226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】
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ナナオは横向いてるけど。
(-58) 2015/06/06(Sat) 00時半頃
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うん。……
[こくり、こくりと頷いて] [やっぱり、あの人だろう、と思って] [少し楽しそうだったナナちゃんの表情が翳る。]
[気休めの笑顔は役に立たない。 ぽつりぽつり零される本音。 哀しい声音に、わたしは静かにナナちゃんの背を撫でた]
……ナナちゃんは、優しいね。 どうしたらいいんだろうね……。
[まるで王子様の為に何もいわずに泡になる人魚姫のよう。 思いのままに、ナイフで突き刺してしまえばいいのに。 そう思うのは、無責任なのだろうか。]
(143) 2015/06/06(Sat) 00時半頃
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[ 掌から滲む毒がゆえに、 ナナちゃんは好きな人の手すらとれない。 それはおかしいと思った。 わたしは何度も何度も、彼女の背を撫でた。]
ねえ、でもね。嘘つきつづけるの、辛いでしょう。 我慢し続けるのも、苦しいでしょ……。
…………どうしても駄目なら 嘘じゃなくてね、大事なひとに 「ここにいるよ」って証を渡すくらいは 許されてもいいと、思うんだけどな。
[誰かのこころに爪をたてて、痕をのこすことくらい。 そんなちいさなわがままくらいなら、と思う。
――その毒がゆるやかに彼を殺すとしても。 忘れられてしまうとしても。]
(144) 2015/06/06(Sat) 00時半頃
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[目的地の定まらない足は、右へ左へ。気を紛らわすものが欲しかった。あと、言伝してもらうための看護師さん。 かつんこつん。小さな硬い音を響かせていたら――なにか、違う声が混じったのが聞こえて、俯いていた顔をあげた。]
やぁ、ミイラちゃん。
[にやり。したり顔。いつからだかは……考えないが、ただひとついうならば、彼が俺から見たら非常にいじりやすい年齢であったのと
どこか、似通ってしまった外見のせいか。]
このあだ名、もらってくれないかい? 君の方がよっぽど似合うと思ってね
[誤魔化しのウィンクひとつ。あ、そうそう。エスカレートした一つの原因は彼にあったのは都合良く覚えてたよ。なら問題ない。
べつに、普通に反応してくれれば、さっきタルトは大丈夫だったかとかヒナコはどうだっただとか聞いたのだけど。出した声がひどかった、君の運が悪いねぇ。]
(145) 2015/06/06(Sat) 00時半頃
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[若くなったオスカーお兄しゃんにお姫様抱っこを催促しているとケイトお姉しゃんにも気づいたようで>>1:262で微笑みに対して笑顔で返す。]
おはよう〜! これからお姫様抱っこしてもらうの〜! 早く早く!
[ぴょんぴょんジャンプしながらオスカーの首に腕を伸ばす。抱かれればパアっと表情がさらに明るくなり、要求はエスカレートするかもしれない]
(146) 2015/06/06(Sat) 01時頃
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[ヒナちゃんに話を聴いてもらって、背中を撫でて貰って。 ナナオは少し、気が楽になったようだ。]
・・・ううん。 優しいのは、ヒナちゃんだよ。 あたしは、恐がってばかり。 一緒に居て欲しいって、言いたくても・・・。 大丈夫だって嘘ついちゃってさ。
[ヒナちゃんは、本当に優しいと思う。 撫でてくれる手は、少しづつ辛さを拭ってくれるようで。 話して良かったと、心からナナオは思った。]
(147) 2015/06/06(Sat) 01時頃
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・・・うん。 「ここにいるよ」、って証か・・・。
[ナナオは、それを聴いて少し何かを考えてから――。 うん、と頷いた。]
――そう、だね。うん。 ・・・もし、ってずっと思ってたけど。 忘れられても、また伝えられるような、何かを――。
作ってみようかな。
[一度、前向きに考えだしてみると。 どうしようかが浮かんできたのか、悲しそうな顔は少しづつ明るくなっていた。]
(148) 2015/06/06(Sat) 01時頃
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/* (ゴロゴロゴロゴロ
(-59) 2015/06/06(Sat) 01時頃
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━━食堂の後━━ [オスカーお兄しゃんに遊んでもらえば満足して食堂から自室に向かって歩き出す
タルトにはお勉強の時間があるのです。
優しい看護婦さんがそのときは学校の先生で すごくわかりやすく教えてくれて疑問に答えてくれます。
正解すればいっぱい褒められて、わからなくても最後まで教えてくれて、勉強は面白いと感じられるのは看護婦さんのおかげかもしれない]
(149) 2015/06/06(Sat) 01時頃
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ヒナちゃんの中での勘違いは放っておいた方がきっと楽しそう。 隔離病棟にいってからがどうなるかな。
(-60) 2015/06/06(Sat) 01時頃
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[幻ではないことが、彼には痛いほどわかった。 トレイルの幻覚を見る筈も無い。調子は少し取り戻したようだ。]
いやステキなあだ名付けて貰って渡すのは失礼だよトレイル [やや棒読みで早口で捲し立てて、一旦咳払いをした。]
年齢も病院にいるのも君の方が長いんだから、さ。
元祖ミイラは君だよ、きっと
[おおよそ、彼に対して認識してる者ならば勘付いただろう。 彼は年上には”さん”を付けている。”今”の患者仲間ではトレイルだけ呼び捨てになったのは、出会い方が悪かった。その一言に限るだろう。
ともあれ退路を確保しようとするのは、本能の為せる業だ。二人の間になにがあったか、いずれ明かされる日が来るかはわからない。
トレイルが覚えているかどうかは、彼には定かではない。 ただ、後退りしつつも視線は真っ直ぐにぶつける。結晶化していく体。足を引きづるようになったのかすらも、彼は覚えている。]
(150) 2015/06/06(Sat) 01時頃
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[目は泳いでいないが、声が泳いでいるとでもいうのだろうか。]
あー。……ナナオは、だいじょうぶだった? タルトとヒナコは大丈夫だったよ。ついでに君も、大丈夫ならそれで良し。うん。
[不干渉。聞いてはいない。線を踏み越えそうになるのを必死で堪えていた。]
(151) 2015/06/06(Sat) 01時頃
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[涙が未来に繋がるならば、生きる活力となるならば>>138。 この感情と共に、前に進んでいくことが出来るだろうか。
―――彼女のいなくなった世界で?
考えただけで、涙は溢れて止まらなくなるのに]
(152) 2015/06/06(Sat) 01時頃
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俺がケイトリンに勝てたことなんて、あったっけ?
[彼女に手を触れたままだから、頬を伝う雫を拭うこともできない]
嘘吐けないよ、君の前では。 ……全部、御見通しなんだから。
別に良いけどさ。 君のそういう所も、 嫌いじゃないから。
[君が願うことなら何だって、叶えてあげたいと思う。 けれど自分にできることは、余りに少なく。 良いさ、男の意地くらい、今日は迷子になって貰おう]
(153) 2015/06/06(Sat) 01時頃
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ケイトリンも、あったかいよ。
[彼女の寂寥の全てに、気づくことは出来ず。 それでも告げる言葉に嘘は無い]
ずっと忘れない。 君がくれた言葉、温もり、涙、全部。
俺が先に向こうに行くことになっても。 どうなったとしても。
[腕――翼の中に収まる彼女の姿は儚げで、 簡単に溶けて砕けてしまいそうな錯覚に陥る。 気持ちだけでも、守るように、護るように。 そっとそっと、包み込む]
(154) 2015/06/06(Sat) 01時頃
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[彼女の頬から滑り落ちる綺麗な欠片たち。 これだって、彼女の生きている証なのだ。 彼女が感じた感情が、生み出した存在証明なのだ]
それなら、遠慮なく持って行く。 御守りとして、ずっと大切に持ってる。
ケイトリンが、今此処で涙を流してくれたこと。 その気持ちと一緒に、全部俺が持って行くから。
[ケイトリンが言いかけた、言葉の先は分からないけれど。 彼女の端整な顔が近づいてきて、こんなときでもどきりとする。 頬に触れる柔らかな温もりを受け入れる。
自分の涙も、彼女の薬になればいいのに。 そんな御伽噺を夢想しながら、少しだけ頬を赤くした]
(155) 2015/06/06(Sat) 01時頃
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ヒナちゃんの睡眠時間を削ってごめんね。
(-61) 2015/06/06(Sat) 01時頃
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明日があと一日あるのに、独り言ptが足りない・・・!
(-62) 2015/06/06(Sat) 01時頃
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/* やべえよやべえよ… 空気が桃色だよ…どうしよう…(あたふた
(-63) 2015/06/06(Sat) 01時頃
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/*桃の気配がする中、メルヤは何で逃げ腰なんwww
(-64) 2015/06/06(Sat) 01時半頃
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……ケイトリン、俺は、君が。
[今更そんなこと言って、どうするんだって。 思ったけれど。 素顔になれと言ったのは向こうだから、なんて]
君のことが、好きだよ。
[自分は彼女のことを、忘れない。 彼女も自分を、覚えていてくれるだろうか。 出来れば心の片隅にでもいいから、在り続けたいと、願う*]
(156) 2015/06/06(Sat) 01時半頃
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/*気配じゃなくて桃だった件
(-65) 2015/06/06(Sat) 01時半頃
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[一緒にいてほしいといいたくても、 ――そう聞いて、わたしはちょっと苦笑する]
ナナちゃんは、 ちょっと無理しがちなところがあるから。 頼っても、いいんだよ。
[黙ってノートに思いを綴っていたり、 元気に笑っている姿の方が印象深いけれど ナナちゃんだってまだ18の女の子。 弱いところをあまり見せないだけ。
それが、傍から見ていて辛いときもある。]
そーだよ。証。
[そういうと、ナナちゃんは何かを考えて頷いた。 少しずつ表情が明るくなるのを ほっとしながら見ていた。]
(157) 2015/06/06(Sat) 01時半頃
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うん、作ってみようよ。何かを。 絵でも、文でも、折り紙でも、歌でも、 ナナちゃんだけがつくりだせるなにかを。
[ ”その時” の事を何度だって思いだせる、何かを。]
それで渡そう。きっと、うけとってくれるよ。
(158) 2015/06/06(Sat) 01時半頃
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ヒナコは、ナナオの背を一押しし――手伝えることがあったら、言ってね、と、わらった。
2015/06/06(Sat) 01時半頃
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/* シーシャは固まった。
(-66) 2015/06/06(Sat) 01時半頃
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ヒナコは、ナナオに話の続きを促した。
2015/06/06(Sat) 01時半頃
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/* ほええええ、桃成立!めでたい! でもこの空気に暗い回想を落とせと!? あ…あああ…。
(-67) 2015/06/06(Sat) 01時半頃
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/* 回復する前に、400ptで回想足りるかなあ… いや、足りない…。
(-68) 2015/06/06(Sat) 01時半頃
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[メルヤが立ち去った図書館で、青年はしばし佇んでいた。 ユリはどうしていただろう。 それも頭の中から抜け落ちるほどに、瞳の奥にチラつくのは、数分前に目にした右手に突き立った透明な鱗。
目の前でメルヤの皮膚を食い破った。 止めることも、鱗の増殖を止めることも、メルヤの苦痛を和らげることもシーシャには出来なかった。 センセーを呼んできたって、出来なかっただろう。 青年には何も出来ない。ただ、見ていること、しか。
( …… )
湧いた衝動は言葉には成りきれず、青年は奥歯を強く噛む。 これまで幾らだって、"見送って"きたはずなのに。 何度経験したところで慣れはしない。
日常の最中、不意に叩きつけられる無力感には。]
(159) 2015/06/06(Sat) 01時半頃
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[めりめり。みし。べき。] [そんな後悔とも悔恨ともつかぬ感情を、青年の頭皮を突き破る角は食べてはくれない。 感情と記憶を青年から吸い上げて育つ"私"は 楽しいとか、嬉しいとか、そういった感情(エサ)が好きで 後悔や悲しい、苦しいといった感情(エサ)には見向きもしない。
メルヤと声を交わす最中の痛み>>109が予兆だったのか、 小さく音を立てて、ほンの少し"伸びた"音がした。]
(160) 2015/06/06(Sat) 01時半頃
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[それを誤魔化すように。……誤魔化せればいいと。
メルヤが本を物色していた棚の端の端の、はみ出した絵本。 その隣の、絵本にしてはやや厚みのある一冊の本に指をかけ取り出して、表紙を見れば、真っ新。 誰も中身を見てはいないのか、それともかなしい話だからと持っては行かなかったのか。>>67
どちらにせよ、それが置いてあることは青年にとっては運のいいことに違いはない。 絵本に紛らわした唯一の青年の記録。>>96
"私"に捨てられてしまう前に、見つかる前に、 誰かに渡してしまえたら。
……それが、例えウソツキのセンセーでも。いいから。]
(161) 2015/06/06(Sat) 01時半頃
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