238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜
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― 高井山の麓・龍山流道場 ― [がらり、と玄関が明く。20余名の弟子と、師範代……である俺は一斉に稽古を止め、そちらに注目する。]
え……また来たの?
[俺はうんざりした顔で玄関を見た。 いつもの道場破りだった。彼は、俺との勝負をする為だけに、毎週のようにやってくる。この間なんて、3日連続で来たくらいだ。 これは、アレか。俺の事が好きなのか。 生憎そんなムキムキな奴に抱かれたくは無いのだが。]
ったく……
[冗談はさておき。 龍山流の力、それに加えて聖痕の力を持つ男、龍山 快流。その力を狙って、度々襲撃される事がある。こうも多いと、最早嫌がらせだ。 さて、どうするか。こういう時には]
(64) 2015/09/10(Thu) 13時頃
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三十六計、逃げるにしかず!!
[トンズラ一択だ。]
皆、修行は欠かすなよ! そんじゃ!!
[とりあえず、街に出てしまえば――!**]
(65) 2015/09/10(Thu) 13時頃
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/* (また鳥類が増えるんだぜwwwwwwという顔)
(-37) 2015/09/10(Thu) 13時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2015/09/10(Thu) 13時頃
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― 神宿―
[神宿の片隅。]
…やんちゃな事だ。
[銃声>>2はここまで聞こえない。 だが、聞こえた、銃創の匂いすら伝わるよう。
閉じていた目を開けて、ふ、と力を抜けば。 それまで目視されていなかった赤い糸がしゅるり、と体内へと戻っていく。 目視できていなかったのではない、あまりに細く長く伸びていたから目には見えていなかったそれは。
指先をかり、と噛めばじわりと血が滲む。 赤い、赫い血が滲んでしゅるりと伸びていく。 幾本も伸びたそれはまるで蜘蛛の巣のように張り巡らされていく。]
(66) 2015/09/10(Thu) 13時頃
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[ぴくり、と眉が動いた。 張り巡らされた赫い糸が黒猫を感知したから>>@3]
幸運の、なるほど。 でも、あれは。
[糸へと意識を集中して黒猫の様子を覗う。 あれは、きっと。]
その、幸運で逃げられるとでも。 ああ、早く逃げておいで。 そうしなければ、
[この世界に捕らわれる**]
(67) 2015/09/10(Thu) 13時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/09/10(Thu) 13時頃
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/* さて、入村しようかと思って村ログ見たら初っ端から意味が分からなくてどうしようってアカウントがこちらの。
いやぁ、皆すごいね。
(-38) 2015/09/10(Thu) 13時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/09/10(Thu) 13時頃
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ひなちゃんてば、顰めっ面も相変わらずなのね。 ダメよ、せっかく可愛いんですもの。そんな顔しちゃ。
[訂正を聞いているのかいないのか。 おっとりした笑みそのままに軽いお叱り。 少女の態度が、名前だけではないとは知らない。 そんな暗黒物質を作ったことすら忘れているからだ。
さすがに、今は料理の腕は改善はされているが。]
(68) 2015/09/10(Thu) 13時頃
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/* ところでおまかせ希望してるけど赤飛んでこないよな? 普通に聖痕でいいんだけど。 まあ村側役職ならどれでもいい。
(-39) 2015/09/10(Thu) 13時半頃
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いっぱいあるって見た目だけでも、幸せだと思いません?
[そんな会話をしているうちに、出てきただろうか。 全部乗せクレープを貰い、料金を払いながらふふふと笑い声を立てる。]
トッピングというは、つける為にあるんですよ。
[どこか得意げにそう言い、アイスを口に運ぶ。 おいしい。**]
(69) 2015/09/10(Thu) 13時半頃
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[幼い頃母様がね、言ってたの。 門を護ることが使命だって。 それが十二の聖痕を抱く者の義務って。
でも、門って何だろう? 当時の私には、分からなかったの――……]
(70) 2015/09/10(Thu) 16時半頃
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― 神宿 ―
[空を駆ける鳥>>11と男。その姿を見ていたのなら、 きっと感嘆の声をあげていただろうが此処は神宿。 一介の女子高生としてぶらぶらと街を歩いていれば、 携帯電話のCALLING音。]
……もしも……あ、龍山の。
[電話の主は龍山道場のお弟子さん。 お話を聞けば何でも、 師範代がまた道場破りから雲隠れの為に脱走した様で。]
カイちゃんまた脱走したの?んー、わかりました。 見つけたらちゃーんと伝えておきます。 お弟子さんたちが心配してたよ、って。 はい、はい。任せといてくださいね。
[ぷちりと通話を切れば、くすくすと。 その情景を思い浮かべて私は笑う。]
(71) 2015/09/10(Thu) 16時半頃
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[母親同士の交流があってのご縁。 幼い頃はよく母に連れられ高井山の麓に遊びに行っていた。
あの頃から元気だった幼馴染の少年は、師範代となって。 ――体術を鍛えている傍ら、 毎度のことながら道場破りに目をつけられているらしい。
感情が高ぶれば背中から生える真白の翼、 幼馴染と同じく一二の聖なる痣を持つと言われる家の、 最後の生き残りの私。
普通の人とはちょっとだけ違うけど。 でも普通の人とおんなじだよ?私。 怒るし、笑うし、痛かったら泣いちゃうもん。
お弟子さんにはちゃんと伝えとくって言ったけど。 私はカイちゃんに注意して連れ戻す、なんて事は考えない。 だってたまには。逃げ出したくなる時だってあるじゃない。 ニンゲンだもの。]
(72) 2015/09/10(Thu) 17時頃
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カイちゃん、今何処にいるんだろ。 ……久々に会いたいな。
[そんなことを呟き、街を歩いてふらふらと。 今日は何をしようかな。 いつも一緒にいてくれるシマエナガをちょこんと肩に留まらせ。 私は今日も、のんびり街を歩くのです。*]
(73) 2015/09/10(Thu) 17時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2015/09/10(Thu) 17時頃
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/* うまった?うまった! おめでとうございますエフさんまた少年少女の中におっさん一人ですよ!!!!!!!!!!!くっそwwwwwww居づらいwwwwwwwwwwwwww でもこうなるって薄々知ってたっwwwwwwwwwwwwww
(-40) 2015/09/10(Thu) 17時頃
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/* しまえながもふもふーんヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。
(-41) 2015/09/10(Thu) 17時頃
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/* アイリスメモ覗いたら、どうやら君もてんしっぽいでのかな?? つばさもちがどんどんふえて胸が熱くなるな…
(-42) 2015/09/10(Thu) 17時頃
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―高井山の麓→街―
はっ、はっ、はっ、はっ――。
[高井山を走って下山する。何、アイツに比べて足は速いし、スタミナも有る。羽根を使うまでも無いだろう。 偶にはその挑戦を受けるのも悪くないかもしれないが、俺はアイツの挑戦は受けない。弟子の一人からも面白いから受けろ、とか言われてはいたけれど。 でも、それはやらない。何故かって?
――俺の『勝利』は分かりきってる。
そう、あんな破落戸じゃ、相手にならないんだよなぁ。 ……こんなことを知ったら。 俺と同じく聖なる痕のあるあの少女は、何と思うだろうか。傲りが過ぎると言われたりして。]
(74) 2015/09/10(Thu) 17時半頃
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[いつのまにか、街に着いていて。 走っている時に感じる、違和感。 その方を見ると、その正体はすぐに理解った。
嗚呼、カムイかぁ。>>26
俺と同じ12柱の一角で、白鴉を従える男。 以前も、彼がこんな銃撃戦を繰り広げているところを、見た事がある。初めて見た時は、驚きのあまり彼を止めようとした事もあったが、彼は彼で楽しんでやっているのを知って、それ以来止める事は無くなった、のだが。
――全く、自由だねぇ。
様々な柵に囚われる俺としては、彼が少しだけ羨ましい。 女性に迷惑を掛ける点は除いて、だが。]
(75) 2015/09/10(Thu) 17時半頃
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って、うわわっ! す、すみません!
[考え事をしながら走っていたら、危うく人にぶつかりそうになった。すんでの所で回避する。 いかんな、不注意だった。 衝突はしなかったものの、驚かせてしまったかもしれない。師範代として、それは失態だぞ、と改めてぶつかりそうになった少女を見る。その肩には、見た事のある鳥がいた。
――鳥?
もしかして、とその人物の顔を見ると。 俺のよく知っている幼馴染みだった。]
うぉ、菖蒲ッ!?
[必要以上に驚いていた**]
(76) 2015/09/10(Thu) 17時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2015/09/10(Thu) 17時半頃
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/* 別に 天使とかなんとかいてもいいかもね というだけなので全員がそうある必要はまったくないのになんだこの天使率は みんなそんなに羽生やしたいか 広いブルースカイ見上げていると勇気が湧くのか
(-43) 2015/09/10(Thu) 17時半頃
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/* おおー、揃ってる。 というか羽根つき多いな。
ボクは聖痕持ちじゃないし羽はつかないぞ。
(-44) 2015/09/10(Thu) 17時半頃
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/* しかし埋まるもんだなぁ コメダで打ち合わせ?したときは まぁ来なかったら少数開催で残りの足らなかった人数は適当に殺すかーはははー みたいな事言ってたのに
(-45) 2015/09/10(Thu) 17時半頃
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きゃっ!?
[今日は何しよっかな。 そう思いながら街を歩いていれば、人とぶつかりそうになる>>76 でも、相手の運動神経が良かったおかげか、 おでこ同士でごっつんこは回避されて。]
いえ、私も気も漫ろだったし。 大丈夫ですから……
[そう言いかけた時。肩のシマエナガがちゅん!って鳴く。 とっても嬉しそうに鳴くその鳥の声。 この子がそんな風に鳴く存在、私以外に一人しか知らない。 顔をあげれば、漆黒の瞳と髪を持つ、 幼馴染がまじまじと私の顔を見上げていた。]
(77) 2015/09/10(Thu) 17時半頃
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あ、カイちゃんっ! [ぱぁと顔を明るくし。背から生えるのは白の翼。 あいたかったぁと大喜びで、 未だ驚く彼の手をぎゅっと握ろうとしたけれど、 どうだったかしら。]
カイちゃん、お弟子さんから電話があったよ。 また逃げ出したーって。
……でもさ、私。 たまーにはカイちゃんも休んでもいいと思うんだ。 だからさ、せっかく街に来たんなら。 一緒に何処かお出かけしない?
[そう一気に捲し立てたその後に。 私は幼馴染にこてんって、首を傾げて尋ねてみた。*]
(78) 2015/09/10(Thu) 18時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2015/09/10(Thu) 18時頃
エフは、ここまで読んだ。
2015/09/10(Thu) 18時半頃
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[くん、と能力のせいで常人より効く鼻腔を擽るのは手元から漂う甘い香りと――それを打ち消すような酷い臭い>>46。 それに混じる煙草と、そして僅かながらに残る ”仕事”の香りで犯人が知り合いであることに気づくと、 ふう、と小さくため息をついた]
どうせアタシが言っても、また聞きはしないんだろうなあ。
[以前詰め寄ったときの聞く耳など全く持たない対応を思い出して、 浮かない顔で弧を描くチョコレートをまた一口。
しかし、効きすぎる鼻に嫌でも届くそれを放置することはできず。 暫しの逡巡ののち、手元の甘い香りを風に乗せて発生源である男の元へ送ることで中和できないかと考え、試みた。 風に乗せるのは、香りとメッセージ]
ふーみかチャーン。 お仕事後はシャワー浴びてよねぇ。マジ、公害だからぁ。
[そんな小言を携えた甘い風を、相手の元へ送り出そうか]
(79) 2015/09/10(Thu) 18時半頃
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―渋矢→―
[とりあえずはこれで懸念もなくなった。 そう判断した女は忠犬の前に立つと、輪っかの詰まった箱を庇うように頭に乗せて、ふわりと人の海にダイブする。
駅の改札へと吸い込まれる波に乗って向かうのは、神宿駅。]
(80) 2015/09/10(Thu) 19時頃
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/* そして今更 又従姉 を検索したなど はとこか 割と遠いな
(-46) 2015/09/10(Thu) 19時頃
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―改装中ビル屋上―
[ひゅぅと吹き抜ける風に赤いコートがはためく。]
ああ、こりゃ呪詛だわ。
[度のない眼鏡越し。 ビル全体に絡みつくような黒い影が視える。
事故に不審火と不幸が続き、現在改装中のビルオーナーからの御払いの依頼。 それらが偶然であれば悪い気の流れを変えればいいだけだったが、人の手が介在しているとなると少々面倒だ。
強力な治癒、浄化の力を受け継いだ当主《弟》ならば、容易く穏便に呪詛を祓えただろうが、生憎代理《兄》の方はもっと攻撃的だ。]
(81) 2015/09/10(Thu) 19時頃
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