82 謝肉祭の聖なる贄
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サイラスは、呼ばれたようなので、顔をあげて、立ち上がり、他より幾分小柄な大神の元へ。
2012/03/15(Thu) 22時頃
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[いつだかの祭りでは、贄同士を交わらせ、それを見ながら血酒を啜った事もあったか。 長い銀髪の華奢な男は、少年の頃からも良い声で啼いたものだ。]
(121) 2012/03/15(Thu) 22時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 22時頃
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うー………
僕からのでも、いいわけ?
[所詮は小さなおおかみにして、かつ、当り散らせば病撒き散らす力の大神。 微妙に漏れた声は、ほとんど独り言に近いものだった。]
(*35) 2012/03/15(Thu) 22時頃
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当然だろう。永い年月をずっとこの性質で存在していたのだ。 たかだか10年や20年程度でそう変わるはずもあるまい。
[相変わらず、と評する茶の同胞>>*34に。 人間に向けるとは違う種類の愉悦を浮かべた顔を向ける]
まあ、無理強いはせぬがな。
(*36) 2012/03/15(Thu) 22時頃
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[その傍に行きついた、途端に辛辣な言葉が飛んでくる>>118。どうやら己のことを幾度か見かけているらしい。 自らも何とか記憶を辿ってはみるが…覚えては、いなかった。]
…シケた顔、だから、残ってるんだと…思い、ます。
[上手く返そうと、それなりに努力をした結果がこれだった。 この神が好む酒はどれだろう、と、慣れない様を隠そうとする様子も無く、立ち並ぶ様々な酒瓶を見たり、触ったり。 しかし、酒に疎い己にはどれがどれだか、分からず。戸惑うばかりで。]
(122) 2012/03/15(Thu) 22時頃
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>>119
――……お呼びになりましたか?
[血の色を映したアクアマリンは、白金の元に歩み寄ると、また片膝をついた。 そして、その姿をしっかと見上げる。]
(123) 2012/03/15(Thu) 22時頃
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>>*33 [ハッと嘲るように鼻を鳴らす。 少なくとも、今は微塵もそんな気にならないらしい。]
(*37) 2012/03/15(Thu) 22時頃
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エリアスは、フランシスカに話の続きを促した。
2012/03/15(Thu) 22時頃
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[しかし――堰き止められたものは、底に沈殿はしても消え去りはしない。]
(*38) 2012/03/15(Thu) 22時頃
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/* わ そうか 喉補充あるのか 使い切ろうと頑張ってた
飴もあったこと忘れてた てへぺろ エリアス様ありがとう!
(-51) 2012/03/15(Thu) 22時頃
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[それゆえ、]
(*39) 2012/03/15(Thu) 22時頃
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[拭われたばかりの髪は少しばかり湿っていた。 付き人が盆に乗せ櫛捧げ持つを尻目に、大神は祭壇に腰下ろす。 そうして、褐色に手差し伸べ、傍に来よと無言のうちに命じた。]
(124) 2012/03/15(Thu) 22時頃
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[丹念に血をふき取らせている間に、他の大神たちは各々に贄たちを相手にしていたか。 残っているのは、今回唯一の女と、先程玩んでいた長髪の贄だけのようで。
長髪の方は、先程までよりさらに発情の匂いが強くなっていたか。 娘の方も、あまり体力はなさそうだ。 どちらも今は椅子としては使えなさそうで。同胞たちの居る近くへと歩み寄り、座る事無く立ったままで様子をみるだろう]
(125) 2012/03/15(Thu) 22時頃
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はいはい、その通りでーす、おにーさん。
[片膝ついて此方を見上げる贄>>123のあおい目を、じぃ、と 覗き込むように少しの間見詰めていた神は、 人間のひとりが持っていた清めの布を強引に奪い取って それをぱっと、目の前の贄に差し出す。]
これで、ちょーっと血がついちゃってるところ、 綺麗に拭いちゃってくれないかなー。
[小さな神は、上半身の至る所を血に染めたまま、気楽な様子で胡坐をかいて]
(126) 2012/03/15(Thu) 22時頃
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[茶色の大神の視線>>118にびくりと怯えた顔を見せるが すぐにふるふると首をふる 銀の髪がゆらゆらゆれて、白い布の上で踊った
思い出したくないような、でも忘れられないような。 贄同士を繋がらせてる余興は大神を楽しませただろうか]
(127) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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[伸ばされる手も 冬のごとく白いのか それに直接触る事は 無礼になるかと 触れないで 白きに触れれば また 褐色の黒檀の 黒さが汚しそうにも思え]
失礼、 いたします
[言葉少なく 命に従う 湿る髪なら 少しくは 浴びた血の香が 香るのか それも触れるごと近くなば 感じぬほどのものであろう]
(128) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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……これが……喰らう……こと。
[最初の贄を喰い尽くした大神様たちは。 思い思いの姿に戻り、身体を清められていた。
広場の熱気と血の香りに当てられたのか。 そんな言葉を呟きながら。へたり込んだ。]
(129) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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>>126
[やや小柄な大神は、清めの布をこちらに差し出してきた。 役目を失ったものは、やや手持無沙汰に消えていくが、気にすることはない。]
――……承知いたしました。
[白い布、手に転がし、二つ折りにする。 それから、大神の背に回ると、失礼します、とその耳元で囁くように。 やや掠れた声はもともとの特質であった。]
――……
[それから、長い指を人化した大神へ。最初触った時は、少し痺れたような感じもしたが、そのなだらかなラインをなぞり、紅を拭きとっていくだろう。]
(130) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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ふむ? 私としては構わないが――精気を吸い尽くしてしまったりしないだろうか。
[年若い白金の同胞>>*35が漏らした声が聞こえれば。 角と同じ色をした目を細め、首を微かに傾げた。
人間相手と違い、同胞が相手であれば、受け入れる側でも押し倒す側でもどちらでも構わない性質ではあるので。 相手が茶でも白金でも、人間相手とは違う方向性で愉しむだろうが]
(*40) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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そうさなぁ。 極上のは真っ先に喰われるか、 そうでなきゃァ周りに足元掬われて生ゴミ送りだ。
余程目立たねぇとか不味そうじゃなけりゃぁ、その歳までは残らねぇさな。
[帽子の下からボソリと返答返す様子をニヤニヤと見、]
おめぇさんは、酒の一つも嗜まねぇのかい? わからんのなら、適当なので構わないが…
(131) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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/* 言葉少なく って書いたけど 銀灰の大神様のが言葉少ないよね ねー ・ω・
(-52) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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/*そっちの意味だったかおじーさま
(-53) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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………杯と酒を。
[へたりこんだ娘>>129と発情して震えている贄>>127へと視線を傾けて。 そう声を掛けたのは娘の方だが、そちらは動けるだろうか]
(132) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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/*
あ、ちなみにジジイが地面に直に座る事を好まない理由は、 「雨師」だからですよ。
雨水が地面についたら汚れるから、地面にはあまり触れたくない――という性質。
(-54) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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[食事の終わった宴台は、祭壇から下ろされて広場の真ん中に晒される。 華奢な少年の面影を残す、無残な姿の喰い残しの骸。 人々は神々の力の残滓を少しでも得ようと、 我先にとその肉を削いで口にし、髪を骨を持ち帰る。
一人目と二人目に生まれた子供たちにとって、大神は畏怖すべきものではあれど、 自分達は贄とは違い、喰われることは無い存在だと信じているから。 村人とプロスフォラの間には、きっと埋めようもない深い深い溝があるのだろう。]
(133) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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/* >>133 わー いいなあ この村滅ぼしたい 村人たち全員滅ぼしたい(褒め言葉)
(-55) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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[自制の箍が外れ、血に狂乱する銀灰は淫らに咲くが、それを味わった輩は少ない。 その相手が人ならぬ同胞であろうと何であろうと、引き裂き喰らうからだ。
そうでなく――常態の銀灰を口説き落とし、尚且つ血の滾りを抑えた交わりを持てた輩は……果たして存在するのかどうか。]
(*41) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 22時半頃
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………うー。
なんか、その、むつごと?みたい……。
[>>130大神の耳元に、ささやかなる響きが触れる。 その声が帯びている擦れが生来のものだとは 白金は咄嗟には気づかなかった。 思わず零してしまった白金は、何処か心地悪げに 少しだけその耳を伏せて]
ん、でも上手だね、拭い方。なかなかよろしい。
[けれどそれには、素直に笑みを見せていた。 次第に、肌にまとう血の色は薄くなっていくのだろう。]
(134) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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……ところでさあ。おとなしい綺麗なおにーさん。
お前って、人間に嫉妬とか、したりする方?
[かなり唐突に。殆ど思いつきで、問いかけた。]
(135) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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/* えっと、ちょっとまって、ね
(性別決めてなかった)
(-56) 2012/03/15(Thu) 23時頃
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/* 実は 体に浴びた 血を舐めたかったりした ふへへ
(-57) 2012/03/15(Thu) 23時頃
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/* 意訳:村人かどうかおしえてください
(-58) 2012/03/15(Thu) 23時頃
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