233 逢魔時の喫茶店
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テッドは、ケーキが切れているとは知らない。
2015/08/01(Sat) 20時頃
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/* いや食べたいわけじゃないよ(言い訳)
(-25) 2015/08/01(Sat) 20時頃
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― 『バー ファミリア』 6:00前 ―
[喫茶トワイライトの近くの大通りにあるごく普通の紳士用品店。 その店の裏手、人通りの少ない裏路地側に地下へと続く階段がある。 地下二階まで続く階段の上にも下にも、どの階の扉にも看板らしい表記もはなく、 ただ“MENBERS ONLY”と書かれた小さなプレートがかかるだけ。
営業しているのか―そもそも店があるのかすら判然としないそんな扉の奥に男が店主を務めるバーはある。]
さぁて。そろそろ店じまいだ。いい加減帰ってくれないかな?
[柔和な笑みを浮かべてボックス席やカウンターに座る常連たちにいつもの追い出しの台詞を告げた。 男の名はデニス・ゴドウィン このバーの店主である。
店には6席のカウンターと細い通路を挟んで4人掛けのテーブル席が2組。 両手の指と少しで足りてしまう人数で満席の狭い店内。 今宵はその半分も埋まっていないが概ねいつものこと。 そして客は全員男。これもいつものこと。
下の階の部屋を使っていた客にも声をかけ追い出しにかかるも足並みは鈍い。それもまたいつものことで席を立つ気配のない客たちを回って今宵の代金を徴収していく。]
(77) 2015/08/01(Sat) 20時頃
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『なぁ。何度も言うけどあの絵、書き換えないの?』
[最後の客が店のドアノブに手をかけたところで思い出したように言う言葉。 その言葉で客を見送ろうとしていた視線を細長い店内奥の壁に描かれた絵画に向ける。]
いつもの「男の方が客に受けがいい」ってあれのことかい?
[この客だけでなく他の客からも何度かされてきた提案にうんざりしたように肩を竦め。
奥の壁に描かれているのは露出の多い伝統衣装に身を包んだ女達が大きな桶の中で葡萄を踏む姿。]
これでいいんだ。穢れなき乙女が踏んだ葡萄からはいいワインができる、そういう言い伝えがあるんだから。
『言い伝えはいいとしてさ、この店の客はこれ見ても喜ばないでしょ? ここはやっぱり男にした方が…』
…最初からそういうつもりで店を開いた訳ではなかったからね。 今となってはまあそうなんだけど、それでも書き変える気はない。さぁ。帰った帰った。
[最後の客を追い出して、今しがた話題になった絵に視線を向ける。]
(78) 2015/08/01(Sat) 20時頃
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[男の客しか来ない店で、乙女ではなく男がいいと。 つまりこのバーはそういう嗜好の男達の集いの場となっているのだった。
元はそんなつもりではなかったのだが、なんとも分かりにくいところに入り口があり、最初の客がそうで。 その客の伝手でやってきた客もそういう男で。そんな繋がりが幾つも重なって。 気付いてみればすっかりそんな客ばかりがやってくるようになっていた。
それで客がくるなら悪くないと、出していた看板もしまい“MENBERS ONLY”なんてプレートを出して完全にそういう店にしてしまった。
そんなことを考えながら店内を片付け、下の階の部屋も片付けて。一通りの片付けを終えると]
さて…少し寝てからまたあの店に行こうか…開いていたら。
[時計を見てあの喫茶店が開くまでは少しあることを確認すると少しの仮眠を取ろうと横になった。**]
(79) 2015/08/01(Sat) 20時頃
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[トレイルが携帯の着信に気づいたのは、 ちょうどアパートメントの階段を降り切った所。
『りょ』
店主からのお使いメールに短い返信を打ち込み>>65 尻ポケットに仕舞うと通勤ルートとは逆方向に歩を進める。
夏の日差しに晒され、蟀谷に滲む汗を前髪ごと かき上げながら向かう先はケーキ屋とパン屋、両方だ。]
どーせ急ぐほど客いないっしょ
[いたとしても、注文の品が運ばれるのが遅くて 文句を垂れるようなせっかちだったり、神経質な者は 先に出されるであろう飲み物を口にした段階で 退店するだろう。『トワイライト』とはそういう場所だ。]
(80) 2015/08/01(Sat) 20時頃
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/* こまった ねむたい
(-26) 2015/08/01(Sat) 20時頃
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/* よくわかんないけどオレはトレイルのキャラチップには催眠作用があると思う 見てると眠くなるんだよな 今気づいたわ今まで感じていた謎の感覚に
(-27) 2015/08/01(Sat) 20時頃
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どーも シフォンケーキ1ホールとビスケット
あー、あとその、甘夏のタルト ――…2ピースで
[まだ寝癖の残る襟足をがしがし擦りながら、 適当に目に入ったものを指していく。
対応が朗らかな店員とは顔見知りの仲だが、 絶対に視線を合わせたりなどしない。
人間の――特に女の、薄っぺらい愛想笑いを見れば 記憶にあるはずのない、 自分を棄てた女の顔がちらつく気がして。
眉間には皺が寄るし、吐き気がこみ上げてくるのだ。]
(81) 2015/08/01(Sat) 20時頃
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/* この語尾被りはひどい。
えーっと?これで全員揃ったね。 ゴロウ、ゴドウィン、ヴェスパタイン、ブローリン、エフが外で他が店にいるのか。
ブローリンさんにちょいと挨拶してお店、かな。
(-28) 2015/08/01(Sat) 20時半頃
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/* ホレショはこう、10代の頃に非人間さん相手に失恋して、こんな世界知っちゃったら人間の側には戻れないし、非人間さんにも連れて行ってもらえなかったし、 昼と夜どっち付かずの夕方に居座る人なんだ―。 みたいな事をぼんやり。 若いころからずっと、傷心。いまも。
みたいな そういうかんじで、いけたら、いいな?とおもいつつトレイルとかぶりそうだったら、なんかかんがえよーう。
(-29) 2015/08/01(Sat) 20時半頃
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/* オンゲーのオフ会が自分の住んでいるところで開かれると思っているテッドの中の人はきっと都会っ子! (オフ会というのは基本遠征するもの(田舎っ子
(-30) 2015/08/01(Sat) 20時半頃
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[無事マスターからケーキ>>62を手に入れる。 2枚の片方は耳で、これで最後だったようだ>>63 だが無くなる事を気にする事もない]
うめー 結構いけるな、これ
[リツの一つ空けた隣の席に座り、遠慮無くケーキを咀嚼しながら 客と雑談をする]
ガキの何が悪いんだ? 子供心、いいじゃん?
[こてんと首を傾げて。
精神が未熟なせいか、子供は人間でないものも見える。 幼い頃は、人間だって“此方側”だったのに、と。 含んだものは多くとも、それを表には出さない]
きちきち働いてたら、カローシするって
(82) 2015/08/01(Sat) 20時半頃
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猫なー。 野良、かな……?
つーか、お前、猫追っかけてたのか……いい感じに子供じゃん?
[悪戯妖精ケット・シーの気まぐれもなくはないが さすがに今回は普通の猫のようだ]
―――長い……?
[驚いたような表情>>61に気付く。 時々違和感に気付かれるのだが、今回もやらかしてしまったか]
んー、舌か? そーそー、なんか俺、なげーんだ
[少し長い舌を見せるように、口を開けて笑って見せた]
(83) 2015/08/01(Sat) 20時半頃
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−街角−
[店に出すスイーツと、店員への差し入れ。 その後立ち寄ったパン屋でバケットとサンドイッチ、 それから濃い水出しのアイスコーヒーを購入すれば あとは店に向かうだけ。
朝食兼昼食代わりのコーヒーで喉を潤しながら、 なるだけ街路樹の下、日蔭を歩いていると。]
――…あれは、確か
[一見静かで目立たない男、 そして傍目にも目立ちすぎる猿が視界に入った。
確か……そう。"夜"の常連だ。 この時間帯にここらで見かけるのは珍しい、気がする。]
(84) 2015/08/01(Sat) 20時半頃
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どーも? …具合でも悪いんすか?
[ストローでまっ黒な液体を吸い上げながら声をかけ、 顔色を伺いながら、名前はなんだったかと考える。
"夜"の常連ということは、つまり"そういうこと"。 ケーキ屋の女より多少態度が軟化するのも、そういうこと。]
(85) 2015/08/01(Sat) 20時半頃
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[ドアベルの音に顔を上げる。 店員仲間の顔>>76に、にまっと笑顔を向けて、よっ、と手を上げて挨拶。
テーブルにつく天邪鬼>>76に、とりあえず水だけスッと出す。 そしてその横に、ボールペンとメモの切れ端を置く。 何か欲しいなら、自分で書いて店長に提出、というわけだ。 あれが欲しい、これが欲しいの口頭会話だと事故が起きるための策である]
あ、でもケーキ、品切れな 入荷を待て
[それだけ言い残して、自分の席へ戻る。 ケーキの残りの切れ端を、ご満悦の表情でもぐもぐしていた。 コテツに見せつけるように食べるのは、ちょっとしたお茶目のつもり]
(86) 2015/08/01(Sat) 20時半頃
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/* >>81 結構買われる店長のエサwwwwww ああでも1ホールは客用か
いいなケーキ食べたくなってきた
(-31) 2015/08/01(Sat) 20時半頃
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[トワイライトは、夜の住人のみに限らず。人とのコミュニケーションに難のある者達のオアシスでもあるらしい。 一方このブローリンは、]
ッキキ♪
[街路樹の枝に尻尾でぶらさがること数秒。 ぽーんと勢いをつけて、飛びついた。丁度そこを通りかかる知り合いに>>85]
チィチィ、きゃっ♡
[彼の飲んでいたコーヒーが無事だったかはさておき。このブローリン、どちらかといえばコミュニケーション過多。 傍目にも目立ち過ぎる猿は元気よくしがみついて、手にした荷物に興味津々匂いを嗅いでいる。
男の姿の方はといえば、樹の幹に背中を預けたままぼんやりと、そちらへ顔を向けた]
…トレイル
(87) 2015/08/01(Sat) 20時半頃
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/* ぶろーりんかわいすぎるな????
あと、ぜんいんきたね!はいな!
(-32) 2015/08/01(Sat) 20時半頃
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/* ぶろーりんかわいすぎるだ だ〜
(-33) 2015/08/01(Sat) 20時半頃
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今日はまた、日が眩しいな
[世間話のような内容を、ぽつぽつと。 人のふりをしている昼と夜とでは印象も変わろうが。彼はこちらを常連と覚えているようだ]
トワイライトに…用が
[あるんだけど、と語りながら。 少し困ったように首を傾ぐ男を尻目、猿の方は漂う柑橘系の香りに上機嫌。 ぎゅっと背中に懐いて、タルトを探し当てようとトレイルの抱える袋に片手を突っ込んでいる]
(88) 2015/08/01(Sat) 20時半頃
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/* ぶろーりんかわいすぎか
(-34) 2015/08/01(Sat) 20時半頃
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[からん。 鳴いたベルに視線をやれば、来店したのは店員その2。>>76 先のメールの送信相手は彼では無かった>>74ものの、彼に対しての期待が薄いとかそういう訳でも無く。ただ単にそろそろトレイルの活動時間が近いかな?という、ただそれだけの理由。 天邪鬼の彼は、昼のプライベートが忙しい時もあるし。
どうやら菓子の品切れは店員その1>>86が伝えてくれたようで、更にコミュニケーションの苦手な彼の為にと、メモ帳を渡しているのを遠目に確認。 まったく、よく出来た店員である。 これだから自分は仕事をしなくて済むのだありがたい。
もし彼が顔を上げカウンターの内側を見てくれたのなら、視界に飛び込んでくる風景は、店長のいつもと同じ緩い笑顔。 …と、ケイ店員と同じようにケーキを齧る姿。]
(89) 2015/08/01(Sat) 20時半頃
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/* こてっちゃんにケーキ見せつけまくる姿勢
(-35) 2015/08/01(Sat) 20時半頃
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[水のグラス>>86をつかまえる。胸の中渦巻く濁りを払うみたいに呷った。 ボールペンとメモ。正確なコミュニケーション用のそれに続けて手を伸ばしたところで、在庫状況を知らされる。]
あ? ……先に言えよ。
[見せつけられるよう消えていく最後の一切れ。しねばかくそやろう、は感情のまま口に出すと大変微笑ましいフレーズになるので飲み込んだ。 代わりに、置いていかれたメモ用紙へ「紅茶」と「ケイの命」と書き記した。 反語の存在しない名詞や単語単品でのやり取りならそれほど不自由しないので、このメモが本当に事故を防いだことはあまりないのだが、こういう時には役に立つ。]
(90) 2015/08/01(Sat) 21時頃
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/* 店長好きになりそうでつらい もっと言えば好きになれるからつらい
(-36) 2015/08/01(Sat) 21時頃
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["夜"の住人の"昼"の顔は、知っている者と知らない者、 違いがある者とそうでない者がいる。
この、動物園の檻の中にいればアイドルになれそうな猿は。 どの部類に入るだろうか。]
っわ、あっぶね、……よう、元気そうだな
[人懐っこく飛び込んでくる様に、 慌ててカップを持っている方の身体をのけ反らせる。 結果、しがみつくのに丁度いい形になってしまった。
暑苦しい、と顔を歪めても目元に微笑ましさが滲むのは、 こういう毛むくじゃらと獣臭さには愛着があるから。 ――それこそ、人間の体温や香水よりずっと、落ち着く。]
(91) 2015/08/01(Sat) 21時頃
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/* ケーキが食べたいなんてそんなことはないんだ。ほんとだよ。 食べたがってるのは中身だよ
(-37) 2015/08/01(Sat) 21時頃
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/* 16連射する猿wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
猿だけ単独行動出来る事を考えるとほぼリアルbotというか ずっとログインできるよね…
(-38) 2015/08/01(Sat) 21時頃
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