103 善と悪の果実
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[>>122少年の無垢な言の葉が耳に入り、胸の奥が、 少しだけ軋んだ音を立てた。 揶揄されることには耐性が付いたが、 真っ直ぐと向けられる期待には、未だ痛みが感じられる。
もう一度、歌えるようになることを諦めていないのだから、 と、自分を鼓舞する痛み。]
…そうですわね。 いつか。きっと。
[トニーが去った後で、誰にも聞こえない程度に小さく呟いた。]
(139) 2012/09/23(Sun) 14時半頃
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[路地裏、割れた硝子、瓦礫、粉塵。 耳にこべりつくのは、低い男の叫び声。 アントーニオという男、素性は医者であったか…記憶も定かではない。 手に掛けた命の数を覚えるくらいなら、食べたパンの枚数を覚えた方がマシというものだ。
白のシャツが汚れぬよう、気に掛けながら及んだ犯行だったが 微かに纏うのは煤でなく、鉄錆の匂い。 生憎この街では、蒸気や汚れた霧に紛れて潜んでしまう。 彼の胸元に隠されていた金の林檎の封書を見つけ、数枚の紙幣と共に頂いた次第。 僕自身、招かれざる客ということだ。
ぼんやりとそんな皮肉を描きながら、目の前の彼を見ていた**]
(140) 2012/09/23(Sun) 14時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2012/09/23(Sun) 15時頃
コリーンは、ここまで読んだ。
2012/09/23(Sun) 15時頃
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本来なら、こういったパーティーに招かれた際は挨拶をして回るものなのでしょうけど… やはり、貴族のような振る舞いは、私には難しいですわね。 する必要も、無いのかもしれませんけれど。 名も知らぬ方々が大勢いるのは、失礼に当たるのかしら…
[時計を確認しても、その針は遅々として進まない。]
…まだ、ですわね…
(-54) 2012/09/23(Sun) 15時頃
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―邸内>>134― ああ、勿論。
[夕闇伯はゆったり頷いた。 歌姫が浮かべたのは華やかな、 満開の花のような笑みである。]
――そうかね。では、……コリーンと。
なかなか変わった趣向のパーティーであるようだ。 “普通”のものには飽き飽きしていたのでね、 楽しんでいるとも。
まぁ…… ―― 一番の望みは 此度お披露目となる“林檎”であるが。 貴方も、そうではないのかね?
[く、と愉しげにわらった。]
(141) 2012/09/23(Sun) 15時半頃
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[ペラジーの視線を追うと、窓際に小さな少年の姿を認める。 辺りを見渡せば、招待客も千差万別らしい。 もっとも、何人かは自分と同じく招かれざる客なのだろう。 外界とも言える門の外には、どこまでも続く屋根と煙突の群れ。 地平の近くには、煙で濁った夕月も見えた]
禁断の果実繋がりで、ねえ、知ってる? 黄金の林檎は不死の実とも呼ばれるけど。 別名は、不和の実。 芳醇な果汁を滴らせる果肉を齧っちゃう人が出ないといいけど。
[朱に染まる庭模様。昼間の生物と夜の生物の入れ替わり。 薄汚れてか弱いとは言え、光源となる太陽が姿を消して、 僅か数十分の間、影の無い薄明の世界を作り出す]
言っても無駄だろうけど、邪魔スンナよ?
[消えた理由が気にならないと言えば、嘘になる。 だけど、口から滑り出す言葉といえば、結局そんなものだ。 口調を一瞬だけ元に戻し、彼女にだけ聞こえる声で囁いた]
(142) 2012/09/23(Sun) 16時半頃
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[やがて、飾り紐に下げた懐中時計を取り出した。 真鍮無垢の本体に大小様々な歯車がひしめいて時を刻んでいる。 経年劣化で黒ずんでいくはずのそれは、 よく手入れされているのか、金色に鈍く輝いており 微かに軋む歯車の音が、昔からお気に入りだった]
そろそろ邸宅へとお邪魔しようかな。 ペラジーはどうする?
[あっけらかんとした表情で、時間を告げる。 答えを待つように言葉を止めた。 どちらにせよ、自分は邸宅へ向かう心算で**]
(143) 2012/09/23(Sun) 17時頃
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>>141 確かに、普通、とは違うのかもしれませんわね。
[夕闇伯がわらう様を見て、 またもや違和感が心をざらりと撫ぜる。]
林檎… そう。勿論、それが一番の楽しみですわ。
招待状を頂いてからは、気が付くとついつい 今日のことばかり考えていましたもの。
もう、準備は整っている頃でしょうね。 自らが手にした果実を、私どもにも鑑賞する機会を与えてくださる… グロリア様は本当に慈悲深いお方だと思いましたわ。
[秘宝への想いを語る内に高揚してきたのか、はしゃいだ様子で館の主を褒め称える。 先程の感覚は忘れ去り、目の前にあるお菓子に目を輝かせる子どものように。]
(144) 2012/09/23(Sun) 18時半頃
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―邸内>>144―
――……おや、ご存じであろう? 宴に引く手数多であった、貴方なら
[――などと。 やはり囁くように謂うのである。 彼女の状況を、知ってか知らずか。 林檎について話が及び、顎先に手をあて笑みは深く。]
無理からぬことだ……。
人々の羨望、興味、賛美の対象。 それを……――目の当たりに出来るのだから。 主殿は黄金の林檎を神々に与える乙女のようでさえある。
[はしゃいだ様子に、一見すればほほえましげにも見えるように眼を細めた。]
善と悪の果実……歌わぬオルゴールは真、どのように歌うのであろうな、というのは。興味の尽きぬところ……
(145) 2012/09/23(Sun) 19時頃
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/* 殺しの経験あり→3 おそらくなし→5 不明→1
職業的に死亡フラグ建ってる気がします!先生?
(-55) 2012/09/23(Sun) 19時半頃
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―中庭―
配役があるというのならば、この度の宴は。
――――…喜劇、でございましょうね。
[見渡した限り、"真っ当な者が殆どいない"というのが、 このパーティーの参加者へ学者が抱いた感想だった。 まるで舞台が着々と、見えざる手により整えられていくように]
蛇に囁かれるのは好みません。 そうなるくらいならば、 私(わたくし)は蛇になってみせましょう。
[そう告げて細められる学者の瞳の中、 微かに揺れる仄暗い色は、自分自身も真っ当ではないという証]
(146) 2012/09/23(Sun) 19時半頃
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気になって、気になって。 夜も眠れなくなるほどに焦がれてしまったのならば。
行き付く先は何処でございましょうか。
[囁きを受け止めるのは、穏やかな眼差しで]
…ええ。宜しくお願いしますね、オスカーさん。
[ただ、返事をかえす折、 僅かにまじった声の震えに気づかれなければいい]
私、今は薬学なども多少心得ているのです。 不眠で困られた際には、 貴方にならば、"とっておき"を差し上げますよ。
(147) 2012/09/23(Sun) 19時半頃
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――――…はい、何でしょう。
[白い姿は、黒い姿に素直に従い。 問いかける後ろ背>>142を見上げながら、応える]
……………。
[告げられた言葉の意味は、痛い程に理解できる。 向ける視線は真っ直ぐに、彼から逸らすことはなく]
楽園を捨てることになろうとも、 人は果実を求めてしまうのでしょうか。
[やがて薄明りの世界の中、 口調を変える姿にはっきりと目を見開いた]
(148) 2012/09/23(Sun) 19時半頃
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[一度目を伏せて、ゆっくりと再び彼を見据えて。 にこりと静かに微笑んだ]
I see, Darling.
私が"オスカー君"の邪魔をしたことがありましたか?
[全てを投げ出して、彼の前から姿を消した"あの日"を除いて]
嗚呼、その時計は。
[懐かしい懐中時計は、月日を感じさせぬほどに綺麗で。 小気味よく時を刻み続けている]
そうですね、戻りましょう。 そろそろ夜風が冷たくなってくるでしょうから。
[ふわりと、白いローブの裾が舞った]
(149) 2012/09/23(Sun) 19時半頃
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――回想:門前――
[男以外にも、招かれざる客が居るとは露にも思わず。 目に映る、歳若い男も貴族の坊か、才と運に恵まれた人物に歪んで映る。 先ほど擦れ違ったブロンドの少女にしても―――然う。 蝶よ花よと育てられた、裕福な貴族の少女に、映っていた。]
水なら、今丁度頂いたところだ。
妻と少し揉めてね。顔にまで出ているとは、情けない話だ。 ―――…良い一日を。
[少女にも告げた言葉は、幾分か低く、告げる。 社交辞令と取るか皮肉と取るか、穏やかな本音と取るかは任せ 庭園のベンチに腰を据えると、何杯もシャンパンを煽る姿を晒していたのだった。]
(150) 2012/09/23(Sun) 20時頃
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――庭園――
[また新たに、招待客の訪れがある。
刺青の目立つ。 異色な歳若い招待客に眉を顰め、 これもまた何処かの貴族の道楽息子かと印象を受けるも束の間。 見てしまった。目が合って、しまった。 招待状を持たず、門番と揉めている女の顔。 鬼の形相を浮かべた彼女は――…妻の顔ではないか。
彼女は、此方を指差して何事か喚いている。 庭園までその声が届かないことこそ、不幸中の幸いだ。]
し、…ッ、 ―――…失礼、これを。
[乾かしたシャンパングラスを使用人に押し付け 急に気分を崩した素振りで、口許を押さえたまま。 男の足取りはふらふらと庭園のテラスに向かい、邸内に吸い込まれてゆく。]
(151) 2012/09/23(Sun) 20時頃
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[テラスに足を踏み込む際 ―――色黒の小さな少年と、招待客か雇われ人か判断に迷う男とも擦れ違う。 くゆる煙草の煙にちらりと視線を向け。]
失礼。
[仮に、警備として雇われた男かと考えれば 自然言動が硬くなるのが小物の定番。 例外に漏れず、男はぎこちなく頭を下げ、足早に屋内へと身を*寄せた*]
(152) 2012/09/23(Sun) 20時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/09/23(Sun) 20時半頃
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[>>145彼の語る言葉は事実ではあるが。 揶揄するような言葉選びを好む人なのだろうか、という それ以上でも、以下でもない感想を持つ。]
現在の技術では奏でる事の叶わぬオルゴールと 聞き及んでいますが…
遠い昔に、今より進んだ技術が存在したのか、 神の御業か…
どちらにせよ、この世のものとは思えぬ音色を 期待してしまいますわね… いつか、聞いてみたいものです。
(153) 2012/09/23(Sun) 20時半頃
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―邸内>>153―
[夕闇伯は、屋敷の奥の扉へと目を向け、 思いをはせるようにこう続けた。]
そうまで言われてしまうと、 割って、暴いてしまいたくなるも また人情といったところだがね……。
興味は尽きん。
[薄笑みの口元は崩さぬままである。]
(154) 2012/09/23(Sun) 21時頃
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[>>154の言葉にくすりと笑いを零し]
もし、元に戻らなくなったら嫌ですわ。 早まらないで下さいね。
(155) 2012/09/23(Sun) 21時頃
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[煙草の根元を噛むように銜えながら短い物思いをした後。 返す少年の言葉に、腑に落ちて笑う。>>132]
君も招待客か。浮いているな?お互い。 ―― 失礼。
[言ってから煙を横に吐き出す。 大人びた所作や物言いは、どうもただの賤民でもなさそうだ。 だが、そう思い至った事はおくびにも出さず、子供に向ける柔らかい笑みを作ったまま話を続ける。]
社交パーティに興味があるのか。俺はさっぱりだ。
[そして少年の名乗りを聞けば気が付いたようにはたと動き止み。 少年の顔を見下ろす。 ゆるり。小さく笑みを浮かべた。]
(156) 2012/09/23(Sun) 21時頃
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これはこれは…、失礼を。 名乗りが遅れるとは、こちらが不躾だった。 ジェフと呼んでくれ。よろしく、トニー。
[身体を起こし、握手を求める手を差し出す。 彼がその手を握り返すともしなくとも、その後に続けて。]
―― 貴族には近づかないのが賢明だ。 奴らが食い物にするのは、金ばかりじゃないぞ。
[そう言って片目を瞑って合図を送るようにすると、にっと笑ってから手を引き、再び椅子にもたれた。]
(157) 2012/09/23(Sun) 21時頃
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/* 眠いのよ
役職早く決まらないかしらと思ってるけど たぶん2時とかもちこたえられなさそ
今ねるかしら・・・いえそれも・・・
(-56) 2012/09/23(Sun) 21時半頃
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[ ――“招かざる客”。
その言い回しには、無言で煙草を銜えるまま答えず。 邸内で見かけた幾つかの顔を思い起こす。
このエバ邸であろうとあからさまな札付きなどが、主人の意向と言えど出入りを許される訳もないだろうが。 風聴の悪い者や、場にそぐわぬ空気を纏う者も居たりはするようだ。
もっとも誰が居ようと、今の男にはあずかり知らぬ所ではあるが。]
(158) 2012/09/23(Sun) 21時半頃
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[門先の辺りが、妙に騒がしい。 ウェーズリーが先に邸内へ逃げ込む様に向かったのは知らず]
――…嗚呼、開幕も未だでありますのに。
[感慨深げに呟く言葉。 何しろ秘宝のお披露目パーティーである。 ある程度の揉め事は予想されていたかのように、 屋敷の警備は常にも増して頑としていた]
ごきげんよう。素敵な夜ですね。
[やがて静かな足取りは、邸内へ続くテラスの方へと。 其処にいたのは、先ほどの少年と警官風の男か。 身に疾しいことは数知れず、けれどおくびにも出さず微笑んだ]
(159) 2012/09/23(Sun) 21時半頃
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[と、門の方が騒がしいのに気付き、目を向ける。>>151 門番と揉めている人影があるようだが、男の座っている場所から、その姿を見る事は出来ない。
ややあって、ふらつく足取りでテラスに入ってきた男。>>152 こちらに向けられた視線が不自然にぎこちなく逸らされたのに気が付いた。]
…大丈夫か、あんた。
[世話焼きな声掛けなどしない性分である。 仕事柄の勘とでも言うのか、男の素振りがおかしいのも感じ取りはしたが。
ただ、相手の反応を伺いたいだけの意地の悪い言葉を、通り過ぎる男の背中に投げた。
肩をすくめ、タンブラーを手にする。]
(160) 2012/09/23(Sun) 21時半頃
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―邸内>>155―
無論だとも。
[冗談だか、本気だか分からぬ風に続け]
引き止めてしまったな。 咲き誇る花、 この宴に華やかな彩を添えてくれたまえ。
[そう、送り出す態である。 白い姿>>159がテラスに向かうのはその後であった。]
(161) 2012/09/23(Sun) 21時半頃
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― 邸宅の中へ ―
[ハンカチーフを握り締めた指は、建物の中へ入れば緩み、反対にぎり、と音がするほど奥歯を噛み締めた。
撫でられた頭は、気のせいだろうに、僅かに熱を持っているようで]
子供じゃ …なくて よ
[どう見ても幼い少女は、ぐ、と腹に力を込め背筋を伸ばした。 通りすがった使用人を呼び止め]
グロリア姉様はいらっしゃる?
[しかしその使用人は首を振っただけだった]
(162) 2012/09/23(Sun) 21時半頃
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[タンブラーに口をつけようとしたところで。 現れた白い人影に手を止め、視線を上げた。 男の目には風変りに映る、白いローブ姿の人物。
…男?いや、女―― だろうか。
定かでないまま、笑顔を浮かべて会釈を返す。]
ごきげんよう。
[挨拶だけ口にした後、一時、その顔を見つめたまま細く煙を吐き出した。]
(163) 2012/09/23(Sun) 21時半頃
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― 回想 ―
へえ? 薬学を。
[言葉の端に出てきたのは意外な単語。 知らず声音に訝しげな気配が出てしまう。 過ぎた時間を考えるのに少しだけ思考を割いて]
ペラジーのとっておきは、良く効きそうだ。 そうだな、不眠で困ったときは声をかけるよ。
[諧謔の続きか、学者に穏やかな声音で返事を。 視線を交錯させれば、相手の仄暗い瞳の色が見えて 同じような自分の瞳が、そこに透けている気がした。 微かな溜息と、口の端になんとなく冷笑を刻んで]
また会えて、嬉しいよ。
[ただ、今思っている言葉だけを口にした]
(164) 2012/09/23(Sun) 22時頃
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[やがて静かに微笑むペラジーを見据えて、肩を竦める]
ほら、年月って残酷だから。 意味の無い言葉でも確かめてみたくなるでしょ?
[今呼ばれたのは、きっと今の俺じゃないんだろう。 懐かしい呼称と共に、組んで仕事をしていた過去を思い出す。 "あの日"以外、確かに完璧で、上手くやれていたように思う。 心に湧いたほんの微かな郷愁を、 今を刻む懐中時計の歯車が、カチカチと音を立てて塗りつぶした]
―回想終了。邸宅の中へ―
(165) 2012/09/23(Sun) 22時頃
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