1 とある結社の手記:6
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/02/21(Sun) 22時頃
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[未だ右に進路を傾ける車椅子は、親友の前で止まる。]
……マーゴ?
[名を呼んで、親友を見下ろす。 間近では、彼女の瞳は見えない。 見えるのは、丁寧に解かされたウェーブがかかった黒髪。]
(92) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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此の世に未練……。もしそうなら、なんだか、
[「可哀想」と言いかけて、言葉を止める。 魂に手を伸ばそうとしても、 少年には其れが何処にいるのか分からない]
……あ。もしかしたら、キャサリンさんを 守ってくれているのかもしれません。きっと、そうです!
[ふと思いつき無邪気に笑う。その方が素敵に違いないと]
内緒、ですね。
[指を絡め終えれば、相手の真似をするように片目を瞑った。 マーゴの元へ向かう姿を、静かに見送る。 マーゴのことは心配だったが、 仲の良い彼女が見てあげたほうが安心できるだろうと]
(93) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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―― ピッパの部屋 ――
う……覚えてるよ。 あん時が、一番こっぴどく怒られた時だったからな。
なんつーか、その……悪かったよ。
[ ピッパは笑うが、自分は思い出したばつの悪さに、頭を掻いて床に視線を落とす。]
え? いや、確かにあの後もからかったり何だりしてたよ。 カブトムシ虫とか捕まえて見せに行ったり。あいつ、虫は嫌いとか言うけど、これはかっこいいだろうって。 あ、でも、好きとかそんなんじゃなくてだな、なんつーか、つい……
……でもよ、何で今そんな話を? 俺はてっきり、人狼についての事でも聞きたいんじゃねえかと思ったんだけどよ。
[ ドナルドの疑問にも構わず、ピッパは話を続ける。 僅かに、拗ねた様に唇を尖らせながら話を聞いていたが、全てを聞けば、手を組んで視線を落とし、大きく息を吐く。 どのくらいそうしていただろうか。]
(94) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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……俺だって、謝りてえよ。 だけど、どうやって謝りゃいいんだよ。
自分でしといて、許してくれっていうのも卑怯じゃねえか。
[ 顔を上げて、途方に暮れたようにそう言った。 詫びたいと思う気持ち。だが、それを自分に許せない気持ち。そして、好意、だろうか。 それらが混ざって、どうしたらいいのか分からない。 抱えてきたそんな思いを、姉のようなピッパに初めて打ち明けていた。]
(95) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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─集会場広間─
[広間に戻れば、幾人もの顔がある。
黙り込む者、ひそひそと会話を交わす者、 この場にいない者も幾人か。 不安げな空気のみが、共通して辺りを支配している。]
───…。
[その中に、妹を囲んだ小集団が目に留まる。 サイラスやヤニクを含んだ、小さな固まりだ。
コルクボードに近く固まった、そちらへと足を向けた。]
(96) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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本屋 ベネットは、病人 キャサリンがマーゴの元に歩み寄る様子にも、つと視線を流す。
2010/02/21(Sun) 22時頃
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/* しかし、ドナルドさんは、えm
ごほごほ。僕は何も言ってません。
(-16) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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/* ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
無理。 無理すぎるwwwwwwwwwwwwwwww
(-17) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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−回想:広間−
[ヤニクのサイラスへの問い掛けに少し期待を見せるも]
1日1本だけなんだ…。
[少しがっかりした様子を見せて、ヤニクのタヌキ云々の話には]
だから!私、タヌキじゃないってば…。
[頬を膨らませる。 ピッパとヤニクのやり取りを見ながらくすりと笑っていればラルフが近づいてくるのに気づいて]
うん。 サイラスさんが人間だって。 ウェーズリーさんがなんて言うかはわからないし。誰を調べるのかもわからないけどね。 でも、私は私が人間だって一番良く知ってる。
[こちらをじっと見るラルフににこり微笑んだ。]
(97) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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そう言うことだ。 その偽物が俺達に協力するつもりなのか。それが解れば上々だ。 だが…見分けが付かないなら。殺してみるしかないだろうな。
そう言う意味では… 今のサイラスを敢えて生かす理由は無い。
[前言を翻すような事を言う。 他人の運命を手の上で転がすようで、転がされている現実を感じていた。]
(*25) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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[少年の言葉が止まれば、少しだけ不思議そうにみつめただろう。]
私を守ってくれてる…?
もしもそうなら嬉しいんだけどね。 じゃぁ、カルヴィンのことも守ってもらわないと。
……よろしくね。
[少年にはみえないだろう魂に微笑む。 答えが返ってくるわけないのだが。 そして、親友の元へ。]
(98) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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[蹲るマーゴの姿が見えて、ほんの少し足が止まる。>>86 ずっと不安げに、心細げにしていた娘。
気に掛かったが、キャサリンが歩み寄る様子に黙って息を漏らした。]
サイラス。 …メアリー、調べてくれたのか。
[今となっては、どこか空しい保証。 それでも、ひとつの材料だ。
コルクボードに目をやってメモを読み取り、苦笑いするサイラスや 妹へと目を向けた。]
(99) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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あ、人狼に関する話は、皆の前でした方がいいよ。気になるけどさ。 探し方のヒントになるかもしれないし。
[一瞬、真面目な顔を作り。]
うん、他にもよく、泣かせてたよねー。チリも積もれば…って奴だね。
…なんで、私には素直に謝れるのに、あの子にはうまく言えないんだか。
[苦笑。途方に暮れた顔が、幼い子どものように頼りなさげに見えて。 立ち上がって、わしゃわしゃとドナルドの頭を撫でてやる。]
自分でしといて、まったく謝りもしない方が怒られるよ? あれだけ苛めておいて、悪いとも思ってないのか、って。 女の子は繊細なんだから。
(100) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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−現在:広間−
[ふと広間の入り口に目をやれば、顔色の悪い兄が入ってくるのが見える。 こちらに近づいてくるのを見て心配そうに駆け寄り]
兄さん…大丈夫…?
[首を傾げ、兄の頬に手を伸ばす。 兄がどこに行っていたのかは先程の態度から知れて。 それ以上深く聞くこともなくそっと袖口を掴む。]
うん。 サイラスさんに調べてもらった。
[兄の顔を見上げそう伝えた。 兄がこれで少しは安心してくれるだろうかと思いながら。]
(101) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/21(Sun) 22時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/21(Sun) 22時頃
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[どれくらいそうしていたであろう。 キャサリンに声をかけられ、ゆっくりと顔を上げる。>>92]
キャサリン…。 私…どうしたら…。
[深緑の瞳は不安で揺れ、親友に縋るように手を差し出した。]
(102) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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―広間・コルクボードの前―
[キャサリンとの会話のおかげで、 随分と心が落ち着いてきた気がする。 漸くコルクボードの前までやってくると、 改めて張られたメモを見上げるのだった]
…メアリーは、人間。
[その結果に、納得するようにうんうんと頷く。
そしてもう一つ、思い出すこと。 一日に一人、処刑すると宣言した結社員の話]
……………。
[この中の、誰かが。 ぞくりと背筋に寒気が走り、息を呑む]
(103) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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/* ドナルド可愛いな。(笑)
(-18) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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─回想:早朝、集会場広間─
[説明を終えれば、村人達から帰るのは予想通りといえば予想通りの反発。 殴りかかってくるものがいないだけ穏便だったかもしれない。 ──尤も、そうされない為の猟銃には両手がかかっていたけれど。]
───。
[猟銃にばかり警戒を見せる青年に、 女は、くすくすと笑う>>6。
こんなものより、 ずっと、ずっと、強力な──サイモンを殺した爪と牙が、 すぐ傍にあるかもしれないのに。]
(@9) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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[にこりと微笑むメアリーを見ると、...も表情を崩して]
……ありがとう。 そうか…そうだよな… メアリーは人間。ああ、ぼ…俺も信じるよ。
ウェーズリーさん… ウェーズリーさんは、誰を調べたのかな。
[普段余り会うことは無いが、時々郵便を持って来てくれたウェーズリーは誰を占ったのか。気になってその姿を探す]
(104) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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[そう言いたげな揶揄を含んだ笑顔を貼りつけたまま、 その奥の、──笑わない瞳を細める。]
この村から人狼を逃がさず、 できる限り早期の対策の為に、 ──この集会場ごと焼き払う。
って
、そぅいぅ結論にならなかっただけ、マシでしょぅ?
[あまりに、含まれる人狼の数が多ければ。 そういうこともありえたかもしれない──と、
ゆっくりとした口調で告げられる"別の手段"は、 むしろ、それの方が、明確な脅しだった。]
(@10) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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ん…、メアリー。 ああ、心配ない。
[僅かに強張った笑みをつくるが、青ざめた顔色は隠しようもない。 駆け寄ってきた妹が伸ばす手に苦笑して、拒むことなく頷いた。>>101]
そ…っか。大丈夫だったか?
[問題ない。 当のサイラスから返答を得てはいたものの、案ずるように妹を見る。 彼の薬の能力はどうあれ、偽りは告げられなかったということだろう。]
(105) 2010/02/21(Sun) 22時頃
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>>20
ひとりづつ、連れ出して、──尋問?
[また別のところからかかる怒声には、 緩やかに首を傾ける。 ピッパに向ける青碧の瞳は、雪の用に冷たい。]
それは、
あたし達──外の人間が、
『あなた達のうち、誰を処刑するか、 一切をこちらの判断で決めてかまわない。』 ってことかしらぁ?
(@11) 2010/02/21(Sun) 22時半頃
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/* ローズ、本当に好きだ。あんたw 全くその通りですね!!!
たまらんな。
(-19) 2010/02/21(Sun) 22時半頃
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サイモンがいれば── そうしてもよかったけれどぅ。
[彼なら。確実に狼か人間かがわかる。 だから──その彼がいる間は、相互に殺しあわせるようなシステムは組まれなかった。
でも。]
(@12) 2010/02/21(Sun) 22時半頃
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でもぅ、 もういない。
──それなら、外の人間の目と判断より、 ずっと一緒に暮らしてたあなたたちの判断の方が、
より──頼りになるでしょぅ?
[サイモンの"力"を、信じるほどではなくても]
(@13) 2010/02/21(Sun) 22時半頃
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あたしは、お互いを"よく知っている"──って、
そういってくださった、 村人さん達の目を、──耳を、
───あなたたちの力を、信用してるのよぅ。
["あなたたちを"ではなく、──その力を。と、 無音の笑みを浮かべたまま、狼の毛皮を首に巻いた女は言う。]
(@14) 2010/02/21(Sun) 22時半頃
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[メモ帳に書付ている者、やはり信用できないと疑問の目を向ける者。 その場にへたりこむ者──誰に対しても、 はっきりとこちらに向けられた言葉でなければ、 女は、一切関知はしない。] >>40
…… ご心配虚しく、こんな事態で情けないわ。
[唯一といってもいい、此方への心配を投げてきた男に、 猟銃から手を離して、首の狼を撫ぜる女は謝罪に似た台詞を返す。]
(@15) 2010/02/21(Sun) 22時半頃
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こうなるんだろう──、ってコトは、
…そぅ。
[ドナルドの左目の眼帯にも視線を流して、 女は一人で、何かを納得したようだった。]
── 結社の目的?
[続く質問には、少しだけ意外、と顔に出して訝る様子を見せ]
(@16) 2010/02/21(Sun) 22時半頃
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/* しかし、人狼やってると気付かないけど、村人同士で殺しあうって相当異常な事態だよなぁ。これ。
(-20) 2010/02/21(Sun) 22時半頃
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─────。
[数秒の思案の間の沈黙。]
… 人狼の"駆除"よ。
人狼を見つけておいて、ここで食い止めなかったら、 ──他所へ、食べにいくかもしれないでしょぅ?
[あくまで、"目的"の説明だけに留めて、 サイモンの部屋へ向かうベネットに視線を流すと、 ドナルドへは、微笑ひとつ残して、──廊下の奥へ消えた。]
(@17) 2010/02/21(Sun) 22時半頃
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[そうして広間から、結社の女が去った後、 早朝に響くのは、重たい錠がかけられる音だけ**。]
(@18) 2010/02/21(Sun) 22時半頃
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