103 善と悪の果実
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代理でも構わねぇンだろ? 親父はもう、隠居の身でねぇ。
[門番に招待状を見せるのは、如何にも遊んでいるような風体の男。 有無を言わせぬ強引さで、ずかずかと屋敷に上がり込んだ。]
(91) 2012/09/23(Sun) 01時頃
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/* ヘクターwwwwwwww 寝ていいよwww
(-42) 2012/09/23(Sun) 01時頃
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/* 絡むとしたら、表に出てるヴェスに行きそうだし。 設定落としてから寝ようかな。
(-43) 2012/09/23(Sun) 01時頃
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[興味の薄い視線には、またらしからぬ愛想笑いを返すのみ。 しかしながら胸中には、しっかりとその面持ちを刻み込む。 眸の色、動き、服装、所作、声、言葉。 全ての情報を出来うる限り、小さな身体に叩き込む。
今の僕は、一種の電波塔だ。
敏感に空気の色を、湿度を、探る。 黒髪の靡く闇が、栄光へと挨拶をする様も 濡れた烏は見逃さない。 対極のようなコントラスト。 招待客かと、記憶に刻んだ。]
(92) 2012/09/23(Sun) 01時半頃
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[煙草をふかしつつテーブルの上のタンブラーに手を伸ばす。 甘ったるく強い酒は渇き気味の喉内に微かに熱い。
貴族のパーティに自分が招かれた理由までは解らない。 それとも、正式に警察署への依頼がなかっただけなのだろうか。
エバ邸当主、グロリアに会わない限り、その真意は不明だ。
少なくとも数年前までの自分であれば、崇高な意志を持って警護にあたるべく任命があれば応じたかも知れないが。]
(93) 2012/09/23(Sun) 01時半頃
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[真面目に実直に生きてきた若い警官が、道を踏み外すのは簡単だった。
ギャンブルと一人の娼婦に溺れ、気が付けば残っていたのは借金と自堕落な生活に染まった自分自身のみ。 男がこの世に唯一人の女と思っていた娼婦は、男の身代が危ういと気付くと姿を消していた。
このまま行けば借金取りに足元を見られたまま、彼等を牛耳るごろつき共の犬にならざるをも得なくなるだろう。
――“善と悪の果実”か。
煙草をふかす男の目が、薄闇が迫り始めた夕刻の中庭を遠く見つめ細められた。**]
(94) 2012/09/23(Sun) 01時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/09/23(Sun) 01時半頃
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/* 安定の長嶋! やりつつおやすみー
(-44) 2012/09/23(Sun) 01時半頃
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確か、ブロワか……
[呟くと、それきり興味が失せたように庭から顔を背けた。 ――改めて妙な面子であるな、 と夕闇伯は眼を眇めた。
場に相応しいとはとても思えぬ者が居る。 警護でもなさそうな警官もだが、]
―――……
[あの、妙に落ち着いたたたずまいの、こどももだ>>92]
(95) 2012/09/23(Sun) 01時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2012/09/23(Sun) 02時頃
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[元歌姫からは名前を聞けただろうか。 耳にしたなら名前の後に「嬢」をつけ、再度背を折る。]
僕は屋敷の中へ行きますが、貴女は? 夜が更ければ風も冷えましょう、身体を冷やしてしまわぬようお気をつけて。
[手を差し出さないのは、彼女を独り占めするわけにはいかないから。 別れの辞の後、小さな身体を翻すと向かうのは屋敷の中。 さて、烏が見つけるのは窓辺に佇む夕闇か。]
(96) 2012/09/23(Sun) 02時半頃
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―邸内・窓辺―
失礼。
[汚い洋装の、妙な落ち着きをもつ子供は彼の傍へと移る。 一礼は忘れず、闇へと近付いた。]
アントーニオと申します。 この度は幸運と栄光の元にお会い出来、至極恐悦に存じます。
[挨拶の間、使用人はこちらに話し掛けて来ない。 いや、寧ろ会話を終えても話し掛けてくることは少ないだろう。 薄汚い子供の僕は、招待客と思われはしないだろうから。 大人びた笑みを湛え、話し掛けた夕闇は如何なる音を返してくるか…**]
(97) 2012/09/23(Sun) 02時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2012/09/23(Sun) 02時半頃
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[会釈を受け>>43笑みを保ったまま観察する。 あの男も招待客だろうか。穏やかな表情をしている。 とっさに連想したのは、仮面を使った黙劇。 まるで祝祭の出し物で、唯一腹の立つことと言えば その登場人物には、勿論自分も含まれているということだ]
どうも。 顔色があまり良くないように見えるよ。 水でも飲むか?
[小さく挨拶を零して、背中を擦られる彼に返した。 シャンパンを彼が頼んでいるのを見て、 ああやって注文すればいいのか、などと心中密かにメモして]
(98) 2012/09/23(Sun) 03時頃
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ええと、ごきげんよう。 ってこんな言葉使い慣れないけど、合ってる?
[続く挨拶>>57に、幾分か慌てた様子で言葉を返す。 にこりと微笑む相手の目線は、自分とそう変わらない。 華奢だが、女性にしては背が高めで 一寸、自分には性別の判別がつかなかった。 曖昧な表情が、自らの微かな困惑を物語っている]
ああ、良い夜になるといいね。お互いに。
[どちらの敬称をつければいいのか判らない。 人生でそう何回もあることじゃない貴重な経験だが おそらくそのまま口に出せば、失礼に当たる 普通人ならそう考えると思考を巡らせ、緩やかに微笑した]
(99) 2012/09/23(Sun) 03時頃
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………?
[しかし何かが引っかかる。 この風貌をどこかで見たことが無いだろうか。 例えば、光の射さない曲がりくねった路地などで。 濁った瞳、理不尽な暴力、歯の欠けた笑顔。 度の強いアルコールに、崩れかけたアパートメント。 例を挙げればそんな世界だが、 十代の記憶など、雑多すぎてはっきりしない。 しかし、窃盗を覚え、悪党の使い走りをして、 ただ生きていくための日銭を稼いでいた頃を思い出し]
おっと。
[貴族相手に詐欺を働いた時の記憶が呼び起こされた。 金髪の少女と話しているペラジーをちらりと一瞥すると 表情を努めて平静に保ちつつ、そのまま中庭を眺めている**]
(100) 2012/09/23(Sun) 03時頃
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/* いばら、という名称の村が終わったようなので多分そこから来て下さっているのだと予測しているんだが
みんなRPが美しすぎる!!!
アカン…僕の語彙の低さが露呈している…ッ!! しかしなんて幸せなんだ、ツラァ!!! 特にウェズの入村シーンは個人的に好みだった…。 他のみなさん、キャラにちゃんと特色が出ていて…マジで幸せなんだ…ハァン。
(-45) 2012/09/23(Sun) 07時半頃
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/* さて、経歴を少し考えないとなぁ。 まず…多分歳を合わせてきてくれたのであろうポーチュとの身長差を…!(ドォン
144+4
縁故ほしいけど、どすっかなぁ。 医者に変な実験されて身体が成長しない、本当は30以上のオッサンとか考えたけど… 子供作ってる系のことをペラジがRPしてたような…でも流石に子供二人と縁故は濃すぎるよなあ…むむぅ。
(-46) 2012/09/23(Sun) 07時半頃
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―中庭―
―――――…?
[視線を感じて、緩やかに振り返る。 先ほどの青年の姿があって、静かに微笑むながら頭を下げた。 落ち着いた立ち居振る舞いは、"あの頃"と何一つ変わらない。
変わった、のは…]
(101) 2012/09/23(Sun) 08時頃
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["学者"は、かつては"少女"だった。
今より更に小柄で細い肢体は、 男性的な側面などありはしなかった。 唯一つ、外性器の奇形を除いては。 基本的には女性型であるのに、僅かに肥大した陰核。 所謂半陰陽、仮性半陰陽。 それは学者がかつて、 "あっさり捨てられた"原因の一つでもあったのだが。
少女として違和感なく振舞えていたあの頃、 人生で唯一度だけ、他人と組んで生活を営んでいた時期がある。 かつて少年だった彼は、"学者"の秘密を知っていただろうか。 おそらくは、全て知っていた。 詐欺まがいの不安定な生活。それでも、それなりには暮らせていた。
けれど第二次性徴期に入り、学者の身体に変化が現れる。 背が伸び、身体の丸みもやや削がれ、そして。 もはやかつてと同じ様に振舞えないと悟った学者は、 何も言わずに彼の前から姿を消した]
(102) 2012/09/23(Sun) 08時頃
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[向いていた視線に導かれるように、 ゆっくりと足先は"オスカー"の方へ進んでいく。 手にしたグラス、揺れる水面、僅かに泡が立っている]
先ほどはどうも、ミスター。
[気づけなかったのは、 彼もあれから随分背が伸びて、所謂大人に成長していた為。 そして何より、 こんな場所で再会するなんて、思ってもいなかった]
何か考えことですか? それとも、庭に興味がおありで?
ふふ。宜しければ、花でも一緒に見て回りませんか。
[だから、不用心にもかつてと同じ微笑みを浮かべて、 くすりと彼へ問いかけたのだ**]
(103) 2012/09/23(Sun) 08時頃
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とかってできるのかな。 試しためし。
(-47) 2012/09/23(Sun) 08時頃
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/* できるけど、足されちゃうのね。 わかっかわかった。 そしてペラジはそっちかぁぁあ! そういうRPやったのな、うん、うん! わかった、過去をちょっと練り直すぜっ。
(-48) 2012/09/23(Sun) 08時頃
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[闇を覗く、濡れ烏。 その浅黒い肌と、煤に塗れた靴との境界に枷られた金属製のプレートが揺れた。 酸化して所々黒くなったそれは、覗く闇に類似するか…或いは。]
素晴らしい宴に乾杯を。 また、いずれ。
[見えぬグラスを手にとり、掲げて見せる。 会話と挨拶はそこそこに、僕は屋敷をまた歩き始めた。]
(104) 2012/09/23(Sun) 08時頃
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…しかし、栄光<<グロリア>>も何を考えているやら。
[歩きながらぼやく言葉は誰にも聞かれぬように。 屋敷の主を誹謗するような言動は慎まなくてはならない。 権力も金もない僕に出来るのは、子供なりの狡猾さを持って大人達に取り入るくらいだ。
――それが数年間で身につけた、生きる術である。
足のプレートは歩く度に微かな音を立てた。 生きて歩くこの足を、命を、まるで責め立て嘲笑うかのように。 切り離せぬ罪の重みが右足に絡み付いている。]
(105) 2012/09/23(Sun) 08時頃
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[刻まれた言葉は、皮肉にもこの命の証明。 分類記号、或いは識別番号。 人としての生を受け、人と扱われず生きた証。
誰が知ろう。 誰が知りえよう。
【被験体:0678】
ただそれだけの命の烙印を。 仄暗い音を纏う烏が、はたりはたりと屋敷を彷徨う。]
(106) 2012/09/23(Sun) 08時半頃
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/* 識別番号、覚えやすッ!!!!!!!!!!!
(-49) 2012/09/23(Sun) 08時半頃
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/* さあて、どこにいこうかにゃー。 迷ってる二人をラ神にお伺い。
奇数:けいさつのおじさま 偶数:ぬすっとのおじさま
ポーチュのとこは、後でしっかり向かう(キリッ
烏は3にはばたいた!
(-50) 2012/09/23(Sun) 08時半頃
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―邸内・テラス―
ご機嫌よう、ミスター。 眺めはいかがです?
[烏が降り立つのは、一見きちんとした成りの男性の元。 煙草の匂いは慣れないが、嫌いではない。 くゆる煙を一度眺めた後、彼を見た。 軽く折り曲げる背に、今度は興味を引けただろうか。]
おや、また新しい招待客のようだ。 これはまた随分と、不思議な顔触れを集めたものだ。 そう思いませんか…?
[勿論、僕自身も含めてだ。 門の方でやり取りする男を視界におさめながら、問う**]
(107) 2012/09/23(Sun) 08時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2012/09/23(Sun) 09時頃
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[>>90少年の言葉を受けて]
…まぁ。お上手ですのね。
[少し照れたように、クスリと口許をほころばせた。 ロンググローブを嵌めた手の甲に唇を落とされ、その所作を粛粛と受け入れる。]
グロリア様は、私どもにも至宝を公開して下さると仰っているのですもの。 本当にありがたいことですわ。
アントーニオ… では、お言葉に甘えて、トニーと呼ばせていただいても宜しいかしら。
(108) 2012/09/23(Sun) 09時半頃
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私のことはコリーンと呼んで下さい。 大きな声では言えませんが、貴族ですとか、家の連 なりってあまり得意ではありませんの。 ごめんなさいね。
私は、ほんの少しご当主様に面識のあった、ただの歌い手ですから…
[こういったパーティーならば持っているべき知識に疎い自分に苦笑しながら、己の出自を気にしたようなトニーへの慰めになるかも分からない言葉を返す。]
こちらこそ、宜しくお願いしますわね。 この夜が貴方にとって良いものとなりますよう。
(109) 2012/09/23(Sun) 09時半頃
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[>>96屋敷内に歩を進めようとするトニーを見て、思い出したようにガーデンに目をやると、少しだけ闇が濃くなってきているようだった。]
お気遣いありがとう。 私もそろそろ屋敷内に戻ろうと思いますわ。
[ここから少し離れたベンチに、ブロンドの少女と白い影が一緒にいるのが見える>>78。 身なりはかなり違うが、年の差だけを考えると兄弟のようなものだろうか。 年若い人にこのような場は窮屈ではないかと心配していたが、やはり貴族なのだろう、どうやら上手く過ごす術を知っているのだろうと考える。
視線をトニーの背に戻し、ゆっくりと後を追うように屋内へ進む。]
(110) 2012/09/23(Sun) 10時頃
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―邸内・窓辺>>97―
[近づく気配に、夕闇伯は切れ長の眼を 小さな子供へと向ける。]
これはこれは―――ご丁寧に。 小さな紳士殿?
[慇懃に、洗練された動きで軽く頭を下げる。 長い黒髪がさらりと肩を流れていった。
瞳は興味の色を隠さない。 浅黒い肌のこども、黒い瞳を覗き込む。]
(111) 2012/09/23(Sun) 10時頃
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