156 カイレミネ島の雪
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仕方ないな、メンツを立ててあげるかあ。 じゃあまた今度お弁当作ってあげるね。
[>>87 降りる方が危険と聞いて、 急ぎつつも慎重に山を下る。 急になっているところではブローリンが支えてくれて、 転ぶこともなく町に戻れた]
(92) 2013/12/21(Sat) 15時頃
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― 診療所 ―
[>>3:32 薬を精製するためにミナカタの診療所を使わせてもらうことにする]
ミナカタさん帰ってるかな。
[そんな話をしつつ、診療所に辿り着いた。 レシピによると薬の作成は難しくないとのことだが、 やはり大人に任せた方がいいだろう。 >>89 ヒューの大声に倣い『 ミナカタさんこんにちはー 』と声を張り上げる]
お薬のことはお任せして、 わたし、トレイルさんの所に行くね。
[レシピによると薬の作成はそう難しいものではないらしいが、 やはり大人に任せた方がいいだろうと判断する。 それに、トレイルの状況が気になっていた」
(93) 2013/12/21(Sat) 15時半頃
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(あ、それからジリヤさんの顔も見に行かなくっちゃ)
じゃあね。 ヒューさんは指先、ちゃんと手当てしもらうといいよ。
[告げた時に現れた恰幅のいい魚屋のワンダ。 慌てた様子に急ごうとした足を止めた**]
(94) 2013/12/21(Sat) 15時半頃
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>レシピによると薬の作成はそう難しいものではないらしいが、 やはり大人に任せた方がいいだろうと判断する。
何故2回……。 よっぽど作りたくなかったの?
(-45) 2013/12/21(Sat) 15時半頃
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霜焼け、凍傷? そのあたりは無問題だ。 ただ花が完全に埋まってない事を祈る……。
[いくら大丈夫とは言っても、雪の中に咲く花を探すのは骨が折れる。その時がくるまで、両手をポケットに突っ込んで温めておいた。 先へと進むと、花が咲く崖の下まで辿り着く。見上げれば、なんとか登れそうである。日頃鍛えていてよかったと心底思う。]
ちょっくら登って取りに行こうか。 それほど険しくないとはいえ、足踏み外したら危ないから気をつけてくれよ。 いざとなったら俺が抱えていけるけど。
[先に駆けて行ったモニカを追って、上まで登って行く。 花が咲いているという頂上は真っ白い雪に覆われていた。]
この雪の中にあるの……はぁ。 さて、凍えちまう前に探し出しますか。
[袖が濡れないようにと腕まくりして、雪をかき分ける。]
(95) 2013/12/21(Sat) 17時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/21(Sat) 18時頃
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─診療所─
[>>93トレイルの処に行く、というモニカに、診療所を見回しながら]
ああ、多分先生はまだトレイルのとこに居るんじゃねーかな 終わったら追いつくって言ってたけど、 帰路でもすれ違わなかったし もし会ったら、診療所借りて薬精製してるって、伝えて
…トレイルのことよろしくな 俺の指先は抽出してる間にぬるま湯に浸してれば治るだろ かじかんでるだけだ、でも心配してくれてありがとな
[ワンダが現れたのは、そういう会話のあとくらい*]
(96) 2013/12/21(Sat) 18時頃
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[雪雫草を探し出してから数分後、ほとんど埋もれるようにして花弁が覗いているのを見つけると慎重に掘り起こす。]
お、これか? なんかそれっぽい感じのを見つけた。
[実物を見た事はなかったが、見つけた花はその名前にふさわしい色合いであった。これがそうなのかどうか判別つかなかったが、とりあえず引き抜いておく。]
それっぽいよなぁ、これ。 よし、もう少し採っていくか。
[張り切るモニカに負けじと雪をかいていく>>72]
(97) 2013/12/21(Sat) 18時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/21(Sat) 18時半頃
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……俺も手ぶらだった。
[少し離れたところで探していたヒューの声に>>74、かき分けていた手を止める。引き抜いたあとのことまで考えていなかった。手で持って帰れば萎れてしまうだろうか。 と、頭を抱えていたところに、モニカの声が聞こえて>>79]
お、助かるぜモニカ。 そっかレシピだと花はそうなるんだな。 綺麗なだけにちょいと残念だけど、仕方ない。
[花に付いた雪を払って、モニカのリュックに詰めさせてもらう。詰めては摘んでを、リュックがいっぱいになるまで繰り返す。**]
(98) 2013/12/21(Sat) 18時半頃
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いられる…しかし超眠い…
人が集まるまでちょっとだけ仮眠。 大丈夫だよ、更新までには起きるよ(フラグ)
(-46) 2013/12/21(Sat) 18時半頃
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[ワンダの言葉に対するモニカとブローリンの反応は、どうだったか。モニカが不安がるようなら、頭ではなく、リュックをおろした背中をぽむぽむと叩くのだけど。 町中の方へと視線を向ければ、降る雪に、飛び交う報告に、不安が色を現して地上さえ曇天に包まれているようで。 一度、目を瞑る。開く。息を、吐いて]
ワンダさん、先生は多分まだトレイルの家に居るんじゃないかな トレイルこの寒さで凍えそうになって、体調崩したらしくて うん、そう。モニカ、行くなら一緒に連れてってやって
…俺は、俺に出来ることを。するよ 薬については任されるから行っておいで、 摘むの手伝ってくれて、あんがとな
[モニカのリュックから雪雫草を取り出しながら言葉を掛けて。駆け出すようなら、その背を見送る]
(99) 2013/12/21(Sat) 19時半頃
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(…ジリヤ)
[心の中で、呼ぶ。駆け出したい気持ちを抑えつけて、レシピを開く。 1.花弁を海水に溶かす 2.溶けたら精留して抽出する 書いてある抽出方法は、これだけ。なるほど、簡単で誰にでも出来るだろう。ただ細々書かれた条件が面倒そうだ。精留方法は蒸留。薬に必要な成分は25℃前後で蒸発する。 なるほど冬の島となった今なら、花を温めた室内に置いておくだけで成分は飛んで行ってしまうようだ]
えーと、これ放っておいていいぽいけど、すげー時間かかりそうだな たしかに一人分を集めきるのに一日くらいかかっちまうわ
せんせー温度計と塩とビーカーとレトルトとフラスコ借りまーす
[一応断っておいた。海水と書かれてはいるが海は凍っているし、食塩水でいいだろう。 成分のことを考え、かじかんで冷たいままの指先で花弁を毟ってビーカーに入れる。>>79モニカの言っていた通り、確かにくしゃくしゃでも問題ねーな、と思いながら冷水を流し込み、温度に気を付けながら、溶けるのを待つ。 使いきれない花は部屋の外に、寒い場所に出しておいた方がよさそうだ]
(100) 2013/12/21(Sat) 20時半頃
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― 回想 ―
[最初にここを訪れたのは、島での生活を初めて数年経った頃か。 診療に出かけたじーさんの帰りを待って一人遊んでいたら、通りかかったまだ若い夫婦に、夕飯に誘われて。 その女性の腕には、まだ歩くことができない赤ん坊が抱かれていた。
じーさんが迎えに来てくれるまでの間。 夫婦と赤ん坊と、囲んだ食卓。夫婦の途切れない笑顔。温かい食事。赤ん坊のぐずる声。
ああ、両親とは。家族と言うのはこういうものなのだなと。 じーさんと二人の生活に、不満があったわけじゃない。 けれども。ずっと何か足りないような、ぽっかりと空いた穴を自覚したのはたぶんその時。
目の前にいるはずの三人が、ガラス一枚隔てた向こう側の景色のように見え。ただひたすら、羨ましさを含んだ目で眺めていた。
――帰り際に、赤ん坊に服を引っ張られて振り返る。 微笑む女性に、またきてね、と言われ。頷いた。
この家で夕飯を食べたのは、その一度きりのこと。]
(101) 2013/12/21(Sat) 21時頃
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― トレイルの家 ―
パンは無理でも、スープくらいは食っとけよ。
……それと。 こんなモンこんなとこ置いとくんじゃねぇよ。
[トレイルの食事が進まなそうなら、一応せっついて。 テーブルに乗ったままだった抜身のナイフを取り上げた。 数年前のあの時、答えられなかった問いかけが不意に思い出される。>>2:116 このナイフはあの言葉を、実行しようとした痕跡かは、わからない。けれど少なくとも、こんなところに置いておくものじゃないと思いつつ。 そのうち倒れたかもしれない、痩せた身体。マユミへの歯切れの悪い反応。 それらが意味することに、目を瞑るわけにはいかなかった。]
(102) 2013/12/21(Sat) 21時頃
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(…冬将軍、お前はどうしてさみしいんだ) (どうして人々を冬に閉じ込めて眠りに誘うんだ)
[花を窓の外に出しながら、雪景色を眺める。白く、灰色で、冷たい。普段この島を彩る空の青、海の碧、萌える木々の蒼、極彩色の花々や鳥、賑やかでカラフルなすべてが、どこにも無い。 確かに、こんな世界に閉じ込められていたら、さみしさは拭えないだろう]
(なあ、誰かは誰かに必ず愛されてるもんなんだよ) (それを貰って、返して、そうして繋いでゆくのが人生だろ)
[マドカにマユミがいるように。 ヨーランダに島を出た幼馴染がいるように。 トレイルにミナカタがいるように。 モニカに師匠がいるように。 ブローリンにシーがいるように。 ジリヤに返したい人々がいるように。 自分の心にジリヤが住んでいるように]
(お前にだって、そう想ってくれる人が居ない訳じゃないだろ)
[ジリヤは助けてあげたいと言った。皆が幸せになる方法はないのかと。そう考えながら窓を閉めて、ふと、思い当る。ジリヤが冬将軍に眠らされたとするならば、もしかしてそのせいではないだろうか?]
(103) 2013/12/21(Sat) 21時頃
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[玄関の呼び鈴が鳴り、マユミが出ていく。>>90 駆けていく背中を見送りながら、>>88問いかけには首を振った。]
ヨーランダ以外は、聞いてねぇよ。 それに今、冬将軍を眠らせる薬を作る支度してる。
……気になるか?
[島民の一人として、一応耳に入れておいた方がいいだろうと。 雪山に薬の材料を摘みに行ったヒュー達のこと等を話していると、玄関から小さな叫び声が聞こえてきた。]
(104) 2013/12/21(Sat) 21時頃
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[深層心理が少女のかたちで不機嫌そうにさざめく] [忌々しい。孤独を知らないお前に何が分かるのよ偉そうに] [さみしさがどれだけ心を砕くのか、壊すのか、狂わせるのか] [それを知らないから能天気にそんなことが言えるのよ]
(105) 2013/12/21(Sat) 21時頃
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[いいわ、お前は贄としてあたしの眠りに死んでしまえよ*]
(106) 2013/12/21(Sat) 21時頃
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/* そんなことを言いながら、愛で満たされてるヒューを多分羨ましいと思ってる、ウチの子。だから命を摂る
まあヒューは眠りの中で冬将軍を愛するだろうなあ、そういう奴だ マドカに眠らされても構わないとか言ってたしな、愛されていると知っているから、人の役に立ちたい、愛された分を返したい、その為ならわりと自分の身体がどうなろうとあまり気にならない
(-47) 2013/12/21(Sat) 21時頃
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−トレイルの家− [蒼白になりながらも、クリストファーを見送り、ふらふらと部屋に戻る。]
先生。ちょっといい?
[小声でミナカタに声をかけ、廊下に連れ出そうとする。]
…ジリヤが、眠ってしまったそうなの。 ゆすっても、声をかけても、全然起きないって。もしかして冬将軍かもしれないって。
[なれない冬の訪れで難儀しているだろうと。弱っている体を押して、皆に衣類を作ってくれた。 そんな優しい彼女が、今。永い眠りに付かされようとしている]
私…そんなの、許せないわ。
[このまま彼女が目覚めないなんてこと、あっていいはずがない。]
(107) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
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[クリストファーはさらに教えてくれた。 山に行ったメンバーが帰ってきたらしいと。きっと間もなく、薬が作られる。そしてこれから誰かが、抱擁とは別の形で、強制的な眠りを迎える。]
…だから。私、行かなくちゃ。
[告げられた言葉が何を意味しているのか、彼女と彼女の見つけた本の話を知っているミナカタには伝わるだろう。
トレイルのことは心配だ。できることなら、ずっと彼の側についていたい。 自分が離れている間に、彼がまた無茶をしたらどうしよう。不安の種は尽きない。
しかし冬将軍をこのままにしておくことはできない。
できるときに、できることをやる。 大切な人達の命を、守るためにも。]
(108) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
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[『貴方には私がいるし、私にはあなたがいる』]
(うん。そうだね、そして皆を眠らせて寂しさからバイバイするの)
[寂しさ、孤独、隠せない傷。 人がそれを抱え込める量には限度があった。それらは人を狂わせるに相応しいものだ。
皆と違っていてはいけない。
だから不安がって心配して、そして普通の少女を演じるのだ]
W私W、1人は嫌なの。 でも、誰かと一緒だけじゃいけないのよ。皆ほしいの、たぁくさん。
[ふふっと花が綻ぶような笑みが浮かぶ。]
そうすれば、寂しくないでしょ? だからね、だからね、ちょっとだけ借りちゃうね!
[大丈夫、ちゃんと返してあげる。――いつか、ね]
(109) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
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[ミナカタはどうするのだろう?と一瞬思う。 彼がトレイルについていてくれるのなら安心だが、立場を考えると無理を言うわけにもいかないだろう。 雪雫草の薬、雪解香。彼の力を借りなければいけないことは、きっと山ほどある。]
トレイル。私はちょっと出かけてくるわ。ご飯食べたら、温かくして、寝てなさいね。
[私、ちゃんといつも通り言えてたしら? 彼をこれ以上動揺させたくはないと平静を装うが、上手くできたかどうかはわからない。]
あとでまた、ご飯。作りに来るからね。
[私が起きていれば、とは言えなかった。]
『マユミが嘘ついたって疑われたりしねーかな』
[ふいにヒューの言葉が蘇る。>>2:74 あえて考えないようにしていたけれど。 自分が言っていることが真実だと証明できない限り。
今から眠るのが自分ではないと、断言できる根拠はどこにもないのだ。]
(110) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
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…どうした?
[小さな叫びは、トレイルにも聞こえただろうか。 >>107ふらふらと戻ってきたマユミの顔色から、良くないことがあっただろうことは一目瞭然で。 取り上げたままのナイフを畳んでポケットに突っ込み。声を掛けられるまま廊下に出た。そして話を聞き、顔が強張るのを感じた。]
……ジリヤが? それ、体崩して眠ってるだけじゃねぇんだな?
[昨夜、海辺でにっこりと笑う顔を思い出す。>>1:91 いつまでも元気でいると言っていた。 今日も店にいないで出歩いていたらしいが、会えたヒューの口調からすると。今日もきっと意識ははっきりしていた、はずだ。]
クソ……大丈夫なんかじゃねぇだろうが。
[ヒューのせいではない。わかっている。 やるせなさと行き場のない焦燥感に、がしがしと頭をかいた。]
(111) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/21(Sat) 22時頃
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[>>108行かなくちゃ、というマユミに小さく頷き。]
……俺も、急がねぇとな。 ひとっ走りして、ジリヤの様子診てくる。 ヒュー達なら、たぶん診療所に居るだろ。 薬作る場所が必要なら、使っていいっつっといたから。
[>>110カフェを出る時に残した言葉を思い出しつつ。]
おい、俺も出かけてくる。 戻ってきて食ってなかったら、じーさん直伝の苦い薬湯飲ませっからな。
[部屋のトレイルにそう声を掛け、マユミの頭を軽くもう一度撫でて。]
トレイルのこと心配だが…また後で診に来る。 あと、これ着とけ。んな薄着じゃ、今度はお前が風邪ひくだろ。
[ワンダとモニカがこちらに向かっているとは知らず。>>99 トレイルにセーターを貸したままのマユミにジャケットを渡すと、一足先にジリヤの家を目指して外に出た。]
(112) 2013/12/21(Sat) 22時頃
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はいはい、分かりましたよー
[せっつかれ上体を起こせば]
あっ……
あはは、男の独り暮らしって色々だらしなくなります、よね……先生なら分かるでしょう?
[先生が取り上げたそれ>>102にはっとし伸ばした手は途中で止める、そうしても返してなどくれないだろうし自白するようなものだ この家に自分以外が踏み込むことなどもう二度と無いと思っていたから油断してしまっていた…苦しい言い訳を口にしながらうつむく マユミが出ていった>>90後問い掛けは否定された>>104気になるか?と言われれば顔を上げずに頷いて が、聞きながらも二人は今日のことで自分に何を思ったか、薬の話に冬将軍が自分を眠らせる前にそれを飲んでしまったら…そんなことばかり考えていた]
(113) 2013/12/21(Sat) 22時頃
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「夕ご飯作りに来るわ」 (薬を飲んで眠ったら、来れないかもしれないけれど…)
「薬ができるのは明日ですよ?」
こ れ は 恥 ず か し い … ! !
(-48) 2013/12/21(Sat) 22時頃
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ほ、ほらマユミは精製法知らんから・・(脂汗
(-49) 2013/12/21(Sat) 22時頃
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マミ……
[聞こえた叫びに顔を上げる、戻ってきたマユミは先生を連れて廊下に出ていった 自分に聞かせたくないこと、やはり冬将軍だろうか……身体を何とか起こして扉の前に立つ]
……
[聞いてしまった、二人の会話 店で自分なんかを心配してくれたジリヤの顔が浮かんで、消えた。 どうして俺じゃないんだ、何故ジリヤが眠らなければならなかったんだ、どうしてマユミが行かなければならないんだ……目眩がして、壁に手をつきながら寝台へ戻る]
(114) 2013/12/21(Sat) 22時頃
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[不意に頭を撫でられる。 いつもなら子ども扱いしないで!とはねのけるそれを黙って受け入れる。 今は人の温かさが、恋しかった。
セーターを差し出されて、初めて外の状況を思い出す。
(…あ)
[咄嗟にお礼を言おうか躊躇っていうるちに、ミナカタは走り去って行った。>>112]]
(まあ、返すときにでも言えばいいわよね…?)
[無理やり自分を納得させ、外に出る。 最初に目指すのはマドカの家だ。 彼女の様子を見たいのと、そこに例の本を置いてきてしまっているから。]
(うう…)
温かい室内と外との寒暖の差に身を縮めながら、外への一歩を踏み出した。]
(115) 2013/12/21(Sat) 22時頃
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うんうん分かってるよ、これでも君よりお兄さんなんだからねー?
[あくまでマユミがいつものように振る舞うなら>>110何も聞くことは出来ない。俺は上手く笑えただろうか]
……はーいしっかり食べておきますー
[その後では本当に訪れるのか、そんな不安が胸をよぎって 一緒に行くらしい先生>>112に独りにしないでほしいと、あの日のように服の裾を握りたくなった。 心の奥に本音を押し込めるのはもう慣れたこと、からりと笑って手を振った]
(116) 2013/12/21(Sat) 22時半頃
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