25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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[褥での囁きと同じ言葉、 目元赤くして]
ばか、
[小さく謂った。 絡める手を握りかえして かき抱かれた腕の中、 背に手を触れて、精一杯力を込めた。 ―――煌めく糸は確かに結ばれ]
胡蝶、… ―――――っ、こちょう…
[堰を切ったように名前を繰り返す。 涙の気配を滲ませて]
(+30) 2010/08/08(Sun) 17時半頃
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ほら、今も其処に
[つと指差す先に、対峙する二人]
獣故に 人故に 想いあれど、交わらぬ
[溜息。 主の胸に頬寄せて、秋の心が漏れる]
あれが本来あるべき姿だよ。 ボクもきっと主さまが居なかったら
[口を噤んだ。 花が花を呼ぶこえを、かき消さぬように]
(+31) 2010/08/08(Sun) 17時半頃
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何だ。 言いたいことがあるなら言ってしまえ。 どうせこの耳には、そのうちお前の声も届かなくなる。
[黒い上着を絡めた手を持ち上げると、 その太刀を握る。
刃というのは握っただけでは切れることはない。 押す、引く。その摩擦によって刃物というものは切れる。 一歩、二歩そのまま進む。 黒い布による緩和はあれど、手が切れるのは時間の問題。 勿論、彼が刃を引けばもっと早く黒から赤が滲む]
ならば───殺せ。 こんな仰々しいもの、要らないだろう。 裏庭で私がお前にしてやったように。
この首を絞めれば、すぐに死ぬ。
(67) 2010/08/08(Sun) 17時半頃
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嗚呼、それでも
……憎んでも憎んでも 焦がれて 私たちはそうして、殺されるのかもしれぬ
[独白は 誰に向けるでもなく]
(-19) 2010/08/08(Sun) 18時頃
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それは…………――
[大したことではない。けれど一度言い淀めば 改めて口に出すのは難しく。
上着を巻いた手が刃を手に握りこむ。 その為の布かと、眉を顰め緩く刀を引けば 紅が映るように滲む赤。]
…………それが、望みの殺され方とあれば いいだろう。
[ただ、切り伏せるよりも、赤を滲ませる 黒い布から刀を引き抜くことができず 言葉に頷き太刀から手を離す。
本郷が手を離せばガラン、と重い音が響くだろう]
………その、色のほうが……いい。
(68) 2010/08/08(Sun) 18時頃
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[首に手を伸ばす仕草。いえなかった言葉。 それだけを切り取ればまるで情事か。 けれど指先は首へと絡みつく]
(69) 2010/08/08(Sun) 18時頃
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嗚呼、胡蝶、胡蝶やで。 鵠と朧様のおかげで、胡蝶に戻れた……―――
[鵠を白以外の何かに染めようとして、 白に染められたのは華月だった。 そして、花主に死を望まれながら死ねなかった花としての業を、 花主として断ち切ってくれたのが朧だった。
――今、抱き寄せる人が強く抱きしめる背の業も 二人が居たから、忘れずに在れる。 華月であり、胡蝶であれる。
白に染められたからこそ、改めて紅に染まることができた。]
(+32) 2010/08/08(Sun) 18時頃
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[抱き寄せた胸元に、涙の気配感じて。 莫迦となじられた言葉の後の行動をとろうとする。
鵠の顔を上げようとして、 ふと乾に抱かれて在るロビンと視線があった。]
哀しいな……―――
[聴こえた言葉に、一言だけ漏らす。
―――悲しいだけでなく、愛(かな)しい。 だから 哀しい。
浮かべる微笑。 眼差しは、ロビンから濡れる紫苑に移って、 小鳥が啄ばむように露を食んだ。]
(+33) 2010/08/08(Sun) 18時頃
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[視線は一度、毀れた言葉を追って蝶に。 瞳を伏せる。 愁い混じる冬の色]
……
[独白は音にならない。 誰に届かなくてもいい]
(+34) 2010/08/08(Sun) 18時頃
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[狭間のこえが増えてゆく。 うたう声、殺し喰らう さだめがうたを。]
人と獣は相容れぬ……。
交わらぬのなら、なぜ。 獣は人と交わり、子をなすのです。
それとも、月瀬殿も獣なのですか……? 夜光を、………を喰ろうた、獣。
[呟く声は、主が耳に届いたか。 憎みたいなら、獣を憎め、と獣がうたう。 その傍らで――花と胡蝶の戯る、鈴の音]
(@2) 2010/08/08(Sun) 18時半頃
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[手に痛みがある。 色硝子が光を落とす美しい床に、赤がまた散った。 イアンが手を離せば、残るのは重み。 己が手を離せば、床に酷い音ともに金属が落ちる。 殺されるを望むものなどあるはずがなく、 けれどそれは己が今まで食らった者も同じこと。
その色、という言葉が何の色を指すのかは分からなくて]
…そうか。
[ただ小さく笑った。己の目の色のことだなんておもわないまま、 喉に絡む手に抗うことはない。 ふと、思い出したように思い出した]
……お前、一つだけ頼まれてくれないか。
(70) 2010/08/08(Sun) 18時半頃
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[彼岸にあるべき現世の椿が問い 総ては獣の血が知る事 冬の蕾も人食いの花も、交わりには口を閉ざして首を振る]
夜光を喰ろうたのは、髪を結い上げた男 私はそれ以上を言わぬ
セシルは、友達 ボクはそれ以上を知らない。
(+35) 2010/08/08(Sun) 18時半頃
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― 納屋 ―
[何かが起こっている。 いやな空気だけ……。
書状にあるイアンの名前。]
いや、イアンが獣であることは絶対にない。 奴は何よりも獣を嫌っている。
(71) 2010/08/08(Sun) 18時半頃
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[包帯越し熱い。皮膚越しのごつごつとした骨 青年は自分の首にある痕を移すように 祓われなかった手は、緩く、力をこめて 感覚が強くなるたび眉が寄る]
……そうだ。
[目の前で首を絞められ笑む相手の瞳を見る その色のことだと知れぬまま。 けれど手が止まる……頼みごとの言葉に]
……なんだ。言ってみろ。
[頼みごとを本郷が口にするまで 喉を潰さぬよう、片手は喉を過ぎ 拒まれなければ、 いつぞは触れなかったその髪へと]
(72) 2010/08/08(Sun) 18時半頃
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[獣ではない。なら人なのだろうか?]
[獣たれ、獣たれ、獣たれ。獣より、獣たれ]
[そうやって、己の人間性を殺し 舞い続けた青年は果たして人なのか?]
(=0) 2010/08/08(Sun) 18時半頃
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>>@2
[明の言葉にかぶりを振る。]
なぜ人と交わるのか。詳しい理由はわからぬ。 ただ、人は、交わりたがるものだろう。
人の血が入っているのならば、 それは、もう、致し方ないことかもしれない。
セシルは獣ではないだろう。 これは推測だがな。
[夜光の名が出るとしばし、沈黙する。]
交わりたい、人の部分と 食らう、獣の部分。
彼らは不安定だ。
(73) 2010/08/08(Sun) 18時半頃
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――そんな、 ……―己は、何も…
[謂いかけて少し、眼を伏せた。 ――おぼろさま、と小さく呟く。 そうっと、背をなぜる。
ロビンの声が聞こえ、 ひとと獣の声が聞こえ 眉根を少し、寄せた]
…かな、しい ―――か
[奇妙に、胸に落ちてくるような言葉。 目元に触れる唇に、そっと眼を閉じた。]
(+36) 2010/08/08(Sun) 18時半頃
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[返るとは、思わぬ狭間からの問いが答え―― 黄泉花は、そのふたつ心にひとつ、瞬いたのだけれど。
命無き者は、生者が定めに関われぬ。
それはこの身が、強く こちらに繋がれてあろうとも、同じだと。
思い知ったは、白鞘巻のあらずを見て―― 納屋の片隅幻と散った一片は、黄泉銀花の紅の花。
主の言葉が重なる]
(@3) 2010/08/08(Sun) 18時半頃
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[包帯越しに感じる血の匂いに、頭がくらくらする。 結局、ここに来てから人を喰らうことはなかったのだと思い出せば それもまた唇に笑みを作る要素になった]
もし、お前がこの邸を出たら
[ゆっくりとかかる力に目を閉じながら続ける]
貰ってくれないか。私の邸を。 ……私の子は、育たなかったから。
[枯れゆく花の名残と願った種は 生まれたその日に死んでいった。 それ以来どちらとも上手く保てなかった体]
舞殿が朽ちていくのだけは、哀しい。
[誰も舞わなくなってしまった蓮の舞殿(うてな)を あのままなくしてしまうことだけは、辛いと思った。 目の前の花になら託せると、そう、思う]
(74) 2010/08/08(Sun) 19時頃
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[ゆらぐ椿は小さく返す]
――獣も、人を求めると?
けれど、喰らう。
[す――と、主が袖を掴む。 透きとおる命無き腕]
月瀬殿の“子”……どうなさるのです。
[憎むのならば、人が憎むべきは獣だと。 獣が憎むべきは人だ、と。聴こえたうたを 思う]
(@4) 2010/08/08(Sun) 19時頃
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[心に不安が過ぎる。
ただ、殺せばよいと彼は習ったのか?
一人でなく二人な理由。 それは、片方が狼に落ちてしまった場合、 その処置もできるか?]
(=1) 2010/08/08(Sun) 19時頃
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[イアンは獣を嫌っている、 とその言葉にふと過ぎる]
獣をきらう…… それが、本来、あるべき姿……
[狭間を過ぎったこえ、 うつろに呟き、反芻する]
今も、其処に――…?
[交わらぬ姿があると、言うのだろうか]
(@5) 2010/08/08(Sun) 19時頃
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[本郷の家が、一介の花が遺言といえど その邸宅を一つ、得れるのか… 現実的に可能なのか ……そもそも、生きてここを出れるのか]
……そうか……わかった。 そこで舞い、 そこで、子の替わりに……蓮を育てよう。
[短い髪を撫でながら頷く。 閉じる瞳、もう少し見ていたかったけれど。 笑みが消えぬなら、いいと思った。 だから、そのまま、細い首に絡む力、加速させて]
それでいいか……嘘吐きの本郷……碧
[二回目の、かなわなかった約束に、そう囁いた]
(75) 2010/08/08(Sun) 19時頃
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[ともかく、様子を見に行かねばならない。]
(=2) 2010/08/08(Sun) 19時頃
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[殺すものの取捨選択][殺す理由、理念] [そう言ったものは、舞い手の本懐の外]
[望まぬ舞も、 ただ、ただ請われれば舞った舞い手の外。]
[そうして、対が獣に堕ちればまた舞い殺す。] [それで己が獣に堕ちて、終われるなら、それも道]
(=3) 2010/08/08(Sun) 19時頃
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[聞こえた言葉に、肩の力が抜けた。 もうこれで、本当に花主を辞めることができる。 そう思うと、それは安堵に変わった。 己の言葉がなくとも、紋の入った短剣の揃えがあれば 其れなりの効力はきっと発揮できるだろう]
頼む。 十分だ…これで、きっといつでもお前の舞姿を空から見られる。
[髪を撫でる手がくすぐったかった。 けれど、それも喉にかかる圧力にすぐにそんなものは 解らなくなってしまった]
……これで、心、置きなく…あれのもとに、ゆける。
[浅い息の中呟く。 喉が濁った音を立てているのが解る]
(76) 2010/08/08(Sun) 19時頃
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/* そう言えばまたうにさんのイアンに殺されるんだなあって思うとちょっと感慨深かった。
(-20) 2010/08/08(Sun) 19時半頃
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>>@4
セシルの子…というより、セシルの身柄はセンターが管理することになるだろう。 まずは無事に生まれるかどうか。 生まれても、まともであるとは限らない。
そして、人の子の形で生まれたならば、 それは、ある程度までは育てられる。
のち、人狼発症しないような処置が取られ、検査をパスすれば、以後、生活は一般人と同じだ。
[そこまで言って黙る、処置は何かとは言わず。]
(77) 2010/08/08(Sun) 19時半頃
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…………うん…
[鈍い音が、手の内で鳴る。もう、後には引けない音。 包帯を取った以上、最期まで見届けようと 開いている視界が滲んで 返す返事は子供じみた頷き一つ。]
――――………………………
[耳に届く呟き、羨ましいと思った。 ただ、ただ、羨ましいと思いながら 本郷の頭を抱えながら 首を絞める手に渾身の力をこめた]
(78) 2010/08/08(Sun) 19時半頃
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>>@5
ん?何かが聴こえてるのか?
[その時、報告がまた入る。 イアンが、殲滅≠ノ動いていると、 無差別の……。]
――……何。 殲滅許可は出していない。
ぐ……。
[もう、駄目かもしれない。 報告義務も無視し、守秘義務も違反した。 殲滅部隊だからといって、勝手にそれを始めていいわけではない。 なんのために二人いるのかと…。]
(79) 2010/08/08(Sun) 19時半頃
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