67 砂の都
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そうだ。
この近くに、私のテントがあります。 もし砂になっていなければ、食料なりなんなり、持って行って構いませんからね。
[教会を出る直前、オスカーにそう言い残して]
(81) 2011/10/19(Wed) 23時半頃
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[夜風が頬を冷やしていく。砂が舞うほど強くないのが幸いだった。 暗闇の中に幾つも点されていた家や店の明かりは無く、月光だけを頼りに砂を踏み分け、村を歩き回る。]
[存外、月明かりだけでもそれほど暗くは無いのだな、と砂化が始まって初めて気付けたこともあった。人が儚いものであるということも、砂が教えてくれた。 一体、今まで何の知り合いを失ってきたのか。その度、何度神に祈ってきたのか。だのにまだ、神は自分に手を下そうとはしてくれない。自分を差し置き、何故今になって彼を……ペラジーを選んだ。]
もう、十分でしょう。
[道端で砂の上に膝をつき、教会でそうしたように、両手を組む。 彼が犠牲になってもまた明日、商人から水を受け取るであろう気狂いは、一心に願い、祈っていた。]
(82) 2011/10/19(Wed) 23時半頃
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オスカーは、ペラジーに話の続きを促した。
2011/10/19(Wed) 23時半頃
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[屋敷の廃墟へ戻った。 またどこか崩れたのか、残っている部分が少し小さくなっていた。 少女は廃墟の端に腰掛け、もらった缶を取り出した]
いい、匂い。
[手を出そうとして、また引っ込めた。 缶の縁をそっと撫でた。 つられて、廃墟で頭を撫でられた事が思い浮かんだ]
お兄さま?
[言って、少し首を振った。 兄がオスカーの様に頭を撫でることなどなかった]
(83) 2011/10/19(Wed) 23時半頃
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[街のはずれに、真っ白になった大きな木が見える。 葉はすべて落ち裸の状態で、その先に見えるのは不毛の地だけ。 それでも木は、確かにそこに在った。 風化してカラカラに乾いているそれは、強く蹴ったりすれば砂と化し崩れ落ちそう。 その下に立つと、労るように木を優しく撫でる]
……本当に、あなたは。馬鹿なんですから。
[そう呟き、腰に差したナイフを木の根元に置いて。
少し泣きそうに、けれど懐かしむように笑うと、 ポケットから水の小瓶を取り出した**]
(84) 2011/10/19(Wed) 23時半頃
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――世界を、全てを、砂に。
[自分も子供たちも呑み込んで、一つに溶けますように。と。]
(-34) 2011/10/19(Wed) 23時半頃
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