60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
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[異国の花の香りは、あの時の薔薇園の花の香りと共に記憶に鮮明に焼き付いている。 太陽の輝く雫のような彼の快活さに、まだ見ぬ遠い国を思わせるエキゾチックな雰囲気に、心惹かれていたのはまだ中等部の頃。
無防備で愚かだった仄かな思いは、忍ぶれど色にでにけり、だったらしい。 そんなわかりやすい自分は騙されやすい鴨だったのだろう。 引き裂かれるまでは、疑うことなど知らなかった。
裏切られることがあると知ったのはあの薔薇の木の下で。 人も、自分の肉体も、容易に自分の心を裏切るのだ。]
(77) 2011/08/03(Wed) 03時頃
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/* 妖精COの文章書いてたらものすごい量に。 でも念願の妖精だよ。やったよ。
(-29) 2011/08/03(Wed) 03時頃
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[首に伸ばされる手を振り払う事はしない。 けれど、その吐息が耳に聞こえれば、微笑みが一瞬、消えたのも確かだった。 暗闇の中、笑みの消えたその一瞬を悟られたかどうかはわからないが。]
……ローウェル。 そうしがみつかれては、……僕が離れられない。
[そんな風に、フィリップにかけた声の色はきっと、何時も通りのもの。 ベッドの縁に腰掛けさせるようにその身体を下ろすと、回されたその手を解く様に、一歩、下がり。]
……一人で、眠れるな?
[確認するようにそう尋ねて、髪を掻き混ぜるように、その頭を撫で。 それから、自分のベッドに向かおうと、踵を返す。
けれど、もしフィリップが引き留めるようであれば、朝まで、その傍らに居ただろう。*]
(78) 2011/08/03(Wed) 03時頃
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[香りと声色で、そこに居たのがあの彼だと気づく。 雷も収まった今、電源が復旧するまでは互いの表情も分からないだろう。]
やっぱり俺…ランディ、探してきます。
[気不味い関係になった彼と離れたかったのもあって、上級生にその場を任せて、中庭へ向かう。 探さなければと思ったのは、やはりあの件と薔薇園の迷信が、心の何処かに引っかかっていたからだろう。**]
(79) 2011/08/03(Wed) 03時頃
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……これはいい。 貴様が参加するなら、皆喜ぶだろう。
[ドアから手を離し、ピッパの前へ。 叶うなら淡い色の髪へ指を伸ばして]
だが。 黒ミサを開こうにも、ザックを始めみな帰省をしていてな。 ……二人きりのそれになるが、良いか?
[ぺろりと唇を赤い舌が舐める。 この美貌の少年を滅茶苦茶に穢してやれば、それはそれはどんなに楽しいだろうかと、歪んだ欲望にゾクリと熱を持ち、熱い吐息が唾液に濡れる唇から零れ落ちた]
(80) 2011/08/03(Wed) 03時頃
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/* どうでもいいけど前村もザックの扱い酷かったよなぁ……
ザック………
(-30) 2011/08/03(Wed) 03時頃
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―それは明け方、皆が寝静まっているであろう頃―
…………
[不意に、寝台に身を起こした。 薄い空色の瞳には、まだ靄がかかっていた。 それにも関わらず、寝台を降りた足は、暗闇の中で動いているとは思えないほど、しっかりと部屋の扉を目指して]
よんでる……いかなきゃ……
[ぺた、ぺた。 まだ夢の中を彷徨う少年は、裸足のままで廊下を歩き、中庭を目指す。]
(81) 2011/08/03(Wed) 03時頃
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先輩、だめっ、
[きゅっと裾を引く手はますます強く。彼の言う黒ミサの意味、知っているのだから。]
(82) 2011/08/03(Wed) 03時頃
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[>>80下卑た笑みに背筋に何か走る心地がしたが 引くことは堪え、髪へと触れる手を許す。]
…そうか。 私も参加をするなら二人の時の方がいい。
[過ちを説くのには二人きりの方がいいだろう。 同級生の名が挙がると緩く眉は寄せたが、 まずは目の前の生徒を更正させることが先決だ。 一点の穢れが消えることを思えばこの機会を逃すわけにはいかず]
――…決まりだ。 お前の好きな時に呼ぶといい。
……眼鏡を返してやれ。
[見返りに了承したのだからと、眼鏡へと視線を落としそう告げた。]
(83) 2011/08/03(Wed) 03時半頃
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[ピッパを止めるジョージへ、にたり笑って]
俺は別に貴様でも良いんだぜ? どちらでも、楽しませてくれるならなぁ。
(84) 2011/08/03(Wed) 03時半頃
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―明け方、中庭―
[既に嵐は去っていた。 風に飛ばされて地面に散らばる葉の間を、少年は進んでいく。やがて、一つの植物の前で足を止めて]
ばら……さかせなきゃ……
[ぼんやりとした表情のまま、蕾をつけた薔薇の枝へと手を伸ばし――]
(85) 2011/08/03(Wed) 03時半頃
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………いてっ!!!!
…………?????
あれ、どこだ〜?ここ〜? ありゃ、指が………
[痛みを感じて掌を見れば、薔薇の枝に触れた指の先に赤い玉が出来ていた]
……寝ぼけて、外出ちゃったのかな〜? ま〜、いっか〜。このままじゃ風邪引くし。寝なおそう〜。
[あまり物事を深く考えない少年は、ケガをした指先を口に含み。 そのまま、踵を返して自室へと戻っていく。
自分の身に何が起きたかを知るのは、恐らく、*目を覚ましてから*]
(86) 2011/08/03(Wed) 03時半頃
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ふふ……良い顔だ。
[その綺麗な顔を、滅茶苦茶に汚して溺れさせてやるよ。 そう口の中だけで呟いて、髪を撫ぜる]
ほら。 約束忘れるなよ。
[ジョージへと眼鏡を投げると、気分よさそうに笑って。 くるりと踵を返すと、空いたままの自室へと戻っていった**]
(87) 2011/08/03(Wed) 03時半頃
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[一瞬顔に翳りが差したように見えた。薄暗くてはっきりしなかったけど]
あ、すみません。先輩。
[いつもそう。名前を呼ばれることが好きでない先輩のため、先輩とだけ。 そう呼ぶ。 腰がベッドに落とされる感触。ふわり解かれた腕。 何故か、名残惜しい気がしたけど。いつもはそんなことは思わないのに。]
ええ、大丈夫です。
[掻き混ぜられた髪 撫でられたところで、手を伸ばそうとして引っ込めてしまった]
おやすみなさい。先輩。
[引っ込めた腕の代わりに出た挨拶。 その言葉にルーカスがどうしたかは分からない。 いつの間にか、眠りについていたから**]
(88) 2011/08/03(Wed) 03時半頃
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[去り際、聞こえた声が紡ぐ名前、 ランディ、彼も同じ色の髪をしてた、かつてのその人と同じ髪の色。彼が去るなら、こちらは急いで去る理由はないのだけれど。 少し気持ちを静めたくて、諍いの場を離れていた]
……ムッピーさん、 肝心なときにいないし。
[同室の先輩は、善良な保護者だ。 彼と話していると自分も善良な人間になれる気がする。
今、自室に帰る気はしない。 手の中を鍵を回し、医務室の扉を開けた]
(89) 2011/08/03(Wed) 03時半頃
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あ……
[眼鏡を投げられ、サイモンとピッパを交互に、おどおどと見る。]
……ごめんなさい。
[泣きそうな顔で、そう言った。]
(90) 2011/08/03(Wed) 03時半頃
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[夢で、薔薇の伸ばす蔦に絡めとられた少年が一人。
薔薇の棘の呪いを*受けた*]
(*3) 2011/08/03(Wed) 03時半頃
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[大きく息をついたのは、サイモンが部屋に入ってから。]
――…大丈夫だ。 …ああ言ったが、黒ミサに参加するわけではない。
[過ちを説くだけ。 手を強く引くジョージにはそう言って落ち着かせようとし、 ジョージの受け取った眼鏡を彼の手から拾うと掛け直してやる。]
…ヨーランディスを探しに行かないとな。 その前にお前を部屋まで送るとしようか。
[もう一度、宥めるように指先がジョージの前髪に触れ 今度は此方が後輩の服の裾を軽く引く。]
(91) 2011/08/03(Wed) 03時半頃
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[こくりと頷いて、ピッパに引かれ自室まで戻っていく。]
おやすみなさい。 ……ごめんなさい。
[謝る声は、もう一度。**]
(92) 2011/08/03(Wed) 03時半頃
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ピッパは、謝る声にはもう一度髪を撫ぜてやり、部屋へと送り届けた後はヨーランディスを探しに。**
2011/08/03(Wed) 03時半頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/08/03(Wed) 03時半頃
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──自室──
……っ。
[ドアには後ろ手で鍵をかけた。ため息をつき、ドアにもたれかかるように座り込む。]
なんで僕、いつもこうなのかな……。
[奇跡的に割れていないマグをぎゅっと抱え、どうして、どうして、と頭の中で繰り返す。雷は怖くても我慢するべきだったし、怪談なんかに怯えるべきじゃなかった、先輩にはきちんとお礼を言ってから帰るべきだった、眼鏡のあれだって……あそこでああすれば良かったと、今になって思うことばかり。自分の身代わりになったピッパを思えば、気は重い。]
……寝ちゃわないと……。
[もう時間も時間だし、眠ってしまおうと思うけれど、その前にやらなければならない日課を思い出せば気が重くなった。のろのろとマグを机の上に置いて、引き出しに手を伸ばし──取り出すのは、ザックに渡された軟膏。]
(93) 2011/08/03(Wed) 03時半頃
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っ、……ぅ、あ……
[ベッドに横たわり、少年は軟膏まみれの指を、自らの後孔に伸ばしていく。固く閉ざされたそこは、指先を埋めようとするだけで痛みを訴えた。 気持ちよくなんてない、けれど。毎回泣きわめかないように夏休みの間に慣らしておけと、そうしないと嫌いになるとザックが言うから、縋る物の無い少年は忠実にそれに従っている。
やがて、指一本がどうにか埋まったところで、少年は指を引き抜きティッシュで軟膏を拭う。そして、汚れた手を洗うためにそっと外に出た。]
気持ち、悪い……。
[胸の内にあるのは嫌悪感。こんな汚らわしい行為に対するものと、ザックの期待に応えられない自分に対するものと、二つ。]
(94) 2011/08/03(Wed) 03時半頃
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ところで
[少し歩いた先で声に出す。]
ブレーカーの場所 覚えてないって言ったら怒る?
[説明されたばかりなのに。 ディーンの方は向かずにバツの悪そうな顔で言う。 結局はディーンの案内で辿り着く。]
コレかな? …えーと
[バチン。 ブレーカーを上げ、天井を見上げる。 電気は直ぐについただろう。]
よし、此れで一仕事だな あとは?
(95) 2011/08/03(Wed) 03時半頃
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──廊下──
[ざあざあと水を流して手を洗い、部屋に戻るため来た道を引き返す。いつの間にか雷鳴は遠ざかり、雨の勢いは一時ほどではなくなっていた。]
……? あれ、なに……?
[窓から見える中庭の一角が、ほんのりと光っている気がして、目を瞬かせる。同時にヘクターに聞かされた怪談を思い出して、背筋がぞっとした。]
……確かめるんだ、怖くなんてない……。
[びくびくと怯えながらも、掃き出し窓から中庭に足を踏み出してしまったのは何故だろう。 怯え続け、からかわれ続けて傷ついたプライドを、どこかで取り戻したかったのかもしれない。そのときすでに、薔薇の精霊に魅入られていたのかもしれない。 そこで見たのは、ランディそっくりの、けれど半透明に透けた人影。]
(96) 2011/08/03(Wed) 03時半頃
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『君を見てたよ』 『君に決めたよ』
『契約しようよ』
[一人で喋っているのか、大勢で喋っているのか、わからない声で"彼"は言う。]
……!!!
[悲鳴が声にならなくて、喉を押さえるばかりのジョージに、目線を合わせて"彼"は微笑んだ。]
(97) 2011/08/03(Wed) 03時半頃
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『ぼくなら、君に見えないものが見えるよ』 『ぼくなら、君にわからないことがわかるよ』
『知りたいんだろう? だったら』
『ぼくの感覚を貸してあげる、代わりに、君を半分ぼくに貸して?』
[──その言葉は、それ自体が甘い毒。こくりと頷いてしまった少年の内に、嬉しそうに笑った"彼"は溶け込んだ。]
(98) 2011/08/03(Wed) 03時半頃
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……ああ、そっか。綺麗に咲かないと。
[少年は呟く。とても素敵な気分で。]
無粋な嵐。もっともっと貰わないと、咲けなくなっちゃうや。
[伸びる伸びる、呪いの蔦。哀れな犠牲者に絡みつく棘。 甘美な毒の香りを身に纏って、少年はくすくすと笑った。**]
(99) 2011/08/03(Wed) 03時半頃
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/* よし、やりきった! ……更新三時間で残り345って。気にしないそして寝る!
(-31) 2011/08/03(Wed) 03時半頃
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………中庭か 嵐の中、出歩く装備じゃないよな、俺達…
[雨合羽の話を聞くと、成る程と頷く。]
じゃあ用具倉庫にも行こうか。
風邪ひかれたら、 仕事が増えるしな
(-32) 2011/08/03(Wed) 03時半頃
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―医務室― [帰省中の先輩から預かった鍵、 こんなところに世話になったのは、一度だけ。 背中の火傷を負った時。]
――……、ま、 別に、ここで寝ててもいいな。
[寝台に身を預ければ、ここに横たわった時のことを思い出す。 中等部の頃、素行に問題のある上級生のグループとつるむことになった理由は簡単なものだった。目立つ見た目は、悪辣ないじめの標的となる要因でしかない。馬鹿にされない力が必要だった、それだけ。
馬鹿なことはしていたけれど、自業自得で収まる範囲だった。 あの時のこと、以外は。
それが切欠でグループを抜けた。 背中にろくでもない傷が残ったが、それは大したことじゃない。 確かにあったほのかな憧れ。
その裏切りの理由は―――あの薔薇の木の下に*]
(100) 2011/08/03(Wed) 03時半頃
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………中庭か 嵐の中、出歩く装備じゃないよな、俺達…
[雨合羽の話を聞くと、成る程と頷く。]
じゃあ用具倉庫にも行こうか。
[雨合羽と懐中電灯を持ち、中庭を探し、 何かを見付ける事は、出来ただろうか? 自分はきっと何も見付けられず。 ディーンと別れた後は、自室へと戻って行くだろう。
その別れ際、]
ディーン 寮母さんとこに行くのも ブレーカーのとこに行くのも 居てくれて、助かった
[やっぱり少し、バツの悪そうな顔だったけれどそう言って。]
(101) 2011/08/03(Wed) 04時頃
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