167 あの、春の日
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ん?
[食堂で役割を求められていると知らず。 進行方向にいるゴロウとキャサリンに気付けば]
先輩達、どうも。 外に行ってたんですか?
[暫く見られていたとは気付かずに、首を傾げながら問いかける。 この二人連れは珍しいような。]
(120) 2014/03/04(Tue) 00時頃
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[ひらひらと振られる手>>111に笑みを向け、今度こそルーカスさんに背を向けます。]
それではまた隣の席にならなければいけませんね。 ……なれるでしょうか。
[そして、一人になった廊下で呟く声は。
――……籤の神様、次第。かな。
[今は私しか、聞こえていません。]
(121) 2014/03/04(Tue) 00時頃
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どこまでもたせられるか分からんが、よろしく頼む。
[ルーカスを差し向けるという言葉には頷きつつも、一般人に昇格すると容赦のない一言に]
相変わらずだな。
[そう呟いて2人を見送った。 そのまま>>118手入れを教えて欲しいと言われれば]
先輩は普段の手入れで十分だと思いますよ。 今のままでも十分綺麗ですし…強いて言うなら、化粧は化粧落としでしっかり落として、肌水とか化粧水で手入れするくらいで十分でしょうね。 俺で良ければ色々教えますが……
[この後の予定は特にない。 メイクの基礎を教えるくらい大したことではないのだから。]
(122) 2014/03/04(Tue) 00時頃
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夕飯かあ。 確かに今、寮人少ないし。 …卒業しちゃう人も多いし、皆で食べたいですね。
私、鳥がいいです。 肉食なんですよ。
[彼が内心で鍋を計画していることは知らず、にこり。見つめられ>>119微笑む。 楽しい楽しくないかと言えば、…ムキになる。それが一番正しい感情。]
あ、ルー君。
[後輩の姿を見つける>>120と、そちらにもにこり。]
私は中よ。先輩はどーかな? 今ばったり出くわして、夕飯どうしようかって話し始めた所。
[見つめていたことは空とぼけた。]
(123) 2014/03/04(Tue) 00時頃
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ん?ああ、そうだな。
[指差す先>>113を見て、頷く。 声を掛ける心算はなかったが、そう言われると何か話した方が良いのかという気分になる。 が、何と声を掛けろというのだろうか。]
(124) 2014/03/04(Tue) 00時頃
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/* 今、食堂には誰が居るのでしょう?
(-42) 2014/03/04(Tue) 00時頃
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鳥か。
[キャサリンの希望>>123に、こくりと頷く。 鳥鍋でも良いかもしれないと、頭の中では完全に鍋で決定している。 彼女が何かにムキになっているなどとは、やはり知らないままだ。
こちら側に来たルーカス>>120に、片手を挙げて挨拶をする。]
花壇の世話をしてた。
[背を向けて歩いている背>>121をそっと目の端で見送ってから、問いに答える。]
(125) 2014/03/04(Tue) 00時頃
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おなかおなかすいたよー♪ おなかすいたよー♪
[そんな鼻歌を歌いながら廊下を歩いていれば、 前方に見慣れたクラスメイトの姿発見>>120]
あ、ルーくんおはよぉ。 キャサリンせんぱいと、ゴロせんぱいも、おはようございます!
[とてて、と駆け寄って、ぺこりと頭を下げた。]
(126) 2014/03/04(Tue) 00時頃
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[>>123キャサリンに笑いかければ青年も笑顔を向けて。 この先輩には何度か振り回された事があったかもしれないが、何となく憎めない。]
あぁ、夕飯。 人数少ないですもんね。 何がいいのかな。
[空とぼけられれば、青年がその事実に気付く事はない。 夕食の話になれば容易くそちらに意識は移る。]
(127) 2014/03/04(Tue) 00時頃
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僕はいつでも構わない。 宿題はもう終わったからな。
[食堂を立ち去ろうとするシーシャ>>106に、そう声をかける。数学を教える話のことだ。 それから、箸がなくなり、丼と湯飲みだけが載ったトレイを、食器返却口へと運んだ。 それから少し思案する。特に予定はなかったが、やらなければならないことができた]
ふむ。ルーカスはどこにいるのだろう。 とっとと確保して写真を撮ってもらわねば。 ビジネスチャンスを不意にする。
[別に本気で商売を始めるつもりはないが。 ジリヤの姿を写真に残しておきたいという気持ちは本気も本気、大本気だ]
(128) 2014/03/04(Tue) 00時頃
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おはよう。
[元気の良い声>>126に、こくりと頷いて挨拶を返す。 かつて自分が所属していた陸上部の後輩。 2年の夏前に怪我をして転部した為、所属期間は被ってはいない。 が、たまに陸上部に顔を出してはいたから、話だけでも聞いているかもしれない。]
(129) 2014/03/04(Tue) 00時頃
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だってー…なんつーか…つい噛むんだよ…
え……?俺が捨てるの……? うん。解った……
んじゃあ、今度宜しくねー…、有難う。 でも。た、耽溺までは…いいから。
[>>109>>128 近くのゴミ箱に割り箸を投げ入れると、背を丸めて廊下へと抜けた。 黒いジャケットも相まって、猫背で丸くなるその様子は、痩せ細った黒猫のように見えただろうか。 >>117 余計な一言は、聞こえなかったフリで。**]
(130) 2014/03/04(Tue) 00時頃
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マドカちゃんもおはよ。 私もお腹へっちゃった。
[歌いながらやってくる後輩>>126にも、くすくすと笑い。]
鳥にしようか、って。 それで…
[そこで閃き、見えないように笑みを深める。 すぐに表情を曇らせ、遠慮がちにちらりと隣の先輩を見た。]
ゴロウ先輩が、 …フィリップ先輩のところの鶏、捌くって言い出すものだから…
[果たして鶏小屋まであったかどうか、それは確認していない。]
(131) 2014/03/04(Tue) 00時頃
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[>>125片手を挙げる挨拶を見ればつられるように手を挙げて応じ。]
部活動ですか? 先輩、熱心に見てましたもんね。
[運動部に所属している姿に慣れていたので、大きな背中が植物の世話をしているを目にしたのには少し驚いたものだ。 そうした姿も、もう暫くしたら見れなくなってしまうのかと思うと寂しい。 しんみりとした思いになっていたので視線の先には気付かなかった。]
(132) 2014/03/04(Tue) 00時頃
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本当?なら、よかった。 うん、すごく助かる。教えて欲しいな。
[ 化粧について、誰に聞いたらいいかわからず、 また勉強法もわからずで困っていたので、 今日はツイてるな、と小さく微笑む。 「 俺で良ければ 」という言葉に、うんうんと頷き。
…決して、写真の話題から逸れて喜んでなど。 ]
(133) 2014/03/04(Tue) 00時頃
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/* 食堂が多角の予感なので逃げました! どうなっているかな?ソロの人が居たらアタックしたい。
(-43) 2014/03/04(Tue) 00時頃
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[>>126聞き覚えのある声を耳にすれば意識はそちらに向いて。 同銃声の挨拶には屈託のない笑顔で返す。]
お、マドカ。おはよー。
[小動物を思わせる同級生の動作には目を細め。 伝言を思い出す。]
…あ、そうだ。マユミが探してたぞ。
何か、「マユミがないてる」らしい。 泣いてなかったけど。
[同室のマドカになら伝わるのだろうか、そう思いながら伝える。]
(134) 2014/03/04(Tue) 00時頃
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[後悔。 そう、己は、後悔している。 いろんな感情がない交ぜになって、 後悔しない道がどれなのかわからなくて、 結局、選ばなかった。ただ流されただけだ。 だから、ずっと後悔している]
(*13) 2014/03/04(Tue) 00時頃
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/* とりあえず現在どうなっているか纏め。
ハルカ・ジェレミー・ジリヤ:食堂 ゴロウ・ルーカス・キャサリン・マドカ:廊下 フィリップ・エルゴット:裏庭
俺:>>廊下ぼっち<<
…まさか。マユミさんもぼっち……? エンカできる……?(心臓バクバク)
(-44) 2014/03/04(Tue) 00時半頃
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[付き合いが長すぎた。 幼馴染で、腐れ縁で、クラスメイト。 抱く感情はひとつではない。
ある時は、母親のような、 ある時は、姉のような、 ある時は、友達のような、 そのどれもが本物で、だからどうすればいいのか、戸惑うのだ]
(*14) 2014/03/04(Tue) 00時半頃
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夕飯は鍋だ。 買出し、後で付き合え。
[ルーカス>>127へ、決定したこととして告げる。 反対意見があるならば、聞くつもりではあるが。]
花は世話したらその分綺麗に咲いてくれる。
[ルーカス>>132にこくりと頷いていると。 突然言い出したキャサリン>>131に、驚いたように瞬きを二回。]
鶏を絞めたことはないが……。
[あれは新鮮な鳥が食べたかったと言う意味だったのか、と、キャサリンを見る。]
(135) 2014/03/04(Tue) 00時半頃
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/* マユミさんとの会話……
(-45) 2014/03/04(Tue) 00時半頃
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[こくりと頷くゴロウに、押忍!などと返す。
マドカもゴロウのことはもちろん知っている。 それどころか、彼が陸上部に顔を出した日、周囲の上級生たちがどこかぎこちなく気を遣っていたところを、 『あのオトナっぽい先輩、誰ですか!?』 ……などと騒いで大顰蹙を買ったことを、彼には伝わっているだろうか]
トリ?おいしそう!です!
[キャサリンの提案に嬉しそうにわーい!と腕を上げる。 けれど]
に、にわとり………!?!?!
[がーん!と叫び出しそうな顔をして、ゴロウを見上げた。 ふるふるとちょんまげ揺らして、 怯えた様子でルーカスの陰に隠れようとした]
(136) 2014/03/04(Tue) 00時半頃
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/* マドカちゃんぐうかわ。
(-46) 2014/03/04(Tue) 00時半頃
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[男のような言葉遣い。一人称の「僕」それは自然に身についた。 彼は女性が苦手だから。 男のように振舞えば、女性を感じさせなければ、彼は脅えることはない。 深く意識したこともない、それは呼吸をするように、当たり前にハルカに根付いた]
(*15) 2014/03/04(Tue) 00時半頃
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/* あ、あ、あれ? シーシャさんの腐れ縁ってハルカさんだけだった? 私、メモ、見間違え…
ごめんなさい。
(-47) 2014/03/04(Tue) 00時半頃
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[女性が苦手な様子は、気になっている。 爪を噛む癖の次ぐらいに、改めてもらいたい。 だから彼が恋を覚えたなら、それはハルカにとって喜ばしいことだ。 頬を染めてジリヤに相対する姿。苦手克服の一歩。 ハルカの中の、母親のような感情が、姉のような感情が、友達のような感情が、確かにそれを喜んだ]
(*16) 2014/03/04(Tue) 00時半頃
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[各々の反応>>135>>136に、にこり。 『絞めたことがない』という言葉をいいことに、素直な後輩を焚き付ける。]
こう見えてゴロウ先輩… あ、ごめんなさい。秘密だったのに。
でも先輩なら大丈夫ですよ!鶏絞めるのなんて朝飯前です。
[声を潜めてみたりしょげてみたり力んでみたり、くるくると表情を変えてみせる。]
コラーゲンたっぷりの鍋ができますね?
[参鶏湯ではない。]
(137) 2014/03/04(Tue) 00時半頃
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だから10年前の僕は、胸の痛みに気づかない振りをした。
(*17) 2014/03/04(Tue) 00時半頃
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[黒猫は背を丸めて歩く。 厳しかった北風もいつの間にか止み、日差しは穏やかな春を告げていた。 それほど大きくない体躯なのに、猫背でいっそう貧層に見える。けれども、己の悪癖は直らず。叱られてもすぐ、背中を萎めてしまう。 窓の外を見やれば、裸だった樹は少しずつ芽吹いていきて。 名も知らぬ花が咲き始めていた。 こんな日にデッサンをすれば気持ち良いかもしれない。]
[気が付けばもうすぐ自分も最上級生と呼ばれる立場になる。 そんなに偉くなった覚えはない。ところてんのように、システマチックに押し出されていくだけなのだ。]
――…あ。
[リノリウムの音がやたらと高く響いた。 向こうには、>>121氷空のような青いカーデガンを羽織った人が。 黒髪が陽光で艶めいている。
向こうは気が付いただろうか。 もし気が付けば何かしらの会話をしただろう。 気が付かないようならば、黒猫は美術室へとそのまま足を運ぶ。]
(138) 2014/03/04(Tue) 00時半頃
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