162 絶望と後悔と懺悔と
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[宮殿にて。引き上げの命の声>>*2、その後の労い>>*3。 きんいろの目の前であってもやはり頭は垂れない]
…そりゃどーも。あれでも楽しかったってんなら あんたよっぽど日ごろ楽しみないんだろうさ。
直円兄は…弱かったからさ。それじゃ死んで当たり前じゃんか。
[彼のことを聞いても眉毛も動かさない。 いや、顔に出さないように懸命に耐えていたんだ。 大事な家族…だった。けど、もう自分は誰も家族とは思わないことにした。 ホリーの言葉を借りれば、家族と思わなければ思われない筈だ。…それがそうおもいたいだけの自己都合であっても
意地がどこまで見透かされているかは知らないが。 自分もサミィや安吾に刃を向け、安吾も殺意を向けてきた なら、殺そうとすれば殺されるだけだろう]
(*24) 2014/02/12(Wed) 10時頃
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…遠慮なく行かせてもらうよ。 報告できるか、わかんないけどね。
[偵察に、という言葉を聞いて、少し肩を落とす。 いけば少しでも家族…だった者たちにあえないだろうか。 戦場で出会うとは別に、もっと違う糸口をみつけられないだろうか。
戦意もなければ功を焦る気もない。 だから、城から出る時は丸腰だ*]
(*25) 2014/02/12(Wed) 10時半頃
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[きんいろが「次に襲撃する所」と呟いたから 自由を貰ったついでに外に出た。 1人で見る青い空は久々だ。 外とはこんなに身軽だったのかと驚きながら。
地図上、あの駐屯地のそう遠くない場所に それなりの広さの補給基地があった。 残党が逃げ込むならまずはここではないかとアタリを付けてきたがさて。
砂埃と同じ色をしたフードとマントで顔を隠してその場に降りる。 紅い目は隠しようがなかったけれど、フードの影で遠めでは分かるまい
誰かと会えないだろうか。会って何を話すかなんて決めていないけれど。 今は殺意も戦意も無いと示すように丸腰だ]
(103) 2014/02/12(Wed) 10時半頃
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/* 過去ほのぼのネタを構築するのが下手ですまない。 零瑠に片思いしましょうかね。近親相姦好き。
(-48) 2014/02/12(Wed) 11時頃
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ねぇキャロライナ兄ちゃん。 もしもさ、もしも…わたしがこの鬼達との戦いの中でいつか吸血鬼におちてしまうことがあったら。―そしたら…お兄ちゃんが殺してくれる? [キャライナが起きているのか解らなかったから少し息をとめて確認した] お兄ちゃんは甘いから心配なんだな
(104) 2014/02/12(Wed) 11時頃
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─ 遺体安置所 ─
[吸血鬼とされた者の中には 隊員の家族だった者、知人だった者もいて そういう者は、隊員の遺体と共に安置所へ運ばれる。
例えそれが味方を幾人も手に掛けていたのだとしても。 自分達は鬼とは違うと示すかのような“平等”を、 帝都守護隊は貫いている。
直円の遺体は、部屋の奥。 吸血鬼化させられた人間の安置された 少し他と隔てられた区画に横たわっていた。]
(105) 2014/02/12(Wed) 11時半頃
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[白いシートの下には胴体の膨らみがあり シートは少しだけ深く沈み込んだ後、 一抱えほどの丸いものの形に膨らんでいた。
中を見なくても、シートの端に 彼が使っていた鉤爪が置いてあり、 この遺体が直円のものだと示している。
絢矢はそれを一瞥すると ぺたぺたとそこへ近付いて行ってシートを捲る。
直円の遺体は、血も埃も綺麗に洗い落とされていて>>85 その死顔はとても穏やかに見えた。
──例えそれが、唯の願望だったとしても。]
(106) 2014/02/12(Wed) 11時半頃
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[絢矢は、冷たい床にぺたりと座り込み 暫くは兄の頭を無言で見下ろしていた。
閉じられた瞼の下に、忌まわしい紅の潜む。]
───…
[吐く息の白さと体感温度が比例しない。
感覚を失ったように何も感じない膚が 部屋の温度と同化するように冷たくなっても 絢矢はまだ、座り続けている。
やがて、直円を見るのをやめた絢矢は鉤爪を手に取った。]
(107) 2014/02/12(Wed) 11時半頃
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[鈍い輝きを放つ凶悪な姿形。 抉った肉を更に掻き乱すように拵えられた形状。
この武器に抉られた肩の傷は一生残るだろう。 ともすれば痛みさえ。
熱と痛みを訴え続ける傷口は 兄が生きていた証のようで──]
──────、
[絢矢は──鉤爪の先端を、 己の頬へ引き寄せ、 爪の先の食い込むほどに強く押し付けた。
そのまま引き下ろせば、 きっと貌にも消えない痕が残る。
それは薄れない兄の記憶となり──]
(108) 2014/02/12(Wed) 11時半頃
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[けれど────]
…──直
[絢矢の手はそこで止まった。
成そうとする意思が、 止めようとする何者かの手に抗うように 鉤爪を掴んだ手を震わせる。]
お兄ちゃ──……。
[今際の際に呟かれた直円の言葉>>428が絢矢を縛る。
傍目にはわからない攻防が数十秒続き 絢矢は諦めたように鉤爪を置いた。
鉤爪は僅かに頬の表面を傷つけ、 赤い玉を浮かせるに留まった。]
(109) 2014/02/12(Wed) 12時頃
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[昔の回想── あれはいつの頃だっただろう。 サミィから、時々マユミのことを話題にされた>>96 その時、何となく勝手な想像はしていたけど、 茶化すようなことはいわないで同意だけ返す。 実際自分もそう見ていたことはあったから。
自分が特別を作らないことをどう見られていたのかは知らない。 スリのグループを纏めるのに贔屓はできないから、それは自然この孤児院でも滲み出ていたのはあったかもしれないが
ただ昔の侘びに、何か力になれたらと思ったことはあった。 だから、あの吸血鬼の宮殿での毎日も、 他の家族は勿論だが特に彼女をそれとなく庇ったり、何かと気にかけていたつもりで]
(110) 2014/02/12(Wed) 12時頃
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[絢矢の手が、直円の頭部を抱え上げ胸に抱き寄せる。 髪を梳いて、そこに兄がいるように語りかけた。]
直お兄ちゃんは本をいっぱい読んで賢いはずなのに、 やっぱりちょっと抜けてるね。
ボクの顔なんて大事にしてもしょうがないのに 傷付けないように無理な戦い方までして。
……ごめんね、お兄ちゃん。
ボクが誰かに嫁ぐ日は永遠に来ない。
だって お兄ちゃんをこんなにしておいて ボクだけ幸せに、なれるわけがないでしょ───?
(111) 2014/02/12(Wed) 12時頃
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[もう戻れない。
彼らも、自分も。 直円の他にも、孤児院の子らを眷属とした──と ホリーは円に告げていた。
ずっと考えていた可能性の最も避けたかった形での肯定。]
ボクはこれからも──みんなを殺す。
[生き残ってしまったから。 他の誰にも同じ思いをさせたくないから。]
ホリーも始祖吸血鬼も殺す。 孤児院ではぐれた仲間も殺す。
お兄ちゃんもお姉ちゃんも弟も妹も、 鬼になっていたら──全部殺す。
(112) 2014/02/12(Wed) 12時半頃
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[結局、自分の中の「平等」はそれを恋心にすることはなくて。 ただただ罪悪感という沢山の棘の一つになるだけ。
「楽になりたいなら、懺悔でも何でもすればいい」 いつか周に言われた>>1:358言葉だ。 懺悔した所でどうなる。許してもらったところで。 見捨てた過去を自分が許せるのか。答えは「否」だ]
その時は…お前かサミィが俺を楽にしてくれないかな。
[その言葉はあながち冗談でもなかった。 今も覚えているということは、どこかでそれをいつも望んでいたからだろう*]
(113) 2014/02/12(Wed) 12時半頃
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[例えばそれが、幼い憧憬の対象であった真弓でも。 小さな自分をすら女の子扱いしてくれた理依でも。 霧のように寄り添い体温を分けてくれた明之進でも。 穏やかで繊細で、顔を見ると少しだけドキドキした零瑠でも。
誰よりも長く、誰よりも近くにいて、 きっとお互い、誰よりも仲良しだったと思っている 大切な、大好きな──リッキィでも。]
(114) 2014/02/12(Wed) 12時半頃
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待っていてね、お兄ちゃん。 ボクがちゃんとみんなを解放してあげる。
…──それで、
全部の贖いが終わったら、 “そっち” で会おうね?*
(115) 2014/02/12(Wed) 12時半頃
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/* しまった。 『聲』には声と手と耳とがある……。
が、撫でてくれたから良しとしよう!
(-49) 2014/02/12(Wed) 12時半頃
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―始祖の城―
[周の事を頼んだのは、短い言葉を発するその聲に混ざるものを感じたから。>>*2 自分の頼みが機嫌を損ねるものではないと踏んでいたが、不機嫌であれば――不興を買うだけだとも。
労いの言葉は胸を擽る。>>*3 けれど、ひとり、足りない。 言葉の切れ目に横を見遣る。直円がいつも立っている場所を。]
……………
[周やサミュエル、涼平の他にも『家族』が居る可能性が、恐れが胸を襲う。 ぎゅと胸元を押さえ。]
(*26) 2014/02/12(Wed) 13時頃
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――直円は、果敢に…戦った事でしょう。
[模擬戦の時の、あの戦い難さを思い出し。 口調を変えた心境を測りはすれど。
主人の為と働く自分を、どう思っていたのだろうか。もう聞けぬ答え。 黙祷を捧げ。仇討ちに頷く。
続く話の、その先を待つものの。 誰が手柄を立てたのか、誰が……>>2:*68]
あの。今回の初陣にて、武勲は…
[伺う。 周の暫しの存命を願い出たのはその後。*]
(*27) 2014/02/12(Wed) 13時頃
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―城の外―
[学帽を目深に被った少年が、とある街の小さな診療所を訪れた。近くの公衆電話から電話をかける。]
兄が! 背中に割れたガラスが刺さって! お願いします! 血が、血が、止まらなくて、早く――たすけ、て……
[診療所のすぐ近くまで来ているからと訴え。
治療鞄を持ち、駆け出して来た医者をにこやかな笑顔で出迎えた。*]
(116) 2014/02/12(Wed) 13時頃
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/* 理依に会いに行きたいけど会ったら殺しにかかるよね。 いや、話し合いくらい出来る!
(-50) 2014/02/12(Wed) 13時頃
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─ 帝都守護隊隊員宿舎 ─
[陸軍駐屯地での衝突から三日後の朝。 周と涼平の失踪──鬼に連れ去られたとの目撃情報──を聞き 絢矢は隊員の止めるのも聞かず、単身宿舎を飛び出した。
最初に向かったのは激戦の爪痕色濃い陸軍駐屯地。 司令部と通信施設だけが辛うじて復旧していたが 急拵えのそれはいつ吸血鬼の襲撃に遭うとも知れず 近く、完全に放棄される予定だと聞いた。
再び陣を敷くほどの兵が、足りていないのだ。]
(117) 2014/02/12(Wed) 13時頃
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/* 多分ボクは途中で死ぬほうがいいな。 それを周ちゃんが見て覚醒すると超王道。
(-51) 2014/02/12(Wed) 13時頃
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―城の自室―
あまね……
[連れ去った『家畜』に周の怪我を治療させる。背中の傷を縫い合わせるのを見守り。 赤色の肉が閉じて見えなくなる。
用の済んだ『家畜』は吸血鬼に引き摺られていく。
静かになった部屋で。寝台に横たわる周の髪に触れる。吸った血の乾いた夜桜のシャツに視線を落とし。床に膝を着いて、彼の手を握る。
止血と痛み止と化膿止めの。薬をどう飲ませようか。]
(118) 2014/02/12(Wed) 13時頃
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/*口移ししかないだろ!!!!!(障子に穴あけて覗き見)
(-52) 2014/02/12(Wed) 13時頃
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/* 明之進のクリスナイフも回収したいけど、こっちは唯のナイフだから……とりあえず周の長ドスだけ回収しよう。
(-53) 2014/02/12(Wed) 13時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/02/12(Wed) 13時頃
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[施設の撤去作業の傍ら、 破壊された対吸血鬼武器の回収も進んでいる。
建物の一つに集められたそれは、 持ち主が生きていれば宿舎に持ち帰られ、 持ち主に返還される予定となっている。
周の武器は、まだ駐屯地に置いてあった。]
周ちゃん──。
[真ん中で見事真っ二つに断ち折られた刃と白鞘を 布に包んで胸に抱き、持ち主の名を呼ぶ。
厭な想像が過ぎる。 もし周と涼平が、鬼になって戻って来たら──。
そしてそれは、決して低い可能性ではない。]
(119) 2014/02/12(Wed) 13時半頃
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[これ以上何を捨てればいいと言うのだ。 何かと引き換えにしなければ、 今以上の強さを瞬時に得ることなど出来やしない。
笑うことはやめた。 泣くこともやめた。
次は痛みを捨てようか。 それとも書物に描かれた達人のように目を潰せば、 見たくない物を見ずに、 本当の機械のように敵を屠れる鬼になれるだろうか。
そう──それは鬼だ。
強さを求めれば求めるだけ、 斃すべきモノに近付いてゆくような────錯覚。]
(120) 2014/02/12(Wed) 13時半頃
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/* 全部止めるものだなぁ、と思った。 <血、痛み、化膿
(-54) 2014/02/12(Wed) 13時半頃
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[内蔵を冷たい手で撫でられたような 悍ましい想像の感触。
絢矢は折れた長ドスをきつく握り締め、 それ以上の収穫の得られそうにない駐屯地を後にした。*]
(121) 2014/02/12(Wed) 13時半頃
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