231 獣ノ國 - under the ground -
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/* あっきーやさしいな………かわいいな……(ぽわん
(-59) 2015/07/15(Wed) 22時半頃
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お、おい、クラリッサ!どうした、聞こえるか…⁉︎
[駆け寄って、探る手を握ろうとして問いかける。あの猫の手が、人になっている。…だが、そんな事はどうでもいい。猿でも獣でも、クラリッサが、無事ならば、それで]
(111) 2015/07/15(Wed) 22時半頃
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あ、先生……。
[何度開閉させても、視界の闇が取り払われることはなく。 見えなくなっているのは、避けようのない事実のようだった]
そう、みたいです。 そうだ、手はどうなってますか。見えないから、分からなくて。 ちゃんと、直ってますか。
[そう言って振った手には、空気の感触すら伝わらないけれど。でも、その形さえヒトの形をしているのなら。
外に、出れる]
(112) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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ジリヤ?
[横から、聞きなれた声がする。手を握られたことには気付かなくとも、その存在には気づくことが出来る]
ねえ、私の手、直ってる?
(113) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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/* 治ってる、ではなく 直ってる なところに ずうっとずうっと狂気を感じるんだ、僕は
(-60) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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― → ―
[ざらら、と薄が鳴る音がする。
黒い闇夜に女が一人、 蛇の鱗持ちたる女が一人。 黒髪を靡かせ、蒼い着物を揺らし 其処に、立っている。
( ……、)
彼は静かに、女の名を呼んだ。
( ……、私はどうすればいい。) ( 彼らを逃がすには、)
(114) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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[ 女は笑う。 三日月のような笑みをうかべる。 そうして、漆のごとき掌を差し伸べる。 手には、銀に光る 小刀が一つ。 彼は震える手をそれに伸ばしかけて――
――罪を唆す蛇の幻影は、 月影が宵の空に滲むと共に、]
『……、 …月見さん?』
―→現実 第二棟 庭園 ―
[びくっ、と体を震わせて、目を醒ます。]
――――っ!
(115) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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治療は成功したのよ。クラリッサ。 あなたの手、もうすっかりヒトのものだわ。
[クラリッサの頭を優しく撫でた。 しかし。その代償に失ったものは、あまりにも大きくて]
……ちょっと、失礼するわね。 クラリッサ、我慢してちょうだい。
[白衣の胸元からペンライトを取り出して、点灯する。 それをクラリッサの目の近くにかざした。 瞳孔の収縮をつぶさに観察すると、ため息ひとつ]
副作用としか考えられない、か。
[固い声で呟いた]
(116) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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[アマルテアは手近なマイクを手に取る。 すぐにでも、“上司”に報告せねばなるまい]
こちらアマルテア。応答を願います。
[同僚たちとマイクで話す時よりも、固い口調で]
番号:xxxx。 種、猫。名前はクラリッサ。 “実験”に成功したものの、後遺症が残っている模様。
[淡々と、事実を述べる]
ここの医療機材では、どうにもならないわ。 すぐにでも、地上の病院への検査移送を―――
[これで、良かったのだろうか。 成功したというのに。頭の中は、ぐるぐる回っていて*]
(117) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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[偽物の花をつけ撓む桜の枝を背にして 見たことのある長髪がゆれていた。]
……あーろん、君。
[彼は辛うじてヴェスパタイン>>99を呼ぶと、 気まずそうに頬を搔き、 酷く眠そうに瞬きを二三度した。]
あー。すまない。 眠っていたのを見つけられてしまったね。
[サボりだって云わないでくれよと、 茶化すような言葉をかけてから 何かあったかな? と首を傾げた。*]
(118) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 23時頃
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…人のになってるよ。
[治ったとは、決して言わない。猫のままでよかった。そのままで、外に出れた。変えなくていいものを、変えて、握られても、望んで手に入れた手も、握られても、気付かなくて。これの何処が、治ったのだ。]
…ッ!
[そして、後ろから聞こえる、“実験”に成功した、との声]
貴様ッ!
[自分の髪の束をひっつかんで、それを相手に向けながら女医を押し倒そうとする。その時にビーカーが一つ落ちて、大きな音を立てて割れた]
言ったよなッ!クラリッサと同じ目に合うことは、覚悟しろってッ! ぶっ刺してやるッ!猿にはねぇアタシの針でッ!その両目共ッ!
[その髪束が、狙うのは両目。上着の香りも、その重さも、静止する要素にはならない]
(119) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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/* 結局バトロルかーーーーーーい!!!!!!
頑張れアマルテア!負けるなアマルテア!!!
(-61) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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/* めっちゃ止めにいきたい うおお しかし いけない (すみません寝ててすみませんでもでしゃばるところでもないのは知ってる!)
(-62) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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そう……よかった。
[不思議と、嬉しさはこみ上げて来なかった。それが見えない目のせいなのか、それとも本当の目的はまだ達成されていないからなのかは、分からない]
ジリヤ!? な、なにやってるの!
[怒声と、ビーカーの割れる音。彼女が何かをした、ということは分かったが、それが何かは分からない]
先生は悪くない! これは私が頼んだことなんだから!
(120) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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[ 悲痛な針鼠の声も、別れを告げるような猫の声も 懸命に引き止める梟の声も 聞こえてはいるのに。
僕は諦めることに慣れすぎていて、焦燥も自責すらも無く 彼女との約束がなければ 自分の身ですら執着しない関心の無さ。
正しくなかろうと 猫がそれで良いのなら 僕は正す心算は毛頭無いし、嘆く心も持ち合わせない。
自分のことのように怒り 嘆くふたりが 僕にはとても眩しかった。
( あんなふうに 誰かに執着できた頃は ) 兄といっしょに 喪ってしまったみたいで。
ただ、ひとつ思った事といえば 悲しむ梟は見たくないという 独善的な思考。
( ああ、やっぱり。……僕は、卑怯だ。) ]
(*23) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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― 自室 ―
[ 外の風が吹く大扉や、居た気配のある番犬のこと 人間達が暖炉の先で僕等を監視し、暮らしていること。
けれど、兄と明との間に何があったかは どうにも鸚哥にはぐらかされてしまって、結局分からず 思い出す、別れ際の言葉>>110に、下唇を噛んで。
膝を抱えたままころりとベッドに転がって 蒼碧の手をのばす。 あの日ここに在った背中、射干玉の髪、温度。
大切だった人のかわりを求め続けている「ヒト」
( 卑劣なやつは、”工夫”だなんて 言わないよ )
僕はぴんぴんとハネる髪をぐしゃっと一度掻いた後 妙案なんて浮かびやしない鳥頭を首の上に乗せて 隣の部屋の扉を叩いたんだ。]
(121) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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[ コン コン
コン コン
返事は無い。ぐっすりと寝ている?、あれ、でも。 声は”聞こえていた”から
( どこにいるんだろう )
思い当たるといえば第二図書室。
僕は相変わらずの煩い足音を響かせながら 今日も朝更かしが過ぎる夜梟を 探しに行った*]
(122) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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……あうっ。
[>>119ジリヤに押し倒されて、強く腰を打った。 うまく、息ができない。苦しい。 両目を狙われているのが分かって、 必死に首を捻って避けようとする]
ぐ、は。
[ジリヤの針のような髪束は、首を掠って。 どくどくと血が流れ出した。マズい。これは、非常にマズい。 最後の気力を振り絞って、声を張り上げた]
私を傷つけたら、クラリッサはずっとこのままよ。 治療、できなくなっても、いいの、かしら。 このまま、目が、見えないままでも。
[それは、脅しだった。こんな実験に造詣の深い医者など、この国では自分を置いて他にはいない。 そんな自負もあった]
(123) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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[かろうじて、まだ手に持ったままのマイクを口元に当てて]
医療室で、大怪我。を。 至急、応援を―――
[掠れるような声で、言った。 近いうちに、助けがくるはずだ。 段々と意識が遠のいていくのが、分かる。出血が多いのだ。 けれど、傷は動脈は外れている。 外の病院で適切な治療を受ければ。 助かる。大丈夫。落ち着け、アマルテア]
……っ。
[怖かった。只々、死ぬのが。怖かった。 こんな恐怖とずっと戦っていたのか。クラリッサは。 ああ、あなたは。本当に強い子ね―――**]
(124) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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/* >大切だった人のかわりを求め続けている「ヒト」
ちょっと違う。 ただ己の妄執を嘲笑ってほしいだけ。
なので思い切り詰ってくれたほうが助かる。 そりゃあもう、極悪人として切り捨ててくれたほうがすっきりする。 伝わらないかなー伝わってほしいんだー
(-63) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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/* 圧倒的にゲス度が足りないッ!!(*ここは恋愛村です) あーーー>>109を灰発言にすればよかったか うおおおなんだ なんか フィリップ君かわいいし大切だけど 別に理解されたくないとかいうジレンマ(なんだこれ)
負感情好きすぎるんだなきっと…。
(-64) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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/* 唐突な展開!!!!! ジリヤはもっとバトりたかったら、すまん!!!!!
(-65) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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/* え、ちょ…は!?(驚愕
(-66) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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止めるなクラリッサッ!こいつは自分がやってる事を知っててッ!それでコレを治療だなんて言ってッ!生かして置いちゃいけねえンだッ!お前を騙して頼ませたんだッ!
[クラリッサの言葉にはそう返す。クラリッサが、悪いはずないのだ、悪いのは、全部…]
イカレ、もうチャンスは終わりだ。嘘をつき続けた猿に、誰が友人を託せるかよ。ながせ、今まで流させた分、その両目から、血をッ!あんたが象あたりだったら、助かったかもなッ!
[ついにイカレ女医から、女医の語句が抜ける。赤に濡れた白髪を、もう一度振り上げる。]
(125) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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/* 両目をやられるのは避けたかったけど。 アマルテアも少しは痛い目を見るべきだというアレコレが。
(-67) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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死ねッ!死ねッ!死ねッ!報いを受けろッ!
[それを、今度こそ両の目に、振り下ろそうとする。馬乗りになり、激昂しているために、医務室の入り口側である背後には注意が向いていない]
(126) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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―― → 庭 ――
……眠っていらしたのですか。
[ ぱちりぱちりと、瞬かれたそこ。 髪と同じのまつげの色が、揺れた。
男はそのひどく眠そうな顔を前して――「 何か夢でも 」、と声を投げる 。 特に意味はない、ただ眠りこけた人を前にした一種の洒落のつもりだった。 ……本音を言えば、声を掛けた頃に体を震わせた彼に、疑問を持ったのみであるが。 食堂で見掛けた笑みこそ眠さに消えど、柔らかさはまるでそのまま。
――― 「 あなたでもサボることはあるのですねえ、 」 風も無いのに桜の揺れた心地がすれば、 男はひたと視線を桃色に移す。 ]
(127) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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――路地裏→――
[ ――一体どれほど、路地の裏手踞っていたのだったか。 見つからないこたえの先を辿るのをやめ、ずりと背を凭れさせたまま足を伸ばす。
そういえば、あの男へ宿題のこたえもまだだったろうか。“外”で会っても困るだろうと、“今度”のその先もいずれ、彼へこたえることもないのだろう、が。
いつの間にか白けた色を越し、陽――“ほんもの”のそれの落ちる視界に、目を細めながら。
ふかいところ、そら。 ――うみもその先のぞめるという、“ふるさと”。
ならない腹元と、それでも敏感な感覚器官はそのままに。「かり」に飢えることはなければ、煩わしいだけの“ひと”の気配から逃れめいて、足先を街の端へと向けつつ、パーカーのフードを被り直した。
自分と同時期、あの地下から抜けた「1人」>>+7がいるとも、彼が“うしなった”それも知らず。*]
(+10) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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/* んー、ジリヤは鳩勢かな。たぶん。 バトロルはすれ違っちゃうと痛いからな。 どうするべきか。向こうの修正待ちでいいのかな……?
(-68) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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/* えーっと……えー…………?えぇぇ…? ノアの心情としてはアマルテアと再開した時怪我あったら気付かないか、気付いても怪我の大元許さないっていうやつになるからなぁ
なるべく目とかそういうのは…バトル村じゃないんだから……と思ってしまうのだが、どうなってるんだろう 自分が関わってるわけじゃないからなんとも言えぬ
(-69) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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