を押さえる。 瞬間後には、いつもの微笑みに戻してはいたが]
……珍しいですね ダーラがお話だけにいらっしゃるなんて。
お酒は何人分カップをご用意すれば良いですかね?
[見渡し、首を傾ぐ]
(123) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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[>>117、頷いて、立ち上がる。 手を差し出して、握手を交わした]
……
[強く握って、離す。これから彼と自分の時間が交差する事はもうない。 その時間の尊さを理解できるからこそ、この時間が持てた事を感謝する。
エリアスが見えなくなるまでそこで見送って、 クラリッサを探そうと、ゆっくりと広場を見渡した。 もし彼女が一人ならば、脆く儚い弱さ…あるいは強さを慰めようと。 所詮軍人の自分に、そんな役目が出来るかはわからなかったが]
(124) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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/* 口元を押さえたのは 「特に用が無いけど、来た」という発言に対して 思わず顔が緩んでしまったんでしょう しまりのない子。 ケツは締まってますg
(-39) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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ああ・・・ウェーズリーさん。久しぶりです。
[家や村の道ではよく会うが、本屋で会うのは珍しい。何か本を配達に来た彼に、普段と変わりなさそうに挨拶した]
ベネットがそんなに喜ぶ本なんて、ふふ。珍しいね。
[ボトルを出したまま、くすりと静かに笑った]
(125) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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ほんと、ベネットはモテるわねぇ。 羨ましい……
[拗ねるような色を滲ませながら、届け物が本のようでほっとした]
ええ、そう言うと思った。 目一杯料理を仕込んでおくわ、明日また。 お酒も仕入れられたら、新しいものを。
[エリアスと最後の夜を過ごすのだろう その気持ちは痛いほどわかるから 翌日酒場の店主として、顔を見せるだけにする]
……ごめんなさいね。
(126) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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ブローリンは、ふと滲んだ視界に、立ち止まって目頭を押さえる。
2012/03/28(Wed) 23時頃
ブローリンは、ミッシェル達の輪の中に彼女が居ない事を確認すると、そのまま立ち去る。
2012/03/28(Wed) 23時頃
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/* ヤニクが来るんなら見つけてられんしな。
(-40) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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− 広場 −
[広場にいたエリアスを見つけたのか、見つかったのか。 至って普段通りに見える彼と話>>76を]
よう、届いたんだって?
[掛けた声はいつも通り陽気なもの。 だが表情は真剣そのもので、じっとエリアスの言葉を聞く]
それが…エリアス、お前の本音か? 誰かの心配をするとかそうじゃなくて、 俺はお前の本心が聞きたい。 それを聞いてどうする、と言われたらそれまでだけど。 吐き出して欲しい。
(127) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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エリアスは、ブローリンの見送りを受けて迎えの車に乗り込み
2012/03/28(Wed) 23時頃
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そうかね。 活気があるのはいいことさ。
[それから、いつものように幾つかのプロパガンダの封筒。 これを店に並べるかどうかはベネット次第だが。
これがただの料理本だったら、検閲を抜けられたのだろうか。 きっと、保存食だから許されたのだろう]
じゃあ、これで失礼するよ。 まだ届けなきゃいけないものがあるからねえ。
[頭を下げる店主にひらひらと痩せた手を振り そして男は本屋を後にする。 ダーラが中に用事があるようなら、 扉を開けたままでくたびれた自転車を再び走らせ始める]
(128) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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[どんな言葉を聞きたいのか自分でも判らなかった。 ただ溜めているなら吐き出して欲しかった。 だがエリアスは言わないだろうとも判っていた。 身体こそ病弱だが、 その心は誰よりしなやかな鋼の様だと思っていた。 だから彼は春のご馳走の約束の話をするのだろう]
はっ。 エリアスらしいな。そんな細かい心配して。 いいよ。どうも山菜尽くしになりそうなのは確定だから。 俺もそう遠くない先に逝くから。 その時は、そうだな。酒の呑み方でも教えてやるよ。
[やれやれと呆れたように笑って、いつもの様に髪を乱す。 一瞬だけ流れる偽りの日常が彼の望みならば。 皆が生きている事が望みなら。 それ以上は何も言わず暫く髪を掻き回して]
(129) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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運が良ければ、戦地で逢おうな。
[それすらも叶わないと知りつつ、彼を見送る]
(130) 2012/03/28(Wed) 23時頃
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エリアスは、クラリッサのクッキーを移動の合間に食べた。**
2012/03/28(Wed) 23時半頃
ブローリンは、車が見えなくなるまで、その体制のまま微動だにしなかった。
2012/03/28(Wed) 23時半頃
ウェーズリーは、ミッシェルの挨拶に手を振って自転車に乗ったらハンドル操作を誤って少し転びかけたがそのまま走り続ける。
2012/03/28(Wed) 23時半頃
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ダーラさん・・・ええ。ありがとう。 楽しみにしてる。 ベネットとヤニクさんとは言ったけれど、どうなるかはわかりませんけれどね。一度ピアノが聞きたいんですよ、あの人の・・
やだな、謝る事じゃないですよ。 気にしないでください・・・ 本当。
[彼女も知っているのだろうか。エリアスの事だから、いろいろな知り合いに話をしていたのかもしれないけれど。努めていつもどおりにそう答え、ウェーズリーが去るなら見送った]
(131) 2012/03/28(Wed) 23時半頃
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って、え。アタシ昼間っから飲むつもりじゃ……
[ないわよ、という語尾は小さく消えた 飲んで、一時でも忘れてしまえたらどんなに良いかと 誘惑に負けそうな、負けていいと思ってしまった弱い心]
(132) 2012/03/28(Wed) 23時半頃
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頼まれていた本なんですよ、もう大分前のことですが。
[ミッシェルの笑みに、青年は恥ずかしそうに言い訳を向けて >>128何時もどおりの封筒が続くと、嗚呼と短く声を落とす]
活気……まあ、お二人ともお客様ではないようですけどね。 ええ、ありがとうございましたウェーズリーさん。 お仕事、お疲れの出ませんように。
[手を振る彼に労わる言葉を向けると 自転車に乗る背を目を細めて見送る。 危なっかしい様子には思わず小さな声を上げたりもしたけれど]
……さて、と じゃあ、先ずはダーラの用件とやらをお伺いしましょうか
[見送りを済ませ、室内へ向き直って青年は問うた]
(133) 2012/03/28(Wed) 23時半頃
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/* まじで だれに フラグを たてればいんだー
(-41) 2012/03/28(Wed) 23時半頃
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