4 SADISTIC DETH GAME:2nd
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/* んー。ブルーノ相手はしばらくは書面が良いよね。 切羽詰ってから対面する、と言う。 共闘するならパティかマーゴかネイサンがお薦めな気分。 乱打神的には、<<薬屋 サイラス>>に会うと*吉*だよ! */
(-34) 2010/03/16(Tue) 19時半頃
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/* ブルーノと発想被ってんだよ。 */
(-35) 2010/03/16(Tue) 19時半頃
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―『烏』拠点―
[元薬屋の店舗が、『烏』の拠点であった。つまりはサイラスの自宅である。 両親から店と共に受け継がれた莫大な借金のせいで、店をたたむ事になってしまった。だが、その代わりに商売では手に入らないような貴重な経験と、自分の居場所が手に入った。サイラスにとっては、それで十分だった]
……ブルーノの翁が。 なるほど、そちらの時間が在る時に是非にと返しておいてくれないか。こんなものも戴いてしまったしな。
[売り払えば資金になる。ボスが居なくなってしまった今、資金の調達も考えなくてはならない。 薬を売る空間ではなく、仲間と連絡を取り合う空間となって久しい一階の店舗エリアで、サイラスは数人の仲間から情報を得ていた]
(108) 2010/03/16(Tue) 21時頃
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―回想・自宅― [>>93損はさせない。その言葉だけで十分。]
貴方が最強を証明してくださるのを楽しみにしています。 その暁には、ずぅっとパティ様のお傍で、終わらない夢をお約束しましょう。
[>>94そして、数刻後。裸体のままベッドに腰かけ紫煙を燻らせるパティを、やはり裸体のまま気だるさに任せてうつぶせに転がったまま眺める。]
そうですわね。 今日も素敵でしたわ、パティ様…なんて。 また乾いた時は、お気軽にお声かけくださいまし。
[悪戯めいた笑みを浮かべ、衣服を纏い出ていく女を、ベッドに裸で転がったまま手を振って見送った]
(@9) 2010/03/16(Tue) 21時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/03/16(Tue) 21時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/03/16(Tue) 21時頃
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―裏路地― [暫くして、自身も衣服を纏い直し、パティとの買い物で買いだした大量のお菓子や食糧の入った袋を持って古アパートの一室を出る。 向かった先は、『湖』に所属していない、拠り所のないストリートチルドレンのいる裏路地の一画]
お待たせ。 遅くなってごめんね。
[前ボスは拠り所のない子ども達に定期的に施しをしていた。前ボスが死んだ今でも、...はそれを続けている。 ボス自ら赴くこともあったが、大抵は己の仕事だった。 正妻は金持ちの相手や体面を保つ事が役目のようで、あまりこういう場所で目にしたことはない。自分が見ていないだけなのかもしれないが。 こういう場所は馴れていたし、何より自身もここから這い上がったクチだったから抵抗はない。それ故に適任と思われたのもあるのだろう。]
大丈夫、みんなの分、あるから。
[我先にと手を出す子供たちを朗らかな笑顔で宥めながら、食料を配分した]
(@10) 2010/03/16(Tue) 21時半頃
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[『烏』。 サイラスを含めて、組織のあぶれ者達の集まりである。実際、彼等の中に組織――『ZerO』に貢献するという意識は希薄だった。彼等は先代ボスのために、あるいは派閥のために、またあるいは自らの暴力的な衝動を発散させるために、この派閥に籍を置いている。 少なくともサイラスにとって、自分達の主はZerOそのものではなく、死んだ先代ボスであった。先代ボスの手足となるため、彼は実働部隊の一つとして、『烏』を作り上げた。 即ち、先代ボスのために。ボスの厚意を裏切りし者には、制裁を。 ――それは、ボスが亡き後も同じこと。
この組織は、一枚岩ではない]
先代ボスの遺志を受け継がぬ者に、組織の頂点を獲らせる訳にはいかない。 我々は、そのために――そのためだけに、このゲームに参戦する。 異論は、ないな?
(109) 2010/03/16(Tue) 21時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/03/16(Tue) 21時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/03/16(Tue) 21時半頃
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―旧薬屋周辺街道― [子供たちに持っていったものを全て配り終え、少し遊んだ後に、のんびりと立ち上がる
「えー、もう行っちゃうの?」
そんな風に服の裾を掴む子供の頭をぽんぽんと撫でて宥め]
また、来るから。 そしたらまたあそぼぉね。
[その場を後にし、大通りへと歩き始めた。]
……ああ、ここは、確か。
[一応今後の身の振り方などを考えながら歩いていると、旧薬屋の前を通りかかる。 昔、借金取りに追われている処を匿った男の生家を見上げる。 それが今や、己と肩を並べる幹部になっているとは当時は思いもしなかった。 勿論、その時は自身も一介の娼婦にすぎなかったわけだが。]
(@11) 2010/03/16(Tue) 21時半頃
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[上がったのは同意の声。満足そうに頷き、サイラスは仲間の面々を見回した]
ここに居ない仲間達に、その旨伝えておいてくれ。 そういう訳だから――我々は、まずは見極めなくてはならない。どの派閥が我々の『敵』であるかを、しっかりと。 ああ、もちろんあの豚は論外だ。最悪の事態になりそうなら、出なくてはならないかもしれないな。
[最終的には、参戦する全ての派閥が『敵』になるかもしれない。 だが、早急に決めつけるのは危ない。ただでさえはみ出し者の集まりで、派閥の規模も大きくは無いのだ。 散っていく仲間達を見送る。サイラスの店は、単なる集会場以上の意義を持たない。仲間達には、仲間たちそれぞれの家が在る。 ――逆に言えば、そこまでの面倒を見れる程の組織ではないのだ。
がらんとした部屋で、一人溜息を吐いた]
(110) 2010/03/16(Tue) 21時半頃
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薬屋 サイラスは、窓の外にアイリスの姿を見るだろうか。少しの逡巡の末、ドアを開けて顔を出した。
2010/03/16(Tue) 21時半頃
受付 アイリスは、薬屋 サイラスに笑顔で手を振った。入って良い?と問いかけるように首を傾げ
2010/03/16(Tue) 21時半頃
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/* 演じたくて持って来たキャラだけど失敗だったかも知れん。 一人だけお高く止まり過ぎてるしタイミングの悪さに絶望する。 絡めないよーうょーぅ(エコー)
前村にいた弊害も、ちょびっとあるかも知れない。 中身が見え過ぎるとか、ギャップを感じる的な、意味で。 ……過去は忘れろ! */
(-36) 2010/03/16(Tue) 21時半頃
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―繁華街―
[部下へいくつかの指示をした後、アジトを出る。 背にした建物にはそこは一帯の大道芸人達の元締めたるギルドの看板。 所属する者の中には堅気の者も少なくはないが、 芸人としてはともかく各々のプライベートへの興味は薄い。 己の出自もさるながら、そのギルドの長という立場は隠れ蓑にはちょうどよかった。
繁華街の中央の広場。 噴水を囲むようにベンチや石段のある場所へ顔を出し、 たどたどしい手品を疲労している新入りの様子を伺う。 地味ではあるがセンスのあるスーツに白塗りの顔を観衆の中に見て、 まだ手慣れていない芸人は慌てて手元をミスした]
おやおや。顔を出さないほうがよかったですかね。
[小さく笑ってつかつかと芸人の横へ。 取り落とした手品のタネを拾うためにさりげなく身をかがめながら、 石畳の上に伸ばした手と反対の手に作り物の花を咲かせて客の目をそちらへ引く]
(111) 2010/03/16(Tue) 21時半頃
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[手を振る彼女の姿を、静かな瞳で見つめる。 同じグループの、別の派閥のリーダーだ。見極めなければならない一人である事は間違いないだろうが――]
……何か用か?
[入って良いかとの問いかけには、そう問いかけて返す]
(112) 2010/03/16(Tue) 21時半頃
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/* 茶々もねねも好きですが、 自分の子どもがいない代わりに部下を可愛がるという点で寧々タイプを目指したいと思います。 ……思いっきり愛人(側室)だけど。 ねねは正室ですね。 天下取りー
(-37) 2010/03/16(Tue) 21時半頃
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[>>112 声をかけられれば、嬉しそうにして扉へと近づく]
用がなければ、来てはいけませんの?
[職業に比して化粧気の薄い唇は弧を描き、後ろで手を組んで真っすぐに目の前のサイラスを見つめる]
無いわけでもありませんわ。 今後のことについて、少しお話しておけたらいいなぁと思って参りましたの、サイラス様
…そんなに冷たくなさらないで、寂しいですわ
[少し拗ねたように見上げた]
(@12) 2010/03/16(Tue) 22時頃
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さあ、この若いマジシャンへ皆さんの激励の拍手を!
[観衆を飽きさせぬよう声をかけ、恭しく芸人へその花を差し出し花と共に拾ったタネを渡す]
さあ、お客さんがお待ちですよ。頑張りなさい。
[描いた笑顔のまま帽子を取って観衆へ一礼し、そこを後にする。 ―視界の端に何か用件がありそうな部下の姿を留めていた]
「ご報告が」
歩きながら聞きましょう。
[観衆の輪から離れた場所でそっと近寄ってきた部下へ視線を合わせずに言葉を向ける。 通りを行く足は止めず、《ZerO》の縄張り内で 別の組織の不審な様子を見たという部下の報告を聞く]
(113) 2010/03/16(Tue) 22時頃
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―カフェ―
[繁華街の一角に、行き着けの店があった。 良い陽気だったので、オープンテラスに席を取る。 従者はこの時だけは、物静かな連れ合いのように供をする]
あら……―― あの子を連れて来れば良かったかしら
[広場の噴水前、道化が芸事を披露しているのが見えて。 誰かに語り掛けるように、一人呟いた]
(114) 2010/03/16(Tue) 22時頃
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[拗ねたような瞳。呆れたように呟いた]
その喋り方は何とかならんのか。――全く。
[言いつつ、彼女に恩があることには変わりない。 仲間との打ち合わせも済んだ。誰も居ない部屋を振り返り、しぶしぶと頷く]
今後の事、か。 そちらはどうするんだ。出るのか?
[がらんとした元店内。中央におかれた一台のテーブルと、数脚の椅子。 その内の一をアイリスに勧めつつ、問いかける]
(115) 2010/03/16(Tue) 22時頃
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「花籠の取引のような気がしますね」
[花籠とは、グループ内で麻薬を指す言葉。 それが本当ならばこちらの組織のダメージになるのだが]
何処の者で、どのくらいの影響があるか突き止めなさい。 ああ……潰さなくて結構。
[手を帽子の縁へ伸ばしながら静かに命令をする。 泳がせろ、とは今までとは違う指示に部下は聞き直すように見るが、 それは口元に描いたものではない笑みを返しただけ。 そこにリーダーの真意を悟った部下は、わかりましたと言って離れていった]
身内とはいえ、庇う理由はありません。
[帽子をかぶり直し、また通りの辻に立つ芸人達を見ながら歩きはじめた。 影響を受けるのは実際に末端に売っている者達かはたまた密輸担当か。 いずれにせよ今は他のグループへ厄介事が増えてくれるならそれでいい]
(116) 2010/03/16(Tue) 22時頃
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――ん?
[部下と離れ広場から通りへ数歩出たところでふと広場を振り返った。 広場に面した店の中に、見た姿があったような―気がしたからだ]
(117) 2010/03/16(Tue) 22時頃
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[渋々でも部屋へと通されれば、意に介した様子もなく軽い足取りで勧められるままに椅子へと腰掛ける。]
あら、チームの幹部とお話するのだから、これ位の言葉使いは必要ではなくて? それとも、あの日拾った濡れ鼠と同じように暖めて欲しいのかしら。 ―――それは、話が済んでからにしてくださいな?
[テーブルに肘を置き、頬杖をついてからかうような軽い口調で笑む。 出るかどうか問われれば、笑顔のまま即答した]
出ませんわ。 私の派閥のことはご存じよね? 娼婦と男娼が殆どの構成員ですもの、例え小規模である貴方の派閥と闘ったところで勝ち目はありません。 乱暴は、苦手です。
サイラス様は、どうなさいますの?
(@13) 2010/03/16(Tue) 22時頃
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―カフェ― (>>117) [若い道化――遠目に派手な衣装を見た感覚だから、不確かだが。 これから芸事を始めようと言う所に近付き、 そして間もなく離れる人影は目に捉えていた。 それが、表では粧いを解かない『幻』である事には気付いていた。 広場から消えた行き先は、知りようがないが]
皆様お忙しいようね
[世間話をしつつ、手品の喝采を見届けると通りを眺める。 視線の先に、組織の幹部の姿はあったかどうか]
(118) 2010/03/16(Tue) 22時半頃
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/* ネイサンが救世主に見えた。 ソロール寂しいものな! */
(-38) 2010/03/16(Tue) 22時半頃
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―港倉庫―
うぅ… ぁ、ぁぁぁ… ぃ…ひ…ぃぃ…
[扉の重々しく開く音と共に差し込まれる強い日差し。目を凝らせば積み上げられた麻袋の壁の奥に荒縄で縛られた人体らしき影が十数、転がっているのが見えるかも知れない]
おはよう! ああ、朝のあいさつは何時如何なる時でもおはよう、だ。
[見張り役も兼ねていた部下の案内と共に、麻袋の奥へと...は足を運ぶ。配置されていた部下の手で倉庫の扉は再び閉ざされるが、用意した燭に火が灯されたことで眺める分には視界に影響はない]
外はあんなにもいい天気だというのにな。昨日までなら諸君らも見ていたのではないかね。朝日の輝きは今日も変わらぬよ。
[幸いなことだねと笑顔で語るその足元には幾重にも重なって発せられる呻き声と、垂れ流されるままになった糞尿の臭い。不慣れな部下は外にいるので、...以下、目の前の光景に顔色を変えるものは一人もいない。たとえそれらが嘗ての仲間であり、同志であってもだ]
(-39) 2010/03/16(Tue) 22時半頃
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―広場―
[広場の入り口へ戻って、あたりを見回した。 カフェの中に探していた人物を見つけ、やはり見間違いではなかったと息を吐いた]
ご挨拶、しておくべきでしょうね。
[小さく肩をすくめそちらへ向かおうとして、視線が交差する>>118。 その場で恭しく一例をし、仕草でご一緒しても?と問いかけた。 それは道化のそのものの動きに見えるだろう]
(119) 2010/03/16(Tue) 22時半頃
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諸君らには今まで実に良く働いてくれたし、組織に尽くしてくれたと思う。儂らがいない間は他のチームとも上手くやっていかねばならなかっただろうし、持ちつ持たれつという関係を続けてきたのも判る。
[そこで葉巻を一服。満ちてくる臭気を彼の周りだけが煙と共に香気へと代わる。無論気休めに過ぎない]
ともすればそれらに諸君らが借りを感じていたことも理解できるし、帰らぬ主人よりは親切な隣人に尾を振りたくなる事情も納得できる。 うん、諸君らは何も悪くないし、問題など一切ない。ただまあ一つ言うならば、巷ではそれを裏切り者と呼ぶらしい。残念なことにな。
[長饒舌な演説を聴く者は足元には誰に一人いない。耳そのものもない者すらいた。 顔の皮膚だけが刃物で剥がされている者、押し潰されたように手足が欠けている者、念入りに身体の半分だけを焼け焦がされている者、叫び喚く体力すら悉く失って、低く鈍く呻く声だけが彼らの生存を物語っている]
(-40) 2010/03/16(Tue) 22時半頃
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[彼女が椅子に座るのを見届ければ、無言でカウンターの奥へと一度引っ込む。 薬屋を営んでいた時から、カウンターの奥は小さな厨房として使用していた。 コーヒーを注いだカップを彼女に差し出し、サイラスもまた椅子へと座る]
恩は感じているが、今は別に冷えてはいない。
[笑み混じりのからかいには、素っ気なくそう返す]
そうか。 ――殺人は御法度、らしいからな。確かにそちらではではやりにくい、か。
[乱暴は苦手。その言葉には眉を跳ねあげて、皮肉気味に小さく笑う]
私は、一応出ようかと思っている。 亡き先代の遺志を踏みにじるような者が頂点を獲るような事になったら、そう考えるとな…… あのヨアヒムとかいう男の様子を見ていると、どうしても不安になってしまう。
(120) 2010/03/16(Tue) 22時半頃
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まあ話はあらかた聞いたし、同情という余地もある。となれば問題は後始末の一点に尽きるわけだが……どうしたものかね。全くあっちにいた時は良かった。飢えた虎を放つことで見世物として金になるが、ここでは娯楽に飢えた観衆を呼ぶことも出来やしない。折角の諸君の最期の志も、活かしてやれないことだけが心残りだ。残念残念。
[そこで側にいた部下の一人が殺してしまうのはマズいのではと進言するが]
ん? そこの彼らは宝探しに関係のある人間だったかね? 儂はただ他所のチームと繋がりを持ったと称する組織を先ほど付けで抜けた裏切り者達をその行為に見合った丁重な遇し方を考えているだけだが。何か問題でも?
[小首を傾げる主に部下は苦笑して引き下がる。この後、どう収まりがついたかは――特に語る機会は必要がないだろう]
(-41) 2010/03/16(Tue) 22時半頃
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(>>119) [視線が行き交い、道化の一礼を受ける。 帽子の下で、紅を引いた唇が柔らかく持ち上がった]
――……ご機嫌麗しく 是非どうぞ
[同じテーブルに、手早くネイサンの為の席が作られた。 立ち上がり手を開き、そこに招く]
(121) 2010/03/16(Tue) 22時半頃
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―街内の『道』事務所―
[港倉庫の奥で"ほんの所用"を済ませて、...は街の事務所に戻る。 昨日までいた事務所の人間の殆どが姿を消していて、慌しく動いているのは今日新たにこちらに配属された部下達のみ。主の不在中、"周囲"との付き合いも程が過ぎると、という事なのか、退職した彼らも今はどこかで安らかな時間を過ごしている事だろう]
うむ、大分"綺麗"になったようで何よりだ。
[静かになった街事務所内を一度見回してから、昼食をとりに数名と共に街へと繰り出した]
(122) 2010/03/16(Tue) 22時半頃
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[差し出されたコーヒーのカップを受け取る時にその両手を包む。] ありがとう。 [ふぅふぅと吹き、それから何の疑いもなくその液体に口をつける。 毒を盛られることなど微塵も心配していない。 サイラスはそういう手段を用いる男ではない、と踏んでのこと。 素っ気ない返事には、成長した子を見るように穏やかに目を細めた。]
そう、良かった。 寒いのは、とても辛いでしょうから。 貴方がもう凍えることがないのなら、私はそれで良いの。
[皮肉気味に笑うサイラスの返事は、コーヒーを啜りながら聞いた]
貴方ならそう言うと思っていましたわ。 先代も貴方のことは信頼しておりましたから、きっと喜んでらっしゃるわ。 それが聞ければ満足です。観戦するにも、どの派閥が参戦するのか解らないのでは困ってしまいますから。
[それから、笑みを崩してくしゃりと笑うと]
サイラスは本当に、喧嘩が好きねぇ。
(@14) 2010/03/16(Tue) 22時半頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/16(Tue) 22時半頃
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―カフェ―
[口元の紅色が上がって、同意を得たことを悟る。 テラスへ近づき作ってもらった席にまた恭しく礼をし]
マダム、この度はなんと申し上げたものか―。
[教会では言い損なっていた言葉を途中まで口にして、 彼女の傍らに息子の姿がないことに気がついた]
おや、お坊ちゃまはおいででないのです?
[席につきながら問いかける]
(123) 2010/03/16(Tue) 22時半頃
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