65 In Vitro Veritas
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……って、結局行くのな。 つか行くしかねーか。
[溜息をつきつつ、角を曲がる。 そこには、フランシスカにそっくりな女の姿があって。
その周囲は赤くて。
赤い中に、無惨な姿を晒しているもうひとりの女がいて。
それは、自分のよく知る人物で。]
雪織!!!?
(70) 2011/09/28(Wed) 23時頃
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― B2 倉庫前 ―
[ロックが外れた倉庫の部屋から出てくる。 食料があることを認識して……。]
ああ……
[そして、何かざわめきが聞こえ、その方向を見た。 そう、ニックがヨルのオリジナルを…壊した、場所。
こくり、唾を飲み込む。 彼は、掃除職についたことはない。 だからだろうか。それを発見したとき、あきらかに動揺した。
他のクローンが、それを冷静にごみと認識し、捨てようとしているなどと、思ってはいなかった。]
→ごみ処理機のほうへ
(71) 2011/09/28(Wed) 23時頃
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セシルは、寄りかかった壁から身を起こせば、先ほど声のしたほうへと歩き出す
2011/09/28(Wed) 23時頃
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……なに?
[ひと通り触ってみたが、他に動きそうなものは見つけられず。 別の部屋を探しに行くか、とコントロールセンターを出たところで、ヤニクがヨーランダを呼ぶのが聞こえた>>70]
[あのお嬢様、今度は何をしたんだか。 放っておこうかと思ったが……一応様子を見に行こうと、そちらに足を向ける。
途中、ドナルドのクローンの姿は見えただろうか。見ても、ただ、ドナルドのクローンがそこにいるという認識しかしなかったけれど]
(72) 2011/09/28(Wed) 23時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/09/28(Wed) 23時頃
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―B2F/ごみ処理機前―
[言葉がでない。 危険だ、と思ったけれど、16番はこちらに襲いかかってくる様子はない。よく見れば、彼女は凶器のようなものは持っていなかった。
新たな人の気配がし、びくりとそちらへ向いた]
(73) 2011/09/28(Wed) 23時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/09/28(Wed) 23時頃
セシルは、コーダは、ごみ処理機前に人が集まってきているのを見る。
2011/09/28(Wed) 23時頃
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おいっ! 何だそれ! お前がやったのか!?
[フランシスカのクローン……16号に向かって怒鳴る。 掴みかからなかったのは、理性というより、血が付くのが嫌だったから。]
おい何だよ、こんなトコに飛ばされた上に殺人事件に巻き込まれるとか、今時B級ホラーでもねぇよ!!
(74) 2011/09/28(Wed) 23時頃
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[ヤニクの怒鳴り声に反応し、また16番とヨーランダの方を向く。 ようやく言葉が出るようになった]
あなた、さっき、ゴミ捨て手伝ってって。 ゴミって、この人の事? おかしいよ。
(75) 2011/09/28(Wed) 23時頃
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―回想―
>>1 ? ミナツキホリーが名前じゃないの?
[ホリーでいい、と言われ、不思議そうに首をかしげる。 本人がいいと言うのだから、そう呼ぶことにしようととりあえずは納得して]
みんなにはクロって呼んでもらってる。 ちょっと読み方を変えたりしないと、『前の96番』とか『その前の96番』とか、ややこしくなるから。 私の知ってる限りでは、クロって呼ばれてた96番は私だけ。
[自分の髪の色ともあっているし、少し気に入っていた]
(76) 2011/09/28(Wed) 23時頃
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―地下2階・生ごみ処理機前―
何か、あっ……
[――殺人事件] [その言葉が最初に耳に入ってきて、ぞわっと背を何かが駆けた。 そして、見える……眼球のないヨーランダの遺体]
何、これ。 誰がやったの。
[その場にいる人間に問う。 ヤニクのように声を荒げたりはしなかったが]
(77) 2011/09/28(Wed) 23時頃
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――……ッ
[ごみ処理機の前、そのさっきも見たヨルのオリジナルの壊れた身体を前に、オリジナルたちが反応していく。 眉を寄せて、それをそっと見ている様子は、死体を目の前に言葉失っているようにもみえたかもしれない。
そして、その中に、ニーナ…と思いたい、おそらくは自分のオリジナルの姿を見つけると、青灰の瞳をそちらを目で追う。
やはり、ニーナに見えて……。]
(78) 2011/09/28(Wed) 23時頃
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しかしまー、なんだね。 記名タッグだと、片方の中が割れると、おのずともう片方が分かってしまうというね。
分かったから何なんだーって言われれば、それまでだけどwww
(-33) 2011/09/28(Wed) 23時頃
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―回想― >>76 ええとね。 苗字と名前って分かるかな?
あたし達の一族が、水無月。 それでね、ホリーがあたしの名前。
[其処まで説明し、そもそもクローンに家族って概念あるのかなー。無いのかもなあ、と思いつつ。どうやって説明したものかと迷った挙げ句に、匙を投げた]
オーケイ。 貴女も、今日から水無月を名乗りなさい。 水無月クロ。
そっちの方が格好いいでしょ?
(79) 2011/09/28(Wed) 23時頃
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― 地下2階 ゴミ処理機前 ― [>>54 定員内にするためには人数を減らさなくてはならない。 本屋の――散花のその命題の答えは、他に出口を探す、だった。 その答えにどこか安堵したように一つ、息を吐いた。 雪織の件で、多くを語らずとも納得されたらしい、 苦笑にも似た笑みを返し、散花と別れたのが先ほどのこと。 去った後、零れた呟きのことなど知るはずもなく]
[そして今]
[視界にあるのは広がる血紅の中、 物のように転がる女の姿だ、あるべき“もの”がない、 ただ、うつろな眼窩を晒している。 「雪織」と呼ぶ、誰かの声で状況がすとんと落ちてくる]
……ヨーランダ?
[震えた声、口元を押さえ込む。もう片手は壁に触れた]
(80) 2011/09/28(Wed) 23時頃
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フランシスカは、ベネディクトの問に首を振った*
2011/09/28(Wed) 23時頃
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―現在―
ちがうの?
[いつの間にか騒ぎの中へクロもやってくる。 16番へ視線を向けるフランシスカ。その彼女の言葉に、首をかしげた]
人…? 人なの? これ。
[目の前に広がるそれは、自分の知っている「人」とはかけ離れていた。 当然、テレビドラマも舞台も何もない生活を送っていたクロにとって、死体なんて見たこともなければ、想像する機会すらなかったものだ。 故に、目の前にあるのは『異臭のする形の崩れかけた何かと赤い液体』程度の認識だった。
フランシスカと16番を交互に見つめ、16番に視線で、捨てるなら手伝うよ?と伝えた]
(81) 2011/09/28(Wed) 23時頃
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? 手伝いに来てくれたんじゃないの?
[変なの。 何をわめいてるんだろう、このひとたち。]
(82) 2011/09/28(Wed) 23時頃
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[ゆるく首を振る。 >>74 青年の怒鳴り声に眉根の寄った。 眼球のない雪織の亡骸、思い出すのは――、 長く整えられた爪がそれを指して告げた、こと。]
大声を出すな、響く。
[抑えた声音は小さく。 亡骸の傍の“ふたり”怒鳴られた当人は、 何もわかっていないといったように、見える。 それもまた、確かに“異常”に感じるのだけれど]
(83) 2011/09/28(Wed) 23時半頃
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―現在― ……貴方達、集まって何を。
[其処にあったのは無残な死体。 両目を抉られたのは、意思表示なのか。 目を貰った上で、それでも尚感謝の言葉もなかった彼女に対する罰としては……何故か一瞬、分かってしまうような気がしてしまったのだ。]
クロ、これは。 誰がやったのか、分かる?
[思わず問いかけていた。 其処に居た“自分”に向かって]
(84) 2011/09/28(Wed) 23時半頃
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なにやってんのって……ゴミを捨てようとしてるんだよ?
[クロダフランシスカ、なにをそんなにうろたえてるんだろう。ふしぎ。]
ひとは、動くでしょう? これ、動いてないから、もうひとじゃないもの。
[ニックのそっくりさんは怒ってる?みたい。]
目を取ったのはわたしじゃないよ? ヨルの目を取ったから、「ばつ」を与えられたんだと思う。 だったら、やったのはロボットかな?
(85) 2011/09/28(Wed) 23時半頃
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[フランシスカが首を横に振る。 他の面々の反応はどうだったか]
――雨宮セシル、
[口元を押さえている、先程別れたばかりの男の姿が見える。 そちらに一歩近づき、話しかけた]
大丈夫? ……あまり、見ないほうがいいよ。
[そして、再び遺体を振り返る。 フランシスカ、の、クローンのほうが状況を告げていく>>85。
ああ、やはり。彼らと自分たちの常識は、違う]
(86) 2011/09/28(Wed) 23時半頃
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―回想―
>>79 ミョージ…イチゾク…。
[はじめて聴く言葉を鸚鵡返しするが、やはり理解できるはずも無く、眉根を寄せる。 わからない事だらけだが、こんなにも知らないことだらけの世界は初めてで、ソレが少しだけ楽しかった]
??? ミナツキクロ?
[何故自分もミナツキになるのだろうと、心底不思議そうな顔をする。 少し考えて、思い至ったのは]
あ、『ミナツキホリーの部品ですよ』っていう目印?
[ミナツキが自分でいうところのA-13のような役割ならば、ミナツキのクロ、ということになる。 ということは、ミナツキの所有物であるところのクロ、という意味だろうか。 そう解釈した。 最低限の知識で生きてきたクロにとって、世界はまだまだ難解だった]
(87) 2011/09/28(Wed) 23時半頃
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[がっちりとベッドに敷かれたシーツをはがすのに手間取っていて、それが外れた時にはそこそこの時間がたってしまっていた。 まるで鬼ごっこの鬼をしたときのように肩で息をしつつ、あの臭いをあまり吸い込みたくなくて呼吸が落ち着くのを待ってから。丸めたシーツを抱えて手術室を出てあのごみの前へ]
(88) 2011/09/28(Wed) 23時半頃
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サツジンジケンてなに? そっくりさんたちはわたしたちの知らない言葉ばかり話すのね。 ひとじゃないみたい。
[あ、今度こそ>>81、手伝ってくれるかな?どっちだろう?]
クロ――だよね? 今ね、ネクが布持って来てくれるって。 このまま持ち上げたら、服が汚れちゃうでしょう? わたしはもうついちゃったから、後で洗わなきゃ。
(89) 2011/09/28(Wed) 23時半頃
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黒田フランシスカ、の、クローン。 ……目を取ったのは、君じゃないんだね?
君が此処に来たときには、もう、雪織ヨーランダは死……、……ここに、こうしていたの?
[動いてないからもう人じゃない。 その言葉から、"死"という概念を理解していないような気がして、言葉を変える]
――……さっきまで生きてたのに。
[そう。コントロールセンターにセシルと共に入る前に彼女の姿を見た。 それから、時計をちゃんと見ていないが、そんなに時間は経っていないはず]
(90) 2011/09/28(Wed) 23時半頃
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失敗した
手術室ってふつーの白いシーツ無さそう
(-34) 2011/09/28(Wed) 23時半頃
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亡くなったって、人は人じゃない。
[クローンに死の認識がない可能性には思い至らず、ただ憤慨した。 真面目に通っていなかったせいでうろ覚えだが、教会の司祭の仕草を真似て十字を切った]
その為に作られたのに。 私達がいなけりゃ、あなた達もいないのに。
[なんで、感情を持って、人格を持ってるの]
(91) 2011/09/28(Wed) 23時半頃
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/* ねもい…クロあたまいい… スヤァ
(-35) 2011/09/28(Wed) 23時半頃
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ベネットは、>>89、ネクの名にぴくりと反応した。
2011/09/28(Wed) 23時半頃
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ゴミって、手伝うって……何ワケのわかんねーこと言ってんだ! そいつは雪織ヨーランダっつって、俺の大学の同期!
[ゴミみたいな女だが……という言葉は呑み込んで。]
んじゃ何か、アンタが殺したワケじゃねーのか。 だったら、誰がやったってんだ? こん中に、殺人犯がいるって事か?
[ぐるっと見回す。 騒ぎ立てたせいか、だいぶ人が集まってきているようだ。]
(92) 2011/09/28(Wed) 23時半頃
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くろーん? ……あ、わたしのこと?
うん、くさいから降りてきたら落ちてたの。 わたしたち、掃除しなさいって言われて来たんだもの。 汚れてたら「ばつ」を与えられちゃう。
(93) 2011/09/28(Wed) 23時半頃
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―回想― >>87
部品、ねぇ。
[嘆息する、そんな意識は無いのだけれども。]
むしろね、家族をそうやってくくるんだけどね。 ねえ、クロ?
[ふと、手を伸ばしてみる。 彼女の頬をそっと撫でた。]
(94) 2011/09/28(Wed) 23時半頃
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あ、16番さん。みんな。 大きい布持ってきたよ。 これでくるもう?
[クロの姿もあれば、ほっとして何枚かのシーツを持ったまま駆け寄る。 掃除の仕事はしたこと無かったから余計に何かで服が汚れるのが嫌で直接触れようとはしないけれど。どうにかしなきゃという意思はあって]
(95) 2011/09/28(Wed) 23時半頃
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ひつじ リンダは、メモを貼った。
2011/09/28(Wed) 23時半頃
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ちょくちょくミスがあるなあ。 くそ。
(-36) 2011/09/28(Wed) 23時半頃
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